シデコブシの咲き具合は?
     
  築水の森〜西高森山   

           2022年4月6日   
     (春日井市)   


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

     シデコブシ モモクレン科
 
 
 
 
 
 
2週間前(2022/3/24)に訪れた時は、
シデコブシは固いつぼみばかりだった
今日は、花びらが茶色になり始めた花もちらほら

2〜3日遅かった感じ・・・

   
   
沢沿いに群生
尾根には1本も無し

花びらの数はいろいろ
『9-25枚』という説もある
『1つ花の開花期間は約10日で、
株全体では20日間程度開花する』・・・とか
( 『希少樹種の現状と保全』↓からお借りしました
https://www.ffpri.affrc.go.jp/labs/raretree/index.html

下左 裏側はかなり濃いピンク色
しかし、正面から見ると、白っぽい

鼻を近づけると、良〜い香り

   
 『雌しべ先熟の花』

左 中央にあるのが雌しべ(尖っている部分が柱頭)
螺旋状に塔のようになっている

周りにあるのへら状のものが雄しべ
雌しべの柱頭が閉じてくると
今度は周りの雄しべが開いてくる

↓ 2019/4/6 緑色の部分
多治見市の「虎渓山湿地」で観察したシデコブシの様子
参考のため借りてきた
   
シデコブシ:モクレン科-1
シデコブシは雌しべ先熟  中央にあるのが雌しべ 外向きに出ているのが柱頭
その周りを取り囲んでいるのが雄しべ
   
 
   
 シデコブシ:モクレン科-2
雌しべの柱頭が中心に集まるようになる頃、
周りのへら状の雄しべが開いてくる  それとともに花粉が出てくる
 
 シデコブシ:モクレン科-3
花粉がいっぱい出てきた

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     野草園 ミズバショウ サトイモ科
 
 
 
 湿地の花だが、水は無かった

白いのは、『仏炎苞(ぶつえんほう)』
花のように見えるが葉っぱが変形したもの
本物の花は、
中央にある柱状の部分

小さな花が集まってこんな形になっている

   野草園 ニリンソウ  キンポウゲ科
 
 数輪咲いていただけ

   ショウジョウバカマ  メランチウム科
左 白っぽい花
右 赤っぽい花

    ミツバツツジ? ツツジ科
 
 名札は「ミツバツツジ」になっていた

多治見近辺は、
コバノミツバツツジが多いので、
本当に
ミツバツツジだろうかと雄しべの数を数えてみた
・・・・・・・・・・・
ミツバツツジコバノミツバツツジの花はそっくり
違いは、
雄しべが5本か、10本かの違い。(ぴったりの数とは限らない)

 
 9本 9本 
   
 9本 10本 
これらの数でいうと、
5本よりは10本に近い数なので、
コバノミツバツツジだと考えられる

また、
コバノミツバツツジは、ミツバツツジより
葉っぱが小さいという意味だが、
一目で見て分かるほどではないので、
判断材料にはならない・・・

    ウワミズザクラ  バラ科
 
左 まだつぼみだった
右 緑色の部分
2021/6/28 同じ場所・同じ木
こんなかわいい実がなっていた

    スミレの仲間  スミレ科
 
タチツボスミレ

シハイスミレの仲間

    サルトリイバラ  サルトリイバラ科
  
花が咲き始めていた
雌雄異株 
これは多分雄花

       ウラジロ  ウラジロ科
   
芽が大きくなっていた
これから二股になり、
だんだん大きくなって葉っぱになっていく

左(緑色の部分) 2019/5/6撮影
参考のため借りてきた

        ヒメヤシャブシ  カバノキ科
 
 大きくて長いのが、雄花
その下にあってぶら下がっているのが雌花

         サクラの仲間  バラ科
 
 ヤマザクラ
葉っぱが赤い

 
ソメイヨシノ

 
 みんなヤマザクラ?

        その他
 
 「げんき牧場」の馬
 
 キンクロハジロ

 
 調べ中の鳥
ススメより大きく、ハトより小さい

 
 
 西高森山山頂標識と、展望
今日はぼ〜んやりして鈴鹿方面は見えなかった

        アオモジ  クスノキ科
   
 
 多治見市諏訪町のアオモジ
築水の森へ行く途中で、撮影

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