最短で登れる「広河原コース」で 恵那山へ



恵那山山頂


キツリフネ(黄釣船)
●場 所 長野県阿智村・岐阜県中津川市
広河原登山口は、阿智村
●標高 2191m
●山行日 2019年8月24日(土))
●多治見から
  登山口まで
多治見=土岐IC=園原IC=恵那山広河原登山口駐車場・・・広河原登山口
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 今川、丹羽、白木
●コースタイム 多治見
園原IC
駐車場
広河原登山口
1/10地点
2/10
3/10
4/10
5/10
6/10
7/10
8/10
9/10
山頂(三角点)
避難小屋
6:04発
7:23
7:35頃着〜7:50発 16:37
8:30    16:15
8:50    15:56
9:12    15:37
9:34    15:19
9:58    14:58
10:16    14:45
10:49    14:26
11:05    14:12
11:33    13:41
11:52    13:31
12:12    13:15
12:23〜13:07
       黒太字は下山時のタイム
周辺地図はこちら
   コース図はこちら
  


園原ICから15分ほどで駐車場に着
多治見から、朝食休憩を含んで2時間弱
途中から道は細くなり、
落石が転がっていたり、道路が凹んでいたりと気を揉ませられた

左 ゲートの左側に、駐車場
右にはトイレ

駐車場には、車が5〜6台
渓流釣りの人もいた
ドアを開けると、涼しい〜  久し振りの涼しさ!
 登山届を箱に入れて、7:50発

林道の両側には、いろんな花が咲いていて目を楽しませてくれた

キツリフネ:ツリフネソウ科ツリフネソウ属


ツリフネソウ:ツリフネソウ科ツリフネソウ属
ムラサキツリフネ
とも呼ばれる

ヤマアジサイ:アジサイ科

 
タマアジサイ:アジサイ科
上 つぼみが丸いので、こんな名前がついた
外側にある花のような部分は、雄しべも雌しべもない装飾花(そうしょくか)
花を目立たせて、虫を呼び寄せる効果があるらしい
本物の花は、粒々して、白い雄しべがつんつん突き出ている部分

テンナンショウの仲間:サトイモ科



ボタンヅル:キンポウゲ科
葉っぱが深く切れ込んでいるのが特徴

花がそっくりな
センニンソウ
葉っぱが深く切れ込んでいない形


クサボタン:キンポウゲ科
くるっと巻いた花びらが可愛い
伊吹山にもたくさんあった

左手に「広河原登山口」の標識 8:30
ここから急な下り
梯子は雨に濡れて滑りそうで怖かった

本谷川に架かる橋
以前、下山してきた登山者が
水没した橋を渡ろうとして流された・・・という
ニュースを見たことがあるが、以後
架け直されたのだろう
しっかりした作りの橋だった

橋を渡ったら左折
川に沿って暗い樹林の中をしばらく歩く

陽の差さない樹林の中は、
パタリと花が無くなった


すぐ、急登が始まった
(地理院地図を見ると、
等高線の間が狭まっている箇所が3ヶ所もあった
ここは「第1の急登」と名付けておいた所)

追い越しの登山者をよけて、立ち休憩

1/10の標識 8:50
こんな標識がずっと山頂まで続いていた

『山頂まで 2.8km
広河原登山口から 0.3km』

まん丸いキノコ=クチベニタケ(口紅茸:クチベニタケ科)
最初、「丸い・先端が赤い」で検索したが、ヒットしなかった・・・
所が、翌日、同行者から「クチベニタケらしいです」と、メールが来たので
すぐ検索した所、恵那山の2合目辺りで見た可愛い丸いキノコのページがあり
これだ!と確信した

クチベニタケは通常のキノコであればカサがあるべき部分に
球形の頭部があるキノコで
その頭部の直径は1.2〜1.5cm程度、
頂にある
赤橙色の星形の胞子撒布孔
まるで
口紅を塗っている唇のようにも見える事が名前の由来』だって

また、『
胞子が熟した状態になると
口の部分に穴が開き胞子が放出されます。
頭部から放出された白色の胞子は、まるで
煙のように拡散していきます。』・・・とも書いてあった

それで、このクチベニタケは狭い範囲にしか、分布していないと分かり納得
暗くて、じめっぽくて、階段のようになっている土の所に、並んでいた

   
 2/10の標識 9:12
『山頂まで 2.5km
広河原登山口から 0.6km』

3/10の標識 9:34
『山頂まで 2.2km
広河原登山口から 0.9km』
 
   
 山形県から来たという男性3人に追い越された
彼らは、今日は恵那山
明日は御嶽
明後日は焼岳・・・と、
効率的な山行を計画しているとか

4/10の標識 9:58
『山頂まで 1.9m
広河原登山口から 1.2km』
 
   
 5/10の標識 10:16
『山頂まで 1.6km
広河原登山口から 1.5km』

 オトギリソウの仲間:オトギリソウ科
とにかく背は低いし花は小さい
今年7月、大川入山で出会った
オトギリソウよりずっと小型

  
 後ろを振り返ると、遠くの山が見えた 南アルプスかな?
手前が中央アルプス?
ぼんやりしているし、特徴的な姿の山がないので
山座同定(さんざどうてい)ができない

   
 日陰を探して休憩
風が吹くと涼しい〜
こんな涼しさは久しぶり〜!
 6/10の標識 10:49
『山頂まで 1.3km
広河原登山口から 1.8km』

 
 高度が上がり、先ほど見えなかった「ヘブンスそのはら」のゲレンデ?も
見えるようになった

   
 この辺りからは、日向の道となり
ジリジリ照らされるようになった
7/10の標識 11:05
『山頂まで 1.0km
広河原登山口から 2.1km』

 
 またまた高度が上がってきた

   
 セリバシオガマ:ハマウツボ科
細かく切れ込んだ葉っぱが特徴
花と言えば、これくらいしか咲いていなかった
8/10の標識 11:33
『山頂まで 0.7km
広河原登山口から 2.4km』

   
 ギンリョウソウの実:ツツジ科
まん丸くって白くって可愛かった
 9/10の標識 11:52
『山頂まで 0.3km
広河原登山口から 2.8km』
主稜線へ出れば後は楽々・・・
と思っていたが、違っていた
最後の急登(第4になる?)があった・・・

   
  
山頂に到着〜 ここには、三角点がある 12:12
ヤグラに登っても、木々に遮られ何も見えない

   
展望は、避難小屋裏の岩場に期待して、山頂はさっと通過
山頂のすぐ近くに大きめのお社
「恵那神社本社」の文字

   
次は、小さなお社
「六乃宮社 葛城(かつらぎ)社」の文字

   
右の奥まった所に小さなお社
「五乃宮社」「木花咲開姫(このはなさくやひめ)大神」の文字

   
 左 新しいトイレの奥に、避難小屋(新しくなった?) 12:23
右 「山頂三角点 広河原登山口方面→」の文字

   
 避難小屋全景
左にあるタンクは雨水貯蔵用?
屋根の上に、ちらりと見える岩を目指す

 「神坂峠 前宮登山道方面 →」の文字
  
  
 小屋の裏にある細い道へ入って、岩に取り付いた
以前は、とても大きな岩場に見えたが
今回、えっ?これで終わり?・・・と思ったほど小ぶりの岩場だった 12:28

1992/11/15の恵那山の記録を見ると、
『富士山も山の間から顔を覗かせ、雲の上にずらっとならんでいる様はまさにパノラ マ。』
・・・と、あったので、期待して岩の上に登ったが、
残念!ぼんやりしているうえに、木が高くなって視界が狭まり、ガッカリ・・・

  
 避難小屋の前の広場で、昼食休憩

   
 新しいトイレ(私は初めて見た)の張り紙
「6月〜10月は水洗式、11月〜5月非水洗式)
年中使用可能なトイレです。」の文字

ペーパーまで備えつけてあったそうな

 黒井沢からの道
以前はこのルートばかりだった

さあ、引き返そう 13:07
   
ギンリョウソウ:ツツジ科
まだ黄色っぽい雄しべと
青っぽい雌しべが残っていた


ドウダンツツジの実:ツツジ科
山頂付近は、このドウダンツツジの木がいっぱい!
春は見事だろう〜
 
   
 2回目の山頂
山頂での写真を撮るのを忘れていた

さあ、下山 13:15発

   
 9/10の標識 13:31
『山頂まで 0.3km
広河原登山口から 2.8km』

8/10の標識 13:41
『山頂まで 0.7km
広河原登山口から 2.4km』
 
   
 中央アルプスを眺めながら下る  オオカメノキ(ムシカリ):レンプクソウ科ガマズミ属

 
 山頂は雲が多くなったが
ここまで降りてくると、展望が良くなった

   
 木陰を探して休憩 7/10の標識 14:12
『山頂まで 1.0km
広河原登山口から 2.1km』
 
   
 ヘブンスそのはらと、富士見台方面を望む

 6/10の標識 14:26
『山頂まで 1.3km
広河原登山口から 1.8km』

急登もあったが、こんななだらかなところもある

   
 オオカメノキ(ムシカリ):レンプクソウ科ガマズミ属
赤い実がきれいに並んでいた
朝登る時の方が真っ赤できれいだった(光線の具合だろうか)
木の実は、これくらいしか見つからなかった

  
綺麗に笹が刈られた登山道
大川入山も笹が刈ってあって歩きやすかった
地元阿智村の人(と思う)に感謝

   
ヒメオトギリかな?コケオトギリかも?:オトギリソウ科
背丈10〜15cm程 花の直径約1cm
赤いのはつぼみだと思っていたが、実らしい

  
5/10の標識 14:45
『山頂まで 1.6km
広河原登山口から 1.5km』

これで半分下った

   
イチヤクソウ:ツツジ科
花が終わって実ができていた
象さんの鼻のような部分は、雌しべの名残り

   
 どんどん下る
4/10の標識 14:58
『山頂まで 1.9km
広河原登山口から 1..2km』

最後の休憩

   
 3/10の標識 15:19
『山頂まで 2.2km
広河原登山口から 0.9km』

2/10の標識 15:37
『山頂まで 2.5km
広河原登山口から 0.6km』

急な下りが続く

  
 1/10の標識 15:56
『山頂まで 2.8km
広河原登山口から 0.3km』.

あと少し

   
本谷川に架かる橋
川の水で、タオルマフラーを濡らして顔を拭く
う〜ん、気持ちいい〜

   
急な梯子を上ると、登山口 16:15
明るいうちに林道を抜け出したかったので、
3人ともすごい速さで歩いた

駐車場に着いた 16:37
車は3台に減っていた
後から男性2人が降りてきたので
残るは1台のみ

2合目の辺りで、これから登るという男性に出会った
こんな時刻から?
大きなザックを担いで
避難小屋泊まりだそうだが
途中で暗くなるのは必至
大丈夫だろうか???

   私の記念の一枚 〈白木さんより〉
  
 はい、ポーズ
にこやかにしていますがなかなかスリリングでした、この橋

 
 ギンリョウソウ可愛い、  おしべのひげよ


ここをクリックすると地図が大きく見えます
山頂トイレにあった案内書看板です



   私の記念の一枚 〈今川さんより〉 
 
 恵那山は登り、登り、そして登りです

 
 自分達の位置、登山道の確認中、ジオグラフィカ大活躍!

 
恵那山の山頂は広い
展望はうん、こんな感じ

 
 恵那山、登山道途中からの景色がいいね!
御嶽山は隠れてたけど、南アルプス見れた


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