シデコブシを探して 築水の森
         

              
(春日井市)    2021年3月26日
                


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です
                        コース図はこちら

   
シキミ:マツブサ科
皆、花が垂れていた・・・
何故?

カクミノスノキ(ウスノキ):ツツジ科
多治見では咲いていなかった
ここの方が暖かいのかも

 
 コバノミツバツツジ:ツツジ科
標識は皆、「
ミツバツツジ」となっていた
雄しべの数は、5本より多いので
コバノミツバツツジだと思う

 
 
 ショウジョウバカマ:メランチウム科
た〜くさん咲いていた
この花の科は、昔、「ユリ科」だった
標識は昔のままだった

  
   
   
シデコブシ:モクレン科-1
ちょうど見ごろ!
白っぽい花、ピンクっぽい花
色は様々だった

↑ 下右 下左の花の中央を拡大
中心の緑っぽい部分が雌しべ
その周りは雄しべ多数がぎっしり
この花は『雌性先熟』==先に雌しべが伸びてくる

   
↑ 2019/4/1撮影 比較のため借りてきた

花びらが半分閉じている花の中をそっと覗いてみた
右 緑色の雌しべが伸びている
くるりくるりと反り返っている緑の部分が雌しべの柱頭(開いている状態)
周りをぐるっと取り囲んでいるのが雄しべ
 
↑ 次いで、雌しべの柱頭はくっつき、
周りにある雄しべから花粉が出てくる
2017/4/12撮影 比較のため借りてきた

   花の競演とはこのこと… いい日に巡りあえた!! 
       
 
 
 
 
 
 
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次の湿地はどうなっているだろう〜
シデコブシ地帯を後にして稜線を目指す
 ↑ 展望台に上がってみた

↓ 展望台からの景色 少年自然の家の建物
 
 
↓ 西高森山方面 
 
 ↓ 道樹山方面かな
 
 
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「なべつる湿地」手前に、ロープが張られた枯草地帯があり、
張り紙があった
『「築水の森」・「みろくの森」では、
ギフチョウが多く生息しています。
市では「ギフチョウを守り、育てるため
「ギフチョウのすむ里山づくり」をすすめています。
みんなでギフチョウを守り育てる里山を繕うではありませんか。
スズカカンアオイはギフチョウの食草です』
と書いてあった
先回訪れたのは2020/2/15
その時は、カンアオイらしい葉っぱはなかったが
今回は所々に特徴ある葉っぱがあった 右の画像

ロープの外から手を伸ばし
そっと葉柄の下を探したが、花は無し

数株探したが、どれも花は無し

花が咲かなくては種もできない
種が無ければ株は増えない

こんな枯草地帯では無理なのでは?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

期待していた「なべつる湿地」は、
シデコブシの木が、ちらほらのみ
もう、花びらが散り始めていた
足元はずぶずぶで、先へは進めず引き返した

シハイスミレの仲間:スミレ科

   
 フモトスミレ:スミレ科

 
 ミズバショウ:サトイモ科
あの、「花の競演地帯」をもう一度見たくて
再度足を運んだ

野草園の様子も見たかったので
ちょっとだけ足を延ばした
ミズバショウは水の無い場所に咲いていた
これが一番大きい株

周りには、植栽されたシデコブシがわんさか
皆、ちょうど見ごろ

それはそれで見事だが、
お行儀よく並んでいるので
風格のある木に成長するにはまだまだ

それにしてもこんなぎっしりに植えていては大変
いつか別の地に、植え替えするんだろうねえ

大きくなった木を植え替えるのも大変…
それはいつ頃になるのだろう…??
大変な作業になりそう・・・と、
つい将来のことが心配になった

 
 築水池を見ながら駐車場へ
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ここをクリックすると大きく見えます
 
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↑ 少年自然の家案内図
(標識を撮影しました)
  
↑ 築水の森案内図
(春日井市のホームページから
お借りしました)


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