ヤマシャクヤクの山 霊仙山(谷山谷〜) |
ヤマシャクヤク ヒメウツギ |
●場 所 | 滋賀県米原市 | |
●標高 | 1083.5m | ||
●山行日 | 2011年5月21日(土) | ||
●コース | 上丹生登山口(P)・・・うるし滝・・・柏原コース分岐・・・北霊仙山・・・霊仙山本峰・・・霊仙山最高点・・・柏原コース分岐・・・横道コース・・・上丹生登山口(P) | ||
●多治見から 登山口まで |
多治見=多治見IC=関ヶ原IC=R21=上丹生登山口(P) ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 丹羽、若尾良、大川陽、西尾 | ||
●コースタイム | 多治見 上丹生登山口(P) うるし滝 柏原コース分岐 北霊仙山 霊仙山本峰 霊仙山最高点 横道コース分岐 上丹生登山口(P) |
5:20発 6:45〜7:00 8:30〜8:40 9:45〜9:55 10:15〜10:20 10:35〜11:05 11:15〜11:30 12:30 14:20着 |
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周辺地図はこちら |
多治見から上丹生登山口まで、約1時間半 (養老SAで朝食休憩をとっても) 先行者は車2台のみ 登山道の左を流れる丹生川の川底は、 以前にもまして白くなっていた |
堰堤からは、真っ白な石の河原を歩く 先程まで流れていた水は、伏流水になっている |
昨年も来ているが、ルートが変わっていた また大雨が降ったのだろうか・・・ 横倒しになった木を乗り越して進む もうすぐ「一の谷」 土石流の痕は、ここが一番ひどい |
「一の谷」を過ぎると、再び水が流れ出す |
何度も沢を渡る 最近雨が降っていないので水量は少ない |
「三の谷」には、くぐり岩がある |
沢音が涼しげ |
うるし滝の近くまで行ってみる |
新緑とうるし滝 この辺りまでのヤマシャクヤクは ほとんどが種になっていた |
うるし滝を巻くトラバース道は、狭くて急 そんな所に、トラロープが張ってある (西出商店のおじさんのおかげ) 1本の細いロープでもあれば心強い 危険地帯のあとは、ヤマシャクヤク地帯を登る 左右の斜面のあちこちに ぽっかりと白い花が浮き出ている |
柏原分岐に着いた 暑くて暑くて・・・ 日陰を探して休憩 |
急な登りのあとに着いたのが「北霊仙山」 伊吹山はボンヤリとかすんでいた |
時間も早いし、皆元気なので 霊仙山本峰と最高点を目指す こんな所に、背の低いニリンソウが咲いていた それも、ぱらぱらで密集していないが、たくさん・・ 白く見えるのは石灰岩 |
霊仙山本峰に着いた 今年はこれで2回目 日陰は無いが、吹き上がってくる風が気持ちいいし、 時間もまだ早いので ここで大休憩 |
霊仙山最高点 遠くに見える3つのピークなのに、 それぞれ10〜15分で到着 |
さあ、下山 まず、北霊仙山を目指す |
北霊仙山より避難小屋を見下ろす 登山道がくねっているのがよく分かる |
横道コース分岐 ここからトラバース道に進む このコースにも、ヤマシャクヤクの群生あり |
谷底は、ずっとずっと下 足元の葉っぱは、ハシリドコロやバイケイソウ |
稜線に近い高さから、約250m下ると 行きに歩いた沢沿いのコースと合流 また、真っ白な石の河原を歩く(一の谷) ちょうど、白いセメントを岩や石に吹き付けたような白さ |
ここをクリックすると大きく見えます |
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来る度ごとに谷の様相が変わっている 斜面の土はざらざらと落ち、 ほうきで掃いたようにきれいになっているところもある そんな所で、 よくヤマシャクヤクが咲いているものだと感心する でも、全体の数はずいぶん減っている・・・と感じる |
登山口に到着 駐車場に建っていた案内図 手彫りで、着色がしてある立派な物 |
途中、出会った花など |
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ヤブデマリ:スイカズラ科 登山口(P)に咲いていた 『時折水の流れるような谷から斜面下部などに多い』 ・・・そうだが、まさにぴったりの地に生育していた |
ヤブデマリ:スイカズラ科 「二の谷」のあたり 左の花と同じだと思う 『中央の花序の周辺には 花冠が5つに分かれた大きな装飾花がある。 花冠は5つに分かれているのであるが、 その1つが小さいので4つに分かれているように見える』 『オオカメノキによく似ているが、 オオカメノキの装飾花は、大きさに違いがあっても ちゃんと5つに分かれていることで区別できる』 図鑑より |
ヤマシャクヤク:ボタン科ー1 明日、咲きそうな蕾 |
ヤマシャクヤクー2 花びらが開き始めた この頃のおしべはまっ黄色 |
ヤマシャクヤクー3 だいぶ開いて中がよく見えるようになってきた |
ヤマシャクヤクー4 花びらが開ききってしまい、おしべの色も薄くなってきた |
ヤマシャクヤクー5 横顔 |
ヤマシャクヤクー6 花びらもおしべも落ち、種が大きくなってきた |
ヒメウツギ:ユキノシタ科 |
イチリンソウ:キンポウゲ科 |
ハシリドコロ:ナス科 ほとんどの花は終わっていた |
サワハコベ:ナデシコ科 『よく似ているミヤマハコベは花弁が2深裂』 これは2中裂 「サワ」の名前がつくのに、 この写真は北霊仙山山頂直下 |
ニリンソウ:キンポウゲ科 霊仙山の山頂、石灰岩の間でも咲いていた 背丈2〜3cm 以前の谷山谷は、 ニリンソウのカーペットを敷いたような光景だったのだが・・・ |
ヒメレンゲ:ベンケイソウ科 湿ったコケの上などが好き |
ヤマフジ:マメ科 |
調べ中 |