市之倉〜滝呂の山 227.7m  (多治見市) 

                         2019年1月21日


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です
                        歩いたコース図はこちら

太陽光発電のパネルがズラリと並んでいる所が、スタート・ゴール地点

   
  スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科-1
大きめの葉っぱが、枯れ葉の間から出ていた
そっと枯れ葉を退けると、つぼみ2つと花が2つ咲いていた
花といっても、この三角形の部分は花びらではない  萼片(がくへん)
萼筒(がくとう:萼が合着して筒状になった部分)は、まだ緑がかっていた
『萼筒は円筒形で短く、3個の萼片が長三角形で、
萼筒より長く大きいのが、スズカカンアオイの特徴』だって
確かに長い

   
 三角点に着いた  「三等」の文字が見える
『一等18cm角、二等と三等は15cm角、四等は12cm角』だって
なんだか大きく感じたので、手を当ててみた
ふ〜ん・・・

↓ この三角点は「一等三角点」 本宮山」の山頂にあった これで18cm
  
なるほどね! 確かにこっちの方が大きかった

   
ここ、前回来た時に一番の難所だったところ
潜るも乗り越えるもできず、迂回した場所だったが、
倒れていた木が、きれいに切られていた

 ここで道はプッツンと切れているが(以前は遠くに見える鉄塔まで行けた)
眼下の工場の様子を見ることにしている
さあ、引き返していつもの分岐から滝呂へ降りようと思ったところ、
白いテープがひらひらしているのが目に留まった ↓
 道がプッツンと切れた時、何とか行けないものかとしばらく進んだことがある
両側からの木々に阻まれ、少し下っただけで断念したことがあったが
今日は、ずう〜っと、踏み跡が続いていた
行ける所まで行ってみよう・・・と下り始めた
   
所々にある白テープと、途中から現れた青テープと踏み跡に誘われ
どんどん降りていった
 
   
沢まで降り、今度は登り
今まで歩いていた地形と同じ
どこかで合流するのかと思いながら、どんどん進んでいくと・・・
右 白と青テープの向こうに、はっきりした道が見えた
ああ、いつもの道に合流したんだね・・・と思いながら左折していくと
変わった風景の尾根に出た ↓これは尾根の左側
   
あれ〜? ここはいつもの場所じゃない
いつもは鉄塔の所に出た
ということは、左に見える鉄塔??? No.2? or No.3?
左の画像の右側の鉄塔がさっきのプッツンから見えた鉄塔
こ〜んなに削ってしまったんだ!
尾根の右側も、ずう〜っと削られ広くなっている ↓
 
  
この先はどうなっているんだろうとなおも進んでいくと・・・
町並みが見えた ↓
遠くに見える三角形の山は、「笠置山」のよう ↓

くっきり晴れていたら、御嶽や恵那山も見える位置

   
元に戻って・・・
この青色と白色テープの道から歩いてきた
いつもの滝呂の人家の横へ降りた

鉄塔No.3の文字

 スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科-2
しばらく舗装路を歩いて、また鉄塔のある左の尾根へ登ることにした
こちらは南側にあたるからか、花付きがいい
花の中の雄しべまで見えた
   
 スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科-3
枯れ葉を退けると、びっしりくっつくようにして花が咲いていた
口輪の白色がはっきりしていて、萼片は紫がかっていた
  
   
スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科-4
この株の花は、上に比べると萼片が赤っぽい

鉄塔大畑分岐線 No.2・1へ


中電の鉄塔見回り路でよく見かけるゴム製?階段

もしかすると、先ほどの新しい道も
中電の見回り用に整備されたのかも?


   
 こちらの見回り路は、整備が進んでいな〜い
前進不可  左に迂回した

 大畑分岐線 No.2鉄塔が見えるのに、直進できず右に迂回
   
 鉄塔のある尾根は、
よく整備され歩きやすくなっていた
倒れた大きな木は切られ、
小さい枝は脇に寄せられていた
この倒れた木、やっぱり
ソヨゴだった
葉が沢山あって茂っているので風に弱いのかも

 サルトリイバラ:サルトリイバラ科
まだこんなに赤い実が残っていた
笠原下石線 鉄塔NO.1に出た  ここから水道タンク方面へ向かう

   
 滝呂緑地へ行かずに舗装路へ出て、水道タンクへ

   
   
 ヤツデ:ウコギ科
水道タンク裏にあるヤツデの様子を見に行った
若い実ができていた
長丸の実の天辺にツンツン出ているのは、
雌しべの跡
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヤツデの花 ↓ 2018/11/3 同じ場所で撮影 比較のため借りてきた
   
   
↑ これらは、雄性期の花
『ヤツデの花は、
雄しべ先熟
花が開いたとき、まず、
花びらと雄しべが成熟して花粉がでる
このとき
雌しべはまだ未熟のため昆虫が花粉を運んで来ても受紛しない
花びらと雄しべが落ちた後で雌しべが成熟し、花粉を付けた昆虫から花粉を受け取り受粉する
つまり、成熟時期をずらして近親結婚を避けている』・・・と
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
花びらと雄しべが落ちると↓、中央に出ている棒状のものとその下の部分だけが残る

その
棒状のものが雌しべの柱頭で、これが5つに分かれると雌しべが発達したことになるらしい
その頃、花粉を持った昆虫がやってくると受粉するという仕組み
・・・・・・・・・・・・
↓ これらは、雌しべが5つに分かれた
雌性期の花 2017/12/17 同じ場所で撮影 比較のため借りてきた
左の画像の後ろの方に、まだつぼみが見える
 
   

 

 Walking2019のページに戻る