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小型の食パンが口に合う
トーストしてジャムなどを付けるとおいしい
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ゴルナーグラート行きの
始発の登山鉄道に乗り
ローテンボーデンで下りる
下りたのは我々だけ
ここからモンテローザヒュッテを目指す
雲行きは怪しい・・・
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標識にはモンテローザヒュッテ
3時間・・・とある
稜線が見えず、山容が分からないので
どの山か分かりにくいが
ブライトホルンか? 4164m
雪がちらちらしてきたので
雨具の上だけ着る
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雲がかかっているが
左が モンテローザ 4634m
その右に グレンツ氷河
その右が リスカム 4527m
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歩いている登山道を降りていけば
下はゴルナー氷河
その向こう側が
ゴルナー氷河に流れ込む
グレンツ氷河(左)と
ツヴェリングス氷河
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登山道を何かが横切っていった
鹿?の群れがいた!
朝が早いとこんなハプニングが起きる
我々以外この辺りには
誰もいないのだから
鹿?も安心して走り回っているのだろう
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10数頭いた
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こちらを警戒しながら草を食べている
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斜面を駆け下りていった
その先はゴルナー氷河になる
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氷河の上に黒い土?の筋が
ずっと続いている
まさか??車が通っている?
・・・と思ってしまうようなはっきりした筋
左が モンテローザ
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モンテローザヒュッテへの標識
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前方から3人やってきた
モンテローザヒュッテから
もう下山してきた??
あっという間に、すごいスピードで
すれ違って遠ざかった
あのスピードが標準で
コースタイムが書いてあるなら
我々なら1.5〜2倍はかかりそう
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遠くからあの黄色いものは何だろう?
・・・と考えながら歩いていたが
テントだった
近くには
四角の箱がいくつも置いてあるので
長期の滞在らしい
その後ろは モンテローザ
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モンテローザの左側にある
平らな氷河は
フィンデルン氷河の天辺
先ほどの黒い筋はここまで続いている
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前方は氷河
山道はここでおしまい
氷河へ下りていく階段があった
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つるつるした岩に付けられている階段
1歩1歩気をつけて下る
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氷河が近づいた
でもまだここからもっと下りないと
氷河の上には降り立てない
ここからはザレた斜面になる
正面にグレンツ氷河
氷河とモンテローザをバックにパチリ
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目の前にモンテローザ
稜線がすっきりしない
雲が去っては、また雲がかかる
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きれいとは言いがたい
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モンテローザヒュッテはどこ?
一生懸命探すが見えない
この足元の
ゴルナーグラート氷河を渡って
向こう岸に行って
それから登る・・・とは分かっている
白馬の雪渓のように
赤いベンガラもないし
氷河の上には目印も見えない
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すごい斜面の天辺から
他パーティーが来た
彼らはどう進むか
観察しようと待つことにする
右 稜線から降り始める様子
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先頭はガイドらしい
英語で話しているので
こちらも英語で話す
「モンテローザヒュッテはどこですか?
私には見えないのですが」
彼にも方向しか分からないようだった
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彼らは氷河へ降りないで
いったん上がって
トラバースして行くらしい
下 彼らを望遠で撮った
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確かに蛍光色の旗はある
ザイルらしいものも見えるが
アイゼンも付けていない
装備もしっかりしていない
彼らをそんなところに案内するなんて
考えられない!
ガイドだと思ったが違う!
下 彼らを望遠で撮った
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引き返すこともせず
トラバースを始めた
どうなることかと気にかかりながらも
我々は引き返すことにする
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ふと氷河を見下ろしていると
氷河をわたってくるパーティーがいる
こちらのほうが本道だと思う
下 望遠でパチリ
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残念
他にモンテローザヒュッテへ
行く人がいたなら
どういう道筋で氷河をわたるのか
観察できるのだが
まったく人が来ないのでは
お手上げ
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ローテンボーデン駅まで引き返して
登山電車でゴルナーグラートへ
上がるつもりだったが
どやどや、りんりんと
日本人パーティーが下りてきたので
駅まで戻らずここから登っていこう
・・・と決める
彼らはモンテローザヒュッテに
泊まる予定だ・・・と
ガイド付きツアーか・・・
登り始めると、これが急斜面で
ぐいぐい登るコースだった
乗り物で上がって
ハイキングをしながら
下ってばかりだったので
登りはここが初めて
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少し登るだけで
先ほど見ていた氷河と角度が違うので
また感じが違ってきた
正面はハグレンツ氷河と
リスカム 4527m
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遠くの方に何か動くものがいた
なんだか毛が抜けて
元気のない鹿?だった
動きも緩慢でよたよた・・・という感じ
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やっと青空になった
ブライトホルン 4164mと
クラインマッターホルン 3883m
が見える
手前はゴルナー氷河
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こちらはモンテローザ 4634m
緑色の氷河湖も見える
その奥にヒュッテがあるはずだが・・・
ゴルナーグラートまでの登りは
ジグザグになっている
後続の同行者に疲れが見えてきたので
少し休む
休むと元気が戻ってくるそうだ
時々ゴルナーグラートから
声が聞こえてくる
振り仰ぐと展望台にいる
人の姿が見える
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稜線についた
また眺めがよくなって
モンテローザが低くなった
地図を見ながら
話し込んでいる人を横目に
ゴルナーグラートに向かう
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後続の同行者を待つ
氷河をバックに
1歩1歩確実に登ってくる
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ゴルナーグラートはもっと向こう
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ゴルナー氷河の天辺を左に
今度は今まで見えなかった
反対側の景色を楽しみながら
人の多い展望台へと向かう
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展望台までは大変な人だが
こちらまで来る人は少ない
氷河へと降りる人はほとんどいない
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天文台のあるレストラン(兼ホテル)が
見えてきた
今日のマッターホルンは
足元だけしか見えない
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標識には
ゴルナー氷河へ
モンテローザヒュッテへ
・・・と書いてある
人混みは早々に抜け出して
ハイキングに行こう
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野生のヤギの一種
展望台の外に棒が立ててあり
そこへ塩をなめに来たらしい
このゴルナーグラートの近くにかなりいる
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この前は
ゴルナー氷河に沿って下ったが
今日は反対側の
グルンゼーへと下りる湖めぐりへ
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グルンゼーへ・・・の
標識を確かめて右折したが
まだ雪がたくさん残っていて
おまけに凍っていて歩きにくかった
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ゴルナーグラートのすぐ下
湖というより人工のため池のような感じ
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なんだか青い!!
空が映っているせいばかりではない
マッターホルンは上半分雲の中
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近づいてもやはり青い!
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マッターホルンが見えてきた
でもまだ頭が隠れている
全部見えるまでここで一休み
・・・と、座り込んで待ったが
だめ・・・だった
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今度は緑色
雪が溶けた水が
どんどん流れ込んでいる
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標高の高い山の天辺はまだ雲の中
4000m級の山々が
見える位置なのに・・・残念
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ゴルナーグラートが3089m
フィンデル氷河の末端にある
グルンゼーは 2300m
どんどん下るとともに
足と膝が痛くなってきた
フィンデル氷河の向こう側にある
山々
見慣れてきたモンテローザや
リスカムとはまた違った様子
氷河の末端の
ガラガラの河原のようなところを渡る
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正面の山は
オーバーロートホルンへの
ロープウエー
谷底にはグルンゼー
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下の方に小さくレストランが見える
あそこまで下りていくわけ
グルンゼーへは
右折しなければいけないが
もう足は歩くのを嫌がっているので
パス・・・・
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グルンゼーへは5分だというが
もう高みから見下ろしたので
いいことにしてパス
リッフェルアルプまで50分
そこから登山電車に乗って
ツェルマットへ帰る
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アルペンローゼが咲く平らな道を
リッフェルアルプへ向かう
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遠くにスネガの駅が見える
あのあたりは
いったん下りかけたが
引き返した
石屋根のあるフィンデルンのあたり
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ここから登山電車に乗る
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右手前から来たが
線路を渡っていったん駅舎へ行く
そこで切符を買って電車を待つ
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何度もお世話になったコープ
コインを入れると車が外れ
返すとき連結すると
コインが戻る方式
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食品、雑貨など
日用品はほとんど揃っている
ばら売りが多いので
食品番号をおぼえておいて
はかりに乗せ、その番号を押すと
自動的に計測した
ラベルが出てくるので
ぺたりと張ってかごに入れ
レジに並ぶ
自分でベルトコンベアーの上に
乗せれば、レジ係りは
計算していくらと言ってくれる
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ここでの夕食はこれが最後
明日の朝食分だけ残して
全部食べてしまおう
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