納古(のこやま) 633.0m
                
(加茂郡川辺町・七宗町)

                               2018年4月21日


                        『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

  多治見8:30発。ロックガーデン「道の駅」で可児からの車と合流して、納古山登山口へ通じる林道に入った。
   ガタガタの未舗装路がほとんど。簡易舗装部分は、ほんの少し。高級車には不向きな林道。
   一番手前の広めの駐車スペースは満車。どんどん奥へ進んだが、あちこちのスペースも満車。
   前方から車。すれ違う際に、駐車場情報を聞くと「満車なので引き返してきた」とのこと。
   だが、林道は、あちこちに小さいけれどスペースがあるので、前進。
   ぬかるんではいたが、Uターンできる場所があったのでそこに決定。  9:35頃着
   身支度をして中級コース登山口まで引き返した。

 中級コース登山口 9:58
いつも置いてある山菜の箱「どうぞご自由に」の文字
中を見ると、細いタケノコが入っていた
数人で分けて全部貰ってしまった

 7名中、このコース初めての人が5名
いつものように先頭は交代しながら
木和谷支流沿いに緩く登る
「水場で交代」と言いながら、
ちっとも現れない水場に業を煮やして交代したところ
すぐ、この水場に着いた  早とちりでゴメン!

   
 途中の「塩の道分岐」で休憩後、
「大牧谷分岐」へ 10:35
今までは緩い登り  ここからきつくなる

前方に見える大岩が「天空の岩展望台」
ちょっとした岩場を登ると・・・
素晴らしい眺め〜 ↓
 
  
 
 「5合目 天空の岩展望台」から↑  手書きの薄れた文字が見える 10:45

シロバナイワカガミ:イワウメ科
普通のイワカガミは、ピンク色
この山のイワカガミは、白花

いつもの場所に咲いていたが、先行者は足元を見て登るのに一生懸命だったから、見ていないかも・・・


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 シャクナゲ:ツツジ科
右側の谷へ続くいつもの斜面に咲いていた
薄ピンクの花  先行者は見ていただろうか・・・

「7合目 第二展望台」の薄れた文字↑  右側に展望が開ける ↓ 11:03
  
下麻生か中麻生の町並みだろうか?


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2つ目のちょっとした岩場が見えた  これは別パーティー 11:10
 ストックを短くしてザックの横に入れたり、手に持ったりして登る
足の置き場所に赤ペンキが塗ってある親切すぎる程の岩場

手に持っていたストックの3本目を途中で落っことしてしまうハプニング!
下の方にいたファミリーに「すみませせ〜ん。ストック落ちていませんでしたか〜」と尋ねた所
「落ちてたよ〜」の声 「拾ってきてもらえませんか〜」と再度声をかけながら、
少し岩場を降りて貰いに行った  「有難うございました!」

岩場を過ぎても登りは続き、初級コースとの合流点で一休み 11:20

 合流点から緩く登って、山頂へ ↓
 納古山山頂↑と、山座同定盤(さんざどうていばん)↓  11:35
 
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  周りの山の名前を教えて・・・と言われたが、御岳も中央アルプスもなあ〜んにも見えない
山座同定盤(さんざどうていばん)を見ても、低い山は名前すら分からなしないし、
特徴ある山なら分かりやすいが、皆同じように見えので困る・・・

じりじりと暑い山頂広場には、手作りのテーブルと椅子があちこちにあり
たくさんの登山者が昼食タイム
焼肉を焼く煙とおいしそうな臭いも漂っていた
この暑さで、炎天下の休憩より、机や椅子がなくとも木陰がいい・・・の声で場所を移動して、昼食 12:05まで
・・・・・・・・・・・・・・・・・
↓ 下の画像は、比較のため借りてきた 季節が違えば展望できる山も違ってくる
 
2016/10/30 納古山山頂で撮影 ↑笠置山と、その後ろに恵那山がうっすら
↓ こちらは御岳 
 
 
 
2014/3/15 納古山山頂で撮影 ↑ やや霞んでいるが、これは御嶽
 ↓ こちらのくっきりは、中央アルプス 
 
 
 トウゴクミツバツツジ:ツツジ科
雄しべは10本なので「ミツバツツジ」ではない
夛治見周辺の「コバノミツバツツジ(雄しべ10本)」と比べると、色が濃く、雰囲気が違う
何だろう〜と思いながら、家で画像チェックをしていたら、雌しべの根元にプツプツしたものが見えた(右)
トウゴクミツバツツジかも?と気付いた
トウゴクミツバツツジ ↓ 2017/4/30 納古山で撮影 比較のため借りてきた

雌しべの根元に毛がある
下調べしてから、もっと真剣に観察・撮影してくればよかったと後悔!

    
 ニシキゴロモ:シソ科
茎が立ち上がっていて、上唇(じょうしん:耳のように立っている部分)が長いことから
ニシキゴロモとした
葉の紫色の筋は、濃い薄いがあった

   
   
 フモトスミレかな?:スミレ科
側弁(そくべん:5枚の花びらのうち、両側の2枚のこと)の内側に毛がある 下右
上左 葉っぱに模様があるのは
、フイリフモトスミレ

 
  タチツボスミレ:スミレ科

   
  チゴユリ:イヌサフラン科
下を向いているのは、咲いたばかり  だんだん上を向いてくる

  
 林道に出た 13:35頃
以前の初級者コースを歩いてたら、途中から様相が変わってしまっていた
歩きやすそうな場所から林道に上がったが、大工事だったよう
以前の初心者用コース登山口から、延々と林道が奥に伸ばされ、整備されていた
方向的には良いが、いつまでたっても出口が見えないので、ちょっぴり心配になってきた
地図アプリを見て、一安心

   
 ヤマルリソウ:ムラサキ科
「ルリ(瑠璃)」と名がある割に、白っぽかった

   
 まだまだ続く林道

ゲートがあった 13:42
看板には、「この先、林業専用道と初級コースは
未接続のため、歩行が困難となっておりますので
お知らせします。」の文字
しばらく初級コースが通行不可だった・・・の情報は
この工事のためだったんだね
(平成29年9月4日〜平成30年2月15日)期間だった

 
  ヤマブキ:科
『実ができないのは八重咲き  一重咲きには実が生る』
太田道灌の和歌、「七重八重 花は咲けども山吹の みの一つだに無きぞ悲しき」・・・は、
八重咲きということになる
・・・・・・・・・・

ずいぶん長い林道歩きだと思いながら、駐車スペースに戻った  13:55着


  * 中級コース登山口9:58・・・大牧谷分岐10:35・・・5合目天空の岩展望台10:45・・・
    7合目第二展望台11:03・・・岩場11:10・・・初級コースとの合流点11:20・・・
    納古山山頂11:35〜12:05・・・林道13:35・・・ゲート13:42・・・駐車スペース13:55着
  * 約4時間の行動時間
  * 期待していたアカヤシオは、地面にいっぱい花が落ち、枝先にちょっぴり萎れた花が付いていただけ。
    2週間は遅かったような気がした。

 
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