腰が痛くて途中下山・・・! 
        南沢山~横川山へ
            行くつもりだった・・・   
                    ふるさと自然園(P)から

 


南沢山登山口

 
●場 所 長野県下伊那郡阿智村
●標高 南沢山1564m 横川山1620.3m
●山行日 2023.年2月25日(土)
●多治見から
    登山口まで
 
多治見IC=園原IC=清内路=ふるさと自然園(P)・・・登山口
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
 
●参加者 丹羽、今川
●コースタイム 多治見
多治見IC
神坂PA
園原IC
ふるさと自然園(P)
登山口
中間点
沢コース分岐
引き返し
登山口
ふるさと自然園(P)
園原IC
多治見IC

6:00発
ーー
7:05~7:15
7:28
7:48~8:12
8:23
10:33~10:45
11:03
11:10頃
12:53
13:15頃着~14:28発
14:47
15:45

周辺地図はこちら  地理院地図こちら 


  

園原インターを出てしばらくすると
道路の端に雪が積もっていた
ふるさと自然園内の道路が凍っていたので
ゆっくり進んだ

登山口近くの駐車場は
もうちょっと先だが、
道路が真っ白なので、
手近な管理棟前の広場に停めた
日が当たる場所でよかった!

7:48着
多治見から2時間弱

手前の駐車場からも続々と登山者の姿

冬は身支度に時間がかかる
ワカンとチェーンアイゼンは、置いておくことにした

ここが登山口 8:23
今日は土曜日とあって、一番近い駐車場も
満車状態

登山口からほんの数メートルの場所で
アイゼンを付けている男性がいた
もう?早い!と思ったが
すぐ急な階段になるから・・・と聞いて
私達も
アイゼンを付けることにした

アイゼンなしで先に進んだグループは
ツルツルガリガリの階段で立ち往生・・・

引き返して、同じ場所でアイゼンを付け始めた

10本爪アイゼンなら怖いものなしで
どんどん登れる

この南沢山の標識
番号も、今の標高も、あと何キロも、
あと何分も書いてないので
山登りの参考にならない

最近は、遭難時の通報用に
番号などが書いてあって、
どこに居るのかが分かるようになっている標識が多いのに・・・
 8:46 
木々には、昨日(?)の
ふわふわ雪がくっついて
幻想的な光景


また、南沢山の標識 9:38
登山道はしっかりしているので、矢印は無くてもいいのに

 
今日はどういう分けか腰が痛く、
おまけにスピードが出ない


エネルギー不足のせい
か・・・と思い、
30分経った辺りで休憩をとり、
木の根の上に座って
お握りを食べたが、効果が現れない・・・

「30分経ったら教えてね」とお願いして(自分で時計をみる気力もなく)
その30分の長かったこと!

同行者が写真を撮っていたり、アイゼンの調子を直している間、
ゆっくり前を歩いていたが、
すぐ後ろから追いついてしまうほどで、スピードが出なかった

こんなんじゃあ、
私も余計にしんどいし、
同行者にとってもしんどいだろう
と思い、
別行動をとることを提案した
・・・・・・・・・・

たいていの場合そんな時、同行者は、「私も一緒に居ます」と答えるものだし
山の教科書にもそのように書いてあるが、
私の教科書はちょっと違う

私は、この山3回目で山に詳しい
同行者はこの山初めて

私は調子が良くないが、これという故障があるわけではない
ただスピードが出ないだけ

同行者は元気があり調子もいい

そんな人を巻き込めば、
私の後悔が大きくなる

この先、山としては危険地帯はない
稜線へ出れば展望が良くなり、来てよかった~と思えるはず
天気は良いし、崩れがあったとしても大きくない

で、「あなたは横川山まで行って同じ道を引き返す
私は、南沢山を目指して行き、途中で合流しましょう・・・」と提案し
承諾してもらった
・・・・・・・・・・・・

 別れてすぐ、「根上がり杉
「根上がり松」とはよく聞くが、
↑ これは、
杉だけでなく2~3種の木の根が絡まっていた 9:46

 
 字が薄れていて読みにくいが、
「中間点まで0.5KM」の文字 10:04

この後、
急な登りになった
おまけに、
日向で雪が融け、泥と木の根がむき出しになっていた

 
 やっと、中間点 10:33

 
 近くの切り株ベンチに座って
食べたり飲んだりしていた

10:45発

 
 今度はどんどん下って、沢コース分岐に降りた 11:03

この沢コースは、1回目の10年前には通行でき、周回できた
2回目は通行止めになっていた

ここから南沢山までは、標準コースタイム1時間
元気ならすいすいっと行ける時間だが、
今日の私の足は、お疲れモード

登山口からここまで1時間半の所を2時間40分!で歩いている

ここから南沢山までは大変・・・に、思えた
その上、さっきまであった
青空が消え曇りになってきたので、
頑張って登っても展望がないのならがっかり・・・

さあ、ここから登りになる・・・という所までは歩いてみたが、
帰りの、あの急な登り!
雪が融け、木の根がむき出しになっていた
あの急な坂道が待っていることを考えたら
先へ行く気が無くなってしまい、
引き返すことにした

 
 中間点」 11:21.通過

急な木の根むき出しの坂道も無事通過

同行者に電話をすると、
横川山に着いたところ」だそうで、
良かった!良かった!
目的は達成!

 
  じっと立ち止まったり、休憩したりすれば寒いだろうが
ゆっくりでも歩いていれば寒くないし、腰も心臓も苦しくない

「中間点まで0.5KM」、11:46通過 ↑ ↓
 
 この辺りはまだ木の枝に雪が乗っていたが
だんだん下るにつれ雪は融けて、
茶色の裸木になっていった

 
 イワウチワ群生地、11:52通過

 
 2~3種類の木が絡み合った「根上がり杉」、12:04通過

 
時々、枯葉いっぱいの道もあったが
殆んどは、ガリガリの凍った道なので、
アイゼンは登山口まで付けて行った

 
 「南沢山まで3.4Km」地点 12:21通過

   
 笹の上に乗っていた雪が融け、
ぐにゃりと曲がったつららの姿、発見 12:40

 
 登山口に到着~ 12:53

引き返し地点から、
超スローモードで歩いて
1時間40分余

車は間引きしたように数が少なくなっていた

 
 注意書き ↓
キャンプ場スタッフからの切実なお願いがあります。  (要旨)
・住民の多くが高齢者で除雪作業が難しい
・水道管凍結防止の為、トイレは使用不可
・建物の陰で用足ししないで
・雪の下に希少植物が目を出しているかも
・決められたルートを散策してね
・土日は混雑、平日に登って
・来年度より駐車場葉有料にします』

 
 登山のお客様へ(要旨)
『・環境整備費として1人200円の協力を
・受付入口にポスト用意』

(どこにあるか分からなかった・・・)

 
 駐車場に雪無し
登山口方面を振り返ってパチリ

 
 道路にも雪無し
心配な所は、歩道を歩いた

 
 清内路川 橋の上からパチリ

 
 これは何??

 
 マンサク:マンサク科
お疲れモード

 
 ↑ 駐車場に着いた
朝、凍っていた道路も駐車場も
きれいに融けていた

さっきまで曇っていた空も青空になり
岩の上に座って、食べたり飲んだりしていた
ぽかぽかの陽だまりだった

14:20頃、同行者と合流
あの、泥ぐちゃ坂で転んだとか・・・

待たせて悪いという気持ちが大きくなるので、
気にしないで~
自分の安全が第一だからね!
14:28発
道路の雪は消え、心配な所は無くなって良かった!

 
 神坂SAからの展望-1 15:07
恵那山の左隣の山
稜線付近では、まだ木々の雪が融けていない
 
  神坂SAからの展望-2 
ずっと、こんなにいい青空だったらよかったのに・・・


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    私の記念の一枚 〈今川さんより〉 
 
曇りの南沢山山頂!
土曜日で大賑わい

 
 横川山までの急登、
ガジガジ登ります

 
曇りでも「エビの尻尾」は綺麗~

 
 横川山山頂!
風が強く寒かった!

 
下山の頃に青空
頑張って登ってきたご褒美だね!

  
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