「瓢(ふくべ) の森広場」から 瓢ケ岳周回 |
瓢ケ岳2度目の山頂 ミカエリソウ |
●場 所 | 岐阜県美濃市・郡上市 |
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●標高 | 瓢ケ岳1162.8m 奥瓢ケ岳1155m |
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●山行日 | 2019年9月20日(金) | ||
●多治見から 登山口まで |
多治見=土岐南IC=東海環状道=美濃IC=県道81=「瓢の森広場」(P)・・・登山口 ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 丹羽、今川、川谷、鈴木 | ||
●コースタイム | 多治見 土岐南IC 美濃IC にわか茶屋(道の駅) 「瓢の森広場」(P) 骨ケ平 瓢ケ岳山頂 奥瓢ケ岳 「中美濃登山口」分岐 トラバース分岐 瓢ケ岳山頂 骨ケ平 川沿いの道分岐 登山口 「瓢の森広場」(P) |
6:38発 6:48 7:20 トイレ休憩 8:10〜8:26 9:47〜10:00 10:31〜10:48 10:56 11:13 11:56〜12:20 13:40〜13:55 14:18〜14:30 15:07 15:27 15:40着 |
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周辺地図こちら ジオグラフィカの軌跡はこちら |
多治見6:38発 美濃ICまではすいすいだったが、 下道に降りると、通勤時間帯だからだろうか、かなりの混雑 特に、トイレを借りようとした「にわか茶屋」へ行く橋の上は大渋滞だった カーナビとスマホのグーグルナビのおかげで、「瓢の森広場」(P)に到着できた 暖かいサツマイモの差し入れをいただいた後、身支度をして出発 検索で探した「瓢ケ岳〜新ルート周回地図」を見て、駐車場から出て左折 (どうも、その地図の駐車場場所が、私達が停めた場所と違っていたらしい 下山して分かったのだが、右折すれば大きな案内地図のある登山口に行けた) で、左折して見つけた登山口がここ ↓ |
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「瓢ケ岳 頂上 →」の標識はあったが、草に埋もれてしまいそうな登山口だった 「登山道付近にスズメバチが巣をかけている所があるので 十分気をつけて通行してください。」という内容の張り紙もあった (右) |
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記憶では沢に沿って歩いたはずだが、 いっこうに沢に近づかない あちこちにクモが巣を張っていたので 先頭はストックを振り回しながら歩いていた で、早めに先頭を交代することにした |
ちょっと休憩 8:55 |
途中、沢からの道と合流した それが記憶にあった、前回の登山道だった 先回、下山に使った道を登ってきたようだ |
水の少ない沢を数回渡って・・・ |
樹林帯(ヒノキ?スギ?)の登りになった 木の根がいっぱい地表に出ていた 地中深く根が張れないのだろうか?・・・と不思議に思った |
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骨ケ平に着いた 9:47〜10:00 左折すると瓢ケ岳 右折すると南岳へ行ける 2015/9/21は南岳方面からここへ来ている |
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小休止してから、出発 |
台風の痕だろうか 大きくて太い木が何本も登山道を塞いでいた |
登ったと思ったら、下りがあり、 下ったかと思うと、登りがあり、 山頂まで、階段が延々と続いていた |
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瓢ケ岳山頂到着 1162.8m 10:31 駐車場から約2時間 三角点 ↓ |
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大きな山頂標識の後ろに、ぼ〜んやり御嶽が見えた ↓ |
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白い所は雪? |
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さあ、奥瓢ケ岳からぐるっと回るコースへ出発 10:48 分岐から右折し、 いったん下って登り返すと・・・ |
奥瓢ケ岳 10:56 「奥瓢ケ岳」の古い標識が無ければ 見落としてしまうどの、通過点 ↓ |
笹がだんだん深くなってきた 顔が出ているうちはよかったが、 背丈ほどになると笹の葉が顔に当たり、目に入りそうになった 後で先頭を歩いていた人に聞くと、 「帽子を目深に被り、タオルで鼻と口を押えながら歩いた」・・・と 足元はかろうじて登山道が見えるくらい 先頭は大変だから「交代しましょう」と声をかけたが 「まだいいです」と、果敢に挑戦 「じゃあ、もうすぐ分岐があるから、そこで交代しましょう」と応えた |
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途中にあった標識 11:10 笹で半分隠れていたが 「宮奥林道まで2350m 瓢ケ岳山頂まで800m」の文字 しばらくすると、 背丈ほどの笹がぱたりと無くなった 不思議・・・?? |
「中美濃登山口」の標識 11:13 ここから左へ降りて行く細い道がr続いていた 私達はここから右折して 2005年に新しく作られた登山道へと進む |
現在位置を各自スマホで確認 2人は、ヤマップ 2人は、ジオグラフィカ なるほど・・・ ここから従来の登山道から離れて 尾根を下っていく道がある 地図上にはない登山道を歩くわけ |
地図には無くても道がある 地図にはあっても実際は無い道もある 地図は完全ではないが、頼りにはなる 先頭を交代して下り始めた 等高線がギュッと狭くなっている場所 ⇒本当に足下の危ない急な下りだった! |
あらら・・・ この前恵那山で見た、あの可愛いキノコが階段の下にずらりと並んでいた クチベニタケ 同行者がネット検索で名前を見つけてくれた件のキノコ よく見ると、中央の赤い部分は星形の口だった (右) ここから胞子を撒布させるようである(胞子撒布孔) 今度出会ったら、プシュっと押してみようっと |
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急な下りはまだまだ続いた |
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「中美濃登山口」分岐から下り始めて、約270m 約40分後に トラバース地点に着いた 11:56 左 赤い矢印の方から降りてきて、赤い矢印の方へと進む 右 「右ルート 山頂まで1410m」の文字・・・私達が下りてきた方向 「左ルート 山頂まで1600m」の文字・・・これから進んでいく方向 こちらの方が距離が長い まっすぐ行けば「宮奥林道」に出る ↓ ここをクリックすると大きく見えます *この図は、2012年に同じコースを歩いた際 奥瓢岳への分岐にあった手書きの地図 今回は、奥瓢岳の標識も崩れ、手書きの地図もなくなっていたが 参考のため借りてきた 2012/4/7の記録はこちら |
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昼食後、出発 12:20 まずはたらたら歩きのトラバース |
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ミカエリソウ(見返草):シソ科-1 左 つぼみ まだピンク色は見えない この段階だと、白い花を付けるテンニンソウとそっくり 右 テンニンソウ 2015/9/5伊吹山で撮影 大群生地がある 参考のため借りてきた |
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ミカエリソウ(見返草):シソ科-2 ピンクの可愛い花が咲いていた 2015/9/21と同じ場所・登山道の左右に大群生を作っていた 背丈40〜60cm程と背は低いが、これでも木 下から順に咲きあがっていく にゅっと突き出ているピンク色は、雄しべ (麓近くにも株があったが、花は咲いていなかった・・・) |
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ザレ地のトラバース |
石ゴロゴロのトラバース |
沢を渡る 右手の大岩を見上げながら慎重に歩く |
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一度、道を外したが、 皆で周りを見回して軌道修正 この辺りからジグザグの登りになった |
「瓢ケ岳まで1000m」の文字 さっきの分岐から600m歩いてきた |
大きなジグザグで、高度を上げていく |
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稜線が近くなった |
ジオグラフィカを見ると 瓢ケ岳山頂はもうすぐ・・・なのに ジグザグを小刻みに何度も繰り返して なかなか山頂に着かない・・・ |
やっと着いた!2度目の山頂 13:40〜13:55 今度は違う標識と一緒にパチリ 1度目の山頂で単独の男性に出会ったきりの静かな山だった |
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これは乗鞍岳(御嶽のずっと左) | |
これは御嶽 山頂に雲がかかっていた |
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マルバノキ(丸葉の木):マンサク科 別名ベニマンサク いびつな実がたくさんなっていた ここまでくる間に、何本もこの木に出会っているが、 実がなっていたのはほんのわずか この頂上の木だけは、たくさんの実をつけていた 紅葉は、まだほんのちょっぴり |
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ツルリンドウ:リンドウ科 つぼみばかりで、花の咲いてる株は無かった 巻き付くものが無いと 地面を這って伸びていく |
下りの階段は、登りよりまし 倒木地帯を通って・・・ |
骨ケ平へ 14:18 「見晴台300m」の文字 「ここで待っているから、行きたい人は行って来たら」と勧めると 元気な1人は、小走りで出かけた 後の3人は休憩 軽やかに戻ってきたので、「どうだった?」と尋ねると まあまあの展望だったらしい さあ、下山 14:30発 |
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小沢を渡り、木の根の出ている樹林帯をどんどん下る |
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オクモミジハグマ(奥紅葉白熊):キク科 あれ?白い花が・・・ 葉っぱは無かったが、この花は確かオクモミジハグマの花 |
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沢を渡って・・・ |
笹原を歩いて・・・ ここの笹の背は低い 奥瓢ケ岳付近だけ笹の背が高かった |
この分岐から、沢へ降りる |
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左 大きな岩がゴロゴロしている沢を渡る 右 渡り終わった所に、標識 どうもこちらが登る際のメインルートらしい 私達は反対周りをしてきた・・・という分け |
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コウヤボウキ(高野箒):キク科 あれえ? もう花が終わっている・・・ |
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シソ科の花 この時期のこの山、本当に花が少なかった |
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ここをくリクすると大きく見えます |
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登山口に着いた 立派な案内図もあった (私達が周回してきたコースは載ってない・・・郡上市だから??) |
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キブシ(木五倍子):キブシ科 雌雄異株なので、これは雌株 たくさんぶら下がっていた ほんのり赤くなっている実もあり 「絵手紙用に貰っていったら」と勧めた |
ノコンギク(野紺菊)? シロヨメナ(白嫁菜)?:キク科 花がまばらで、ゴマナより大きめ |
ゴマナ(胡麻菜):キク科 小さな花をたくさんつけていた |
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調べ中→カナクギノキ:モチノキ科とした 長い柄の先に丸い実が上を向いてついていた 葉っぱは、つるっとして葉の縁のギザギザは無い 何だろう? ・・・・・・ このページを見た友人や、同行者の友達から、 モチノキでは?カナクギノキでは?とメールが届いた(2019/9/23) 有り難く感謝して、再度ネット検索してみた所、 カナクギノキではないか・・・と思えた 実の付き方も葉っぱの特徴もあてはまる 花はこんな感じ ↓ 2014/5/17 南木曽岳にて撮影 参考のため借りてきた |
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この時↑、葉っぱが柔らかく感じたのに、 実が付いていた葉っぱは、そんなんではなかった・・・? 何故? 調べてみると、 『若い葉では裏面や脈上に淡褐色の長い毛がある』・・・そうなので、若葉だからってことなんだね 了解〜 花は下向きに咲くのに、実は上向きに付くのが不思議・・・ |
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私の記念の一枚 〈今川さんより〉 |
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登り始めは草道だったけど、岩場の道に変わる 時折朝日が注ぐ この写真、好きです |
岩場の道から、今度は根っこの登山道に変わる 瓢ヶ岳、面白い! |
山頂からは、御嶽山、乗鞍岳も見れた 後ろの木のたもとに、「劔岳」と立看板、どこの劔岳? |
瓢ヶ岳は大きな岩があちこちにある 私もこの木のように、たくましく生きていきたい |
登山は本当に楽しい、生きていると実感できる! 一緒に登ってくれた友達に感謝! |
*片知渓谷・片知山などの片知をどう読むのか困った。 今まで「かたち」と呼んでいたが、美濃市のHPを見ると、「かたじ」と読み仮名がついている。 道路標識には,ローマ字で「katachi」と書いてあって(かたち)と読ませている。 漢字からすれば、「かたじ」ではなく、「かたぢ」だと思えるし・・・ *「骨ケ平」にも困った。「こつがたいら」か?「ほねがたいら」か?はたまた、「こつがだいら」か? 春日井市の道樹山も、「どうじゅ」と呼んでいたが、正式には「どうず」 東海自然歩道の案内板に振り仮名がついていた。 人名もそうだけど、土地名も読み方が難しい・・・ |