JR藪原駅〜 鳥居峠 1197m 〜JR奈良井駅

            
(長野県木祖村・塩尻市)    2018年5月4日


                        『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

  JR藪原駅〜中山道鳥居峠越えコース入口まで

多治見8:52発のナイスホリデーに乗車
特急並みの停車駅で、藪原駅に10:43着
乗客は、10名以下

ハナモモ:バラ科
鉄道沿線や家の庭に咲いていて
ちょうど見頃

 飛騨街道と中山道の分岐点  11:20
左手へ降りていく細い道が飛騨街道だって

 スミレの仲間
濃い紫色
   
 スミレの仲間
こちらは薄い紫色 どちらも花が大きい

クサノオウ:ケシ科
風に揺れてふらふら ピントが合わない〜
 
   
 
 ニリンソウ:キンポウゲ科
ずいぶん背が伸びたニリンソウだった  20cmもある背高もざら

   
 ヤマネコノメソウ:ユキノシタ科
種ができていた
この頃の様子が、
「猫の目」に似ていることからの命名

ボタンネコノメソウ:ユキノシタ科
あっちにもこっちにも
黄色と茶色の派手な配色が目立った
これにも種ができ始めていた

   
 マルバコンロンソウかな?アブラナ科
スズシロソウに似ているが、茎はピンと立っている
図鑑で「アブラナ科」を探すと、マルバコンロンソウに似ていた
『全体に毛が生え』もぴったり

 
 ムラサキケマン:ケシ科
あちこちにたくさん咲いていた

  中山道鳥居峠越えコース入口〜御岳神社まで

 
中山道鳥居峠越えコース入口  11:45
左は石畳の道  右は車道

   
ヤマブキ:バラ科
なぜこんなに増えたのか不思議なくらいいっぱい咲いていた
花がとても大きい  日頃見慣れたヤマブキの花より倍はありそう
『バラ科ヤマブキ属(本種のみの一属一種)』なのに、この違いは何だろう?

   
 タチツボスミレの仲間:スミレ科
このスミレもあちこちでよく見かけた

 ヤマエンゴサク(山延胡索):ケシ科
優しい色となよなよした形からは想像できないが、
『全草に有毒成分を含む』だって
変わった名前は、
『中国名(漢方薬名)の
「延胡索」を日本語読みした』からとか

   
   
 ニリンソウ:キンポウゲ科
あっちにかたまりこっちにかたまり、あっち向きこっち向きと、気ままな風情

  
 
ネコノメソウの仲間:ユキノシタ科
花は終わっていて種になっていた  ネコノメソウの仲間とは分かるが、何だろう
雄しべがつんつん出ている

 ここで先程の車道と合流して、中仙道は山道に入る  11:57

 
ミツバウツギ:ミツバウツギ科
一つ二つが咲いているだけで、まだつぼみがほとんど
花は面白い形をしていた

   
 
 イカリソウ:メギ科
ここはこの色ばかり  「キバナ」は無かった
・・・・・・・
冷たい風が吹いて雨が降ってきた
急いで雨具を着て観測所跡地に建っている休憩舎へ

   
 ヤマツツジ:ツツジ科
つぼみばかり

 タチツボスミレの仲間:スミレ科
シロバナエンレイソウ:ユリ科
中山道鳥居峠越えコース入口付近で後続の2人は見つけていたと聞いた
私は見逃してしまったが、休憩舎の近くで出会えた  よかった〜 また会えて嬉しい


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 ランチ休憩をしている間に雨は上がり
青空が戻ってきた
サクラが青空と白い雲に映える

 ボタンネコノメソウ:ユキノシタ科
ネコノメソウはこればかり目立った

  
 上 御岳神社  下 御岳山展望所 今日はぼんやりして何も見えない

2017/3/4は、こんなにくっきり見えた (同じ場所で)
 

  御岳神社〜鳥居峠
 
  
 御岳神社下の道標  13:20
ここからトチノキ群生地になる

   
ハシリドコロ:ナス科
昨年と同じ場所に咲いていた

   
ボタンネコノメソウ:ユキノシタ科
葉っぱの模様に特徴がある

   
   
  
 レンプクソウ(連福草)(別名ゴリンバナ):レンプクソウ科
「変わった花が咲いているよ〜」と先行している私を呼んでくれた
「なになに?」と走って行くと、ほんと!今までに見たことのない花だった
「なんだと思う?」・・・「サンリンソウかな?」と私
「レンプクソウじゃない?」と同行者
家へ帰ってから調べると、「レンプクソウだった!」 すらっと花の名前が出てくるのがすごい!
ま上から見ると、花は1つに見えたが、横側からも花が咲いているのに気づく同行者
観察が鋭い〜
『上に1花、側面に4花の花が付く』・・・と
だから、別名のゴリンバナ (五輪花)なんだね!納得
今日の収穫


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 大きなトチノキ:『子産みの栃』伝説のある樹
幹の下部に大きな空洞がある

 エイザンスミレ:スミレ科
たった一株だけ咲いていた
葉に切れ込みのあるのが特徴

   
ミヤマキケマン:ケシ科
この花も多かった

  
 旧国道に合流  13:42
鳥居峠はここからすぐだが、右折して中山道を歩く

   
 カンスゲの仲間:カヤツリグサ科
垂れずにピンと立っていた

   
トウゴクミツバツツジ:ツツジ科
ミツバツツジが咲いていた
近寄って雌しべを見ると、毛が生えていたので「トウゴク」とした

   
 ヤマエンゴサク:ケシ科
ピンクっぽい花色

 シロバナエンレイソウ:ユリ科
背丈5cm程の赤ちゃんなのに、
もう花をつけていた

   
ハルトラノオ:タデ科
葉っぱの割に花は小さい

   
ツルアジサイかな?イワガラミかな?アジサイ科
樹に巻き付いていた
左 こんなつぼみの状態では、どちらか判別不可  右 昨年の花の跡

  
 鳥居峠の休憩舎 14:00
寒いので中に入って休憩

   鳥居峠〜JR奈良井駅


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峠を過ぎたあたりは、トチノキの巨木地帯

 
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 フキ:キク科
もう綿毛になっていた

 峠を越えると花が変わるはず・・・

  
レンプクソウ(連福草):レンプクソウ科
峠を越してからも、現われた

 
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 ヒトリシズカ:センリョウ科
白い部分は、雄しべ  基部で3本に分かれている
『雌しべは、雄しべ基部の上にあって、丸っこい』部分・・・だって
今日一番多かった花のうちの一つ

   
  
 ナガバモミジイチゴ:バラ科
上左 花は皆、枝の下についている
上右と下は、枝を持ってくるっと回転させたところを パチリ

   
  
 クルマバソウ:アカネ科
葉が、車のようにぐるりとつくのが特徴

  
   
 ニワトコ:スイカズラ科
下 エンジ色の部分は雌しべの柱頭
上 咲いてから日が経つと、このエンジ色が無くなる


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キランソウ:シソ科
地面に張り付いたようにして咲いていた
上唇が短いのが特徴

   
   
 
 ワダソウ:ナデシコ科
上 白い花びらの上に、エンジ色の雄しべの葯がなんとも可愛い!  まさに”造化の妙”
中 色が薄いのは、日が経っているから
下 横顔をパチリ

   
   
 オオヤマフスマ(大山衾)別名ヒメタガソデソウ(姫誰が袖草):ナデシコ科

   
シロバナエンレイソウ:ユリ科
花に少し色がついていた

   
   
 テンナンショウの仲間:サトイモ科
ムラサキ色の筋(濃い薄いがある)  付属体も紫色

夛治見周辺のスルガテンナンショウ↓は、白地に緑の筋  付属体も白色
  

  
 奈良井宿まで、あと0.6km地点の標識
JR奈良井駅は、奈良井の宿へ入った所からかなり長かった記憶がある
昨年は油断して、駅まで速足で歩いたので、今回も同じ轍を踏まないようにした

  
   
 フタバアオイ:ウマノスズクサ科
花びらのように見え、反り返っているのは、萼片だって

  
 石畳を降りると、鳥居峠越えコースの出口となる 15:30
駅まで40分かかる・・・と思って急かした

   
 車道をショートカットして奈良井宿へ 15:35

 奈良井宿の町を散策している
観光客の間を縫ってJR奈良井駅へ
15:55着 16:29発まで余裕たっぷり
ちょっと急かしすぎてしまった・・・

 
 2017/5/14の鳥居峠はこちら

 2017/3/4の鳥居峠はこちら 

 2017/9/3の鳥居峠はこちら


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