3回目のスイスはツェルマット滞在型で


               「スイス・アルプス」  

                      ホリデーフラットに1週間  ハイキング三昧
                              
 


7日目 7/4
 
オーバーロートホルンを目指したが、
 雪と凍結のため引き返し、スネガまでハイキング

                
         
(H−4)

    1日目 6月29日・2日目 6月30日(H−1) *アルプスの花
    3日目 7月1日(H−2) *旅のあれこれ
    4日目 7月2日(H−3)   *ハイキング地図はこちら
    5日目 7月3日(H−4) *ツェルマット市街地図はこちら
    6日目 7月4日(H−5)  
    7日目 7月5日(H−6)  
    8日目 7月6日(H−7)  
    9・10・11日目 7月7日・8日・9日  
    全行程  

               (H−1)・(H-2)というのは、ハイキング1日目、ハイキング2日目のことです


朝食

食事つくりにも慣れてきた




ブラウヘルド駅

地下ケーブルでスネガへ
そこからゴンドラでブラウヘルトへ
またそこからロープウエーで
ウンターロートホルンへ行く

日本人男性3人に「どちらまで?」
・・・と尋ねられる

「天候がよかったら
オーバーロートホルンへ
よくなかったら、下ります」
・・・・と答える

彼らもピークハントが目的だ・・・と




ウンターロートホルン

ロープウエーの駅を
少しあがったところにレストランがある

標識を見て
オーバーロートホルンを確かめる

地面が凍ってつるっとする
気温は−3℃

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登山道が見える

先行は日本人男性3人パーティー

ずいぶん下っていかなければならない

その奥がオーバーロートホルン
3415m

彼らが立っているところまで
まず行ってみることにする




フィンデル氷河

氷河とその上の雪原(氷原)が見える

モンテローザの左にある氷河


標高差300mか・・・

ウンターロートホルンの駅から
わずか300mの標高差で
ピークに立てる

しかし、問題は
気温が氷点下だということ
雪がちらちらしていること
雲が出てすっきりしていないこと



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ピークは?

雲がピークを隠している

登山道の状況が分からない


とにかく行けるところまで行く
不安を覚えたら引き返す
・・・ことにする


狭そうなトラバース道

最初はトラバース

ここから見る分には傾斜はきつくない
でも、凍っていたら・・・
こんなに下った

天辺は先ほどのレストラン
昨夜降ったのか雪がうっすらと
薄化粧している

土は凍ってザクザク

上から「お〜い、お〜い」の声が
聞こえる




ここからトラバース

いったん底まで降りて
それからトラバースが始まる

もう少し行ってみよう・・・と、誘う


ここから引き返す・・・と

道が凍っているので不安らしい
「ここから引き返すわ」・・・と
証拠写真を撮る

私はもう少し行ってみたい
分かれてどんどん先を急ぐ

傾斜が急になりそうな曲がり角で
私も引き返す
日本人男性3人のパーティーは
登頂できたのか??




氷河をはさんだ向こう側

近くの尾根は見えるが
遠望がきかない


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ウンターロートホルン駅

ウンターロートホルン駅と
レストランが見える

「底」まで来ると
同行者が待っていてくれた

「お〜い、お〜い」のパーティーは
日本人ガイド付きツアーらしい
彼らは登頂が目的ではなかったようで
いくら待っても姿がないはずだった

彼らが、この分岐から
下っていく後姿が見えた

さて、我々はどうしよう
A 彼らと同じコースで下山する
・・・乗り物が利用できず
長丁場になりそう

B レストランまで登り返して
尾根コースで下山
・・・ブラウヘルドから
ロープウエーに乗って下山できる

同行者は膝が不安
後の案にすれば乗り物が使えるので
登り返すことにする




オーバーロートホルンを
振り返る

オーバーロートホルンのまっ下までは
行ったんだからいいか・・・と
自分を納得させる

山の案内

ウンターロートホルン駅の近くには
こんな標識がいくつもあった

よく見ると
この方向に見える山名が書いてある
そして、詩の一節?と
そして、石も・・・

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標識を確認して

レストラン脇の標識を確認して
下山を始める

ロープウエー沿いの道は避け
尾根道を選んだ




ガラガラの道

ウンターロートホルンは
石の山か!・・・と思えるほど
ガラガラの石ばかり
雪渓を渡り

踏み跡はあるが少ない

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パラグライダーが

先ほどのロープウエー駅の前から
次々とパラグライダーが飛んできた
風に乗ってゆっくり移動していく

3103mからの空中散歩は
気持ちがいいだろうなあ・・・




雲がなければ

雲がなければ
モンテローザやリスカム
ブライトホルンにマッターホルンが
見えるのに・・・
対岸はたらたら

対岸は先ほどの日本人のツアーが
歩いたコース

あまりにもたらたらで退屈しそう
こちらのコースの方が変化に富んで
楽しいのに・・・



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分岐

何度もアップダウンがあって
その後、ぐんぐん降りていったところに
標識があった

ブラウヘルドを確認して左折


またガラガラの岩

斜面いっぱいにガラガラの緑っぽい岩
ブラウヘルド

ロープウエー駅のブラウヘルドが見える

予定ではここから
乗り物に乗るはずだった

私はここから、「花いっぱいのコース」
を歩きたいので、
1人で行くつもりだったが
同行者は
「少し休憩したら楽になったから」と
一緒に行きたい口ぶり

行きましょう!!





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また雪が

めまぐるしく天候が変わる
また雪が降ってきた
今度は横殴りの雪

「今からなら駅から遠くないので
引き返せるよ」・・・と
勧めたが「歩きます」・・・と

雪はまもなく止んだ

「花いっぱいのコース」というだけあって
確かに種類も量も多い!

でも、この数日、
ずっとハイキングしているので
おなじみになった花ばかり

最初にこのコースへ来れば
きっと大感激だったろう
・・・と思われるコースだった




標識を確認

時々現れる標識を見て
間違っていないかを確認

写真を撮っていると
あっという間に同行者との距離が
大きく離れる
トフテルン

ここはこれで2回目

また同じ広い林道を通ってスネガへ

こんな景色とは

同じ林道といっても
この前は雨が降って
ガスで何も見えなかった

こんな景色が隠れているとは
知らなかったなあ・・・

スネガから地下ケーブルに乗る

切符売り場がないので
ツェルマットで下りた際に料金を払った




夕食

ソーセージと野菜のスープ煮

チェリーがお値打ちでおいしい
すっきり

雲のかからないすっきりした
マッターホルンが見えてきた

明日は天気がよさそう!


オーバーロートホルンを目指したが、雪と凍結のため引き返し、
スネガ駅までのハイキング
で出会った花


Draba aizoides
ドラバ・アイゾイデス
イヌナズナの仲間

雪に埋もれて寒そう!




Saxifraga oppositifolia
サクシフラガ・オポシティフォリア
ユキノシタの仲間

Saxifraga oppositifolia
サクシフラガ・オポシティフォリア
ユキノシタの仲間


Geum montanum
ゲウム・モンタヌム
ダイコンソウの仲間


Sempervivum montanum
センペルビブム・モンタナム
ベンケイソウの仲間

これから茎が伸びてくる




Saxifraga moschata
サクシフラガ・モスカタ
ユキノシタの仲間
Androsace alpina
アンドロサケ・アルピナ
トチナイソウの仲間
Saxfraga aizoides?
サクシフラガ・アイゾイデス
ユキノシタの仲間
Saxifraga oppositifolia
サクシフラガ・オポシティフォリア
ユキノシタの仲間




Gentiana
ゲンチアナ
リンドウの仲間

よく似たものがたくさんあって
区別しにくい




Sempervivum montanum
センペルビブム・モンタナム
ベンケイソウの仲間

いろいろなベンケイソウがある

Cerastium latifolium
ケラスティウム・ラティフォリウム
ミミナグサの仲間
Hutchinsia alpina
フトキンシア・アルピナ
アブラナ科
Lychnis alpina
リクニス・アルピナ
ナデシコの仲間

花は長く伸びた茎の先に
球状になって咲く
なかなか艶やか




Pedicularis oederi
ペディクラリス・オエデリ
シオガマの仲間

Sempervivum montanum
センペルビブム・モンタナム
ベンケイソウの仲間
Silene excapa
シレネ・エクスカパ
ナデシコの仲間




Sempervivum montanum
センペルビブム・モンタナム
ベンケイソウの仲間
Geum montanumu
ゲウム・モンタヌム
ダイコンソウの仲間


Geum montanumu?
ゲウム・モンタヌム
ダイコンソウの仲間

左の花の種




Potentilla aurea
ポテンティラ・アウレア
キジムシロの仲間






Sempervivum montanum
センペルビブム・モンタナム
ベンケイソウの仲間




Antennaria dioica
アンテンナリア・ディオイカ
エゾノチチコグサの仲間
Thymus polytrichus
ティムス・ポリトリクス
イブキジャコウソウの仲間
Sempervivum montanum
センペルビブム・モンタナム
ベンケイソウの仲間
Androsace chamaejasme
アンドロサケ・カマエジャスメ
トチナイソウの仲間
Sempervivum montanum
センペルビブム・モンタナム
ベンケイソウの仲間




Cerastium arvense
ケラスティウム・アルペンセ
ミミナグサの仲間

Galium megalospermum
ガリウム・メガロスペルムム
ヤエムグラの仲間
Erigeron alpinus
エリゲロン・アルピヌス
ムカシヨモギの仲間




名称不明
Aster alpinus
アステル・アルピヌス
アスターの仲間
Sempervivum montanum
センペルビブム・モンタナム
ベンケイソウの仲間




Vaccinium vitis-idaea
バクシニウム・ビティスイダエア
コケモモの仲間

コケモモの実
Hieracium villosum
ヒエラキウム・ビロスム
ミヤマコウゾリナの仲間

葉や茎が白くて長い毛で覆われている




キク科
Sempervivum montanum
センペルビブム・モンタナム
ベンケイソウの仲間
Veronica fruticans
ベロニカ・フルティカンス
クワガタソウの仲間

花色は濃い青色




エゾノチチコグサの仲間
ヤナギの仲間
キク科
Doronicum clusii
ドロニクム・クルシイ
キク科




Valeriana tripteris
バレリアナ・トリプテリス
カノコソウの仲間


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