マルバノキの紅葉が始まった 南木曽岳



展望台


マルバノキの紅葉
●場 所 長野県南木曽町
●標高 南木曽岳:1679m 
●山行日 2018年10月9日(火)
●多治見から
  登山口まで
多治見=R19=蘭キャンプ場=蘭登山口(P)
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽、今川、白木
●コースタイム 多治見
登山口(P)
林道分岐
下山道分岐
「金時ノ洞窟」の上
鎖場
「かぶと岩」標識
南木曽岳山頂
展望台
摩利支天分岐
見晴台
登山口まで「40分」標識
下山道分岐
林道出合
登山口(P)
7:30発
9:25〜9:35
10:04
10:25
10:28
11:30〜11:40
12:24
12:40〜12:55
13:30〜13:40
14:09
14:33〜14:37
14:48
16:03
16:17
16:30
 周辺地図こちら     


登山口駐車場からすぐ、右折 9:35
薄暗い樹林の中へ


タケシマラン(竹縞蘭)かな?:ユリ科

ここまで広い林道歩き 10:04
ここから左折して登山道へ

堰堤
山肌はちょっぴり赤くなっていた

下山道分岐 10:25
今年5/12に来た時にはなかった修理用の材木
あちこちで修復が進んでいた

金時の洞窟を見下ろす
この辺りから、マルバノキの紅葉が始まった

「喉の滝」標識を過ぎると、
急な登りが始まる

ミヤマシキミ:ミカン科
赤い実はよく目立つ

こんな桟橋や木の梯子・木段が、幾つも現れる

まだ紅葉の始まっていない場所もある

マルバノキ(丸葉の木):マンサク科
左 葉っぱの紅葉
右 花の様子

コウヤマキ:コウヤマキ科の倒木を踏んで前進
この前の台風で倒れたのだろう

2本目の倒木
これは幹が裂けていた

ツルアリドオシ(蔓蟻通):アカネ科
赤い丸い実があちこちに

長い梯子の後、鎖場に出た
時々は四つん這いになって登った程の急登

マルバノキの紅葉は、葉が縮れているものも多数
台風の強い風で揉まれたせいかも

暗い赤・明るい赤・黄色っぽい赤など
紅葉もいろいろ
鎖場の横にある桟橋を歩いていくと
目の前にマルバノキが見える

リンドウ(竜胆):リンドウ科
桟橋を登り切ると、秋は「リンドウ街道」になる
(=ここから、急に登山道脇にリンドウの花が多くなるので勝手に命名)


   
 こんな桟橋がいくつも現れる

  「かぶと岩」標識 12:24
いつも、どれが「かぶと岩」だろうと思いながら
登っているが、
下山道途中に見上げた岩のことではないかと
後で思った

   
 山頂 12:40〜12:55
南アルプスが遠望できる大岩までが
急登に次ぐ急登
そこからは、山頂は間近
展望はないが、12時も過ぎているのでランチ休憩

  避難小屋までは下り
「南木曽嶽山大神」
この岩の正面にある梯子を登ると
足元がすっぱり切れた大岩の上の展望台
避難小屋上の展望台から見える景色とは
違うので「第一展望台」と勝手に命名
今日の御岳は、上半分雲の中

   
 ドウダンツツジ(満天星躑躅):ツツジ科
その大岩の上には、
ドウダンツツジの黄色い実がどっさり

  避難小屋の中を覗いてみると、
中はブルーシートが敷いてあり、
こたつ敷のような物もあった
トイレの前を過ぎると、すぐ
下山道(1時間40分)と上の原(3時間10分)の分岐
いつもは、左折して南木曽駅まで歩くが
今日は車利用なので、下山道へ

  
  展望台には、山名の書いてある表示板が二つ
それと見比べながら、岩の上に乗って中央アルプスを展望 ↓
 
  表示板 ↓ 文字が薄れかけているが、何とか判読
中央アルプスを半分に切って、比べてみた  これは左半分
 
 
左から、麦草・木曽前岳・木曽駒・三の沢・宝剣・濁沢大峰・熊沢・東川岳
右半分 ↓
 
 
  
東川岳・空木・南駒・仙涯嶺・越百  ずっと離れて奥念丈 その右にハゲている場所あり
麦草と奥年丈以外は、縦走したことがある  いい思い出〜
 
 
  展望台を出発して下り始めてから、山頂方面を展望
笹の緑が美しい

   
  下山が始まったか・・・と思ったが、

 登りもある 
   
 アカミノイヌツゲ(赤実の犬黄楊):モチノキ科

  摩利支天分岐 14:09

  
  笹が刈ってある道を進んでいくと、この大岩で行き止まり
「摩利支天」って、この大岩のこと? 14:10
岩の上に登ろうと試みる人もいたが、大岩の向こうは絶壁!?  「やめて〜」と引き止めた

 
  その大岩の足元から見えたのは、最奥に恵那山
結局、どこに「摩利支天」が祀られているのか、分からず・・・

    
  元の分岐まで戻って、下山を続ける

  いよいよ正念場の急坂が始まった
途中、「見晴台」の文字と梯子
元気な1人は、
「ちょっと見てくる」と言って登って行った
「すごいよ〜」の声に誘われ、、
梯子の下で待っていた2人も「見晴台」へ

  
  さっきの光景と似ているが、こちらの方が迫力がある
なんといっても大岩の上  怖くて大岩の端まで行けない 足を踏み外せば、あっという間に谷底へ


ここをクリックすると大きく見えます

ここをクリックすると大きく見えます
  大岩の上から右手上を見ると・・・
登りに見えた切り立った岩峰群
あれが「かぶと岩」?
その奥は、南木曽岳山頂

 もっと上を見上げると、大きな岩がにょっきり
もしかして、さっきまで我々がいた大岩?
あれが摩利支天?
でも、ここから見上げると、
「かぶと」のように見えるんだけど・・・

   
  ずっと下には、
登り始めた頃に通った堰堤が見えた!

 「この大岩の下を覗いてみない?」と言って
膝をついて覗きこむ2人
(立ったまま端までなんてとても行けない)
「2人の重みでこの岩崩れたらどうしよう〜」と
言いながらも、眺めを楽しんでいた

   
  元の下山道に降り立って、前進

  足元がぐらつく、桟橋
   
  急な木の梯子の連続・・・

  これは長〜い木の梯子
前や横を向いて足元を見ながら降りるのがいいか?
後ろ向きになって、足の間から下の足場を見ながら
降りるのがいいか?
意見は分かれるところ
各自、自分の好みに合った方法で降りた

   
  「あと40分で登山口」の標識 14:48
40分なら軽い軽いと思ったが、なんのなんの
下山道分岐まででも、1時間15分
林道出合までで、1時間29分(ここが登山口?)
駐車場までで、1時間42分
どうやって降りると40分になるんだろう???

  大岩の下を通って・・・
   
  マルバノキの群落を右に見て・・・
(「赤い雪崩」って、いつか形容したことがある)

  鎖をつかみながら下り・・・
   
  沢の音も聞こえてきたので、あと少し・・・と
期待しながら降りていくが・・・

  まだまだ下りが続く
いい加減嫌になってきた
   
  今度こそ、「もうすぐ!」と思いながら歩くが・・・
なかなか着かない
  やっと、「着いたよ〜」の声が聞こえてきた!
分岐 16:03
あたりは陽の光が無くなり、薄暗くなり始めた
あのくねくね林道を明るいうちに脱出したいと思い
心持ち、速足になる

   
 堰堤はもうすぐ!

 前方の山の斜面が明る〜い
明るい光景を見て、陰鬱な気分が少し失せた

   
 林道出合 16:17
ここから、駐車場まで15分ほどある
林道歩きは明るいから、まだまし

 駐車場への近道は薄暗い
足元に注意して(小さな階段でも膝に来る)
16:30 到着〜
「膝が笑っていた」という運転手さんも
「座っていれば大丈夫」と強気
明るいうちにR256に出て、
渋滞にも合わず、すいすいと多治見へ
帰りの車の中で、
足の筋肉痛解消法は、
「お風呂でのマッサージと、
湿布を何枚も貼るのがいいよ〜」と、体験交流会

多治見には、もう暗くなった18:30頃に到着
行動時間約7時間

秋の南木曽岳  2016/11/26         
           
春の南木曽岳  2018/5/12  2017/5/21  2016/4/30  2015/5/9 2014/5/17
           
冬の南木曽岳 2017/12/23 2015/1/10 2013/1/13    

 
  山行記録(2011年〜現在まで)へ戻る
  トップページへ戻る