また、北海道へ
     トムラウシ山・十勝岳・礼文島・利尻山
                (3日目 富良野・4日目 十勝岳)


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3日目 7月8日(火)  北海道は広い 移動に1日かかる
朝ゆっくり起きて、
温泉にも入って、
朝食のバイキングをしっかり食べてから
バスに乗る

出発前に、東大雪荘の周りを見ていくと、
ここにも
トリアシショウマ
オニシモツケ
が多かった

それとレイジンソウも
エゾノレイジンソウと言うようである



富良野の、富田ファームで
ラベンダー・ヒナゲシ
・ヒメキンギョソウ
などの畑を鑑賞

背後の十勝岳を入れて記念撮影

生ビールやじゃがバタ
・ソーセージくらいしか食べ物なし


富田ファームのポピー
富田ファームの
ポピーとヒメキンギョソウ



ラバンダー畑と
その後ろの十勝岳
次に拓真館を見学

16時頃、白金温泉ホテルに着

ここの露天風呂は
鉄が混じっているのか
茶色で底が見えないほど

それに小さいので、
早々に内風呂へ移動

明日も早いので早めに就寝



4日目 7月9日(水)  昨日は天国 今日は死の世界へ
噴火している十勝岳

3:15にモーニングコール

4:00発

置いておくものは、ロビーの片隅へ

バス、3:50発
約10分で望岳台に着
全員で体操をしてから
4:15出発  展望よし



避難小屋まで行きます
・・と佐久間さん

始めの長時間は疲れる

避難小屋に5:20着

麓を見下ろしながら朝食
5:40発

地図にはリフトが
描いてあったが
先年取り払われたそうで何もなし



富良野岳を右に見ながら登っていく

花で有名な山だそうで
今回登れなくて残念

トムラウシで覚えたメアカンキンバイ
よく目に付く



マルバシモツケがどっさり ミヤマヤナギ
イワブクロもここでは
しっかり咲いていた

白っぽい花で
コケモモじゃないのは何?
もしかして
シラタマノキ
・・・と思って佐久間さんに聞くと
その通りの返事

登るにしたがって
イワノガリヤスのような
コメ科の植物だけになってくる
今度は噴煙を下に見て

火山岩らしい登山道を
左へ巻くように登る

たらたらと歩いてから、
粘土質のような急な登りに入る

トップはルート探しが大変だろうな
・・・と思われる

ぬるっと滑りやすい土質なので
気を引き締めて登る



後10分くらいで頂上
・・・という主尾根に出た

富良野岳がよく見える

グラウンド火口や62−U火口

近くに見える

息を整えてから出発
10分余で頂上着

回りはまだ死の世界
緑の植物は何もなし

7:45〜8:10。



左と右と道が分かれている
左の道が足が埋まる

ザレザレで滑りやすい急登の後に
尾根に着

昭和火口が目の前
6:35〜6:45

もうここまで来ると植物はなし
異様な光景

アマツバメが群れをなして
舞い飛んでいる

火口の中に巣でも作っているのだろうか




十勝岳頂上から遠望

正面の山は美瑛岳

下りはダブルストックにする
なんと楽々下れること!!

嫌だな〜と思っていた所も
快適に下れてしまった

「下りに足首まで潜る火山灰」というのは、
下を見て左側の登山道を取ったから

丁度砂浜を歩くように
足がもぐりこんで
登りのルートに取ると疲れるので、
下りに使うのだとは
佐久間さんの説  なるほどね〜

昭和火口の前・最後の尾根で休憩

9:00〜9:10



粘土質のような斜面を
バックにして

続々と下からの登山者が登ってきて、
避けて待つことがたびたび

この時刻(10時近い)から
太陽にじりじりと照らされて登るのは
大変だろう
我々は4時発で来ているから
暑くなった頃にはもう下山である
さすがツアーリーダー

避難小屋に10:00〜10:10

小学生の団体登山に出会った
富良野の小学校だという

望岳台に10:55着
 
十勝岳をバックにして
昭和火口の前で
待っていたバスでホテルへ入り、即入浴
からすの行水で出て、パッキング


12:20まで、
慌しく入浴や昼食を済ませてバスに乗車
我々2人のために
急がせてしまって申し訳ありません
・・・とお詫びをして
美瑛の駅で
降ろしてもらう
ありがと〜
鈴木さん、佐久間さん、みなさ〜ん

待っている間に、
明日の宿を探そうと
利尻島の観光案内に携帯でかける
(貸してもらった物)
忙しいので後でかけて
・・・といわれたが、その余裕も無く発車



富良野線で、
コトンコトンと各駅停車で旭川駅まで
13:35着

13:56発の特急「サロベツ」がくるまで
乗り換えのプラットホームで、
再度観光案内に電話をする
・・・と、11日なら
1軒のみ空いている
という返事

すぐその旅館に電話をして予約
「さいほくてい」という名前の旅館

9日は稚内に予約してあるので、
問題は10日
「利尻全島満員」
という返事だが
利尻富士町にも聞いてみないと
分からない・・・と思いながら
列車に乗り込む



ゴロゴロして、横になったり、
足を伸ばしたりして稚内へ着

列車の中から
利尻山らしい富士山に似た
裾野がきれいな山が見えた

稚内から予約してある旅館
(いしもと旅館)へ電話すると、

連泊も可能
・・・の返事を聞く
よっしゃ〜!!

いしもと旅館は
古びた小さな商人宿といったところ
部屋の畳も
ささくれだっているが、
こんな時だからま、いいか・・・

夕食が頼んでなかったので、
どこがいいか紹介してもらってから
町へ出かける

昔は賑やかだったかも
・・・・と思われる建物があちこちに

でも全体としては
寂れている

「えぞのさと」という薄暗い
焼きものの居酒屋に入る

「値段がかいてないから心配
・・・ではあるが、
高い所を勧めるはずがないよ
と考えることにする

ホッとイボダイを焼いてもらう
アツアツはおいしい〜

野菜がないので漬物も頼む

まだ足りなさそうなのでホタテを頼んで、
後はごはんとお味噌汁で終わる

これで2人で6100円也
まあまあか・・・

宿へ帰るともう布団が敷いてある

明日の荷物をパッキングして就寝



旭川駅からは、
最後尾に連結された
お座敷列車(がらがら空きで
足を伸ばしたり横になったり
することができた)だったので、
2人でじっくり相談する

1)
11日の宿が確保できたので、
下山が遅くなってもこの日に
利尻山へ登ることができる

2) 10日は礼文島のハイキングにする
この日の時間は融通できるので、
稚内から出かけても十分可能

3) 礼文に泊まると、
利尻への渡航が遅くなるので
稚内へ帰ったほうがいい

4) 稚内の旅館に
10日も泊まることができれば、
利尻へ渡って利尻の旅館に
荷物を置いて軽装で
利尻山登山ができる

5) 稚内から利尻島へ着くのが
8時10分
そこから宿の車で登山口へ行ければ、
9時には出発できる
往復で8時間25分の
コースタイムなので、
十分明るいうちに下山
できる
    ・・・などと計画を立てる




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