廿原〜弥勒山〜植物園〜大谷山周回

                          2019年5月6日


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

廿原の駐車場を10:45に出発
新緑が眩しい〜  赤っぽいのはカエデの仲間
畑の周りには、ネットや鉄柵が張り巡らされていた

   
 面白い農機具を見た
苗を植える機械らしいが、初めて見たので見入ってしまった
「写真を撮ってもいいですか?」と声をかけてから見学していた
苗を白長のカップに入れレバーを押すと、機械がゆっくり動きながら
コップの中の苗を、スポッ・スポッと黒いビニールに穴をあけながら植え付けていく仕組みのよう
機械はゆっくり移動しながら、コップは円を描いて動きながら、
スポッ・スポッと順々に植えていった
畔の幅や、穴の深さなどは調節できるとか  なんて賢〜い!
真っ直ぐきちんと入らなかった苗は、機械を停めて手作業で直さなければいけないそうである
「ベジータ・キッド」 クボタ製だった

   
   
スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科
上 花がまだ残っていた
下左 1つ貰って、中がどうなっているか破いてみた
天辺に角の様なものが6個あった 雌しべの柱頭の名残
下右 種ができているのだろうかと、半分に割ってみた
どんな種ができるのか見当もつかない
・・・・・・・・・・・・・
完熟すると崩れる』らしいので、これはまだまだ早すぎたよう・・・
種は1ミリほどの大きさで、茶色っぽい』とか
その1ミリほどの大きさの『種には、白っぽい
エライオソ−ムという
アリにとっては美味しいものが付いているので、アリは巣へ運んで
エライオソ−ムだけを食べ種は巣の近くに捨てられ、
それが
種の撒布となり、スズカカンアオイがその場所で芽を出す』・・・という仕組みらしい

 弥勒山山頂に着いた 11:19
展望台に上がると、右手↑と、左手↓に池が見えた
 
  ↑この池って「築水池」?
反対側の御嶽や恵那山はぼんやりして見えず・・・

大勢の人でにぎわっていたので、早々に植物園を目指すことにした

 
ウラジロ:ウラジロ科-1
左 左右の葉っぱの間から、くるっと巻いた茶色い芽が出て
 (2013/3/19撮影 比較のため借りてきた)
右 だんだん大きくなってくると、巻きが緩くなって・・・
1つに見えるが、実は1対になっている
   
 
ウラジロ:ウラジロ科-2
2つに分かれて、だんだん広がって、もっと広がると、小さな葉っぱが出てくる
 
 ウラジロ:ウラジロ科-3
葉っぱが大きくなって左右1対になる
   
 ウラジロ:ウラジロ科-4
どんどん増えると、「ウラジロ通り」となる

   
 キツネアザミ:キク科
堰堤工事の後に畑の土が入ったらしく
ここだけ畑の花が咲いていた

 ハルジオン:キク科
白とピンクが優し気
これも畑の花
 調べ中

   
 スルガテンナンショウ:サトイモ科
外から触ってみたら、ぷっくりしていなかったので、
雄花かな?と思って仏炎苞を取り去ってみたら、若い実ができていた  雌花だった

   
 キバナオドリコソウ:シソ科
今年の4/21に初めて見たこの外来種の花
葉っぱが特徴的なので、すぐ分かった
それまでは、何の葉っぱだろうとずっと気になっていたが、これで一つ解決した

 
 ロッジに着いた トイレと休憩所がある 12:43
・・・・・・・・・・・
↓ これ以降、植物園の花
   
  
 ツツジ科
ぱっと見た時、背の低いアセビか?と思ったが、近づいて見ると、葉っぱが長かった
花は、アセビより細長く大きめ  何だろう?
植物園なので、園芸種だろうか?

 ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ):モクセイ科
満開  真っ白な花がいっぱい!

   
 ユズリハ:ユズリハ科
実ができているので雌木

 モチノキ:モチノキ科
実は熟すと赤くなるって
   
 バイカウツギ:アジサイ科
梅の花に似ていることからの命名

 
 調べ中
ツクバネウツギ
の仲間かな?
白〜ピンクのグラデーションが華やか
植物園だから、園芸種かも?

   
 フタリシズカ:センリョウ科
白いものは花に見えるが、
『花には
花弁も萼もなく
3個の雄しべが丸く子房を抱いている』・・・だって

クロバイ:ハイノキ科
遠くの山の斜面に立って、
雪が被ったように真っ白に咲いていた
 
   
  
 トサミズキ:マンサク科
『高知県の蛇紋岩地に咲く』・・・と
やっぱね、地元の花じゃないんだ  植物園だもの

    
   
 カガリビソウ(クチナシグサ):ハマウツボ科
久しく見ていないけれど、名前がパッと浮かんだ
実の形(かがり火の籠に似ている)が特徴的なので、記憶に残っていたらしい
別名のクチナシグサは、やはり実の形がクチナシの実に似ていることから名付けられた・・・と
植物園のツバキの根元に咲いていた
花色も薄く、花も小さいので目立つ花ではない
地を這って、どんどん横へ伸びていっていた
・・・・・・・・・・・

↓ ここからは山道
   
 クロバイ:ハイノキ科
登山道に、小さくて雄しべがいっぱいの白い花が
沢山落ちていた
見上げると、高〜い木の上に咲いていた
昨日も浅間山で見たっけ

 ヤマツッツジ:ツツジ科
鮮やかなオレンジ色
この山は花が少ない
その少ない花のうちの一つ
  
 大谷山に到着 14:31

   
 ウスノキ(カクミノスノキ):ツツジ科
角ばった実ができていた
角ばっているから
カクミ

ミヤマシキミ:ミカン科
若い実ができていた
 
   
  
 カマツカ(鎌柄):バラ科
『材が硬くて折れにくいので、鎌の柄に使われたことから』こんな名前がついたとか

   
   
   
シキミ:マツブサ科
花が終わった後に若い実が生っていた
シキミの木はたくさんあったが、こんな実が生っていたのは、たった3本だけ

だんだん、こんな形↓になっていく 2013/6/12撮影 比較のため借りてきた
 
   
これは↓2013/8/29撮影 比較のため借りてきた 
   
 この年2013年と2014年はあちこちでこんな実をたくさん見た
それが当たり前だと思っていたが違っていた、
それ以来、ごくたまにちょっぴりか、まったく見かけない年もあった
そして今に至っている
今年はたくさん実が生るかも??

   
   
 ショウジョウバカマ:ユリ科
実ができて、背丈がぐんと伸びていた 70〜80cmほどもあった

  
   
 上 登山口へ降りてきたら、苗の植え付けは終わっていた 15:30
「もう苗が無くなったから」・・・とのこと
下左 これが「ベジータ・キッド」   左端に空の苗入れが置いてあった
下右 白いカップ この中に苗を入れレバーを押すと、スポッスポッと苗が植わる
「鉄柵は頑丈でイノシシは入ってこれないが、
ネットの様な所は、噛みついて切って畑に入り、荒らしていく」・・・と

  出会った虫 
 調べ中

  * 歩いた距離 10.6km   行動時間  4時間45分   歩数 約19000歩

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