JR藪原駅〜鳥居峠〜JR奈良井駅
         

                   (木祖村・塩尻市)  2020年9月21日


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

多治見:5:59発「松本行き」に乗車

速足で歩いて、13:32の電車に乗り、名古屋へ
「駅前アルプス」で、ストックの修理を頼む予定

藪原7:59着 8:08発

 
  ガガイモ:キョウチクトウ科(ガガイモ科)
いつもと違う道で行こうと思い、
線路際を歩いていると
変わった形の実を発見
細長いごつごつした長径10cmくらい
初めて見た!
葉っぱはアサガオに似ているけれど
アサガオの仲間のはずがない!

帰り道、奈良井駅に向かう線路沿いの道で
(人通りの多いお店通りを避けた)
同じ実をみつけた
傍に、ガガイモの花が咲いていたので
もしかして、ガガイモの実?と思い、
スマホで検索してみたら、
ピンポ〜ン・・・ガガイモの実だった!

 
中央線を跨ぐ「跨線橋」を通って・・・

 ここ(飛騨街道追分分岐点)に出た 8:23
ここからいつもの坂道となった

    
ツリバナ(吊花):ニシキギ科
左 何だか薄汚れていたし、
まばらにぶら下がっているだけだった
右 2018/9/17 同じ場所で撮影 
この時は見事だった! (参考のため借りてきた)

   
  
 イチイ(一位):イチイ科 雌雄異株
赤い実のほかに、緑色の実がある 
面白い形〜!
若い実が同居している・・・と思ったら、
実ではなく種らしい!?

調べてみると、
イチイの実は不思議な「つくり」であることが分かった
果実は赤く、へそのある球形の果肉に包まれてる
果肉には毒がなく甘くて食べられるが、中の黒い種子には毒が含まれている
死者も出たことがある』・・・と

「果肉」は正しくは「仮種皮」というらしい

この
緑っぽいものに包まれた先端が尖った「もの」は、
最初、この尖ったものは、
むき出しのようになっていて
だんだん、
周りの「皮=仮種皮」が伸びて来て
種を包むようになり、そして「皮=仮種皮」は赤くなっていくらしい(上の画像)

何故そんな複雑なことを??
赤い色で鳥をおびき寄せ、食べられて、
子孫を増やすため?

 
ここをクリックすると大きく見えます
 
  クサフジ(草藤)の仲間:マメ科
まだ、名前は調べ中

 ここから石畳が始まる 8:40
今日は乾いていたので、歩きやすかった
いつもたくさんある「杖」
今日は1本も無し・・・

マムシグサの仲間:サトイモ科
だんだん赤くなっていく

春に訪れた時は、株がたくさんあったが、
今日は2株のみ
雌雄異株なので受精できなかった?

 
セリ科
真っ白で小さな花の集まり

 シデシャジン:キキョウ科
残り花
 熊除けの鐘を鳴らして、通過 8:51

   
アザミの仲間:キク科
蜜を吸っている虫がたくさん

  
ミヤマママコナ:ハマウツボ科
残り花

ツリフネソウ:ツリフネソウ科
残り花
実がたくさんできていた

オヤマボクチキク科
「くも毛」と呼ばれる白っぽい毛のようなものが特徴

チゴユリ:イヌサフラン科
黒っぽくて丸い実がなっていた

測候所跡地で休憩 9:15〜9:25

机・椅子がリニューアルされていた

キノコの仲間
傘は、直径10cm程

キノコの仲間
まん丸くって白いキノコ
背丈5cm程

コブシの実:モクレン科
赤い実をのぞかせた実がいっぱい落ちていた

アキノキリンソウ:キク科
残り花

ノコンギク:キク科
この花は多かった
特に鳥居峠を越えてからは
左右にいっぱい

『峠山からの湧水』だって
勢いよく流れていた

 
 急な坂道を登ると、御岳の見える場所になる
今日も雲の中で見えなかった

 
トリカブトの仲間:キンポウゲ科
虫が体中すっぽり入り込んで
蜜を吸っていた

大きなミツバチふうなのに、
姿が見えなくなってしまうほど奥が深い

 セリ科の花
この花も多かった

   
 「トチノキ群生地」の石碑
ここから地面に落ちている
トチノキの実が多くなった

 トチノキの実:ムクロジ科
時々、コツンという音を立てて、
実が落ちてきた

   
 
カワミドリ:シソ科
山に咲いているのに、「川緑」とは?
ハッカのような香りがするとか

キツリフネ:ツリフネソウ科
赤色の
ツリフネソウより、花数が多かった
ツリフネソウより花期が遅いのかも?

   
   
 ノブキ:キク科
こん棒状に伸びている先端に、
ねばねばした腺体があって、服などにくっつく

右下 花の様子 2017/9/3撮影(参考のため借りてきた)
まわりにあるのが雌花
雌花だけが実になり、
中心部にある両性花は実にならないそうである

 
 林道に出た 10:07
峠山方面へは右折
ぷ〜んと、いい香り パンの焼けたような匂い〜
カツラノキの葉っぱの匂い

   
 ミヤマキケマン:ケシ科
残り花

  ツルリンドウ:リンドウ科
つやつやした赤い実
   
ゲンノショウコ:フウロソウ科
残り花
殆んどは実になっていた

   
調べ中
直径4ミリほどの丸い実

   
 ヤマハハコ:キク科

ノコンギク:キク科
白っぽい色や薄紫や
色はいろいろ

  
 中電の「峠山中継所」 10:38
11:32発に乗って、名古屋へ行きたいので
ここから引き返し

   
 ヒヨドリバナ:キク科
これも残り花

 オトコエシ:オミナエシ科
大きい玉は、虫こぶ
オトコエシミフクレフシ」という名前がある

「オトコエシニセハリオタマバエ」の
幼虫が入っているって

   
 ヤクシソウ:キク科
咲き始めたばかり

 
 ここから遊歩道に入る

    
 「木曽川・水の始発駅」という書き方が面白い

   
クルマバハグマ:キク科
葉っぱが、ぐるっと車状になっている

  
 ゴマナ:キク科

   
ミゾソバ:タデ科
ピンク色と白花
ここの
ミゾソバは花が小さいように感じた

  
 ここから林道を離れて石畳の道へ 11:12

   
 タマアジサイ:アジサイ科
「タマ」と名前の付く蕾は
一つも無し

こんな貧弱な花だけ

サラシナショウマ:キンポウゲ科
これも残り花
 
   
 
クサボタン:キンポウゲ科
下 花の様子
この花から、こんな種! 
似ても似つかない姿になっていた

   
 フシグロセンノウ:ナデシコ科
これも残り花
被写体にふさわしいのは、
このたった1つだけ・・・

 アキチョウジ:シソ科
これも残り花
   
 サンショウ:ミカン科

カンボク:レンプクソウ科
真っ赤な実!
今年は実が少ない

   

  キバナアキギリ:シソ科
にょろ〜んと出ているのが雌しべらしい

   
調べ中
大きな木だった

   
調べ中
これも大きな木だった
隣同士だったが名前が分からず・・・

    
ここから展望台へ行けるのだが
展望とは名前だけなので
パス

そのすぐ傍に小さなキノコの群生 
 
 石畳を降りて林道に出た 12:11
ここから舗装路歩き

   
 ショートカットして、
「鎮(しずめ)神社」へ

ここから観光客が増えた
前回(2020/8/8)と比べると3倍ほど

食べ物屋さんの前には行列 
 
 町中を避け、線路沿いの道を歩いていると
フェンスに絡まった、あの奇妙な実を見つけた

実物を持って帰って調べようと、2つ貰ってきた
ぷちっとちぎるとき、実の中から白い汁が出てきた
左にある葉っぱは、他の植物の葉
右側の葉っぱが、この変わった実(
ガガイモ)の葉

 
 奈良井駅に着いた 13:10
花が少なかったので、早く着いてしまった

ここから名古屋まで3時間

調子の悪かったストックは、
マジックのようにあっという間に直ってしまった!

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この時期の鳥居峠は、花が少なかったが
ストックの修理ができたので
青空フリー切符2620円が有効に使えた

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