4月の低山ハイキング 1回目  
          遠見山~納古山縦走

             2023年4月13日 (川辺町)   

    周辺地図はこちら  地理院地図はこちら(黒い十字のある所が「納古山」)
    コース図-1 (下麻生駅~三和町分岐まで)
    コース図-2 (三和町分岐~上麻生駅まで)
     ①②・・・は、全員集合場所を地図に示した番合のことです。


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 電車組9名と、車組21名、計30名の参加者
多治見駅6:42発ーー下麻生駅7:46着

身支度やトイレなどは車内で済ましていたので、すぐ出発

あら、お迎えの人達が・・・
車で来て、ここで下りてトイレを済ませたとか
な~るほど~

一緒に歩いて町営の駐車場へ
丁度小学生の登校時間

「お早うございま~す」と言ってすれ違い

 
 町営の駐車場
登山口の近くにあって無料 有り難いこと!

資料や地図を配り、集金をし、
参加回数の多い人に記念品を渡し、
地図の説明を簡単にして出発~ 8:17

 
 次の全員集合場所(登山口)を目指して歩く
30人は多いねえ・・・

 
 キリの花がポトリ・ポトリ
草はらには、紫色の
ムラサキサギゴケがびっしり~
1人なら、直ぐカメラを取り出すのだが
今日は無理・・・ 見るだけにして素通り

 
 ここが登山口 8:21
背の高い人はゴッツンするほど

トンネルを出ると、丁度列車が通って行った

 
 直ぐに急登が始まる

 
 長い列が続く

前の方で何やら見つけたらしい声

ギンリョウソウがパラパラ咲いていたらしい

 
 まだまだ登りが続く

と、丁度曲がり角に、ギンリョウソウの群生 ↓
これは見事!
カメラを出してパチリ!
 
   
 ギンリョウソウ(銀竜草):ツツジ科
右 そっと中を覗くと
こんなきれいな青色になっているのだが(雌しべの先端)
みんなと歩く時はゆっくり観察できない・・・残念
2020/6/16撮影

 
 尾根に着いた 8:43
遠見山山頂(下麻生城址)は右へ

まずは、見晴らし台へ行って飛騨川を見てこよう~

 
 ここが突端 8:45
 ギリギリまで行けばいい展望だが
緩い坂になっているし、柵も何にもないので
安全第一で引き返した

 
 今日は黄砂の影響か、
遠くの山はぼお~っと霞んでいた

 
 突端から今来た道を引き返し、山頂を目指す

 
 右へ行けば、駐車場へ
左へ行けば、南天の滝へ
山頂は直進

 
 ちょっとした登りもあったが、
3/27の下見の時は、登山道の両側は
ヒカゲツツジが真っ盛りだったのに ↓
なあ~んにもない・・・
2週間でこんなに違うとは! (比較のため借りてきた)

 

 
 後で分かったが、
「遠見山~納古山の間は花が早く咲く」
「納古山からの初級者コースは開花が遅い」ので
ここでダメでも後があるってことが分かった

 
 遠見山山頂 9:00
全員集合場所の④

 
 次の全員集合場所、鉄塔No.66を目指す

下に見える池は
『晴天が続いても涸れない池』で、
ここが下麻生城址らしい

 
 
 おや~!
白い
イワカガミが、
登山道の右側斜面に咲いていた
東海地方に咲く白花品種は、
愛知県で確認されているが
ヤマイワカガミ』か『イワカガミの白花種』らしいが
はっきりした区別法が無いようで困る

下の画像の花の横に茶色い茎が伸びているが
去年できた種

 
 全員集合場所の⑤鉄塔No.66に着いた 9:22
ベンチはあるが数が少ない

黒いものが転がっていたが、「モグラ」だった

 
 ここからぐにゃりと曲がるポイントNo.35地点
ここを過ぎると下見の時は右も左も奥も手前も
ヒカゲツツジでい~ぱいだったが
今日は、なあ~んにも無し
花びらが茶色になったしょぼい花が、パラパラだけ


 
 ↑ ↓ こんな感じで圧倒されていたのに
今日の参加者に見てもらえなくて・・・残念!

 
 ヒカゲツツジに囲まれるはずだった
全員集合場所No.52の休憩ポイント ↓ 9:50
 
 小広場にベンチがあった 
ここから急な下りが始まる
滑りやすい直進コースと階段のある右コースがあった

次の全員集合場所は休憩ポイントNo.62
丁度そこですれ違いの他グループと出会った

「行っていいよ~」の声を、私の声と間違えたらしく
先頭集団は既にNo.62を出発していた・・・!

 
次の全員集合場所は鉄塔No.33
大きな広場はあったが、見晴らしは良くない
地理院地図には、
ここから川へ下りられる登山道が破線で書いてあるが
大きな木が「行っちゃいけません」という意味で
塞いであるので、あまりお勧めしていないようである

次の全員集合場所は、
「左へぐにゃり」の手書きの表示板 ↓
 
 
そして、「納古山」の表示板もあった ↓ 
 
 ↑ これらに注意を払わないと、直進してしまいがちな場所

 
 少しだけ下った所に、
薄ピンクの
イワカガミ~ ↓
 
 
 ↑ さっきは白花、今度は薄桃花
こっちの方が葉っぱがつやつや~

 
 急ではないが、
いつまでもいつまでもだらだらと登る道は、疲れる~

 
 やっと、全員集合場所No.189 三和町分岐 
ここまでくれば山頂は近い!

 
 くぐり岩や、くぐり松があって
「くぐると何かいいことがあるの?」という
素朴な疑問が聞こえてきた

 
 
 中級コースからの道と合流すると、
急に色鮮やかな
ツツジの花が目に入ってきた ↑

今までは、半分枯れかけたような
茶色に汚れたような薄ピンク色だったので、
これは違う種類の花だ!と思った
中を覗くと、雌しべの根本にざらざらしたような
毛のようなものが見えた

雄しべの数を数えると・・・
5本のものと、10本のものがあった ↓
   
 ↑ 左 雄しべ5本     ↑ 右 雄しべ10本
困った!
雄しべ5本ならミツバツツジ  10本ならコバノミツバツツジと覚えている
また、
雄しべが10本で雌しべの根元にブツブツがあるのは、トウゴクミツバツツジ
では、雄しべ5本雌しべの根元にブツブツがあるのは何
ツツジ??

この辺りの
ツツジは3~4種が混ざっているってこと?

 
 山頂に着いた! 11:30頃
今日は山頂広場は人でいっぱい
ここで集合写真を撮ることはできない
そして暑い!
「12:50になったらこっちへ来てね」と言い置いて
涼しい木陰の所へ移動した

「今日の休憩は、ゆっくりできないので
素早く食べられる物を持ってきて」と注意してあるので
皆、早い早い!

次は「奥座敷」へ移動

山頂より、
アカヤシオの木が多く
アカヤシオ広場になる所

 
 だが、既に盛りは過ぎ、豪華絢爛を見てもらいたかったのに
期待外れになってしまっていた・・・
あ~あ
ヒカゲツツジといい、アカヤシオといい
花が早すぎるよう~!


 
 ↑ これは2023/3/27のアカヤシオ

 
 ↓↑これらは、2022/4/10アカヤシオ
計算して、今日(4/13)なら、見事だろう~と思ったのに!!
 
 嘆いてばかりもおられない
かろうじて間に合った!と、思うことにした

 
ここをクリックすると大きく見えます
 さあ、下山
その前に集合写真を撮ることにした

ここなら大きな声を出しても周りに人はいないからOK!

集合写真では、今の気持ちを大きな声で叫ぶことにしているが
まだ慣れていないらしく遠慮がちの声量
・・・・・・・・・・・
さっき通過した三和町からの道と合流した三叉路まで降り、
中級コースとの分岐まで、歩きにくい道を下りていくと
前方で何やらトラブル

近づいて様子を見ると、足が攣ったらしく
歩けなくなった・・・と

足が攣った時の即効薬の漢方を飲んだ?と聞くと
朝から2袋飲んだとのこと

まだこれから急な下りが続くので、
頑張って歩けるようにしなくちゃあと
ぐいぐいと足の中心をもみ込むようにマッサージをした
両足に各1人ずつが、「もみもみ隊」としてあたることになった

少し良くなって歩けそうになるのだが
また、攣ったらしく「もみもみ隊」は大活躍

荷物も、背負ってもらって身軽になり
3回目の薬も飲んで、「もみもみ隊」も活躍し、
「足攣り組」の先頭には、
「病人が歩き易いコースを選んで歩く」を実践してもらい、
次の全員集合場所⑮の「塩ノ道分岐」を目指した

 
  「初級者コース」とは名ばかりで
かなりの急坂

弥勒山から降りる際の「弥勒の大下り」よりきびしい

所が、今までしょぼくれていた
ヒカゲツツジ
アカヤシオが元気いっぱいで咲いていた

足元が平らで歩き易い場所なら
カメラを出すこともできるのだが
左右を見る余裕がないほどの「大下り」なので
ほんのちょっぴりのみ・・・
これらの
ヒカゲツツジは、花びらの端にピンクの色が見え ↑
華やかさが強調されている ↓
 
 ↓ 塩ノ道分岐に着いた 13:00
ここから右折するが
電車組は、14:50発に乗らないと、次は2時間後になる

塩ノ道経験者を先頭にして、電車組を先頭集団にし
車組は、後から歩くことにした

 
  足が攣った女性も、
ここまで下りれば、後はたらたらのトラバースが
中級コースとの合流点まで続くので
まずはほっと一安心

 
 落ち葉の積もったふわふわ道のトラバースはらっく楽

 
林道に出た 13:15頃
前回の低山ハイキングは、
急遽行き先を納古山に変えたので
下見がしていない
この標識の文字「初級・中級コース入口」を信用して
林道を左折した所、
延々と新しくできた林道を歩かされてしまった

それ以後、昔のショートカット道を探すことができたので
「林道へ出たら右折」することにしている

 
 右側の斜面から転げ落ちたらしい石がゴロゴロ

崖に近づかないで~と注意喚起

 
 林道はここで終わり、山道に入る 13:21

落ち葉が積もった細いふわふわ道を進んでいくと・・・
 
 「中級コース」に合流~  13:31

電車組は大分速足で下ったらしく
先頭集団の姿が見えない・・・

ここからは、何度も沢を渡る
木橋を通らなければいけないが
今日は、濡れていないので、滑る危険性も低かった

 この水場で水を汲んで、家へ帰ってコーヒーを飲む
…という話小耳にはさんだ
どんな味だったろう??

 
 もうすぐ中級コース登山口に出る・・・というあたりで、
マムシグサの仲間を1本貰って来た
中にある、雄花や雌花を見てもらいたかったから

実ができていたので、雌花だった

まだまだ小さく、林道に出ると林道脇のあちこちで見かけた

その他に、
キケマン・ムラサキケマン・ミヤマハコベ・クサイチゴ
・ウスギヨウラクツツジ
等の花を見つけた

電車の発車時刻に急かされ、
ゆっくり写真を撮る余裕がなく残念だった!

 
 私は上麻生駅へ
車組は、道の駅へと左右に別れた
 14:32着

駅には、速足で下りたらしい電車組がいた

予定通り、14:50発に乗って、
下麻生駅下車組と(下麻生の駐車場に車が置いてある)
太多線組に分かれた

他の車組は、声を掛け合って相乗りで家に帰ったと聞き
置いてきぼりが無かったと分かってホッとした

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美濃太田のプラットフォームにある待合室で座っていると、
隣に名古屋市から来たというハイキングクラブの女性が座った

中川辺駅から乗ったことは分かっているので、
「どこへ行ってきたのですか?」と尋ねると
親切にもチラシを下さった
『鬼飛山・大谷山・八坂山・米田富士・遠見山・権現山』の6つが紹介されていた

面白そう~
来年の計画に入れようかな??と思った

お礼に、私の「遠見山~納古山」の地図を差し上げた

・・・・・・・・・・・・

 
 電車組と車組の乗り合わせなどについて

電車組は、多治見駅から(7名)と・姫駅から(2名)の乗車

車組は、下麻生町営駐車場に停めたり、道の駅に停めたりと
なかなか複雑

A)4人が3台の車で道の駅へ、そのうちの1台で4人が乗り合わせて
下麻生町営駐車場へ
帰りは、道の駅に置いてあった1台で2人が帰宅
もう1台で2人+2人で下麻生町営駐車場へ
B)多治見市と尾張旭市の2人が2台の車で道の駅へ
可児からの2人相乗りの車がその2人をピックアップして
下麻生町営駐車場へ
帰りは、2台の車で4人相乗りで下麻生町営駐車場へ
C)多治見から5人相乗りで下麻生町営駐車場へ
帰りは、電車や、道の駅に停めていた車に相乗りして
下麻生町営駐車場へ
D)可児からの5人相乗りの車で下麻生町営駐車場へ
帰りは、道の駅に停めてあった車に相乗りして
下麻生町営駐車場へ
E)???????

あれれ?頭の中がこんがらかってしまった!!

でも、声掛けをしてくださったおかげで
乗りこぼしが無かったようで
良かった~
「終わりよければすべて良し!」としましょう~

お疲れさまでした!!


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歩いた距離 約15km
歩数 約2万5000歩
行動時間 約6時間


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