キャンプ場テント泊で、氷河と花を楽しむハイキング
               「カナディアン・ロッキー」  

                   レイクルイーズキャンプ場・ジャスパーキャンプ場
                               


5日目 6月29日
 ハイキング 4日目  
       エディスキャベルのエンジェル氷河展望とバルド・ヒルズへ
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 ハイキングのあれこれ


朝食つくり

ジャガイモを炒めて

朝食つくり

赤ピーマンとハムを炒めて
朝食つくり

炒めておいた卵も加え

カナダの卵の黄身は白っぽい
飼料の違いらしい




朝食つくり

ラップと呼ばれるシートの上に置いて




朝食つくり

中身がはみ出さないように包んで

・・・・食べる




朝食のフルーツ


このぶどう大好き!




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今日は
エディスキャベルの
氷河を見に行く

登山口の数分手前に
とてもきれいな湖があるから・・・と
途中下車

本当に澄んだ水でエディスキャベルが
キャベル湖に映っていた




Dwarf Canadian Primrose
ドアーフ カナディアン 
プリムローズ
サクラソウの仲間

湖へ下りるために駐車しておいた
広場の隅
小さな沢のそばに咲いていたのを
「花好き人」が見つけた

カナダへ来るとみんな花目になるんだね




エディスキャベルの
展望ハイキングへ

ここに駐車して歩き始める

先行者は車1台のみ





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エディス キャベルとは
女性の名前

山の名前には
人の名前(特に男性)が多いなあ・・・と
ガイド氏の説明を聞いて思っていたが
ここは珍しく女性の名前だった

Mountain Fireweed
マウンテン ファイヤーウィード
ヤナギランの仲間

ヤナギランのミニ版

川原や氾濫した川の跡に
まず最初に生える・・・と

車の中から河原を見ていたら
ずっとこの花のピンクが続いていた

そういえば、氷河の跡の
ガラガラしたところにも咲いていた




Red Mountain Heather
レッド マウンテン ヘザー
エゾノツガザクラの仲間

ここは所々群生していた


行けるところまで

予定していたトレールは
まだオープンになっていないそうなので
行けるところまで行って
引き返すことになった


Leather-leaved Saxifrage
レザーリーブド サクサフリッジ
ユキノシタの仲間

小さな沢のところに群生していた


マーモット

モレーンのガラガラした岩の隙間から
ウサギほどの動物が出てきた

彫像のように動かなかったり
すばやく巣穴に逃げ込んだり
ピーッと警戒音を出したり
いろいろな様子を見せてくれた




マーモット

じっと彫像のように動かなかいと
周りの色に溶け込んで見つけにくい

『マーモットは体長40cm〜60cm、
リス科の動物で、1500mから2500mの
日当たりの良い斜面に穴を掘って
巣をつくり暮らしています。

生涯を穴の中やその周辺で過ごし、
遠くへはでかけません。

マーモットは素晴らしい穴掘り名人で
その敏感なひげセンサーで
暗闇の中をどんどん掘り進め、
深さ地下10m にまで達します。

穴の中では穴と穴がつながっており、
彼らの地下コロニーはさしずめ
小さな村といったところでしょうか。』

・・・ネットで検索したら
こんな説明があった




ピカ

こちらを警戒しながら草を食べている

トレールの右から左へ
左から右へとせわしなく走り回って
草を集めていて
とてもすばしこかった

「ピカチュウー」というのは
ここからきたんだって??
ピカ





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Yellow Mountain
Heather
ホワイト マウンテン ヘザー
イワヒゲの仲間

日本のアオノツガザクラにそっくり


White Mountain
Heather
ホワイト マウンテン ヘザー
イワヒゲの仲間

大群生だった
この先通行止め

トレールがオープンされていない
というのは本当だった

標識とテープではっきり表明してあった




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エンジェル氷河

上が頭で、翼を広げた天使に見える?


エンジェル氷河と
氷河湖

氷河湖は緑っぽい色をしている


氷河湖

氷も浮かんでいる

あの湖畔までこれから下っていく





マーモットの観察

こんなガラガラしたところが好きらしい

穴を掘らなくても
自然の穴(隙間)があるから
便利なんだろう




切り立った断崖

氷河が削った跡
氷河の末端
氷河の末端

氷河が崩れ落ちて
この湖になだれこむわけ


置き去りになった
氷河の塊

湖の水量が多いとき
氷河の塊はここまで流れてきて
水が引いた後
ここへ置き去りになった・・・と

氷の部屋の中は
ぽたぽたと水が滴り落ち
近いうち崩壊するだろう・・・だって




置き去りになった
氷河の塊

これも氷河の塊

湖面に浮いている氷も
このくらいの分厚さなんだろうね、きっと
Clark's Nutcracker
クラークス 
ナットクラッカー

お茶を飲んでいると
鳥が近くまでやってきた

ナッツを砕くほどくちばしが大変鋭い・・・と




Clark's Nutcracker
クラークス 
ナットクラッカー

街中でも見られる
次のハイキングルートへ

エンジェル氷河展望ハイキングが
通行止めだったので
ほかのトレールへ行くことになった

車の中からパチリ


何かいる!
Bighorn Sheep
ビッグホーンシープ

前方に車が停まっている
そんな場合たいていは
動物ウオッチングのためだと知った

こんな間近で遭遇できるなんて
うれしいな!




車をなめている?
Bighorn Sheep
ビッグホーンシープ

塩分を摂っている・・・だって

我々の乗っている車は
最近洗車したばかりなので
舐めに来ないらしい


後ろの車へ移動
Bighorn Sheep
ビッグホーンシープ

車の窓を開けてもらったのでよく見える

特等席の助手席は交代制にしてある
今日は私の番!
ラッキーだった
すぐ目の下の光景 Bighorn Sheep
ビッグホーンシープ

子供もいる


ランチタイムは
マリーンレイクで

桟橋に座って
最高の場所でランチ

またお茶を沸かしてもらって
のんびりくつろぐ

いつもの10分休憩で行動食を食べて
はい、出発・・・とは、大きな違い





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マリーンレイク

紺碧というか
ターコイズブルーというか・・・
素敵な色合い
展望がよくなった

13:45発という遅い出足だが
なんといっても、21時でも
明るいカナダなので
帰りのことは全然気にならない

少し登っただけで風景が変わる


バルド ヒルズ

八ヶ岳の中岳から
赤岳を目指すザレのきつい登りに似た
バルド ヒルズだった

ピークに到着16:00頃

毎日毎日素晴らしい展望をありがとう!

こんな砂礫地帯にも花が咲いている

花を踏まないよう
足は石の上に置いている




Moss Campion
モス キャンピオン
ナデシコの仲間




下りは緩やかなコースで

登りに使ったコースは急だった
ガイド氏の心配りで
下山は大回りだが
緩やかなコースに変更

いったん下ってまた登ると
また新しい景色が見えてきた




ルンルンの稜線歩き

気持ちのいい稜線を歩く

周りは砂礫
そこに咲く花はほんの少し


Alpine Cinquefoil
アルパイン サンクホイル
ウラジロキンバイ

葉の裏や茎に白い毛が
いっぱい生えていて
太陽光線や風から気孔を守っている
・・・と


Alpine Harebell
アルパイン ヘアベル
イワギキョウ

背丈は5〜6cmくらいなのに
花だけが目立つほど大きい
日本のイワギキョウとはやや趣が違う

『砂礫地に生え、開花時期が短いため
出会うことは稀である』・・・と
図鑑に書いてあったが、
バルド ヒルズのピーク近くの草原と
稜線に咲いていた




足元に注意して

石の上を歩くようにして
植物に負荷をかけない歩き方で歩く

撮影 Hirano
Smooth Alpine Gentian
スムーズ アルパイン 
ジェンチアン
ヨコヤマリンドウ

これはまた変わった色合いのリンドウ

花目になっている「花好き人」が
まず最初に見つけた

目線の焦点をこのリンドウに絞ると
あちこちに咲いていることが分かった

青紫色の花で全開しないのが特徴

日本では、大雪山のごく一部にしか
生えていないという貴重種

私も初見!




Alpine Speedwell
アルパイン スピードウエル
クワガタソウの仲間
Purple Lousewort?
パープル ローズワート
シオガマの仲間

日本のタカネシオガマに似ている
周りは
エゾノツガザクラの群生
Red Mountain Heather
レッド マウンテン ヘザー
エゾノツガザクラの仲間

これはややピンク系

たまにこんな色も咲いている




Capitate Lousewort?
キャピテイト ローズワート
シオガマの仲間

北海道に咲く
キバナシオガマに似ている


Yellow Dryad
イエロー ドライアド
チョウノスケソウの仲間

チョウノスケソウの黄色版
常に下を向いている

3日目のアイスライン トレールの帰途
川沿いにいっぱい咲いていたし
高速道路沿いにもいっぱい咲いていた
すでにほとんど種になっていたが
ここはまだ花だった

Dwarf Raspberry
ドアーフ ラズベリー
キイチゴの仲間
Elephanthead
エレファントヘッド
シオガマの仲間

「象の頭という名前の花

花の1つ1つが象の頭
突き出ている雄しべが象の鼻
・・・というわけ

ボウレイクにも咲いていたらしいが
丁度その場にいなかったので
私は、ここが初見

でも、後日、バンフの街中を流れる
ボウ川の傍にはいっぱい咲いていた




車の中から
今日の夕食

チキンと野菜を炒める

最後に降りかけた調味料が
辛味の素
包んで食べる

ご飯の上に、左の炒めたものを乗せ
包んで食べる

調味料が
うまく混ざっていなかったからか
丁度いい味の人と
辛くて火が出た人とに別れた




スープ

小さな鍋で6人分作る方法

鍋に入るだけの量で
味を濃く作っておいて
食器に入れてからお湯で薄める

な〜るほど!合理的


夕食後の語らい

この明るさですでに、21時か22時
時計を見なければまだ夕暮れなのだが
見てしまうと、もう寝なくっちゃ・・・

私は早寝早起きの習慣なので
この語らいはいつもパス


デザート

そのため、夕食後のデザートは
とうとう口に入れることはできなかった

すでに、
ビールと料理でおなかがいっぱいだし
こんな夜中に食べる習慣がないから・・・

かえすがえすも残念!!




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