池田富士周辺 (多治見)

                          2019年8月29日


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

ノブドウ:ブドウ科-1
小さな花! 花びらは5枚 雄しべ5本 雌しべ1本
花びらと雄しべは早く落ちるらしく、ろうそく立てのような形が残る ↓


ノブドウ:ブドウ科-2
ピンクや紫の実が生っていた
きれいだな・・・と思っていた所、
『果実はブドウタマバエやブドウトガリバチの幼虫が寄生して、
虫えいを作ることが多く、
紫色や碧色などになる。正常な果実は少ない。
白い実は本来の実であり、青色や紫色の実は虫が寄生している寄生果である。』・・・だって

 オトギリソウの仲間:オトギリソウ科
背丈 20〜30cm程 花の直径 1cm程
恵那山で出会ったオトギリソウの仲間より大きい
右下 花びらに。黒線と黒点があった

   
 ツユクサ:ツユクサ科-1
8/27土岐川河川敷でツユクサを撮ったが、
3種類の雄しべの形がはっきりしなかったので、
今日は重点的に雄しべにピントを合わせた

   
 
  ツユクサ:ツユクサ科-2
3種類の雄しべのうち
上の3本『X字形』の葯中間の1本『Y字形』の葯 ↑
・・・・・・・・・・・
*『X字型・Y字型』と書いてある図鑑があるが、ピッタリの表現とは思えない・・・
といって、どう言い表したらいいか思いつかないので、そのまま使わせてもらっている

   
   
ツユクサ:ツユクサ科-3
3種類全部を撮ってみた
・・・・・・・・・・・・・・・
上の3本『X字形』の葯
中間の1本の『Y字形』の葯

下の2本
 他よりも長く、葯は長丸

   
  ワルナスビ:ナス科
黄色いバナナのような形は、雄しべ
雄しべに囲まれた中に短い緑色が見える
雌しべ

 ノリウツギ:アジサイ科

 
   
  キンミズヒキ:バラ科
右 花の拡大

   
ヘクソカズラ:アカネ科
右 花の中を拡大

  テンナンショウの仲間:サトイモ科

  ツルニンジン:キキョウ科
まだ、つぼみ

   
 ヤブミョウガ:ツユクサ科

  
 ヤマノイモのムカゴ:ヤマノイモ科

   
 コバノカモメヅル(小葉の鴎蔓):キョウチクトウ科
2016/9/1に、初めてこの花を見つけた
そろそろ咲いているかも・・・と期待して、
以前に咲いていた場所へ行ってみたが、見つからなかった・・・

所が、行きには見つけられなかったのに、
帰途、ふとこの花が目に留まった
2016年の花より、
一回り小型でツルも細かった
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いろいろ調べていくと、これって、もしかすると
コカモメヅル(小鴎蔓):キョウチクトウ科」ではないかと思うようになった
比較のために、2016/9/1の画像を借りてきた ↓
  
↑ これらは、明らかに、裂片が長くて細い
これらは
コバノカモメヅル
こうやって並べてみると、違いがはっきりする
今日出会ったのは、確かに
コカモメヅル

   
   
 ハグロソウ(葉黒草):キツネノマゴ科
以前群生していた場所は、大雨で流されてしまい、翌年は場所を変えて咲いていた
今年はどうかな?と思いながら探したが、無かった・・・
絶えてしまったのか?と思って、ふと目を転じたら、咲いていた!
雨で流されたが、その場所でかろうじて止まった・・・と思える場所だった
・・・・・・・・・
花びら2枚 雄しべ2本 雌しべ1本
雄しべ・雌しべは長く、ぺたりと花びらの上に乗っかっている
雌しべの柱頭は2裂している (右下)
面白いことに、雄しべの葯はまっすぐではなく、
どれも、「八」の字型に開いている
ハグロソウの名前の由来は、葉が黒いからだそうだが、
それほどの黒さは無い

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