木曽福島駅から  
       城山(児野山)〜福島城址

            2023年4月22日  (長野県木曽町)   

    周辺地図はこちら  地理院地図はこちら(黒い十字のある所が「城山」)
    コース図はこちら (木曽森林管理署 城山史跡の森倶楽部」作成の地図をお借りしました

      
@A・・・は、全員集合場所を地図に示した番号のことです。


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

多治見駅6:00発ー中津川駅6:39〜6:43ー木曽福島駅7:42着

↑ 車内からの景色(十二兼駅付近)
今日は天気が良さそう〜
新緑がいいねえ・・・

木曽福島駅前で全員が集まるのを待つ

今日の参加者22名

 
 行人橋まではゆるやかに下る

 
 行人橋を渡って、道路を横断すると登山口になる ↓
7:58〜8:15
 
 ここから山道に入る

 
 この標識に従って、笹で隠れそうな細い道を進む

 
 いよいよ登りが始まる

 
 ジュウニヒトエ:シソ科
すぐ、白花の
ジュウニヒトエに出合った
花壇でよく見かけるそっくりさんは、紫色の「
アジュガ

 
 登山口に近いのに、帰途、この辺りで猿に出会った

 
 ここから段差の高い階段になる

   
フイリシハイスミレか?フイリフモトスミレか?:スミレ科
葉の裏をしっかり見てくれば、シハイか?フモトか?が
分かったかも・・・(葉の裏が紫色ならシハイフモトスミレ

 
 登ったと思ったら、今度は急な下りで沢に降りた
そしてまた、登る

   
 エイザンスミレ:スミレ科
葉が深く切れ込んでいるのが特徴
白花とピンク花があった
花が大きいので良く目立つ
図鑑で調べると『いい匂いがする』そうで
『ニオイスミレという名前もある』とか
残念! 嗅いでこなかった・・・

   
 タチツボスミレ:スミレ科
これは、多治見でもよく見られる
どこにでもある
スミレ
が、大きな花だった

   
 ミヤマハコベ(?):ナデシコ科
ミヤマハコベ
には『萼や花柄に毛がある』らしいが、
見えないし、花びらの先端が丸い
ミヤマハコベではないかも・・・?

   
 ヒゲネワチガイソウ(?):ナデシコ科
ナデシコ科はそっくりさんが多い
ワチガイソウは、常に花びらが5枚
ヒゲネワチガイソウは、花びらが5〜7枚
ワダソウは、花びらの先にくぼみがある』
の説明から、ヒゲネワチガイソウとしたがどうだろう?

 
   
 ニッコウネコノメソウかな?:ユキノシタ科
ネコノメソウ
の仲間もいっぱいあって、
同定が難しい

ネットからお借りしてきた ↓
ネコノメソウの仲間(完全編)

 
 沢を渡って向こう岸へ

   
 ヤマエンゴサク:ケシ科
なんてきれいな薄青〜
この仲間の花の作りは難しく、
説明しづらいのが特徴

 
   
 フタバアオイ:ウマノスズクサ科
上 葉が茂っていると、花は見えにくい
下 花は地面から少し離れた所に、
下向きにつく

花びらのように見える赤い部分は、『萼』だって

                        
   
2022/5/15撮影
 ラショウモンカズラ:シソ科
左 まだつぼみの状態だった
右 咲くとこんな感じ(比較のため借りてきた)

 
 全員集合場所Bの権現滝休憩所に着いた 9:06

 
 ↑ 滝の正面からパチリ
 
 全員集合写真
(途中でトラブルがあったので、2人欠員 20名)

 
 さあ、次の全員集合場所の、
城山と福島城址との分岐点へむけて出発〜 9:10

 
 滝壺の近くまで行ったら右折して
ジグザグが始まる

   
 ヒトリシズカ:センリョウ科
おや、これは立派な株だこと!

 
 滝のしぶきがかかる所まで近づける
今日は水量も多め

 
 帰りの道との合流点
帰りは右側から
行きは左へ

 
 涼しい風が吹いてくる〜

   
 キランソウ:シソ科
今はまだ、皆小型

   
 トウゴクミツバツツジ:ツツジ科
雌しべの根元にブツブツがある (右 雌しべの拡大画像)

   
 
 ハシリドコロ:ナス科
この辺りから、花が咲いている株にたくさん出会った

   
 ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)
:シュロソウ科

この花、先回(2022/5/15)には出会えなかった花
やっぱり、早いと会えるんだね

 
   
 ヒゲネワチガイソウ(?):ナデシコ科
花びらが6〜7枚だから、
ヒゲネにしようかな?
葯が赤茶色は、咲いたばかり
段々黒くなっていくようだ

 
 こんな太い木が倒れていた!
通れるように、ちゃんと枝が払ってあった
木曽町さん、有難う〜

 
 
 コガネネコノメ:ユキノシタ科
四角い箱がいくつも並んでいるように見える
面白い形の花
 
花の拡大 ↓ 黄色い部分は、花びらではなく、『萼』だって
 
   
 ↑ お弁当箱にも見える

 
   
 タチネコノメソウか?ツルネコノメソウか?
:ユキノシタ科

この二つのそっくりさんの違いは、
『花期に根生葉(こんせいよう)があるか(
タチ)、
無いか(
ツル)』だって
そこまでしっかり見てこなかった・・・

 
 沢沿いは花が多いので嬉しい
右も左も面白い花でいっぱい

 
 ここが全員集合場所 9:50
左へ行くと児野山三角点
右へ行くと「福島城址」
全員が揃ったところで出発

 
 沢を離れてからも、
大きなジグザグで稜線を目指す

 
 前の方で人が集まっている
何だろうと思ったら、
ヤマシャクヤクのつぼみだった ↓
 
 ヤマシャクヤク:ボタン科
園芸種の
シャクヤクに引けを取らない
花の大きさ・豪華さなのだが
あいにくまだ固いつぼみだった

咲くとこんな感じ ↓
 
2022/5/15撮影
 
2013/5/17撮影
↑ 参考のため借りてきた

 
 まだまだジグザグは続く
 
 稜線が見えてきた

 
 やっと稜線に出た 10:23
↓ 昨年は、「児野山三角点」の表示板が立っていたが
今年は倒れて裏返しになっていた ↑ 
 
 稜線へ出たら、あと少しで三角点

     
 山頂に着いた 10:30着
右 三角点の他には、小さな手書きの木の札が
樹に打ち付けてあるだけ(樹が痛そう〜) 
寂しい山頂だった・・・

簡単に行動食を食べて
御岳を見に行ったが、 木の隙間から見えるだけなので
上手く撮れなかった・・・

↓ 去年はこんな感じだった
 

引き返す時に、この花のつぼみに出会った ↓
 
 
 ウスギヨウラク:ツツジ科
まだ固いつぼみだった
先回出会ったピンク色の
ギンリョウソウには会えなかった・・・

 
 早く着いたら、
飲んだり食べたりしていていいことになっている

14:00の電車にはどうしても乗りたいので
ゆっくりできない
 
その場にいた人達だけで
パパッと写真を撮って、早々に出発! 10:55発

 
 来た道をさっきの分岐まで戻る
大きなジグザグを描くように緩〜く下る

 
 種になったセリバオウレンと、
ハシリドコロくらい

 
 分岐に着いた 全員集合場所のE
ここを直進 11:27

   
 ウスギヨウラク:ツツジ科
山頂では固いつぼみだったが、
ここまで下ってきたら花が咲いていた

 
 次の全員集合場所は、Fの福島城址
「たらたら道」歩きになった

   
 フイリシハイか?フイリフモトか?:スミレ科
大株だった
   
 フイリシハイか?フイリフモトか?:スミレ科
これは白花系

 
 カタクリ保護域
まだ花が咲いていた
多治見では、もうとうに、花が終わり種になっている

 
   
 ハウチワカエデ:ムクロジ科
小さな赤い花が咲いていた
何だろうと引き寄せて見てみると
葉っぱがカエデの形で、深紅の花だった

紅葉ヶ丘から権現滝へ行く途中にも
左側に咲いていた

 
 福島城址本丸跡に着いた 12:05

 
  ここでもゆっくりできないで、早々に出発
その前に、山頂で全員集合写真が撮れていなかったので
この本丸跡でパチリ
みんな、大きな声で何を言ったのかなあ…
(自分の今の気持ちを大きな声で言うことにしている)
まだ遠慮がちな声だった

 
 今日は、二の丸・三の丸はパス
ショートカットで「空堀」を下って、
紅葉ヶ丘を目指した 12:22

 
 タチツボスミレ:スミレ科

   
 エイザンスミレ:スミレ科
大きな花でピンク系
固まって咲いていた

   
エイザンスミレ:スミレ科
こちらも大きな花で白系
ピンク系の横に、固まって咲いていた

 
 左手の木の隙間から白い山が見えてきた
中央アルプスとは分かるがはっきりしない・・・

 
 もう少し下ると林道に出た

トイレもあるにはあるが、
お勧めできないトイレである
使った人に聞くと、真っ暗だった・・・と

右へ行くと権現滝
左へ行くと大回りで町へ下りられる

左の方へ行った人たちから、
「山がきれいに見える」と聞いたので
行って見ると、
邪魔な木もなくすっきりと山が見えた!

「きれいに山が見えるよ〜」
と、見てない人を誘うと・・・
 
 引き返してきたグループがいた
見る価値はあったね! 
さあ、行きましょう〜 12:45

   
 ニリンソウ:キンポウゲ科
足元に、ここだけ・これっきりの
ニリンソウ
見落とした人はいないかと思って、
ニリンソウ見た?」と声を掛けたら
1人引き返してきた

   
 フデリンドウ:リンドウ科
右にも左にも踏んでしまいそうなところにも
い〜ぱい咲いていた!

「気持ち速足で歩いて〜」とか、
「駅まで行っていいよう〜」とか、
時計を見ながら急かしてしまった

 
 この岩を過ぎると権現滝は近い
林道はここまでで、ここから山道の下りになる

 
 全員集合のBHが見えた
が、時間に急かされているので、スルー
これでぐるりと回って来たことになる

 
 滝の真下を通って・・・ 13:10
 
 事故は下りに起きるから、
「下りに事故・下りに事故と
おまじないをとなえて」・・・と注意喚起!

         
 ヒトリシズカ:センリョウ科
こんなに立派で大きな
ヒトリシズカ
撮ってあげなくちゃ・・・

 
 休憩所前の、ぽっかり穴が開いても立っている
「根性大トチノキ」前も素通りして・・・ 13:12
 
 「行人橋まであと400m地点」通過 13:30
なんとか発車までに間に合いそう〜

歩いていると、ギャッギャッと妙な声
何だろうと思っていたらなんと猿が数匹!
よく太った大柄な猿だった
追いかける猿と逃げる猿!
ケンカ?

人間なんて眼の端にも入っていないようなので
ストックを打ち鳴らして人間がいることを知らせた
ほんの1〜2m先を走って行った

こんな登山口に近い所で?
こんな町のすぐそばで?
 
 登山口に着いた 13:44
先に下りたグループが待っていてくれた
ありがとう〜
「駅まで行って〜」と声を掛けた

ここから約10分で駅に着くはず
トイレへも行く余裕がありそうでホッとした〜
・・・・・・・・・・・・・・・・

22名のうち、途中で別れた2人と
同じ列車になったので、良かった良かった!

・・・・・・・・・・・・・
 行動時間 約6時間
歩いた距離  約17km  (ヘルスケア)
歩数 約2万4000歩  (ヘルスケア)


 Walking2023のページに戻る