多治見植物の会  カタクリ観察会
         

              
(多治見市)    2021年3月27日
                


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

  観察地-1

 
 
カタクリ:ユリ科-1
小沢を挟んだ向かい側斜面に
た〜くさん咲いていた
笹を刈ったので陽当たりが良くなったため
花付きが良くなったらしい
   
カタクリ:ユリ科-2
ちらりと、花の中央部の模様が見えた

  観察地-2

   
 ナガバモミジイチゴ:バラ科
咲き始めたばかり

タチツボスミレ:スミレ科


   
チャルメルソウの仲間:ユキノシタ科-1
左と右では、葉っぱの形・色も
違うので、別種かも?
右 2021/3/24撮影 比較のため借りてきた ↑
   
 チャルメルソウの仲間:ユキノシタ科-2
花柄の色が赤っぽい
萼が立っている
チャルメルソウの仲間:ユキノシタ科-3
花柄の色が緑っぽい
萼が開いている
 
チャルメルソウの仲間は、
コチャルメルソウ・コシノチャルメルソウ・ツクシチャルメルソウ
オオチャルメルソウ・チャルメルソウ・
シコクチャルメルソウ・ミカワチャルメルソウ・モミジチャルメルソウ
マルバチャルメルソウ
』・・・など、
地域の名前が付いたものが多い

花びらの切れこみ方(魚の骨のような部分)と
萼の開き具合(直立しているか、平開しているか)が
判断の決め手とか
↓ ↓ ↓ 
じゃあ、やっぱり、右と左は別物だよね!

   
 テンナンショウの仲間:サトイモ科
タケノコのような形
芽出しの様子

ジロボウエンゴサク:ケシ科
花の形が面白い


   
シハイスミレの仲間:スミレ科
葉っぱが細長い
花の中を見ると、毛が生えている

ヤマザクラ:バラ科
見事な大木!

シキミ:マツブサ科
い〜っぱい花を付けていた
  観察地-3

 
 ユスラウメ:バラ科

   
 コブシ:モクレン科-1
↑ コブシは雌性先熟
先に雌しべが開く
中央の緑色の部分が雌しべ
くるりくるりとしている部分が雌しべの柱頭らしい
これは開いた状態

その周りにあってぐるっと取り囲んでいるのが雄しべ
   
 ↑ 花びらが半分閉じている花があったので
そっと花びらを開いてみたのが右の画像
雌しべは開いて、雄しべはぴったりくっついていた
2019/4/1撮影 (比較のため借りてきた) 
   
コブシ:モクレン科-2
↑ 雌しべの柱頭が伸びてきた
 
   
コブシ:モクレン科-3
↑ 雌しべがだんだん中央に集まってくっつくようになると、
周りの雄しべが開いてきて
花粉を出すようになる

   
 トキワハゼ:ハエドクソウ科
ランナーと呼ばれる
地上を這って伸びる茎はなかった

   
  
 カタクリ:ユリ科
タネをまいて育てている場所があった
上左 最初の芽出しは、松葉のように細い
上右 2〜3年経つとこんな感じ
下 葉が2枚になると、花を咲く準備に入るが、
開花は、芽出しから7〜8〜9年くらいかかるとか

   
   
 スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科
枯葉を丁寧に退けていくと
花が現れた

   
 シハイスミレの仲間:スミレ科

タチツボスミレ:スミレ科

  観察地-4
 
   
   
カタクリ:ユリ科
ここの
カタクリは、まだつぼみの方が多かった

   
   
スミレの仲間:スミレ科
花色は白・花びらの内側に毛がある・
雌しべの柱頭はカマキリの頭型
ここだけに分布していた

   
   
   
   
   
 ミノコバイモ(美濃小貝母) 別名;コバイモ(小貝母):ユリ科
左 花全体の様子 右 花の拡大
背丈10cm程
細長い葉っぱを左右に広げていた
お世辞にも綺麗とはいいがたい
茶色っぽい色で汚れたような斑点がある花
ぷっくり膨れたイボのような突起もある

花はきれいな色で虫を呼び寄せるのが一般的なのに
何故こんな汚れた色?
いい香りでも出しているのだろうか?

コバイモの仲間には、
『アワコバイモ・イズモコバイモ・カイコバイモ・
トサコバイモ・ミノコバイモなどがあり
各地の地名が名前の頭に付けられている
日本には8種類ほどが生育する』とか

また、『種子が発芽しても、一気に花を咲かせるわけではなく
開花までは6〜7年を要するといわれ、
それまでは毎年1枚だけ葉を出しては枯れる・・・の繰り返し』だとか

カタクリに似ている

↓ そっと中を覗いてみた
  
↑ 中央にあって、3つに分かれているのは雌しべの柱頭
その下にあるものが、雄しべの葯(6個あるとか)
花びらの縁は、ギザギザになっている

   
   
ミヤマシキミ:ミカン科
雌雄異株
赤い実がついている木の横に花が咲いていたので
てっきり雌花(雌株)だと思っていたが
家に帰ってからパソコンで大きく見たら
雄花だった

↓ これこそ、
雌花
2020/4/3撮影
 比較のため借りてきた
   


 

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