悠久な自然の力の偉大さに言葉なし・・・
   アメリカ西部周遊の旅
      (ロサンゼルス・アンテロープキャニオン・モニュメントバレー・グランドキャニオン・ラスベガス)


1日目 ロサンゼルスへ 2日目 ウィリアムズへ 3日目 モニュメントバレーへ 4日目 グランドキャニオンへ
5日目 ラスベガスへ 6日目 ロサンゼルスへ 7−8日目 帰国 全行程

    旅のあれこれ


3日目 11月26日(月)             

   
ウィリアムズ⇒モニュメントバレー⇒カイエンタ

朝食もビュッフェ

右の丸いものは、
はんぺんのようなソーセージ(かな?)




すぐ近くの【ウィリアムズ駅】見学

グランドキャニオンへ行くための鉄道で、ここが始発駅

自動車の普及で
一時運行を停止したことがあったそうだが
今、再び再開されている

自動車に比べて時間が大幅にかかるため
利用者は少ないとか

「列車強盗」などのアトラクション付きだ・・・とも聞いた




広いプラットフォーム




近くには、客車が多数出番待ち



急激な冷え込みのため(ここは標高約2000m)
バスに不具合が生じ、修理が終わるまで
歩くことの好きな同室の女性とルート66を散策

地名になった「ウィリアムズ氏」の記念碑も訪ねた
説明板の方向に、「ウィリアムズ山」も見えた

最後の日に、バス会社とツアー会社より
上等な『ごめんねチョコレート』を貰った!




車窓からー1

またもや、砂漠(荒野)の中を走る






車窓からー2

あらら?白い山が見える!

昨夜の寒さで雪が降ったのかしらん?




キャメロンでトイレ休憩

ここは、インディアン・クラフトのお店

お店に入ってトイレに直行する観光客を
お店の人は苦々しく思っていないのかなあ・・・





車窓からー3

白っぽい砂漠になってきた




車窓からー4




車窓からー5

赤っぽい砂漠・・・




車窓からー6

地層と侵食がよく分かる!
地層が平行なのは、隆起・陥没がなかったのかな?




車窓からー7 

地層の色がだんだんと変わってくるのがよく分かる

ガイド氏によると、このあたりの砂漠は
『ペインテッド・デザートといって、パステルカラーのような色がついている』と

なるほど、淡い色の世界になってきた




車窓からー8

西部劇に出てくる岩山みたい




車窓からー9

植物のない斜面は、岩が崩れて砂になったのだろうか?




車窓からー10

時々面白い形の岩が現われる




車窓からー11

岩山の下に家が見える・・・ナバホ・インディアンの家らしい

ネットなどで調べると     (『  』は引用)
『ナバホ族は、アメリカ・インディアンの中でも最大の部族で、約20万人。
このインディアン居留地をNavajo Nation(ナバホ・ネーション)と呼んでいる。
合衆国公認の“国”であり、ナバホ独自の大統領を持ち、独自の法律、国旗、国章、
学校、大学、警察に準ずる組織 をも有する”半独立国”。 

アメリカ合衆国の国立公園ではない。 

禁酒法が定められていて、居留地内では一切飲酒ができない。
お店にも酒類は置いてない。』と

お酒が欠かせない人は、
昨日のうちに部屋で飲むためのアルコール類を購入してきたらしい





車窓からー12

だんだんと目的地のモニュメント・バレーに近づいてきた

岩山の麓の白いものは、ナバホインディアンの家々
このあたりは、夏は40〜50℃まで気温が上がり、冬は−10℃くらいまで下がり雪も降るとか

生計は何でたてているのだろう?
水はどうやって得るのだろう?

観光も生計をたてる一つの方法だろう(大きな財源だという説もある)

電柱はいたる所に立っていたから電気は来るのだろうが、
電気のない暮らしをしているインディアンもいるとか




車窓からー13

荒野の中にそそり立つ岩山群とナバホ・インディアンの家々

これらの岩は、ほとんどが2億年以上の歴史を持っていて、
ロッキー山脈から流れ出てきた砂などが2千5百万年以上もかかって堆積し、
それが盛り上がったり、ひびが入ったり、風化したりしてできたもの・・・だそうだ




ランチは、ナバホ・タコス料理

巻いて食べるメキシコのタコスとは違って
具が上に乗っている

それをフォークとナイフで切って食べる
野菜が多くておいしい

少し味が薄いので、タバスコとトマトソースをかけた




デザートは珍しくシャーベット

ペインテッドデザートを表したのかな

さっぱりとしておいしかった〜



ランチが終わって、展望台へ

モニュメント・バレーがよく見える
岩のそれぞれには「名前がついている」とガイド氏が言っていたが
たくさんあってとても覚えきれない




大きな岩山の麓が、ランチの場所




映画「駅馬車」の主人公、ジョンウェインが
「SALLON」(酒場)から出てくるように
描かれているロッジ




映画「駅馬車」撮影に使われた馬車って
こんな感じだったのかな?




もう咲き終わりの風情の花




車窓からー14

食後、モニュメントバレー展望台と
ワイルドキャット・ループトレイルへ

天辺が平らな山は「メサ」と言うんだって
=スペイン語でテーブルの意味




ガイド氏の説明によると
「レフト・ミトン=左手のミトン(手袋)」だって






ここがビジターセンター

展望台やお土産屋さんがある




展望台からの写真

下の方の白い道は、もっと奥まで行くワゴン車ツアーの道

私は、「ワイルドキャット・トレイル」を歩く予定

ガイド氏は、ワゴン車ツアーの希望者を見送ってから歩くようだが
それを待っている時間が惜しい!
さっさと歩き始めたいので「先に1人で行ってもいいですか?」と尋ねると「ノー」

「道が分かりにくいし、ここで遭難した人もいる」と




ワゴン車ツアーの人たちを見送ってやっと出発

道は、さらさらの砂で埋まりながら歩く
丁度、砂浜を歩くような感じ

ここが「ワイルドキャット・トレイル」(wildcat=ヤマネコ)
の出発点




青黒い丸い実のなっている木





左側に、「メサ」を見ながら下って行く




「レフト・ミトン」と「ライト・ミトン」とお茶の「ポット」の形の岩

な〜るほど〜




「レフト・ミトン」を目指して歩く




「レフト・ミトン」の真っ下まで行く

このトレイルは、ループ(周回)になっているが、早く歩いても3時間かかるとか
・・・残念・・・!

やむなく、ここから引き返す




引き返し地点で、120度パノラマで撮ってみた

帰りは登りになるので、砂に足をとられ、歩き難いこと!!

何度も振り返りながらビジターセンターへ戻る

砂埃がひどいと脅かされてきたが、風がないため問題なし

靴の中に細か〜い茶色の砂が入っていたくらい

展望台で、ズボンの裾を払い、靴を脱いでインソールも取り出して砂を落とし、
靴下の底を念入りに払った




ビジターセンターの下には、
「ホーガン」(=ナバオホ・インディアンが昔住んでいた家)があった

枠組みは木でできていて、その上を土で覆っているので、
冬は暖かく、夏は涼しいんだって




展望台から夕陽の景色を待つ




西側の山の陰がどんどん伸びてきた




原島さんにお願いしてパチリ

日が陰ると寒くなる




車窓よりー15

月が出てきた
でもまだ、16:30




今日の宿「カイエンタ・モニュメント・バレー・イン」




ロビーと宿泊室は別棟

ロビーが狭いので、
チェックインが済むのをバスの中で待ち
その後、バスで宿泊棟へ移動




隣は、ガソリンスタンドと小さなコンビニ

ここでミネラルウォーターを購入




マイ・ルーム

入ったとたん、むっとする暑さ
暖房が効きすぎて温度計は30℃を指している!

添乗員の原島さんに電話をかけたところ
彼女の部屋も同じだとか

暖房を止めるだけでは温度が下がらないので
クーラーをつけた
が、食事が終わってもまだ暑い!

就寝する頃、やっと適温になってきた
(眠っていたらまた暑くなり、またクーラーをつけた

どうやら暖房を止めても自動的にONになるらしい)

後で情報交換して分かったが、
こんな暑い部屋と快適だった部屋とがあったんだって




ロビー




前菜は野菜

やはり人参は生で硬い




大きなローストチキン!
左側は、丸ごとジャガイモ(バターを塗って食べる)

見ただけで圧倒される

とても完食はできない・・・
チキンにも、料理人にも、申し訳ない

もっと、こんがり焼き目がついていて
味がもう少し濃く、骨がなければ
もっと良かったのに・・・


食堂の様子

手前は、ガイドの羽柴さんと原島さん





次のページへ