土岐川河川敷 (多治見市)

                          2019年9月11日


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

   土岐川左岸(観察館のある方)

イタドリ(虎杖):タデ科
この辺りのイタドリは、皆、雄花みたい

 
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 アレチハナガサ(荒地花笠):クマツヅラ科
穂のような形で咲いていたので、「アレチ」にした
南アメリカ原産

   
 ツユクサ(露草):ツユクサ科-1
右 雄しべの形が分かるように、花を拡大してみた
下右 雄しべ6本のうち、
上の3本の形がよく分かる
この形を
『X字型』と表現している図鑑やページがある
一番下の2本の雄しべは他よりうんと長く、葯は長丸 
真ん中の1本の雄しべは、ぐにゃりと曲がっているので
どんな形なのかよく分からない・・・

    
ツユクサ(露草):ツユクサ科-2
円を半分に折ったような葉っぱ(苞葉)の隙間から、青い花が覗いている
右 拡大してみた・・・これから咲く? 明日咲く花の準備?
撮影した時刻は8:18  花がしぼんだにしては早すぎる気がする
明日咲く花だろうか?

 
アレチウリ(:荒れ地瓜)ウリ科
北アメリカ原産
花はこの株だけだった
2017/9/23に調査をしたときは、すでに実がなっていた(右 参考のため借りてきた)

 
この丸いコンクリートの飛び石を渡って、土岐川左岸へ
左から流れ込む川は笠原川
対岸の遠くには市民病院  もっと遠くは県病院


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 オオブタクサ(大豚草):キク科
北アメリカ原産
『茎の高さは50cmから300cmに達する』そうだが、この株で1m以上
穂のようになった黄色い花がびっしり付いていた
『雌雄同株で雌雄異花』・・・ということは、どれが雄花?どれが雌花?
『茎の上部に穂状の雄花がつき、その下の基部に雌花がつく』・・・と
つまり、『穂状の雄花の基・葉の付け根に雌花がつく』らしい
つい、黄色の花(雄花)に目を奪われ、葉っぱの付け根なんて見もしなかった・・・

   
  
マメアサガオ(豆朝顔):ヒルガオ科
北アメリカ原産
砂地で巻き付くものがない時は、横へ横へと伸びていくが
巻き付くものがあると、上へ上へと伸びていく

 
  ホシアサガオ(星朝顔):ヒルガオ科
中心部が濃い色
をしているので、
ホシアサガオとした
南アメリカ原産


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 ジュズダマ(数珠玉):イネ科-1
8/27には、白い髭のような雌しべの柱頭しか見当たらなかったが
今日は、雄果穂が開いて、オレンジ色の葯がたくさん垂れ下がって
華やかになっていた
つまり、雌性先熟
インドなどの熱帯アジア原産
   
   
 ジュズダマ(数珠玉):イネ科-2
丸っこい
壺のようなものは、もともとは苞葉
ほうよう=蕾(つぼみ)を包むように葉が変形した部分
これが、段々緑→黄色→褐色→黒っぽくなっていき、
「数珠」や「首飾り」の材料になる


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オオイヌタデ(大犬蓼)タデ科
タデ科とは分かるが、さて、この花は何だろう?
背が高く、白花と赤花があった
それらしき花を調べてみた
・・・・・・
名前   草丈cm 葉の長さcm  花色   花序の先  
オオイヌタデ  80〜200  15〜25  白色または淡紅色  垂れ下がる  ふくらむ 
サナエタデ  30〜60 4〜12  淡紅色  先は垂れない  ふくらまない 
↓ ↓
オオイヌタデのように思える

   
チョウジタデ丁子蓼(タゴボウ田牛蒡):アカバナ科
花の直径1cm弱  草丈40〜50cm程
茎が赤っぽい
田んぼでよく見かけるのだが、河川敷の湿っぽい所に、咲いていた
『在来種」だって

   
   
   
アレチケツメイ(荒地決明):マメ科
今まで、カワラケツメイだとばかり思っていたので、
今日は、蜜腺を重点的に調べてみた
真上から見たのでは、分からないので、斜めから・横から・・・と見てみた
これらの画像からすると、すべて(と言っていいかな)
アレチケツメイになるんだけど

【アレチケツメイの特徴】
 @蜜腺に柄がある・・・右側の画像 キノコのような形
 A下側の花びらが大きい
 B雄しべの色が赤い
 C小葉の先は丸みを帯びている

北アメリカおよび西インド諸島原産
・・・・・・・・・・・
我が家の近くにも咲いていたので調べた所、蜜腺はキノコ型だった=
アレチケツメイ

   
 ワルナスビ(悪茄子):ナス科
上の花は、雌しべ(緑色)が
にゅっと突き出ている
下の花は、雄しべ(黄色)とほぼ同じ長さ
アメリカ合衆国南東部(カロライナ周辺)の原産

マルバアサガオ(丸葉朝顔):ヒルガオ科
熱帯アメリカ原産
「マルバ」といっても丸い葉ではなく
ハート型の葉
 
   
コセンダングサ(小栴檀草):キク科
 『
北アメリカ、南アメリカ原産
頭花(とうか=小さな花の集まり)は
舌状花(せつじょうか=舌のようになっている花びら)がないのが特徴』

 

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アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩):マメ科
この花は大量の実をつける
うっかり近づこうものなら、ズボンや服などにびっしりくっつく
はじいたくらいでは取れない
ひとつひとつ丁寧に取り除かないといけないやっかい者
北アメリカ原産

   
   
センニンソウ(仙人草):キンポウゲ科
花がそっくりで、見分けが難しい
ボタンヅルという花がある
そんな時は葉っぱに注目
下左=
センニンソウ  下右=ボタンヅル
 (2019/8/24恵那山広河原登山口付近で撮影
比較のため借りてきた)

メマツヨイグサ(雌待宵草):アカバナ科
『北アメリカ原産』
右 実は細長い形


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オオニシキソウ(大錦草):トウダイグサ科
面白い形だが、小さすぎて分かりにくいのが難


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オオフタバムグラ(大双葉葎):アカネ科
北アメリカ原産
右岸にも咲いていた

   
 キツネノマゴ(狐の孫):キツネノマゴ科
草丈20cm程だった
不思議な名前が付いている花は多いが、意味不明も多い
これもその一つらしい

      土岐川右岸(市民病院側)


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ヤハズソウ(矢筈草):マメ科
た〜くさん群生していた 背丈20cmほど

   
   
   
   
 アレチケツメイ(荒地決明):マメ科
土岐川右岸(市民病院側)の堤防には、びっしりアレチケツメイが群生
花の何倍も大きい実ができていた
花を探す方が難しかった
アレチケツメイの特徴 ↓ を、備えていた
@蜜腺に柄がある・・・ キノコのような形
 A下側の花びらが大きい
 B雄しべの色が赤い


 
   
 メドハギ(目処萩):マメ科
大群生だった


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 ヤブガラシ藪枯らし(ロウソクバナ蝋燭花):ブドウ科-1
『この草が繁茂すると、その土地の養分を吸収し、
付近の藪を枯らしてしまうというので
ヤブガラシと言われる』・・・とか
巻き付くものが無ければ横に這い(斜めになったコンクリートの上で茂っていた) 左
巻き付くものがあれば絡んで上へ横へと伸びて、すごい勢いで増えていく
でも、面白い形の花なので、興味が惹かれる
右 つぼみ

   
   
ヤブガラシ藪枯らし(ロウソクバナ蝋燭花):ブドウ科-2
緑色の丸いものは、つぼみ
花びらは緑色の部分で4枚 平開後、反り返るようになる
雄しべは4本 
花びらと雄しべはすぐに落ち
雌しべ(ツンと立った白っぽい部分)と花盤(かばん)が残る・・・ローソク立てのような形
オレンジ色の部分が
花盤
ここで
蜜ができる じっとり濡れているように見えるのが蜜
『数日すると、花盤の色がだんだん色あせ、
オレンジからピンクに変化していく

* 花盤(かばん)とは?・・・花托の一部が大きくなってつきだしたもの
   花托(かたく)とは?・・・茎の先端の花が付く、土台みたいな部分

 難しい言葉が続々!
 できるだけ易しく言い換えたいのだが、これがなかなか手ごわい・・・

    
 ワルナスビ(悪茄子):ナス科
アメリカ合衆国南東部(カロライナ周辺)の原産
 ホシアサガオ(星朝顔):ヒルガオ科
中心部が濃い色
をしているので、
ホシアサガオとした

   
 メリケンムグラ(米利堅葎):アカネ科
北アメリカ原産
花の直径1.5cm程


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 センニンソウ(仙人草):キンポウゲ科
 
   
 
 ツルマメ(蔓豆):マメ科

   
   
ツユクサ(露草):ツユクサ科
雄しべを拡大してみた

   
   
ヒレタゴボウ鰭田牛蒡(アメリカミズキンバアメリカ水金梅イ):アカバナ科
北アメリカ、南アメリカ原産
花の直径2〜3cmほどで、大きくてきれい


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オオフタバムグラ(大双葉葎):アカネ科
北アメリカ原産
左岸にも咲いていた

 
 土岐川左岸から国長橋を渡って、右岸を歩き、陶都大橋を渡ってぐるっと回った

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