低山ハイキングの下見

   
  みのかも健康の森富士山〜高木山  
                          

                 (美濃加茂市)    2021年10月21日


          『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です
          コース図はこちら   美濃加茂けんこうの森地図はこちら

   
 多治見駅8:21発ーー美濃太田駅8:54着
美濃加茂市のコミュニティバス
「あい愛バス」9:10発に乗車
(左の赤いワゴン車)
(右 車内の様子) 今日のお客は3人
帰りのバスは、私1人だけ
一般は100円(中学生以下無料)
採算がとれるのだろうか?ちょっと心配

美濃加茂健康の森園内バス停に9:35着

 
 ↑ 美濃加茂健康の森園内のバス停で降り、
身支度をして歩き始めた 9:39

 
管理棟 バス停から1〜2分
ホカホカ便座のきれいなトイレあり
シャワー付きではない

 
 今日は、この前暑さのために断念した富士山へ、
まずは登るのが目標

すれ違った男性に、
「富士山へはどっちへ行けばいいですか?
あじさいの池方面ですか?」と尋ねると
「池を過ぎるとトイレがあるので、
その横を通って行けば橋がある」とのこと

「あじさいの池」はこの前通ったので分かる

地図はハイキング仲間から貰ったので
持っているが、
イラスト地図なので、ちょっとわかりにくい・・・

↑ 「虹のトンネル」を通って右折する

   
 ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ):モクセイ科
地面に黒くて丸い実がたくさん落ちていた
見上げると、この実が落ちたのだと分かった

 
 調べ中

 
この休憩所の横から、高木山へ行ける 9:54

 
 ここへ下りてくる予定
「トイレ」の標識があった

 
 「富士見橋」の文字を見て、直進

 
 ここがトイレ

行き過ぎてから、少し戻って左へ

 
 「富士山」の文字を見て直進

 
 この階段を上る

10月から閉園が16時になった
「上記時間を過ぎると扉が締まりますので
ご注意ください」・・・と

バス利用者は?
バスも入れないのだろうか?


 ここをクリックすると大きく見えます
美濃加茂健康の森の大きな説明板があった
読んでみると、
『ヤマザクラやヤマツツジ、カエデなど
50種4万7千本あまりの
花の咲く木や紅葉の美しい木が植えられ・・・』
と、書いてあるので、自然林ではないってこと

『平成2年度から整備し、7年度に開園』とあるから
1990年〜1995年の間に植えられた木が
30年ほどで大きく育ったということになる

『生活環境保全林整備事業』と書いてあったので
他にどんなところがあるか調べた所、
知っている名前があった

『陶史の森(土岐市)
ふどうの森(関市)
みたけの森(御嵩町)
かさはら潮見の森(多治見市)』

何度も訪れている場所〜

   
「つつじの小径」分岐
左折すれば、「つつじの小径」から
高木山へ行ける 
「展望台 850m 標高差185m」の文字

直進すると富士山へ
「富士神社 1000m 標高差199m」の文字

 
 橋が見えた

ついさっき、バスでこの橋の下を通った

 
 橋の袂から、富士山方面を見上げる 10:05
左のゴツゴツした岩山が富士山?
(登って分かったが、正面のこんもりした山の
また向こうに富士山があった

 
 橋には、おさるの家族のモチーフ

下に見える道路を通って来たわけ

 
 橋のすぐそばに、どんぐりの仲間

 
 橋を渡り切ると、急な階段がすぐ始まった
道を尋ねた男性が、「登り始めは急だよ」
その通りの急勾配だった

 
 少し傾斜が緩くなることはあっても
登りに次ぐ登りが待っていた

 
 モチツツジ:ツツジ科
春の花だが、よく季節を間違えて咲く

 
 段差の大きい階段

北岳へ登る際の「八本歯のコル」手前にある
階段くらいほどに急!
いいトレーニングになる

 
 少し傾斜が緩くなり、ホッとした


 ここをクリックすると大きく見えます
 
休憩小屋への分岐 10:22
この2枚は遊歩道の左と右に立っていた

帰りはその休憩小屋から、ここへ来た

現在地は赤丸の所
赤丸から右へ続く赤線が、
「富士山遊歩道整備工事」でできた道

しかし、この地図には
富士山までの線が書いてない
実際は、山頂直下からぐるっと周回して、
ここへ来れる道ができていた

この5枚下↓には、その周回コースが描かれた地図があった

 
 ヒカゲツツジ:ツツジ科
花は何にも無いなあ・・・と思いながら歩いて行くと
ヒカゲツツジの群生地があった

春ならこのコース、楽しいかも・・・

 
 あらら、せっかく登ってきたのに
ここからいったん下って、また登りが始まるんだ・・・

 
 階段の少ない道が歩きやすいのに、
この富士山といい、高木山といい
「美濃加茂健康の森」の道は
階段の方が良いと思ってのことか
階段登りの山となっている

 
 ヒトツバ:ウラボシ科ヒトツバ属
シダの仲間
名前通り「一つ葉」=一枚だけの葉

 
ここをクリックすると大きく見えます
 
 休憩小屋分岐 現在地は赤丸 10:45
2枚は遊歩道の左と右に立っていた

この地図は、さっきの地図より後にできたのだろう
ぐるっと周回できるように描かれている

直進は5分で富士山頂へ
右折すると、15分で休憩小屋へ

  
 もういい加減登りに飽きて疲れてきた

あと「50m」の文字で励まされた〜

   
 ホツツジ:ツツジ科
左 花は終わって、真っ直ぐ伸びている雌しべ

右 2020/8/24 
八方池山荘付近で咲いていた
ホツツジ
参考の為に借りてきた
標高が高いと、ミヤマホツツジになる
(雌しべがくるっと曲がる)

   
 左 富士山(富士神社)357.2mに着いた 10:51
右 どの方面に何が見えるか・・・という案内だろうが
木が茂っていて、さっぱり分からなかった

高木山山頂にも、
こんな案内板があるといいのに・・・

 
 山頂広場に屋根付きのベンチがあった
座って休憩出来るので有り難い

10:57下山開始

 
 ヒサカキ:モッコク科
緑や黒の小さな実がたくさん

   
休憩小屋分岐 11:01
どんな道だろうと、楽しみに下って行った

 
 いい道じゃないのお〜
急な階段じゃない所が気に入った!

   
 コウヤボウキ:キク科
花も咲いているし・・・
(この花ばっかり)

 
 途中にあった標識

「あと25分で富士山頂」の文字
こういう標識があると励まされるんだよね


 ここをクリックすると大きく見えます
 
あら、もう終点? 
2枚の画像は同じ場所 11:20
「山之上富士山」が正しい名前?
赤丸が現在地
ここから三角形の底辺を歩いて
分岐まで行くんだね

ちょっと下に休憩所の屋根が見えた
わざわざ下まで降りて休む気にはならなかった

   
たらたらの水平道がずっと続く 
 
 花も無し、展望も無し・・・

   
 三角形の左の角に着いた 11:33
登り道に合流したわけ

 
 さあ、ここからはまた急な階段下りが始まる
正面の山は、橋の向こう側
まず橋まで下って、また登り返すわけ

 
 どんどん下る

 
 段差の大きい階段

 
 橋に着いた 11:46

 
 橋から振り返って見たが、
富士山頂は手前の山に隠れて
やっぱり見えなかった

   
 高木山分岐に着いた 11:51
「つつじの小路」という名前
この2枚は、分岐の左右に並んでいた

 
 「ツツジ類群生地」の大きな看板
「市指定の天然記念物であるヒカゲツツジを
はじめ、モチツツジ・コバノミツバツツジ・
トウゴクミツバツツジ等、ここはツツジ類の
宝庫です。」の文字

う〜ん、ちょっと誇大広告の感
モチツツジ・コバノミツバツツジは、
この近辺に普通に見られるツツジだし
多治見の山にも普通に咲いている

ヒカゲツツジトウゴクミツバツツジ
それよりやや地域限定だけれど・・・

 
 またまた階段・・・

 
 また階段・・・

 
 今度は石段・・・

   
 アブラツツジ:ツツジ科
左 垂れ下がって実が付いている
右 花の様子(2018/4/28 坂祝〜犬山の稜線で)
参考のため借りてきた

 
 ちょっとした岩場
こんな岩場が、数か所あった

 
 振り返ると、富士山が見えた
かなり尖った山だねえ・・・
本物の富士山はこんなに尖っていない

 
 遠くに恵那山(だよね?)

   
 どんぐりの仲間:ブナ科

 どんぐりの仲間:ブナ科

 
 ソヨゴ:モチノキ科
中途半端な色
これから赤くなっていく

 
 眼下に、あじさい池が見えた

 
 「見晴岩」 12:15

 
 「見晴岩」から、これから登る方面を望む

   
 アブラツツジ:ツツジ科
紅葉が始まっていた
マルバノキ:マンサク科
綺麗な紅葉になるが
木の数は少なかった

 
 またまた階段・・・

 
 また階段・・・

 
恵那山が大きく見えてきた

 
 「つつじのこみち」の表示板
時々、見かけた

 
 高木山展望台が見えた 342m 12:40
「よろこびの砦」という凄い名前が付いている

先客1人

 
 山頂広場から、来た道を振り返った
青い線のように尾根道を歩いてきた

とんがり山が、富士山(山之上富士山)

 
 富士山

 
おやあ〜 御岳に雪が積もってる
今年初めての「雪の御岳」!

 
 御岳のずっと右に、中央アルプスの山並み

中央の白い山が空木岳(だよね?)
多治見近辺からは角度が違うのか
こんなにはっきり空木を見たことがない・・・

 
 麓の田畑と、高架

展望台下のベンチの
日の当たる暖かい場所でランチ休憩

 
 さあ、下山 13:00

この前歩いた気持ちのいい 
沢沿いの道(もみじの小径)を下ることにした

 
 通行できるようになった林道

 
 斜面にはネット 道路際にはロープ

   
 ヤマザクラ(かな?):バラ科
左 あれ?紫色の実!
初めて見た! 何だろう?・・・と
見上げると、赤い実
見慣れたヤマザクラのような実

何故紫色? 病気?

 
 ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ):モクセイ科
麓では、黒色だったが、
ここではまだ緑色

 
 クサギ:シソ科
つやつやした黒っぽい実

 
ここから左折して下る道が、「モミジの小路」 13:15
新しい表示板が作られていた

ここの園内、「小径」と「小路」の両方が使われている
どちらかに統一すればいいのに・・・

 
 「箱岩」

どれが箱岩?と見上げたが、
大きすぎてカメラに入りきらなかった

 
 前回は、途中からせせらぎの音が聞こえ始めたが、
今日は全くそんな気配もない

「愛の泉」と名付けられたこの「小滝」も ↑
水が無い  13:30

モミジは紅葉が始まっていないので
どこにあるかも分からず

沢音も聞こえず、薄暗いじめっとした道で
前回の好印象とは大違い

この道をハイキングのコースに入れるのはよそう

 
 出口についてホッとした 13:34
あまりにも暗く、
獣が荒らしたような跡ばかりだったので
明るい光が待ち遠しかった

 
あじさい池の向こう側に
道があるようだったので
近くから池を見たくて近づいてみたら
「通行禁止」の札がかかっていた

残念!

仕方がないので、階段を登っていった

 
 シラヤマギクかな?:キク科

 
 ヤブコウジ:サクラソウ科
赤い色は、パッと目に入ってくる

 
 どうやら、フィールドアスレチックゾーンに
入り込んだらしい

 
 道路をまたぐ橋があったので
向こう側に行ってみた

 
 バスで通ってきた道

 
 管理棟の方向を目指して
適当に小径を歩いていって
ぐるぐるの階段を下りていったら
「絶叫ローラー」から、滑り降りてくる草地に付いた 13:50

ちょうど管理棟のある広場

バスは、13:55発!

急いでバス停へ向かった

そこへ丁度バスが来たので乗車

美濃太田駅北口14:21着〜太多線14:35発
多治見駅15:03着

・・・・・・・・・・・・・・・・
下見の目的は果たした
どのコースで歩くかを
これから考えなくっちゃ・・・


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     みのかも健康の森HPには、「森を歩く」ページがあり、
         初級・中級(2コース)・上級の4つのコースが紹介されている。



 

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