ふるさと村自然園〜南沢山〜横川山往復



横川山山頂にて

マルバノキの花
●場 所 長野県下伊那郡阿智村
●標高 南沢山:1564m 横川山:1620.3m
●山行日 2019年10月17日(木)
●多治見から
  登山口まで
多治見=土岐IC=園原IC=県道109号線=横川峠=R256=ふるさと村自然園(登山口)
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽、山崎、白木、岡市、森尾、横尾(現地集合)
●コースタイム 多治見
土岐IC
園原IC
ふるさと村自然園(P)
中間点
1414m地点(旧沢道分岐)
南沢山
横川山
南沢山
中間点
ふるさと村自然園(P)
園原IC
6:22発
6:36
7:18
7:40〜8:05
9:15〜9:25
9:31
10:10〜10:20
10:52〜11:20
11:45
12:25〜12:35
13:27着〜13:40
14:03
   周辺地図こちら  コース図はこちら   


 
 多治見から、高速を使って1時間20分で、
ふるさと村自然園(P)に到着 7:40
カーナビは、園原ICを出てすぐ「左折」の指示
所が、舗装はしてあるけれど、くねくねの細い道
対向車が来たら、すれ違いに苦労させられるような道だった
道なりに約20分進むと、急に広い2車線の道に出た!
なんで、こんないい道があるのにあんなくねくねの細い道を勧めたんだろう?
帰りは絶対、あの広い道で帰ろうとは、同乗者みんなの声
後で分かったが、くねくねの細い道の方が距離が近かったらしい
時間は? 大きな差は無かった
・・・・・・・・
登山者用駐車場に着くと、先行者は台のみ
きれいなトイレをお借りして準備を整える
(ホカホカ便座のシャワートイレ・
おまけに除菌用スプレー、まで置いてあった)

 登山口近くに、駐車料金の金額に黒テープの張ってある立て札
・・・払わなくていいよ〜ってことと解釈 ↓

・・・・・・・・・・・・
出発 8:05

   
   
アケボノソウ:リンドウ科
登山口そばに、
アケボノソウが2株
やや盛りは過ぎていた
花びらの点々を、『夜明けの星空に見立てた』・・・と
なるほど、そういわれればそうかもね!
緑色の部分は蜜がある場所
アリがよく蜜をなめに来ている ↓

2016/9/10 伊吹山で撮影 (参考のため借りてきた)

時々こんな立て札が立っている
恵那山のように、○/10なんて
書いてあると、歩くにも励みになるのに・・・

地理院地図には、尾根道登山道が書いてない
沢道しか載っていない
前回、2012/10/20は、沢道を下山したが
橋が崩れかけていた
それ以降整備されたのかネット検索したが
もっとひどくなっている報告しか
見当たらなかった

尾根道とはいうものの、
尾根のやや下あたりを歩いている感じだった


地図には表れないアップダウンは
何度もあった
等高線1本分は10mなので
それ以下ってことだろうか?

周りがだんだん黄色っぽくなってきた
草刈りは、しっかりされていて
(大川入山も恵那山も)
阿智村の方々に感謝!

急な登りをしても、次には急な下りがあって
「せっかく登ったのに〜」の声


 
マルバノキ(ベニマンサク):マンサク科
上 マルバノキの花が咲いていたので、撮影会
枝が高い場所にあったので、引き寄せてもらってパチリ
下左 花は、星のような形
花2つが背中合わせにくっついている
下右 実 丸くはない、ちょっといびつな形
・・・・・・・・・・・・
前回2012/10/2、紅色のトンネルを歩いた記憶があったが
今日は、紅葉にはまだまだ
でも、花と実はあった
・・・・・・
↓ これらは、2018/11/3 多治見市で撮影
参考のため借りてきた
   
 左 つぼみ 背中合わせにくっついている
右 
花びらは5枚 
それ以上あるように見えるのは、背中合わせの花2つ分だから
   
 左 背中合わせにくっついている花
右 花の中央にあるのは外側に
赤い雄しべ5個 葯が10個
中側に
雌しべ 
   
 左 中側にある雌しべ 柱頭が2つに分かれている
外側の
雄しべの葯まだ花粉を出していない
右 
葯が花粉を出すと、こんな風に白く見える
最上段右 花粉が出ている状態

「南沢山まで、3.4km」の立て札 8:38


ここをクリックすると大きく見えます
マルバノキの紅葉が
青空をバックに、透けてきれいに見えた!
でも、これっきりでオ・ワ・リ・・・
登って行けばきれいになるかと思ったが
期待は外れた・・・

大きな木の根の穴



登っては下り、下っては登るが続く

中間点で休憩 9:15〜9:25
登山口から1時間10分
これから、南沢山まで約1時間・・・ってこと?
実際は、55分だった

調べ中

ベニテングタケ:テングタケ科
キノコに詳しい人の口から
すらっと名前が出た
・・・・・・
赤い傘に白いでっぱり
不規則な形でくっついている
これは、『つぼが崩れてできた白色のイボ』だって
*『
つぼとは?キノコの部分の名前』
鮮やかなキノコには毒があると思っていたが
『少量摂取では重篤な中毒症状に至らな』くて、
長野県の一部では食用にしているとか

  
 沢道との分岐 9:31
今は、草が茂り、黄色いテープが張ってあった
地理院地図の1414m地点になる

   
 1414m地点からは、たらたら歩き
殆ど高度が上がらない

ツルリンソ:リンドウ科
赤い実が目に留まった

 
   
 南沢山山頂に到着 10:10
笹の中の小広場
上 山頂の記念写真
「1・2・3で撮るよ」と言うと、さっと笑顔とポーズ

下左 古い標識  下右 新しい標識

 
 
 南沢山山頂からの展望
上 富士見台方面
右 笠置山  左肩が下がっている特徴ある山容なので、すぐ分かる

   
 さあ、横川山目指して出発 10:20
アカミノイヌツゲ:モチノキ科
先ほど見た赤い実とは
葉っぱの形が違う

   
 いったん下って、また登り返さなければならない

 
 ズミ:バラ科
赤い実がなっていた

 
 
 後ろを振り返ると、ついさっきまで居た南沢山が見えた
南沢山は、笹の山だった!

 
 右側のガレ場を見ると・・・
ちょっぴり色づいた光景が見えた

 
 1つのピークを過ぎても、まだ次のピークが待っていた

 
 後ろを振り返ると、南沢山
その後ろのあの形は、南木曽岳に違いない

   
 足元、1m四方の範囲にツルリンドウの赤い実がいっぱい

 
今度こそ、あのピークが横川山に違いない

 
後ろを振り返る
笹原の中の一筋の道〜

 
 左手、ガスの中に赤茶色の山肌が見えた
中央アルプスの仙涯嶺や南駒方面か?

 
 左手  雲の中は恵那山?

 
 富士見台方面だね、きっと

 
 白いガスの中に、ぼお〜っと浮かんでいる山々
濃淡があって、水墨画風

 
   
横川山に着いた 10:52
上 三角点(山崎さんより送ってもらった画像)

南沢山から32分
早いけれど、ここで昼食休憩
休んでいるうちに、ガスはますます濃くなり、雨がぱらつき始めた
富士見台まで行きたいね・・・の声もあったが、
天候を考えるとここから引き返した方が得策に思えた
山の中でずぶ濡れは避けたいから

 
 出発前に、古い横川山の標識と共にパチリ
ここには三角点があるのに、冷遇されているような・・・
地理院地図にも名前が載っていないし・・・
・・・・・・
雲の動きが激しくなり、恵那山もぜ〜んぶ隠れてしまい
雨足も強くなったので、雨具を着こんだ
出発 11:20

 
 右手の山並み
本当に笹が多い山だね

 
 雨具を着たり、傘を差したりしながらの下山だったが
下るにつれ、雨は止み、なんと!薄日が差してきた・・・
暑くて、雨具を脱いだ

   
 アキノキリンソウキク科
ここの
アキノキリンソウは、背が低い

 ツルリンドウの実:リンドウ科
1m四方いっぱいの
ツルリンドウを見てもらいたかったのに
急坂を足元注意で下っていたら
どうも見逃してしまったらしい・・・
これだけは、見つけることができた

   
2回目の南沢山 11:45
横川山から25分で来てしまった

   
 後はどんどん下るのみ
沢道分岐を過ぎ・・・ 
12:20

 中間点で10分休憩をし・・・ 
12:25〜12:35
   
 下る下る・・・
急にパラッと雨が降りだしたこともあったが
すぐまた止んでしまった
 
   
 マルバノキの黄色いトンネルの中を歩いて・・・
登山口に着 13:27
なんて早い!
今日の行動時間 約5時間20分
皆、快調な足取りだった
初めから終わりまで、
楽しい話題が尽きなかった

  
マルバノキ:マンサク科
麓の
マルバノキ
日陰の葉っぱはまだ緑色 でも花は咲いていた
日向は紅葉が始まっていた
13:40発
 
また雨が降りだしたが、多治見へ着いても小雨程度
雨を覚悟の山行だったが、幸いにもぱらぱらっで済んだ

帰途、道の駅へ寄って、野菜をゲット
多治見へは、15:30に到着

スマホの記録では、12km 約22200歩だった


    私の記念の一枚 〈山崎さんより〉 
   
 紅葉には少し早かったけど、
マルバノキのトンネル、笹原の稜線、楽しい山仲間、
またまた最高の山歩きでした


     私の記念の一枚 〈白木さんより〉
   
 笹原が美しい山々です、感動  アリも蜜をいただきに来ているようです


   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   *帰り道は、山の中のくねくね道は避け、2車線の広い道を帰った。 
    ふるさと村自然園の(P)から園原ICまで23分 (行きのくねくね道は22分)
    これなら、広い道を通った方が安全で楽。
   *紅葉の見ごろには早かった あと、1週間〜10日はかかりそうかな?


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