もう一度静かな山へ
南アルプス縦走
       (広河原〜間ノ岳〜塩見岳〜荒川中岳〜小赤石岳〜椹島)


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8月6日 4日目

ミツバオウレン

樹林の中で

アキノキリンソウ

樹林の中で
こんなところに低地性の
アキノキリンソウが?




シロバナノヘビイチゴ

樹林の中で
塩見岳がだんだん近づいてくる

樹林の中のきつい登りが終わると
ぱっと展望が開ける

北荒川岳の稜線




塩見岳

これから登っていくトレースがくっきり


イブキジャコウソウ

稜線の砂地に咲いていた

大きな固まりのピンクが目を惹く



クリックすると大きく見えます
タカネビランジ

柔らかいピンク色が目に留まった
あれ?
前回にはなかった
タカネビランジが咲いていた

それもあちこちに




タカネビランジ

鳳凰三山にしかないのか・・・
と思っていたが・・・


いったん稜線から離れて樹林へ

マルバダケブキと塩見岳


タカネコウリンカ

この配色が好き


ミヤマミミナグサ

花弁は5枚だが細かく裂けけているので
一見何枚もあるように見える

2つにしか裂けていないのは
クモマミミナグサ




ハクサンフウロ

群落を作らず、
ポツンぽつんと咲いている




横に這うダケカンバ

あまりにも苦しそうなので
塩見岳ー熊の平の標識





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ここからが正念場になる

じりじりと照りつける中
周囲2mだけを見ることにして
1歩1歩進む

塩見小屋も見える




蝙蝠岳への分岐

『忍』と『蟻の一足』で
やっとたどりついたピーク

暑くて、えらくて、足が前へ出ない


塩見岳

稜線には着いたが
でもまだ塩見岳頂上までは
はるか遠くに見える
イワオウギ

塩見岳頂上まで、しばらくお花畑が続く


オンタデ

ウラジロタデに比べると
葉の裏が白っぽくなくて
全体に毛が少ないのがポイント


ホソバトリカブト

ここのお花畑には
このトリカブトが多い

これからどんどん咲く





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ムカゴトラノオ

群落は作らずぱらぱらと咲いている


クチバシシオガマ

あんまり色がきれいなので


チシマギキョウ

丁度見ごろ





クリックすると大きく見えます
イワオウギ

やや終わりかけ


塩見岳東峰頂上

団体客が下山した後なので
1人で静かさを楽しむ
ついでにランチも

ちょっと前にこの頂上にいた登山者は
団体客の記念写真が大手を振って
かしましく、騒々しく閉口した
・・・と、三伏峠小屋で聞いた




歩いてきた稜線を振り返る
西峰はすぐそこ

これで塩見岳は3回目の登頂

学生パーティーが大きなザックで
岩場の下山に手間取っている

それを我慢できずに
横を追い抜く男性がいたが
ルートを外れるので
落石もおきやすくお互いに危険だと思う




塩見新道分岐

『こちらからは、三伏峠へは行けません』
と、書いてある

前回はなかったので、しばらく考えた所
本谷山

ここまでくればあと一息

もう一度登って、下りれば小屋に着く
トモエシオガマ

このあたりに多くなった
旧三伏沢小屋への道は廃道

以前この沢小屋で泊まったことを
思い出す

水が豊富でよかったなあ〜




ミヤマホツツジ

くるっと反り返った花びらが可愛い


三伏峠小屋

HPのURLがあったので
最近の情報がよく分かった

前回は、水をやかんに入れて
自分で注いで水筒に入れていたが
今回は飲料水はすべてペットボトル

2リットルで600円
500ccで300円

歯磨き洗面用には
夕食後水が出るようになっていた

昼間のトイレは外のぼっとんトイレだが
夜は小屋の中の水洗トイレが使用できる

昼間でも200円払えば
水洗トイレのカギを借りて使用できる



三伏峠小屋(続き)

水場は350m下ったところにある
・・・そうだが、また登ってくるのも
煩わしいのでペットボトルの飲料水を
買ってしまった

団体ツアー客は、1階へ
2階の小部屋は10人以上のパーティー

大部屋はその他の登山者

前回のように、1階はガラガラに空けて
2階にぎゅうぎゅうに詰め込む
・・・ということはなく
布団1枚で間間に空間もある
まあまあの配置だった

塩見小屋の飲料水の値段は
さすがに標高が高いとあって
値段も高かった
2リットルで1000円


三伏山

前回より、約30分の遅れで14:55着

小屋は大賑わい

『予約希望』とあったので連絡したが
「熊の平小屋からは距離が長いので
途中で変更があると困る」
・・・と言われた


 次へ続く