青と白の世界を期待して  

        北横岳~縞枯山周回

 



北横岳 南峰

北横岳 北峰

縞枯山
●場 所 長野県茅野市
●標高 北横岳2480m 縞枯山2403m 
●山行日 2022年3月30日(水)
●コース 八ケ岳ロープウェイ山頂駅・・・北横岳・・・縞枯山・・・五辻・・ロープウェイ山頂駅
●多治見から
  登山口まで
多治見IC=諏訪IC=茅野=八ケ岳ロープウェイ麓駅ー八ケ岳ロープウェイ山頂駅(登山口)
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 山崎、白木、丹羽
●コースタイム 茅野:山荘
ロープウェイ麓駅
ロープウェイ山頂駅
北横岳ヒュッテ
北横岳西峰
北横岳東峰
北横岳ヒュッテ
坪庭分岐
雨池峠
縞枯山
縞枯山展望台
展望台分岐
五辻分岐

ロープウェイ山頂駅
茅野:山荘(泊)

7:40発
8:20~9:00
9:10~9:28発
10:22~10:30
10:42
10:47~10:53
11:11~11:25頃
11:47
12:14
12:53~13:00頃
13:22~13:30頃
13:50
14:20
15:27着~15:40発
・・・

周辺地図はこちら      


麓から眺める阿弥陀岳(手前)と赤岳(奥の山)

昨日は、「てんくらA」にもかかわらず雲が多かったが
今日は、くっきり見える!

ロープウェイ駅へ向かう途中から-1
八ケ岳がくっきり~

右端は、この前登った西岳の稜線
その左隣のゴツゴツが、権現
いったん下ってグググっと登った手前が阿弥陀
すぐ左後ろが赤岳(と思う)

ロープウェイ駅へ向かう途中から-2
中央の手前:阿弥陀、左後ろ:赤岳
その左となると横岳(かな?)

ロープウェイ麓駅に着いた

前方に、ドドド~ンと白い山並み
中央アルプス
右から、木曽駒・宝剣・空木・南駒
(多治見から見る並び方と反対)

↓ 切符売り場の上に掲示してあった
山の写真
を参考にして山座同定をした

 
 切符売り場の上に山の写真-1
 
切符売り場の上に山の写真-2 
 
切符売り場の上に山の写真-3

 駐車場から-1
ロープウェイ駅の後ろは、北横岳方面

  駐車場から-2
南アルプス
右側から、仙丈・甲斐駒・北岳の御三家

もっと近くに引き寄せてパチリ ↓
 
 去年、北岳へ行こうと山小屋を予約したが
天候悪化や橋の撤去で行けれなかった・・・

 
駐車場から-3
南八ケ岳

 
始発の9時まで余裕があったので、
身支度や装備の準備をしていた

後は、アイゼンを付ければすぐ出発できる

 
 9:00 ロープウェイが動き出した
ロープウェイから-1
正面が乗鞍 その右が北アルプスの始まり
 
 ロープウェイから-2
中央アルプス
 
 ロープウェイから-3
左に、南アルプス
右の方のくねくねは、入笠山
(去年の3月に登っている)
 
 ロープウェイから-4
左から、御嶽・乗鞍
その右に、ずらっと並んでいるのが北アルプス
 
ロープウェイから-5
どんどん高くなる
正面は、中央アルプス
その右が御嶽
 
 
 ロープウェイから-6
左から、
御嶽、乗鞍、北アルプス
・・・・・・・・・・・・・・・・・
ロープウェイの箱の中はお喋り厳禁で、
黙ってカメラでパチパチ撮っているうちに到着
でも、小さな声の2人はずっと喋っていた

 
 平らな所でアイゼンを付け、出発前に
キツツキさんの前でパチリ
「紐を引っ張ると木をつつく」・・・ことは、
昨夜のUチューブで事前学習した

 
 今年の1/18は、こんな感じ ↑
(比較のため借りてきた)

 
 左の冬用登山靴と10本爪アイゼン
今日が初デビュー

右 8本爪 
左右の紐の色が違うのは、
うっかり短く切りすぎてしまった為
が、右左を間違わないので、分かりやすいか・・・

 
 さあ、出発 9:28

 
 まず、坪庭を目指す
この上が坪庭

前回(2022/1/18)と大違い!
今日は、踏み跡がここかしこに付いている

 
 坪庭へは、楽々上がることができた 9:33
10分弱で着いた
右手にロープウェイ駅
その後ろは南アルプスの御三家がずらり

 
 ↑ 前回2022/1/18は、どんよりした雲のブラインドが下りて
遠望はきかず
木々は皆クリスマスツリー状態
(比較のため借りてきた)

 
坪庭から北横岳方面を望む
登山道の左右には、杭とロープ

空が青い!

いったん谷まで降りてから、
前方の山を登っていく
一番左が「北横岳」(のはず)

 
 おニューの10本爪アイゼンが緩んだらしい
平らな所で、締め直し

長すぎるアイゼンバンドは
切った方が扱いやすい

  
 ↓↑ この2枚の画像は同じ場所 9:44
帰りはここから坪庭を横切って
雨池峠を目指す

下の案内版の文字が見えるように
だいぶ雪が掘ってあった
傍にある2本の棒は、
雪に埋もれた際、「案内板注意!」の目印

 
右後ろの山は、縞枯山

   
↑ これらの画像は2022/1/18
左 文字が見えなかったので、
手でこすって確認した後
右 雪がついて、読めない状態
(比較のため借りてきた)

 
登るにつれ、坪庭が見下ろせるようになり
南八ヶ岳が見えるようになった
右から、西岳・編笠・権現・赤岳・阿弥陀(かな?)

 
もっと上ると、南アルプスも見え始めた

↑ 南アルプスの御三家(右から仙丈・甲斐駒・北岳)を
大きく引き寄せた

 
 三ツ岳分岐 10:17
ここまでくれば、あとちょっとで北横岳ヒュッテ

 
 北横岳ヒュッテ 10:22

2人分のザックをロープで縛ってデポ
身軽になって山頂へ
1人は、トレーニングのため、担いだまま

 
 直登と迂回路が2回あったが
登りはう回路と決めている
やっと急登が終わった所で
後ろを振り返った

い~い眺め~
2021/3/18は、今回よりもっとくっきり
2020/1/30は、ビュービューの風で展望ゼロ
北峰をパスしたくらいの悪天候

2022/1/18は、深い雪で、
坪庭を過ぎたあたりで引き返した

天候はままならない・・・

 
 北横岳南峰 10:42
ヒュッテから約20分

ここは土が露出していた

 
 北峰を目指す

左手に見える蓼科山は、ベレー帽をかぶった状態
その後ろには、北アルプスがずらり~

 
 蓼科山の左に見える北アルプス

北アルプスは長~い!

 
 北峰が見えた

数名の人影

 
 北峰到着 10:47
蓼科と、その後ろの北アルプス(全部が入りきらない)と
山頂の三角点と石碑を入れて、パチリ

 
山頂標識と後ろの山(浅間山方面)を入れて、パチリ

↑ 浅間山を引き寄せてみた

今日は大岳方面へ踏み跡があった

 
 浅間山方面と麓のパラボラアンテナ2つ

 
 北峰と蓼科を入れて、パチリ

 
 南峰に引き返して、パチリ

さあ、帰ろう~ 10:58

 
 北横岳ヒュッテ 11:11
ビールの空きケースをベンチ代わりにして休憩

さあ、次の縞枯山を目指して出発~ 11:30頃

 
 下りはらっくらく~

 
 縞枯山への分岐に着いた 11:47

 
 坪庭を横切って進む
後ろの女性2人は、何やら相談

 
 坪庭から、雪で階段の隠れた急坂を下りて
本通りに出て、左折
しばらく歩くと縞枯山荘の青い屋根が見えた

今日もここはお休みのよう 12:02

 
 雨池峠分岐 12:14 

 
 ここをひと登りすれば縞枯山の山頂

ここまでが今回一番の急登!
途中で休めば、もう歩きたくなくなるので
苦しくても足が上がらなくても
とにかく少しでも前へ上へと足を出した

やっとここでカメラを取り出す余裕が出てきた 12:51

雨池分岐から約35分

 
 縞枯山山頂着~! 12:53
山頂標識は、雪を掘ってやっと見える状態

 
 山頂標識の前で、パチリ

 
 ここから展望台までは、たらたら道
右前方は南八ヶ岳

 
 枯木地帯通過

 
 たらたら道になったので、
先頭を譲った

最近、スピードが出ないので、
最後から歩くと、みるみるまに間が開き
追いつくことが困難になってきたので
「先頭を歩かせて~」っと言っている

 
 展望台分岐 13:14
ここから左折擦ればすぐ

 
 ↑ すご~い 良く見える~!
右手前の山が茶臼山
その後ろが、硫黄・両天狗・赤岳(と思う)

 
  展望台までは、雪の重みと積もった雪の嵩で
木々の隙間が少なくなり、歩きにくくなっていた 13:22

 
 展望台で、南八ヶ岳をバックにパチリ
おニューの10本爪アイゼンを強調~

 
 さあ、元の分岐に戻って、ここから下りになる 13:40

そこへ単独行の男性
「これからどこへ?」「展望台へ」
「じゃあこっちです」と挨拶を交わす

 
 計画では、茶臼に登って降りてから
トラバースする予定だったが、
最終のロープウェイは16時
それまでに着くには、茶臼へ行く余裕はない
ここから右折して五辻を目指すことになった 13:50

 
 どんどん降りていくと、きれいな雪面があった

ここで「天使の羽根」を作るんだとか
上向きになって、両手で雪をなぞるように何度も動かす2人

空は真っ青!
縞枯の木々をバックにして実演

 
 ↑ これが、「天使の羽根」だって

なるほど~
両手を動かした部分が「羽根」になり
頭の凹みが「天使の頭」になり
両足の部分が、衣(ころも)になる・・・というわけね

 
 五辻 14:20
ここまでは下りなので楽々だった

 
 が、五辻からは緩いが登りになる

アイゼンの足が重いが、
取ってしまうと滑りやすくなる
どっちもどっちか・・・ということで
アイゼンを付けたまま、
結局ロープウェイ駅まで歩いてしまった

南八ヶ岳をバックにしてパチリ

陽射しが強いので、
もうサングラスを外すことができない

 
 北横岳ヒュッテの前で
腰を下ろして休憩してから
ずっと歩いている
立ち休憩はしたが、足が疲れた~と言っている

ちょうどいい場所があった
「森林浴展望台」という場所 14:45
ここでやっと腰を下ろすことができた
眺めは ↑ こんな感じ

遠くのジグザグの白い線がある山が、
入笠山
南アルプス御三家は見えなかった

休んでいる時、ちょうど通りかかった男性
スキーを履いて歩いてきたので
どこから?どこへ?などと聞くと
「ロープウェイ駅から白駒池まで
そこから歩いてきた」・・・と

「白駒池は凍っていましたか?」と聞くと
中央は避けたけれど、歩いてきたとのこと
思わず、すご~いと拍手

3月終わりなのにまだ歩けるんだ

 
 広々としたところから樹林の中へ

下りは無し・・・の緩い登りがずっと続くので
疲れた感が大きい

やっと明るい場所に出た~ 15:13
中央の辺り、北横岳に違いない

つい、4時間半前には、あの頂上にいた
・・・と、思うと感慨深い

よく歩いてきた~!

 
 辺りに人影無し
もしかして私たちが最後?
誰もこの周回コースへ来ないの?

 
 ロープウェイ駅に到着~ 15:27
20分間隔で動いているので、
15:40(最後から2番目)には乗れる

入口手前で、アイゼンを外し、
輪かんやストックを片付け・・・していると
改札が始まった

ちょうどいい時間になった

 
 マスクをして、黙って乗り場へ進んだ

お客は6~7名

 
 ロープウェイからの展望-1

 
 ロープウェイからの展望-2

 
 ロープウェイからの展望-3

 
 ロープウェイからの展望-4

 
 ロープウェイからの展望-5

 
 ロープウェイからの展望-6
もうすぐ麓駅 15:50頃着

 
 山荘に帰る前に、
「小斎の湯」という温泉に入ることになった

その温泉の前に、人口の氷壁が作ってあった
今はこんなに細くなってしまったけれど
冬のさなかは立派な氷壁になるらしい

赤岳鉱泉では、実際にアイスクライミングができるほどの
立派な氷の壁を作っていたっけ

温泉は、熱めのお湯だった

さっぱりして山荘へ


*************************

   私の記念の一枚 〈山崎さんより〉
 
 
 また来たよ啄木鳥さん
そして、また来るよ!

 
 ウワー!
これぞ八ヶ岳ブルー!

 
  急登 縞枯山 
頂上はすぐそこだ!! 頑張れ!

 
 おニューのアイゼンだぜ!!
威力爆発!


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
     【感想
    *今回も、素晴らしい八ヶ岳ブルーを見ることが出来ました。
    *何度でも見たくなる北横岳からの眺望、縞枯山の直角でないかと思えるような登りも
     忘れてしまう展望台からの眺め、感動です!
    *青と白の世界を思い切り堪能しました。
    *一緒に感動を分かち合って下さって、ありがとうございました。
    *また、啄木鳥に会いに行きましょうね!

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
   私の記念の一枚 〈白木さんより〉
  
 
  到着、やりました、縞枯山山頂!

 
八ケ岳最高!

 
 白駒池
2020年の冬は、氷の池を歩きました

 
 雲踊る
八ケ岳ブルーに

 ふ~
ロープウェイ乗り場に着いた

 アイゼンわかんを強調!


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
     【感想
    *お天気の良し悪しでこんなに気持ちも変わるのか…と。
    *「うわ〜うわ〜凄い、凄い」連発でした。
    *今回は本当に天気に恵まれ、一昨年より更にルンルン気分が高まりました。
    *一緒に歩いてくれた皆に感謝、美しい景色に感謝。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 

  山行記録(2011年~現在まで)へ戻る
  トップページへ戻る