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『 』内は、図鑑やネット検索からの引用です
7・8月は、暑さに負けてWalkingの習慣をサボっていた 体力維持や、足の筋肉作りのために、 「行かなくちゃ・・・」と思うのだが、 これといった花も咲いていない、暑いだけの山へ行く気になれない 涼しいうちに出かけたとしても、30分や1時間ではもの足りない 3〜4時間歩いてくれば、太陽が出てじりじりと照らされる そんなこんなで、考え付いたことは、 標高が高く、電車で行けて、花もそこそこ咲いてる 「鳥居峠」へ行こうと、朝、急に思いついて出発〜 多治見駅、6:00発に乗れば、8:00に薮原駅に着く そこから鳥居峠を越えて奈良井へ・・・と いつものコース |
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7:12 野尻駅辺りの朝もや ↑↓ 辺り一面真っ白の時もあったが、だんだん薄くなって 上空は青空がのぞき始めた 今日も暑くなるのだろうか・・・と不安になったが 1200m近い山なので、多治見よりは絶対涼しいはず・・・と期待した |
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もわ〜っと漂っている朝もや 時間が過ぎるにつれ、だんだん無くなっていった |
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8:00 薮原駅に着くと同時に、朝の音楽が聞こえてきた ぴったり2時間かかった いつもきれいに整えてあるトイレをお借りしてから、出発 列車から降りたのは、私だけ 町の中を歩いているのも、私だけ 朝が早いので、日陰が多く、 車道歩きも涼しかった |
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ツリバナ:ニシキギ科 いつもの場所にたくさんぶら下がっていた まだ開いていないものの方が多かった |
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イチイ:イチイ科 いつもの場所で 実の数は数える程で少なかった |
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5月に訪れた時も工事中の看板があったが 土曜日とあって工事はお休みだったようで、 車の通行はゼロ 今日は平日なので、遠くからエンジン音が聞こえてきた |
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ノコンギクか?ヨメナか?:キク科 葉っぱを触って、ざらざらならノコンギク ツルツルならヨメナ・・・と覚えたが、 きれいな青色に目を奪われ、触ってこなかった・・・ |
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いつも歩く林道横に、歩行者用の通路ができていた 大型車に出会わないよう、この細い道を歩いた ひんやりした木陰で快適〜 しかし、日陰過ぎて花が少ない いつも見慣れている、林道沿いに咲く花が見られなくて 心残りだった |
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ナンバンハコベ:ナデシコ科 麓では花だったが、峠付近は実になっていた |
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歩行者用通路は踏み固められて、歩きやすくなっていた |
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ツリフネソウ:ツリフネソウ科 黄色花は少なく、この赤紫色の方が多かった |
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ここから石畳が始まる 8:47 この先、右へ行く林道は通行止め |
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ノブキ:キク科-1 今日一番多かった花 特に、この石畳周辺に多い ↑↓ 『まわりは雌花、中心部は両性花があり、両性花は結実しない』・・・と 両性花の粒々した花も面白いし 周りにある雌花(粘つく突起がたくさんあって、くっつきやすくなっている)も面白い |
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ノブキ:キク科-2 ↑ 白花もあった |
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オトコエシ(男郎花):オミナエシ科 オミナエシは、「女郎花」と書き、黄色い優しげな花だが、 この花は、がっしりしている だから「男?」 左 全体の様子 右 花の拡大 |
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アブラチャン:クスノキ科 丸い実がた〜くさん 『実や樹皮などに油が多く、昔、油を搾って灯り用に使った』とか |
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キツリフネ:ツリフネソウ科 こちらの方が、赤紫花より早く咲くようである だから、今の時期、花が少ないんだね |
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ミゾソバ(ウシノヒタイ):タデ科 茎には、小さなとげがずらりと並んでいる |
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フシグロセンノウ:ナデシコ科 鮮やかな朱色で大きい花なので 遠くからでもよく目立つ |
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キバナアキギリ:シソ科 花の長さは、3〜4cmほどで大きい |
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ここでさっきの林道と合流 9:02 熊除けの鐘を鳴らしてから、山の中へ |
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イチヤクソウの仲間:ツツジ科 遊歩道(登山道)の左右の草刈りがしてあるので この辺りにあるはず・・・の、お目当ての花が無くなっていた このイチヤクソウの株も刈り取られてしまい 残ったのはちょっぴり・・・ 確かに歩きやすくはなるが、 花めあての私にとっては、がっかりが大きい! 左 全体の様子 右 若い実の様子 |
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オヤマボクチ:キク科 背が高く目立つので、刈り取られなかったかも? |
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ここから左折して「測候所跡」へ登る 9:25 本道ではないこちらの道も刈られていた・・・ |
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森林測候所跡の広場 9:35 テーブルや椅子がある休憩適地 |
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広場横には休憩所 ↑ その左横にはトイレもある |
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ミヤマママコナ:ハマウツボ科 広場から丸山公園へ行く道の両側には この花の群生があったが、 今日はちょっぴり ここも刈り取られてしまったよう・・・ ツリフネソウの群生も跡かたなし |
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芭蕉の句碑や石碑などがある広場も 9:42 きれいに草刈りがしてあった・・・ |
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御岳手洗水鉢 この付近にあった花も姿なし |
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御岳展望台 9:50 御岳は、あの白い雲の辺りにあるはず この付近のミヤマママコナの群生は、健在だった |
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御岳神社 |
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キケマン:ケシ科 この花は刈り取られず、健在でたくさん残っていた |
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キンミズヒキ:バラ科 紅白のミズヒキは、タデ科 これはミズヒキと名前が付いているが、バラ科 実はくっつき虫 |
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ヤマアジサイ:アジサイ科 白っぽい装飾花 |
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左 「鳥居峠のトチノキ群」の碑 右 そのそばにある「子産みの栃」 |
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トチの実 コンという音がした なんだろうと思ったら、トチの実の落ちる音だった 足元には、大きな実がゴロゴロ こんな大きな実が頭に当たったら痛いだろうなあ・・・ |
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シロモジ:クスノキ科 アブラチャンそっくりの実だが、やや小さい 葉っぱの形が違う |
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林道に出た 10:08 |
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カワミドリ:シソ科 川の傍に咲く花ではないのに、何故「カワ」が付くのだろう? |
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ゲンノショウコ:フウロソウ科 1m程の高さにもなる株があちこちにあった |
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キツリフネ:ツリフネソウ科 数少ない黄色花 |
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「鳥居峠1197m」 「木曽川・水の始発駅」とは、 分水嶺ってこと? 10:18 |
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セリ科の花 左 全体の様子 右 花の拡大 |
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峠の茶屋 10:24 |
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タマアジサイ:アジサイ科 この花も刈り取られてほとんど残っていなかった |
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左 ここから林道と分かれて山道への分岐 10:27 新しく熊除け鐘が付けられた 右 そのそばにある大きなトチノキ 間近で見ることができる大きなトチノキは、 ここでオシマイ・・・ |
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フシグロセンノウ:ナデシコ科 鳥居峠を過ぎると、この花が多くなる こちらも草刈りが進んでいて あるべきところにある花の姿が無かった・・・ |
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ウリノキ:ミズキ科 大きな葉っぱが特徴 その葉っぱの下に実がなっているので、 持ち上げないと実が見えない |
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ダンコウバイかな?:クスノキ科 ダンコウバイの実に似ているが、葉っぱが違う よく見かける葉っぱは、三つに裂けているが、 『ハート形の葉っぱもある』と じゃあ、これはそのハート形の葉っぱだろうか? |
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マタタビ:マタタビ科 3〜4cm程の大きさだった、 |
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ナンバンハコベ:ナデシコ科 昨年9/5に来ているが、まだつやつやした実がなっていた 今年の暑さで開花が早くなったせいか、 お疲れモードの実が多かった |
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ゴマナかな?:キク科 |
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クサアジサイかな?:アジサイ科 緑っぽい装飾花 |
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ここで石畳は終わって、車道になる 11:27 後ろから続々ガイジンさんグループ 今日、日本人に出会ったのは2人だけ 外人さんは、30人程 こんなに多いのは初めて |
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ネナシカズラ:ネナシカズラ科 車道脇の木に絡みついていた |
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ハギ:マメ科 車道脇に咲いていた |
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ハッカの仲間:シソ科 狭い急な道は草刈り機が入らないためか 良く育っていた |
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ツルニンジン:キキョウ科 なぜ「ニンジン」という名前が付くのか不思議だったが 『根が朝鮮人参に似ているから』だって |
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キチョウ 鮮やかな黄色だったので、目を惹いた |
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イチイ:イチイ科 奈良井の宿の、線路に近い家の垣根に いっぱいなっていた 『雌雄異株』だそうで、雌木が多かったのだろうか?? |
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ガガイモ:キョウチクトウ科 線路わきのフェンスに絡みついていた 6〜8cm程の大きさ プッチンとちぎる時、うまく取らないと 白い汁が出てきて粘つく |
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↑ 中の種が面白い形 乾燥するまでこのままにしておく |
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奈良井発 13:32発に乗車 草刈りの後だったので、花が少なく ゆっくり歩いても、 撮影のために立ち止まる回数が少なかったせいか 12時前には奈良井の宿に着いてしまった 中央線の「普通」は本数が少なく、 13:32の前は11:26発 それではあまりにもせわしい 暑さを逃れて遠くまで来た甲斐はあった 風が涼しく、山の中では肌寒いほどだった ・・・・・・・・・ 歩いた距離 約11km 歩数 約1万7800歩 行動時間 約4時間 |