竜吟の滝〜水晶山 (瑞浪市)

                          2019年8月31日


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

釜戸駅11:45着 11:55頃発
舗装路を歩いて、
ここから登山道(遊歩道)になる 12:21

ゲンノショウコ(現の証拠):フウロソウ科
ここは、白花ばかりだった

 
 「一の滝」 昨日の雨で水量がとっても多く、迫力があった 12:30
水しぶきが遠くまで飛んできて、
カメラが濡れないよう急いでシャッターを押した

   
 クサアジサイ(草紫陽花):アジサイ科
きれいなピンク色だった
花びらのように見えるのは、装飾花 右
本物の花は、もっと小さく中央にある

 
 「二の滝」 12:38
ここもどーどーと流れ落ちていた
「一の滝」より、こちらの方が好き

 
 「三ノ滝」 12:45
赤い橋から、ちらりと見えるが、水量が多く迫力がある

  
 「三ノ滝」をもう少し間近に見たいと思って、川に近づいた

 
 「えびす滝」 12:52
水量が少ないと白い筋にしか見えないが、
今日は違っていた

 
 「あんま滝」 12:57
水量が少ないと、岩と岩の隙間から細い筋になって流れている滝が
今日は、どうどうと大きな音を立てて流れていた

 チゴユリ?:イヌサフラン科
大きな実だった

 「昇竜の滝」 13:05
うん、今日は竜に見える!

 
 「梵天の滝」 13:08
七つ目の滝
ここから、直進コース(沢沿い)と左折コース(竜吟湖)に分かれる
まずは、竜吟湖を見てから水晶山へ行きたいので、
左折した

   
 ミヤマウメモドキ(深山梅擬):モチノキ科
シデコブシ
群生地にあった
アオハダ(青膚):モチノキ科
こちらは、竜吟湖の近くを歩いていたら
地面に赤い実が落ちていた
見上げると、この木の実だった
花に詳しい友人から
アオハダ」の名前を聞いた
『樹皮が薄く、爪などで簡単に剥がれ、
緑色の内皮が見えるのでついた名』だって

シラヤマギクかな?:キク
サワシロギク
に似ているが、花びらの間隔がてんでんばらばら

 
 サワシロギク(沢白菊):キク科
ミカワバイケイソウ群生地に咲いていた
湿地の花

マルバノキ(丸葉の木):マンサク科
まん丸ではなく、ややいびつな形の実

クルマバハグマ(車葉白熊):キク科
まだ、つぼみ
   
 竜吟湖から勢いよく流れている
逆川(さかしま川)に沿って下った
ウォーキングマップに
「自然観察路(木道)」の点線があったから
しかし、木道が古びたのか
通行止め風になっていたので行けず
水晶山入口へ登り返すので
あまりお勧めできない
ここから右折する 14:02

 こもれびの小径を進むと
水晶山の標識
いったん下ってから、階段の登りになる
   
   
   
 タカネママコナ:ハマウツボ科
ママコナ
の白色版
ここの
ママコナの仲間は、白色ばかりで背が低かった

  
 水晶山山頂 459m 14:32
屏風山が展望できた
崖の上からも展望できるように草刈りがしてあったし、
邪魔な木の枝も切ってあった

 
 山頂からは、時計回りの「鳥屋尾根」を下った
ふわふわした土の道で、
反時計回りの階段の道(アルプスの小径」より、歩きやすかった

 
 あずまやからの展望 14:59
屏風山がよく見えた

   
 ブナ科
コナラではない

 ナツハゼ:ツツジ科
実が黒ずんでいたので、食べてみた
甘酸っぱくてmなかなかおいしかった
ただ、皮が分厚くて、ペッと吐き出した

 
   
カワラケツメイ(河原決明):マメ科
この前(8/24)、土岐川河川敷でたくさん見た
カワラケツメイがある・・・と思ったら
友人から「
蜜腺に柄がありキノコのような形をしていたらアレチケツメイ」・・・と、聞いた
ええ〜っと思って、赤いぽっちのような蜜腺を取ろうと試みた
上から見たら、江があるかどうかわからないので、横から撮ってみた
なるほど、赤いポッチ(ボタンのような形)に柄がある!
ではこれは、
アレチケツメイ(荒地決明)ということになる
アレチケツメイの特徴を調べると
@蜜腺に柄がある
A下側の花びらが大きく他の花びらの2倍ほどの長さ
Bしべの色が赤い
C小葉の先は丸みを帯びている

・・・・・・
では、この前の土岐川河川敷の
カワラケツメイは、もしかしてアレチケツメイ???
もう一度画像を拡大して調べてみることにした

   
A下側の花びらが大きく他の花びらの2倍ほどの長さ
Bしべの色が赤い
 
 @蜜腺に柄がある
C小葉の先は丸みを帯びている
 
土岐川河川敷の
カワラケツメイではなくアレチケツメイだった!

   
 オケラ:キク科
魚の骨のような「苞(ほう):つぼみを包むように葉が変形した部分」が特徴
右下 2018/9/23 同じ場所で撮影(比較のため借りてきた)

 
 ぐるっと回って、「二ノ滝」に着いた 15:26

   
 サマーポインセチア(ショウジョウソウ:猩々草):トウダイグサ科
民家の石垣に咲いていた
紅色の部分は、苞葉
ブラジル・北アメリカ南部原産だって

  秋の竜吟の滝の様子  2018/9/23

  春の竜吟の滝の様子  2019/5/27


  
  ・関ケ原駅から、伊吹山山頂駐車場に行くバスは、今日(8/31)が最後。
  ・天気予報を見ていたら、1週間前は雨だったのに、2日前念のため見ると、「晴れ」に変わっていた。
  ・花いっぱいの山に楽々登れるのが、今日が最後なら行かなくっちゃ!・・・と思って、
   花好きの友人を誘って出かけた。
   多治見発7:38 金山で乗り換えて関ケ原に9:19着。
   バスは9:30発。
   ところが、とんだハプニング!

   関ケ原駅に着いたら、伊吹山行きのバスがない!
   バス停の時刻表の上に『ドライブウェイ14km地点にて土砂崩れが発生し、終日運転中止。』
   の紙が貼ってあった ええ〜っ!!

   他の利用者(ザックを担いだ)も何人かいて、駅のプラットフォームに座っていた。
   どうしよう、どこか他へ行く当ては?
   駅に置いてあった「さわやかウォーキング」の冊子を見たら、「竜吟の滝」があった。
   他の候補は、駅からバス・・・
   バスの時刻が分からないんでは行きようがない。
   「竜吟の滝」なら、駅から歩いて行ける。ここにしよう!
   今からなら電車に乗って「釜戸駅」で下りればいい。
   もうすぐ来る列車があるのでそれに乗ろう!と決めた。

   名古屋へ行く列車は1人席が、離れた所に2つ。
   ばらばらで座って、名古屋へ。
   座っている間に、いろいろ考えた。スマホの駅探で検索した。

   薮原へは行けないか(伊吹山が雨の予報だったので鳥居峠を考えていた)・・・と検索したが、
   快速で行っても、中津川駅で2時間待たないといけないし、 特急「しなの」・・・という手もあったが、
   青空フリー切符では「しなの」には乗れないのでこの方法もダメ。

   瑞浪駅の隣の駅。「竜吟の滝に決め、友人に伝えた。
   彼女も「さわやかウォーキング」を見ていろいろ考えていたようだが、結局「竜吟の滝」でいいよ。
   ・・・となった。

   名古屋から快速に乗って、釜戸駅で下車(11:45)して、「竜吟の滝〜水晶山」コースを歩いてきた。
   
   家に帰ってから伊吹山ドライブウェイで検索すると、 どうやら30日朝に土砂崩れがあって通行止めとなり、
   31日8時には開通させるつもりだったが間に合わず、山頂行きのバスの運転休止となったらしい。

   その後、31日の12時30分から通行止めが解除されたらしいが、時すでに遅し・・・だった。

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