こんな素晴らしい紅葉に今度はいつ出会えるだろうか・・・
       紅葉・黄葉に染まって歩いた 志賀高原
              (高天原を起点にして、3泊4日の温泉連泊で志賀高原をあちこち歩く)


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 3日目 10/13 岩菅山





岩菅山を望む



岩菅山山頂


●場 所 長野県下高井郡山ノ内町 
群馬県吾妻郡嬬恋村
●標高 本白根山2171m  岩菅山2295.0m
寺子屋峰2126.0m  東館山2030m
横手山2305m   高天ヶ原湿原1700m 
田の原湿原1610m
●山行日 2011年10月11日(火)〜14日(金)
多治見から
  登山口まで
多治見駅ー名古屋駅=一宮IC=名神=中央道=長野道=上信越道=信州中野IC=R292=県道471=志賀高原「高天ケ原 志賀パークホテル」へ
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機
●参加者 丹羽、他41名(クラブツーリズムのバスツアー)  但し、行動中は単独
●コースタイム  10/13 3日目
ホテル
頂上リフト駅
東館山リフト駅
寺子屋リフト駅
寺子屋峰
ノッキリ
岩菅山
ノッキリ
アライタ沢
一の瀬
ホテル

8:00発
8:40
8:50
9:15
9:30
11:05
11:35〜11:55
12:20
13:20〜13:30
14:35
15:05着


  周辺地図はこちら  ルート地図はこちら


今日の天候も晴れ
ロングコースの岩菅山へ行くことにした

ふと部屋の窓から外を見ると
ホテルの裏のスキー場を歩いている
大きな猿を見つけた!
急いでカメラを持ってきてパチリ




高天ヶ原バス停前のスキー場から
リフトに乗れば楽々東館山へ行けるが
あえて、スキー場を歩いて登ることにした

しかし、はっきりした登山道が無いようで
ホテルの人から聞いた「リフトの右」で
登りやすそうな所を探しながら行くことにした




振り返って見下ろすスキー場は
始めは緩やかだったが、
だんだん傾斜がきつくなってきた


約50分の直登はかなりしんどかった・・・




リフト山頂駅に到着

どこのリフトも動いていないので
先陣をきったようなもの





リフト山頂駅から、
こんどは、発哺からのゴンドラリフト駅を目指す

長野オリンピックメモリアルコースを記念した「あずまや」
丁度
ゴンドラリフト駅の下にある




岩菅山へ・・・の標識を確認して前進

すると、昨日に続きまたもや獣の強い臭い!
ゴンドラもリフトも動き出したばかりで
登山者の姿はなし・・・
この付近にいるのは私だけ!?

咳払いとストックでの音鳴らしで
足早に通り過ぎた!




岩菅山へは右の道

静か過ぎて、胸がドキドキ・・・




寺子屋スキー場のリフト駅を目指す

ここでやっと単独の男性に追い越された




文字が薄れているが
ここから登山道になる




両側は背の高い笹が迫っているが、
この山にいるのが1人ではないと思うだけで
心強く感じられる




「寺子屋峰 0.5km」の文字




左の標識の真向かいには
「ここは寺子屋山々頂」とある???

寺子屋峰と寺子屋山は違うの???




マイヅルソウの実
この辺りの稜線の紅葉はまばら
殆んど見当たらない





赤石山分岐

日程に余裕があれば
赤石山にも登ってみたかった〜




左側の木々の間から大きな山が見えた

もしかして、あれが岩菅山?
標高の高い山はこれしかないし・・・

後で調べてみると、岩菅山の先に、
裏岩菅山(2341m)があることが分かった
岩菅山(2295.0m)より高いことも

(だからツインピークスだったわけ)




あれ?先ほど見た山はツインピークスだったが・・・
角度の違う場所から見ると、ピークは一つになる
標高の高い山はこれしかないので、
岩菅山に違いない・・・




アカミノイヌツゲ




岩菅山がだんだん近づいてきた

後ろから、リフトで上がってきたという
2パーティーに追い抜かれた




どんどん近づいてきた

傾斜がきつそう・・・


分岐点のノッキリに到着
ここから約40分で山頂に着く・・・と




ガレた登りで
先ほどの2パーティーを追い越し山頂へ




山頂到着

今日は平日なので、山頂には6人のみ


山頂標識と三角点


2295.0m




山頂からの眺め




山頂に立つ避難小屋




また分岐点のノッキリに戻って、周回コースへと進む





こちらのコースはカラフルな紅葉・黄葉
その向こうに岩菅山




岩菅山中間点の標識

ノッキリからアライタ沢まで
目印になるものはこの標識のみ




薄緑色は、コシアブラか?
アライタ沢に到着





勢いよく流れるアライタ沢

ここの川床は「グリーンタフ」という
緑色の岩(緑色凝灰岩というそうである)を
敷き詰めたようになっていた




アライタ沢から一の瀬まで-1

アライタ沢からは、ひときわ紅葉・黄葉が美しく
全身が赤や黄色に染まってしまいそうな林の中を、ずう〜っと歩いた

歩いても歩いても、色合いは微妙に違ってくるが
どれもすばらしい秋真っ盛りの風景だった

遊歩道のような歩きやすい道と、左側には水路がずっと続いている




アライタ沢から一の瀬まで-2




アライタ沢から一の瀬まで-3




アライタ沢から一の瀬まで-4




岩の下から水が湧き出ている場所


「底清水」の札




オオカメノキ

『夏に赤い実をつけ、秋になると黒色に熟す』と
ここからも一の瀬へ行けるが
車道を歩かなければならない
(観光パンフレットでは
ここからの下山を薦めている)

車道歩きより、高天ヶ原まで
山の中を歩く方がいい・・・と決めた




左と同じ場所に立つ標識




アライタ沢から一の瀬まで-5

まだまだ黄葉・紅葉のトンネルが続く




アライタ沢から一の瀬まで-6




アライタ沢から一の瀬まで-7




アライタ沢から一の瀬まで-8




テンナンショウの仲間





気持ちのいい道はここで終わり、
スキー場に入ってしまった
「一の瀬ファミリースキー場」の文字

作業をしていた人に、バス停の場所を尋ねた

町の中は、道が分かりにくい




一の瀬なら、1日目に歩いたので土地勘がある

せせらぎコースに入り高天ヶ原を目指す




せせらぎコース

1日目より時間が早いので、明るい湿原となっていた




ホテル群が見えてきた
出口までもう少し




高天ヶ原に到着
あのリフトの右横を登っていった・・・のだと
今日の行程を振り返りながらホテルへ

これでぐるっと一回りしてきたわけ




  次へ続く

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