栂池から入山 白馬乗鞍〜白馬三山〜鑓温泉 猿倉へ下山 |
タテヤマアザミ オヤマリンドウ トウヤクリンドウ トリカブトの仲間 |
●場 所 | 長野県北安曇郡白馬村 |
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●標高 | 白馬乗鞍岳:2436.5m 小蓮華山:2763.4m 白馬岳:2932.3m 白馬鑓ヶ岳:2903.2m |
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●山行日 | 2017年9月8日(金)〜10日(日) | |||||||||||||
●多治見から 登山口まで |
JR多治見駅ーJR白馬駅=タクシーで栂池ゴンドラ乗り場へ⇔ゴンドラとロープウェーを乗り継いで栂池自然園駅へ・・・登山口 ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ⇔その他 |
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●参加者 | 丹羽 | |||||||||||||
●コースタイム |
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周辺地図こちら |
1日目
行動中の3日間の天気がいい日を毎日調べていた 歩き始める頃から雨が止むと分かり、即、山小屋に連絡 予想通り、白馬駅に着いた時には、曇り ネット検索で、栂池行きのバスが11:25に運行されると思っていたが、 「土日のみ」と、切符を購入してから分かった(電話で確認しておけばよかった・・・と後悔) 次のバス12:10発では、白馬大池山荘まで行けなくなる・・・! 運よく、夫婦連れの方からタクシーの相乗りのお誘いを受け、 「渡りに船」と喜んでお願いした (2990円÷3)だった *バスの切符代560円は、返金してもらった |
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バスよりも早くゴンドラ駅に着き、「栂の森駅」に到着 ロープウェーは20分間隔で運行 乗り遅れると出発が遅くなる 急ぎ足で「栂大門駅」へと急ぐ |
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セリ科 |
セリ科 |
歩道脇の花を見るのもそこそこに、とにかく急ぐ |
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「栂大門駅」 ロープウェーが待っている! 11:52着 急いで階段を上がったが、出発は12:00ちょうどだった なんと、お客は私1人だけ! それでも、ロープウェーは動いた |
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自然園駅に着いた 計画書をどこへ提出するのか売店の人に尋ねると、 「下のゴンドラ駅の所」だって でも、「ここで預かりますよ」と言われ、ホッ 自然園入口手前に、登山口があるはずなので 身支度を素早くすまして出発 12:10 ゴマナ:キク科 やっと、落ち着いて歩道脇の花に目を向けることができる |
オニシオガマ:ハマウツボ科 シオガマの仲間のうちでは、一番背が高くごつい 花の盛りは過ぎていた |
チョウジギク(丁字菊):キク科 白くて長い花柄と、 黄色い頭花のコントラストが目を惹く |
登山口 12:20 以前の場所より、自然園寄りになっていた 「天狗原まで約1時間半 白馬大池まで約4時間半」の文字 事前に調べた 「山と高原地図」の標準コースタイムでは、 「天狗原まで1時間20分 白馬大池まで3時間20分」となっていた 1時間も違うって、どういうこと? とにかく、苦しくないマイペースで歩こうっと決心 |
オヤマリンドウ:リンドウ科 日本の夏山には登れなかったが、 秋の花に出会えてよかった〜 |
ヒロハユキザサ:ユリ科 |
ゴゼンタチバナ:ミズキ科 あちこちに点々と赤い実が目立った |
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アカモノ:ツツジ科 |
タケシマラン:ユリ科 葉っぱの下に赤色がちらり 葉を持ち上げると、真っ赤な実 |
アキノキリンソウ:キク科 登山道脇に、ずう〜っと咲いていた |
ヤマハハコ:キク科 白い花びらのように見える部分は『総苞片』 花はまだ咲いていない |
タテヤマアザミ:キク科 花は、皆、苦しいほど下を向いて咲いていた |
ミツバオウレン:キンポウゲ科 白い花びらのような部分は、萼 黄色い部分が花びら |
モミジカラマツ:キンポウゲ科 湿地の日陰に咲いていたので、まだ初々しさが残っていた たくさんある、白い花びらのような部分は雄しべ 花びらはないんだって |
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チングルマ:バラ科 残り花 ここだけに咲いていた |
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木道が始まった 工事中の看板 |
ここから新しい木道 左上の雪渓を横切るはず |
天狗原 13:55 登山口から1時間15分 昨夜の大雨(警報が出ていた)のせいで、水はたっぷり |
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木道の工事中 青いビニールシートは、ヘリで下ろされた材料のよう 5名ほどの男性が作業中 「こんにちは、有難うございます」といって通り抜ける |
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「風吹大池分岐」 14:00 ここはまだ古い木道 |
岩ごろごろの沢を登る 水量が多いので、ジャボンとならないように要注意 |
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カーブを曲がると、沢とお別れ さっきより大きな岩の頭を踏んで登る 傾斜もきつくなった |
ミヤマキンバイ:バラ科 残り花 |
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まだ岩ゴロゴロが続く 雪渓が見えてきた 稜線も |
ベニバナイチゴ:バラ科 大きな実 美味しくないと聞いている |
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オトギリソウの仲間:オトギリソウ科 残り花 |
天狗原の木道工事を見下ろす |
ミヤマホツツジ:ツツジ科 雌しべの先が、象の鼻のように曲がっているのが特徴 低山のホツツジの雌しべはまっすぐ |
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雪渓が近づいた まっすぐ進んで、この雪渓を渡るのかと思っていたら、 赤ペンキは、左上の岩ゴロゴロ地帯へと 誘導している |
ウラジロナナカマド:バラ科 実は、赤くなり始めていた |
イワヒゲ:ツツジ科 残り花 ここだけに咲いていた |
大岩を乗り越え、乗り越え 赤や黄色のペンキ印を探しながら なぜこんなに高くまで登らせる?と 疑問に思いながらも登る ふと下を見下ろすと、下の方にもペンキ印・・・ |
ここで初めて雪渓へ降りるように・・・の矢印があった 下にあったペンキ印も結局はこの下で合流 |
このロープを目印に渡れってことらしい |
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雪渓を渡り終わった所で休憩 15:05〜15:10 雪渓の大きさによって、その時々でコースが違うらしい 以前はもっと下の方で渡った記憶がある |
ヨツバシオガマ:ハマウツボ科 渡り終わると、稜線まではすぐそこ 草原の道になった |
ハクサンボウフウかな?:セリ科 |
ウサギギク:キク科 残り花 |
コウメバチソウ:ニシキギ科(ユキノシタ科) ウメバチソウより、小型 |
エゾシオガマ:ハマウツボ科 |
クロトウヒレン(黒唐飛廉):キク科 「黒」は、つぼみが黒っぽいことから 「飛廉(ヒレン)」とはアザミのことだって くるっと巻いている部分が、雄しべ これを見たさに、いつも近接で写している |
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タテヤマアザミ:キク科 この花は、少しだけ下を向いて咲いていた |
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ヤマハハコ:キク科 周りにある白い花びらのように見える部分は『総苞片(そうほうへん)』 中央の茶色の部分が花 咲き始めは黄色だが、これはすでに花の盛りは過ぎているので茶色 |
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1/25000地形図を見ると、 三角点はケルンより手前にある でも、立入禁止のロープの中 |
歩き難い岩ゴツゴツ道をしばらく歩くと、 前方にケルンが見えてきた |
ここがいわゆる「白馬乗鞍岳」の山頂 背丈よりはるかに高い大きなケルンが目印 15:38 |
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稜線から下り始めると 白馬大池山荘が見えてきた 15:45 これから池の畔りをぐるっと回って行く |
山荘までは、単調な道ではない まだまだ続く岩ゴロゴロ道 |
チングルマ(稚児車):バラ科 花は終わり、周りは種ばかり |
イワツメクサ:ナデシコ科 |
タカネイブキボウフウかな?:セリ科 種がいっぱ〜い! 多分、これ ↓ が、花 |
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タカネイブキボウフウかな?:セリ科 セリ科は難しくて、断定ができない 多分、これが花で、上の画像が種と思う |
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オトギリソウの仲間:オトギリソウ科 |
ウラジロナナカマド:バラ科 ここは、赤い実が多かった |
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ぐるっと回り込んで、白馬大池山荘はすぐそこ |
白馬大池山荘到着 16:20 3時間20分では来れなかった 4時間かかった! |
夕食は5:30から 大盛りのカツカレー 小屋に到着しても、珍しく、ビールを飲む気にならなかった・・・ そういえば、なんだか頭が痛いような、胃もたれしているような妙な気分のまま歩いてきた 隣の男性に「ごはんもっとどうですか?」「カツはいかがですか?」と声をかけたが誰にも断られた 結局、「お澄まし」とデザートとカツカレー1/5だけおなかに入れて、残してしまった・・・ 「おかわり自由ですよ〜」と言われたが、ごはんやカツ、カレーの「大・小」が欲しかった・・・ |
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屋内のトイレは、 「おつりがきます」と注意書きがあったので 怖くて使えない 外に、洋式トイレがあると聞いたので はるばるテント場の横を通って行った 簡易水洗トイレだった 除菌のウエットティッシュは必携 |
ちょっぴり「クサモミジ」になっていた |
白馬乗鞍岳のある稜線と白馬大池 17:53 なんだか疲れて眠いので、19:00前に就寝 平日なので、部屋は空いていた No.5の下の部屋 5〜6人は入れる部屋に2人のみ カーテンを閉めれば、一応個室 ただ、布団が重くて冷たくて、シルクのシーツに入っていてもぞくぞくして寒い ダウンジャケットを着たまま、靴下を履いたままやっと眠ることができた |