雪も花もなかった・・・ 伊吹山



3合目から山頂を望む


スハマソウ?
●場 所 滋賀県米原市
●標高 伊吹山 1377m
●山行日 2019年3月23日(土)
●多治見から
  登山口まで
JR多治見駅ーJR名古屋駅ーJR近江長岡⇒伊吹山登山口バス停・・・上野登山口
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽
●コースタイム JR多治見駅
JR名古屋駅
JR近江長岡
伊吹山登山口バス停
上野登山口
1合目

3合目
6合目
7合目
8合目
山頂
上野登山口

6:36発
7:16〜7:32
8:34〜8:45
9:01着
9:15発
9:50〜9:55
10:56〜11:05
11:49
12:06
12:26
12:54〜13:13
16:23〜16:49発に乗車
周辺地図はこちら    コース地図
  


 バスの中から見上げる伊吹山は雪が無い!
2011/3/11には、どっさりあったので、10本爪アイゼンも持ってきているというのに・・・

 バスから降りた登山者は、私を含め2人のみ
計画書をポストインして出発 9:15
でも、続々と追い越されたので、車利用が多いようだ
1合目へ行くまでに、もう下山者とすれ違った
「昨日から?」と尋ねると、「朝5時に出発した」・・・とのこと  まだ暗いのに・・・

セントウソウ:セリ科
登山口付近は、この花ばかり

 
 スハマソウ?:キンポウゲ科-1
いつもの場所に、咲いていた
パッと開いていた花は、風に揺られてピンボケ・・・
   
  
スハマソウ?:キンポウゲ科-2
これも、いつもの場所に咲いていた
どちらも
葉っぱの先が鋭角になっていないので(尖っていればミスミソウ)
スハマソウだと思う

 
   
 ヤマネコノメ:ユキノシタ科-1
小さく黄色いものは雄しべ  葉の付き方が互生なので
ヤマネコノメ
対生だと、ネコノメソウ

 
 1合目 9:50  登山口から35分
暑くて、服を1枚脱いだ

 2合目手前から振り返った
 
2合目 10:14

 スミレの仲間:スミレ科
曇っているせいか、パッと開いていない
下山時見たスミレとは違う種類 紫色

 ヤマネコノメ:ユキノシタ科-2
1合目までに咲いていた花より、背丈がうんと低くなった

 
 2合目を過ぎた稜線から左手を見下ろした
左 遠くの山に雪がちょっぴり
右 琵琶湖が見えたが、ぼ〜んやり

 
 伊吹山が見えた
まったく雪が無い!
左手は、ネットで囲まれていた場所だが、今はオープン

   
スハマソウ?:キンポウゲ科-3
この辺りにあるはず・・・の思いで、ゆっくり歩きながら目を凝らしていると・・・
あった!  点々と白い花が咲いていた!

  
3合目  10:56  登山口から約1時間半
左の建物はトイレ(今は閉鎖)  右のネットもオープン
あずまやで休憩 約10分
ここから花は、まったくと言っていいほど無し
オオイヌノフグリも、陽が差さないのでつぼんでいた

 
5合目 11:30
雪が無くていいことは、登山道がぬかるんでいないこと

   
 左手を見下ろすと、
琵琶湖がぼ〜んやり見えた

 6合目手前にある避難小屋
 
ここをクリックすると大きく見えます
 6合目  11:49
上から続々と降りてくる  登る人は少ない
右 平らな3合目が見下ろせる  その後ろの琵琶湖はぼんやり・・・

 
 7合目 12:06
花が無いので立ち止まることもない
下を見て黙々と歩くだけ

だんだん急になってきた
足元は石・岩がゴロゴロで気が抜けない
雪崩避けの柵を見ながら登る
 
   
 8合目 12:26
ここから9合目までも、足元注意

短パンのランナーが追い抜いていく
下山時、見覚えのある短パンが登ってきたので
「これで2回目?」と尋ねると、Yesの返事
 
   
 9合目 12:46
ここからが、ドロドロぐちゃぐちゃの道になる
上左 左折すると、「びわこ展望台」のピークへ(下山はこの道を通ってきた)

 この雪が溶けて、
右下にある登山道に浸み込んできて
泥ぐちゃになるわけ
帰りは別の道を下ろうと決心

 少しだけ雪面を歩いて山頂へ
   
 下山はこの雪山の上あたりを歩こうっと

 雪道が終わると
登山道も乾いてきた

  
 今日は、ここを山頂とした(三角点は行かない) 12:54  登山口から3時間40分

 展望台まで足を延ばした
左 伊吹山の反対側の岐阜県側麓
右 三角点はこのもう少し先
風があって寒いので、休憩場所にはふさわしくない

    
 お店は休業中

 お店の軒先のブロックに腰かけて
昼食休憩

   
 さあ、下山 13:13発
西登山道方面へ進む

 こちらにも雪山はあったが
登山道は乾いていた

   
 左のピークが、
「びわこ展望台」と名付けられた場所

鹿ネットはここもオープン
扉は外されていた
 
   
 乾いた登山道を進んで・・・

ここから左折
稜線までは乾いていたが、
下り始めると、泥ぬる状態
少しの我慢をして、上野登山口へ降りる道に合流

   
 7合目までは、石・岩ゴロゴロで、足元注意の急斜面が続く

 
 8合目 13:42

直径2cmほどのつらら
登りはもう少し長かったが
今でも10cm以上はあった

   
行導岩の立札 13:46
木の葉が茂っていると、右のお堂は隠れてしまい見つけにくいが
今の時期、よく見えた

   
 花は相変わらず無いが
陸貝は、よくコロコロ転がっている

 7合目 13:57
ここまで来れば、傾斜も緩くなる
   
 6合目 14:09
晴れてきたので、空は真っ青

避難小屋と平らな3合目を見下ろす 
   
5合目に着いた 14:22
いつもなら登山者で賑わう休憩場所だが、人けなし

   
 4合目 14:34
昔、ここまでリフトが動いていた  その台座の名残

   
 オオイヌノフグリ:オオバコ科
やっと花に出会えた  陽が差してきたので、パッと咲いていた

   
 4合目辺りから、
琵琶湖が見えるとは知らなかった・・・
光線の具合で光って見えた

 3合目のあずまや通過
   
3合目 14:42
バスは、16:49発までない 約2時間ある
本来なら、3合目の花観察に時間をかける所だが、
この辺りで姿が無いのだから、足を延ばすまでもないと思い、
林道方面へ左折

   
 この辺り、4月はアマナでいっぱいだったのに
2016/4/9
2017/4/16
2018/4/4
1本もなし・・・!

 フキノトウ:キク科
斜面にフキノトウがずらっと並んでいた
いったんは近寄ったが、
高すぎるし、アリ地獄のようにズルズルだし・・・
諦めた
   
 舗装路を歩くのは好きじゃないが、
途中に花が待っていると思うと
足取りが軽くなる

右の方、ずっと上が登山道 
  
 ミヤマハンノキ?:カバノキ科
手が届いたのはこれだけ  雄花序
他はうんと高いところばかり

   
   
   
   
 スミレの仲間:スミレ科
花色が紫になっているが、本物はもっと赤っぽい
地面に首をくっつけるくらい背が低いのに、大きな花を咲かせていた
雌しべの柱頭は、カマキリの頭型

   
  
 フッキソウ:ツゲ科
この辺りにあるはず・・・と思いながら道路の左端を見ながら歩いていた
同じ場所に群生していた
茎の天辺に、穂のような花の集まりをつける
雄花は茶褐色の葯をもち、白く太い雄蕊が4本長く突き出す
根元に小さな萼片があり
花弁はない
雌花は雄花の基部
につき、雌蕊は先が二つに分かれる』
・・・ということは、
これらは雄しべってこと

   
   
 
 スハマソウ?:キンポウゲ科-4
ここが期待していた場所
だが、つぼんでいるものばかり・・・
開いているのはほんの少しだけ
葉っぱの角が尖っていないので、やっぱり
スハマソウかなあ?

   
 林道歩きが大きく「くの字」に曲がる所から
登山道へショートカット
すぐ、2合目に着いた 15:43
バスの発車までまだ1時間ある
慌てず、ゆっくり下山
だいぶ足もくたびれてきたので膝が痛い・・・

 あらあ〜、琵琶湖が光っているう〜
   
 1合目に着いた 15:56  スハマソウ?:キンポウゲ科-1
登りに見た花は、帰りは開いているだろうか
・・・と期待していたが、
朝と同じだった

 
 登山口に着いた 16:23

  
ここをクリックすると大きく見えます
小奇麗な建物の中にあるインフォーメーションを見た(今更遅いが)
6〜9合目 正規ルートを歩きましょう
ショートカットは絶対しないで!!

登山口〜山頂   概ね良好
         危険個所はありません
*5合目付近
 クマの目撃情報

トイレは、○山麓(鳥居横)
     ○1合目にあります。
*三合目トイレ閉鎖
  山頂トイレ閉鎖

3/2 山頂に雪があって楽しいです。
途中、登山道には雪無し!
アイゼンは不要です。

3/14 5合目から雪あり(でもすぐ溶けそう)
8合目30cm



  * 春休みとあって、列車は空席無し。
    登る前から疲れてしまいそうでぐったり。
    金山で乗り換えれば少しはましだったかも(昔この手をよく使った)
  * 2合目を過ぎた稜線に、アマナのつぼみがあった。赤い筋も見えていた。
    もっと先へ行けばどっさり咲いているはず・・・の思いでカメラを取り出さなかったが、
    アマナはそれっきり・・・
    先へ進めば進むほど、つぼみさえ見かけなくなってしまった・・・
  * 春の伊吹山の様子  2016/4/9  2017/4/16  2018/4/4
  * 歩いた距離 19.3km  歩数 約32000歩(3万を超えたのはスペイン以来)
    本当だろうか? 歩幅が狭かったから?


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