もう、山は秋・・・ 広河原〜北岳〜北岳山荘〜八本歯のコル〜広河原 |
『 』内は、図鑑やネット検索からの引用です
3日目 8/27(月)北岳山荘〜八本歯のコル〜広河原
1日目 | 2日目 | 3日目 |
朝焼けが始まった 4:50 |
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2回目の朝食で、食堂に入っていくと、ちょうど日の出! 5:15 食堂の窓ガラス越しにパチリ ・・・・・・・・・・・・・・ 白峰三山を縦走し、奈良田へ下山する計画だったが 体が重くスピードが出ないので、 北岳山荘〜八本歯のコル〜広河原へのエスケープルートで下山することにした |
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出発 6:00 テントの大半はすでに撤収済み 風が強いので稜線コースは止め、 昨日と同じトラバース道を歩くことにした |
快晴! 北岳もバッチリ 小屋の前は風の通り道で吹き荒れていたのに、 少し進んだだけで、弱くなった 防寒と防風のために着ていた雨具も 暑くなって脱いでしまったほど |
間ノ岳と北岳山荘を振り返る |
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ミネウスユキソウ(峰薄雪草):キク科 黄色い花は終わり、皆、茶色になっていた 白い部分は「苞葉(ほうよう)=つぼみを包んでいる葉のこと」 |
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梯子や階段、桟道が続く これが終わると、八本歯のコルへの下りになる |
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アカイシリンドウ(赤石竜胆):リンドウ科 昨日は見つけられなかったこのリンドウ 今日は丁寧に左右の花を見ながらゆっくり歩いたので、3本も見つけることができた 草陰に隠れるようにして咲いていたが、あれ?首が長くてちょっと変わったリンドウだ!と思い 苦しい姿勢を我慢してパチリ 『赤石岳で発見された』のでこんな名前が付けられたとか 『花冠(かかん)の基部が糸状に細裂する 裂片の先端は丸い』・・・と 下右 糸状に細かく裂けているのが見える |
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八本歯のコルへの下りが始まる 登りに使ったことはあるが、下りに使った記憶がない いくつもある梯子を どう降りていったらいいのか悩んだ |
まずは、ガレ場の下り |
シロバナタカネビランジ(白花高嶺ビランジ): ナデシコ科 自然な形で咲いていたのはここだけ ずっと以前、登りに使ったときは、 あっちにもこっちにもある〜と喜んでいたが 下りは、足元ばかり見ていたので これっきりとなった |
ボーコン沢ノ頭分岐 8:05 丸太の梯子を下るのは、大変だった 後ろ向きがいいのか、前向きがいいのか? 左右どちらかに手すりがあればいいのだが、 手すりとなる丸太が太いと片手で握れず、 両手で抱え込むようにして 1段1段下るので時間がかかる おまけに、新調したストックは 今までのようにねじって短くできない ストッパーを外すと、ゴム状のものがびよ〜んと伸びて 3段式になって短くはなるのだが、 折れ曲がったストック2本をどう持つと 邪魔にならずに梯子を降りれるのか?? 結局、長いまま手首に通して持って、 1段1段そろりそろりと前向きで降りた ・・・・・・ 前向きで手すりにもつかまらず すいすいと降りてきた男性がいたが、 バランス感覚がいいんだ・・・と感心した |
ミヤマナナカマド(深山七竈)?:バラ科 実が上を向いている |
タカネナナカマド(高嶺七竈):バラ科 実が垂れている |
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やっとここで大樺沢に降りた 8:53 梯子はもうない いくつ梯子を降りるのか 初めのうちは数える余裕があったが、 どんどん連続に現れると、 降りるのに神経を集中するので、数え切れなかった・・・ ・・・・ すぐ下の沢水で バンダナやガーゼマフラーを濡らして休憩 |
眼下に大樺沢 正面は鳳凰三山の稜線 |
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ミソガワソウ(味曽川草):シソ科 このあたり、ミソガワソウ街道 ずらりと並んで咲いていた |
北岳バットレスを見上げる |
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二俣までは、ザレザレ 足を取られて尻もち! 膝にもくる |
沢を渡る |
この雪渓を過ぎれば、二俣も近い | ハクサンシャジン(白山沙参):キキョウ科 ツリガネニンジンより背が低く 葉と葉の間が狭い |
ヤマホタルブクロ(山蛍袋):キキョウ科 よく似たものに、ホタルブクロがある 違いは、ホタルブクロ⇒『萼と萼の間に付属片があり、反り返っている』 ヤマホタルブクロ⇒『萼と萼の間には付属片はなし、怒り肩のように見える』だって ↓ 上の画像には、萼と萼の間には付属片はないのでヤマホタルブクロとした |
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タカネナデシコ(高嶺撫子):ナデシコ科 『カワラナデシコの高山型』 違いは、『花の色が濃く、花びらが細かく裂ける』ことだって この画像を見て、細かく裂けていると言えば言える |
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ハクサンフウロ(白山風露):フウロソウ科 |
二俣へ着いた 10:58 沢の音を聞きながら、昼食休憩 |
仮設トイレのある分岐 11:39 トイレにネットをかけていた どうするんだろうと思っていたら・・・ |
ヘリで運ぶためだと分かった 3往復くらい飛んでいた |
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黄色はハンゴンソウ 白色はシシウドの仲間 |
キツリフネ(黄吊船):ツリフネソウ科 この花が出てくれば、麓も近い |
大樺沢を渡って・・・13:53 | クサボタン(草牡丹):キンポウゲ科 この花が出てくると、麓は近い 『葉がボタンの葉に似ているので』 こんな名前がついたとか |
白根御池小屋への分岐 14:30 もうすぐ広河原山荘 |
広河原山荘に着いた 14:50 バスは16:40発の最終 ゆっくりビールを飲んでから出発 ・・・・・・・ すでにバス停の前にはザックがずらり 最後尾に置いて、ベンチで休憩 ここでも中国語が飛び交っていた 増発した3台のバスでも、立ち客がいた 甲府駅まで2時間立ったままは つらいだろうなあ・・・ |