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『 』内は、図鑑やネット検索からの引用です
明日は雨模様 じゃあ、今日山歩きに行こうっと思い立った ミニバイクで15分ほど走った近場の山へ 「おりべダム」と呼んでいる傍に駐車場がある 11:03 以前は広場だったが、 今は太陽光発電のパネルがズラリ |
キダチコンギク(木立紺菊):キク科 今が盛り |
ノバラの仲間・バラ科 赤い実が可愛い |
トウコマツナギ(唐駒繋ぎ):マメ科 背よりも高くなり、猛々しいさま 日本のコマツナギはこんなに大きくならない |
階段を下りていくと、 『市之倉 織部砂防ダム公園 遊歩道入口』の看板 |
しばらく沢に沿って歩くと木橋がある う〜ん、向こう側は蜘蛛の巣地帯だなあ・・・と覚悟 |
蜘蛛の巣地帯の他に、倒木地帯になっていた ↑ 歩くそばから倒木や傾いた木、根ごとごっそりと横倒しになった木など次から次へと現れる ↓ ソヨゴ(モチノキ科)の木が多いのは、なぜだろう |
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倒れないまでも、傾いた木の根元は土が盛り上がっていて 踏むと空洞のようにふわふわしていることが分かる 根がちぎれて持ち上がったよう |
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皆、左(北)へ倒れたり傾いている 右傾きに写っているのは、通り過ぎてからパチリと写したもの | |
T字路を左に曲がって工場展望地へ向かっても、やっぱり倒木・傾いた木が続く 落ち枝は、台風以前と比べて何倍も多い |
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マツもぽっきり | 三角点 227.7m 11:43 |
T字路を左折してからの方がひどい 9月6日にハイキングの下見に行っているが、その時と同じくらいの倒れ方 あれから2ケ月もたっているけれど、このコースは片付けが無いよう 一度は直進は無理!と思って左へ迂回してみたが、そこはそこでまたブッシュがひどかった ・・・・・・・ そういえば『9月に西日本を縦断した台風21号の暴風で倒木が相次ぎ、関西の登山道が荒れている。 倒木や崩れた土砂を避けて歩くうちに登山道から外れ、遭難するケースが後を絶たない。 「登山は自粛して」と警察が呼びかける事態になっている。』・・・と10/31の記事にあったっけ |
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工場を見下ろす展望地 11:52 以前は右下の画像にある鉄塔まで山道が続いていたのだが、今はプッツン途切れてしまっている |
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引き返して、先ほど迂回した場所に着いた このまま突破しようと、 邪魔な枝を折って潜り抜けられる程度の空間を作り、 そろり〜と抜け出した |
タキロ(滝呂)方面へ左折 この分岐からでなくても、三角点近くから合流できる |
おっ、歩きやすくなった・・・と思ったが | こちらもやっぱり倒木や傾いた木が何本もある |
こんな大きな木も倒れたんだ! 簡単には跨げないので、階段を上るようにして乗り越えた | |
山はここで終わり湿地帯になった 12:14 シデコブシ群生地 |
小さな沢を跨いで対岸へ・・・ |
イノシシが掘り起こした跡がいっぱい スキや鍬で耕したよう |
タカノツメ(鷹の爪):ウコギ科 秋はきれいな黄葉になり、 春は新芽を摘んでお浸しにする |
行き着いたところは人家の横 12:17 |
舗装路には、 『土石流危険渓流 庄内川水系 芝草川(上流)』の文字 |
この舗装路を歩くか、対面の山へ登るか迷ったが、舗装路歩きに決めた 12:18 約20分の舗装路歩き |
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滝呂緑地入口から、中へ入る 12:38 入口は、陶器のゴミ捨て場と化していた 遊歩道もあるのに、誰がこんなところへ! |
白い大きな葉っぱは、ホウノキの葉 ホウバ(朴葉) ガサガサ音を立てて、踏み歩いた |
マルバノキ(丸葉の木)別名ベニマンサク:マンサク科-1 ここへ来たのは、このマルバノキの花に会うため 南木曽岳では10/9に花が咲いていた 標高200mでも、そろそろ咲いていないかな?と思ってのこと |
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マルバノキ(丸葉の木)別名ベニマンサク:マンサク科-2 ちょうど花が咲き始めていた つぼみから、折りたたまれた花びらが出てきた |
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マルバノキ(丸葉の木)別名ベニマンサク:マンサク科-3 花びらは5枚 伸びきっていない花びらは、まだ皺くちゃ 中央にあって丸まっているのが雄しべ 5個 雄しべに囲まれた真ん中にあるのが雌しべ(白く見えている部分 先端は2つに分かれている) |
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マルバノキ(丸葉の木)別名ベニマンサク:マンサク科-4 2つの花は、背中合わせにくっついて咲く 見る角度によっては、花びらが重なって10枚に見えることもある |
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マルバノキ(丸葉の木)別名ベニマンサク:マンサク科-5 左 白い雌しべが見える(先端は2つに分かれている) 右 白いのは雄しべの葯の花粉 順番に雄しべ5本が花粉を出していく |
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たっぷり観察してから、稜線の道を目指す |
T字路の突き当りに、『滝呂緑地遊歩道案内図』 ここから左にすぐ休憩小屋 |
休憩小屋 12:59 小さいので5〜6名が座ればいっぱい |
案内図まで戻って稜線歩き 入り組んでいる径があるが、 頭の中の地図を頼りに迷うことなく出口へ |
ここが出口 13:13 ちょうど真向かいにある水道タンクへの道に続く |
チェーンの横を通らせてもらう |
ヤマガキ(山柿):カキノキ科 左 上から見るとこんな色 右 空をバックにすると・・・艶やか〜 |
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水道タンク(正式には市之倉排水池) |
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コアカミゴケ(小赤実苔)かな?ハナゴケ科 水道タンクへ来た時にはいつも、この古いベンチの横にくっついている「赤い帽子」を見に来ることにしている 本沢温泉の野天風呂付近にそっくりさんがいたが、イオウゴケだったかも・・・? 『温泉地や、火山地帯など、硫黄分の多いところでもたくさん分布する』・・・と、あったから |
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ヤツデ(八手):ウコギ科 水道タンクへ来た時にはいつもこの花も見ることにしている ちょうど咲き始めたところだった 花びらは5枚 雄しべは5本 葯は白色 上の画像は、雄性期の花 ↑ ・・・・・・・・・・・・ 下の画像は、2017/12/17 同じ場所で撮影 比較のため借りてきた、 左 雄しべと花びらが落ちると、天辺にツンツンしたものがくっついている丸いものになる(右 拡大) (ツンツンしたものは、雌しべの柱頭だって) 初めのうちは一つの棒のようだが 伸びるとともに広がってくる⇒ 雌性期の花 つまり、ヤツデの花は、雄性期から雌性期へと移り変わっていく花なのである マルバノキは、雌性期から雄性期に移っていく花 |
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また、ポッキリに出会った こちらの尾根は、人がよく通るためか、 倒木などは片づけられていた |
ドングリの仲間:ブナ科 |
モチツツジ:ツツジ科 季節を勘違いしたいわゆる「狂い咲き」 モチツツジはよく間違える |
ヤマノイモのむかご:ヤマノイモ科 大きな「むかご」を見つけた! |
サルトリイバラ:サルトリイバラ科 白い粉をふいたような赤い実 |
疑似木の階段を下りる |
『織部砂防ダム公園200M』の文字 | チャノキ:ツバキ科 雄しべがい〜っぱい |
手作りの橋を渡って・・・ |
スタート地点へ戻ってきた 14:05 のんびり歩いて3時間 12629歩 |