ワイルドフラワーに会いに |
西オーストラリア |
(マーガレットリバー・パース・ジェラルトン・デンハム・カルバリー) |
2007年9月22日(土)〜10月1日(月) |
ワイルドフラワー | 鳥・動物 | 立ち寄ったところ |
ホテルとその周辺 | 食事 | あれこれ |
〜西オーストラリア 旅のあれこれ〜 |
出発まで | ||||||
行き先 日程 ツアー会社 旅行費用 |
今年の南半球(日本が冬のときあちらは夏)、夏山と夏の花はどこへ行こうかと考え始めたのが8月の終わり。 又、ニュージーランド(今度は北島へ)はどうかなと考えたりしていた。 てっきり、12月〜1月が夏山・夏の花だと思っていたところ、オーストラリアのワイルドフラワーに限っては 春(9月〜10月)がきれい!!・・・だとネット情報で分かった。 あわてて、ワイルドフラワーを見に行くツアーを探し始めたのが9月6日。ほとんどが締め切ったあと。 ユーラシア旅行社だけは、飛行機のチケットとホテルの予約が取れればOKとのこと。 しかし、ギリギリ出発1週間前にならないとわからないという切羽詰った話だった。 それなら・・・と現地のツアー会社に直接申し込んで、チケットはいつものJSTで頼んで・・・と動き始めた。 現地のワイルドフラワーツアーを探していたところ、パースを起点にした『3泊4日のワイルドフラワーツアー』が目に留まった。 ホテルもパース市内で格安のところを探し予約を取るばかりのところまで進んでいたところ、出発10日前に 「やはりホテルの予約が取れませんでした」・・・の電話があった。 ところがその数分後には「1人キャンセルですがいかがですか」という急転回。 日本のツアー会社の多くは2人を基本に考えているので、1人旅だと1人部屋特別料金がかかってくるのだが、このキャンセルは相部屋だとのこと。これでまず費用がちょっと安くなった。。 それにユーラシア旅行社では、燃油サーチャージが経費に入っているといううれしい条件付。 また、日本からの添乗員付きで、花のガイドも日本語なら分かりやすい! 『バスは原則大型バスを利用』・・・の方針はありがたい制度だったし(参加者数21名と聞いたので、 ゆったり座れることも魅力だった)、『便利なイヤホーンサービス』があることも魅力だった。 現地ツアーに申し込んだ場合のメリットとデメリットを天秤にかけ、結局そのキャンセルに乗ることにしたのが 9月10日。出発は9月22日。準備期間は2週間弱。 結局9月22日発、10月1日帰国の『西オーストラリア周遊とワイルドフラワー観賞の旅10日間』に決定。 旅行費用:39万8000円(ただ、出発が成田からなので、そこまでの往復運賃が余分にかかるのは難点だった) |
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現地で | ||||||
旅のタイプ | まったく連れて行ってもらうタイプの旅行だった。 入国カードも出国カードもすべて前もって用意済み。空港を出ればすぐ大型バスが待っていて、それに乗って 広いオーストラリアの西部のあちこちを観光するわけ。 私以外はみんなスーツケースをごろごろと押したり引いたりしての移動。 2〜3箇所ポーターがいないホテルもあったが、そんな所では階段を持ち上げるのが大変そうだった。 ホテルはパンフレットに書いてあったように、『四つ星クラスまたは上質クラス』。 ホテルでのチェックインも、チェックアウトも皆お任せ。ホテルによってはポーターが部屋まで荷物を運んでくれる。 食事もすべてレストランに予約済み。(1回だけピクニックランチのお弁当だった) 起床時刻、荷物を部屋の外に置く時刻(ポーターが運んでくれる)、朝食の時刻、出発の時刻などが書かれた 小さな紙を1人ずつに配るというきめの細かいサービス。 バスに乗って、ワイルド・フラワーがあればそこでバスから降り「何分後に出発」を聞いて、すばやく見て写真を撮って、又バスに戻ってきたり、、観光地で下りて観光して又バスに乗って・・・という毎日。 長距離の移動なので、座り疲れが出るほどだった。つくづくオーストラリアが広いことを思い知らされた。 |
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ワイルドフラワー | 一面に咲いている所は数少なかった。 現地のドライバー間の花情報をもとにしたり、運転しながらきれいに咲いているところで停車したりして「何分間で・・・」という間に、探し回って写真を撮っていた。 ただ、通行量の多いところや、バスを停めるスペースのないところでは停められないのは仕方がないことである。 オーストラリアは本当に広く、走っても走っても人家やガソリンスタンドがなく、行きかう車も少ない。 赤い大地が果てしなく続いていたのが印象的。 こんな乾燥したところにも健気に咲いているワイルドフラワーに感心してしまう。 ニュージーランドの花は、白色か黄色が主だったが、この西オーストラリアでは、原色に近い赤や黄色が多かった。 とにかく見るものすべてが日本にはない花ばかりで、公園で見たパンジーくらいがおなじみの花だっただけ。 写真はたくさん撮ったが、よく似た花が多く、現地で購入した図鑑(勿論英文)だけでは、その違いが理解できなくて名前の同定ができないものがほとんど。 特に、ボトルブラシと、グレビレアと、ハケアの違いが分かりにくかった。 日本語の図鑑が欲しいとつくづく思った。ネットで検索しても適当なものがないのが残念。スイス・アルプスや カナダディアン・ロッキーの日本語版・花の図鑑はあるのに・・・・ |
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その他 |
毎朝5時半ころに散歩に出かけた。
何しろ1日の歩行時間は合計しても1時間あるかないかなので、体が歩くことを要求していた。 ちょうど満月の前後とあって、早朝まん丸な月が沈むのと、真っ赤な太陽が出てくるのを両方とも見ることが できたし、活発な小鳥の姿も印象的だった。 最後の帰国する日、市内観光の途中だったが、キングス・パークで皆と別れ、自由に歩く時間が持てたことがとっても良かった。 キングス・パークは大変広くて、隅から隅まで歩くつもりだったがとてもそれは不可能なことだった。 中心から外れたできるだけ自然に近い道を選んで気ままに写真を撮りながら歩いたが、次から次へと今までに会ったことのない花たちが出迎えてくれて有頂天になった。 |
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持って行って(着用していて)よかったもの | ||||||
外国対応の 充電器 |
寝ている間にデジカメの充電をした。 |
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オーストラリア用の コンセント |
これがないと充電できない。 |
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ベルトなしの ズボン |
出国のボディーチェックの時、無反応ですいすいと通過。 全方向ストレッチ性のあるズボンは、長時間座っているとき大変楽。 |
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シルクの下着 | すぐ乾いて便利。肌触りもいい。 |
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洗剤 | 洗面所やお風呂で洗って、タオルで水気を取って乾かした。 ホテルに帰る時刻が遅いので、1日のみ早くホテルに着いたので、まとめて洗濯をした。着替えは2枚ずつでOK。 雨の日はなかったので、濡れることも少なく、汗をかくということがないので頻繁に着替えしなくてもよかった。 (マーガレットリバーの町で、早朝雨と共にアラレが降ったのには驚いた。すぐ止んでしまったが。傘を出したのはこの時だけ) |
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アイマスク 耳栓 |
周りが明るくてもうるさくても眠れる。 |
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ナップ ザック ウオーキング・ シューズ |
中型ザックの中へナップザックを入れてパッキング。(ハイキングをしないので、今回初めて中型ザックで 出かけたが十分な大きさだった) 移動の手荷物はショルダーバッグが便利。 今回初めて登山靴ではなく、ウオーキングシューズ(毎日歩いているシューズ)をはいていったが、履きなれた 靴だったので快適だった。これで、軽々ウエーブロックにも登れた。 |
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サンダル | 今回は、バスタブではなく、シャワーのみの部屋もあると聞いていたし、海に少し入ってイルカの餌付けを 見学するということも聞いていたので、サンダルにした。 飛行機の中でも履き替えていたので楽だった。 |
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爪切り | 1週間以上の旅には必要。いつも短くしておく習慣なので、伸びてくるとうっとうしい。 |
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ポケットのたくさんあるベスト | 内ポケットにファスナーがあると貴重品保管に大変便利。 合計5個のポケットにも所定の場所を決めていろいろ入れられて大変便利。 ユーラシア旅行社からパスポート入れをもらったが、私はいつもベストのファスナー付き内ポケットに入れておくのでこれで十分だった。 ウエストポーチより簡便で、さっと取り出せる。 |
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花の名前を調べるにあたって | ||||||
参考にした 図鑑 |
●SPRING WILDFLOWERS of WESTERN AUSTRAALIA Part 1 Kalbarri and the Goldfields Eddy wajon ●SPRING WILDFLOWERS of WESTERN AUSTRAALIA Part 2 Perth and the Southwest Eddy wajon ●Guide to the Wildflowers of Western Australia SIMON NEVILL PUBLICATIONS ● 日本の樹木 山と渓谷社 ● 日本の野草 山と渓谷社 ● 世界の植物 「朝日百科」 朝日新聞社 *学名と一般名とがあるが、たまに学名しかない花があった。 *何の仲間かがわかりやすいように学名の「グレビレアの仲間」というように統一したかったが、花の同定にまったく自信が持てないので、学名と一般名がまぜこぜ状態となっている。 *写真を見比べるだけでは細かいところが解らない。日本語版の詳しい図鑑が欲しいとつくづく思った・・・ |