初夏の花を探しに 伊吹山    




ヒヨクソウ


クサタチバナ


●場 所 滋賀県米原市

●標高 1377m

●山行日 2015年6月20日(土)

●多治見から
  登山口まで
多治見IC=関ヶ原IC=上野登山口駐車場
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス

●参加者 丹羽 守山

●コース&
  コースタイム
多治見
関ヶ原IC
上野登山口駐車場
1合目
3合目
5合目
8合目
伊吹山山頂
山頂駐車場
5合目
上野登山口駐車場

6:00発
6:45
7:10〜7:20
7:50〜8:00
9:00〜9:10
9:30〜9:40
10:30〜10:40
11:10〜11:20
12:25〜12:30
14:05〜14:15
15:45着


    周辺地図はこちら
 
                   


多治見から1時間ちょっとで、駐車場に着いた

駐車場料金200円の案内のカードを持っている男性から
地図をもらって、
以前あったゴンドラ乗り場の駐車場に到着

トイレも更衣室も、靴洗い用の水場も
靴洗い用ブラシや、靴底の泥を落とすドライバーまであった

朝早く着いたときは、
車のナンバーと200円を箱にポトンと入れておけばOK

車は、半分ほどの入りだった





調べ中

高木


川のそばに立っていた


クサフジ:マメ科




 1合目までは、薄暗い・ぬるぬるの道
風がないので汗が噴き出る・・・

開けた1合目に着くと、
すう〜っと風が吹いて生き返った気分

でも、周りは白いガスの中




クララ:マメ科

1〜2合目に多い

ハイカラな名前だが、日本製の和名

『根を噛むとクラクラするほど苦いことから
クララグサ(眩草)と呼ばれ、
これが転じてクララと呼ばれるようになった』とか




旧スキー場跡を通っていた登山道は
「立入禁止」となり、左の方に新しい道が作られていた





早朝まで雨が降っていたせいか、
赤土の登山道はつるつる

見事、すってんころり!と転んでしまった

2合目からは、ややましになった




 ヤマグワ:クワ科

黒っぽい食べごろ2分
酸っぱい赤色8分といったところ

畑で見るクワの実より、うんと小さい




イボタノキ:モクセイ科

登るにつれ、背丈が低くなっていった




ミツバウツギ:ミツバウツギ科

2合目〜5合目間に、たくさん実が生っていた

先が二つに分かれた矢羽根のような特徴のある形

日が経つと赤っぽくなるようである




ヤマホタルブクロ:キキョウ科

白花と赤花が並んで咲いていた  萼の間がぽこりと膨らんでいるので、「ヤマホタルブクロ」




ホウズキ:ナス科

何故山の中に?といつも不思議に思いながら歩く




セイヨウノコギリソウ:キク科

ヨーロッパで、何度も見かけた




ウツボグサ:シソ科

色が濃い〜




 ユウスゲ:ユリ科

3合目の草地、ネットで保護された中に数本

ガスっているので、朝が来たと思っていないらしい




3合目の休憩舎




マユミ:ニシキギ科

緑色の若い実  角ばっている特徴ある形




   
 調べ中





ヤマグワ:クワ科

この辺りの株は、黒っぽい食べごろ4分
酸っぱい赤色6分といったところ

地面にたくさん黒いものが落ちているので
ふと顔を上げると、クワの実がいっぱい


2合目のクワの実より、あま〜い!!




   
 ヒメウツギ:アジサイ科




 キバナハタザオ:アブラナ科

大きな実ができているのがほとんど

これは、種のできていない株を探してパチリ

今日一番多かった花




   
1  伊吹山のカラマツソウ
   
2 八ヶ岳のカラマツソウ(比較のため借りてきた) 2015/6/14撮影 
 

カラマツソウ?:キンポウゲ科

花びらはなく、白い糸のようなものは雄しべの花糸  その先の細長い部分は葯
雨にぐっしょり濡れていた

2の八ヶ岳のカラマツソウと比べると花糸の太さと葯の大きさなどが違う

  花糸の太さ

葯の大きさ

葯の色

それで? 
伊吹山のカラマツソウ 花糸の太さは同じ

花糸の長さに比べると長い

薄黄色

カラマツソウかな?
八ヶ岳のカラマツソウ 花糸の基部が細く、徐々に太くなって、
先端部では葯より太くなる

花糸の長さに比べると短い

薄紫色

ミヤマカラマツソウかな?




   
イブキノエンドウ:マメ科

カラスノエンドウとよく似ている




 5合目に着いた

濃いガスで山は見えず




   
 イブキガラシ:アブラナ科

伊吹山系の固有種だって

葉っぱが丸っこい




キバナノレンリソウ:マメ科

『伊吹山に自生する帰化植物

織田信長が、
ポルトガルの宣教師にヨーロッパからの薬草を持ち込ませ、
伊吹山の薬草園に移植した際に紛れて
帰化した種と考えられている』・・・だって




   
タツナミソウの仲間:シソ科

下から咲きあがっていく




   
 キリンソウ:ベンケイソウ科

岩場に咲いていた


 イブキジャコウソウ:シソ科

咲いていたのは、これ1つきり




  
8合目に到着

9合目まで登れば、後は楽々

しかし、そこまでが岩ゴツゴツの足場で、靴底についた泥でぬるっと来て滑りやすい

その上、登る人・下る人でごった返していて大変・・・




   
 
 カンボク:スイカズラ科

咲き始めたばかり  葯の色がこんなに赤いなんて!  今だけだね

葉が3つに中裂しているのが特徴




   
 オドリコソウ:シソ科

麓の田畑で見かけるより
なんだか細身で上品ぽい




 ミヤマコアザミ:キク科

『滋賀県伊吹山の山頂草原にのみ生育
頭花や葉が密につく』のが特徴

葉の棘の痛いことといったら!
ハンパじゃない

まだ蕾ばかり

イブキコアザミの開花は9〜10月なので
ミヤマコアザミだろう・・・




   
 9合目  ここからの道も滑りやすい赤土




   
山頂到着  11:10

辺りは真っ白で何も見えず

ここから東登山道へ向かう




   
カノコソウ:オミナエシ科

咲き始めたばかり




   
   
ヒヨクソウ:オオバコ科(ゴマノハグサ科)

『茎の上部の葉の付け根から、左右対称に花穂を立てるのが特徴』

つまり、『葉腋から対になった長い花序を出す姿を、
比翼の鳥(古代中国の空想上の鳥で、
雌雄それぞれが目と翼を一つずつ持ち、常に雌雄一体となって飛ぶという鳥)の翼に例え』・・・たのが、名前の由来

登るときは、時間も早くガスっていたので皆つぼんでいたが
午後になると晴れ間が出てきたので、花が開いていた

キバナハタザオに次いで、2番目に多かった花




   
 コナスビ:ナス科




 アカネ科かな?

葉っぱが4枚、輪生で、蕾の色が赤っぽい

何の花だろう?

* 2015/8/22 キヌタソウの花の蕾だと分かった)




 
 ニッコウキスゲ:ユリ科

厳重なネットで囲まれた中に咲いていた    これ1本きり咲いていた

どうも、シカの食害から防ぐ目的らしい




   
ナツグミかな?:グミ科

ナツグミか? アキグミか? 葉の形から考えると、ナツグミのよう

図鑑で見ると、アキグミの葉はもっとすらりとしているし、花もびっしりつく・・・って




   
 調べ中

長い雄しべがたくさん




 
1
 
2
 
3
 
4
クサタチバナ:ガガイモ科

1・2  西登山道には、この花の大群生が見られる

3  ピンクの花は、初めて見た!

4  花の中央は不思議な形!? 

中央にある、天辺が平らな円柱状のものは、雌しべと雄しべが集まってできた『
ずい柱

その『ずい柱』の周りには、ずい柱よりは少し背の低い5つの白い
副花冠がある

 副花冠=花びらの内側にある弁状の付属物のことだって




   
 シモツケ:バラ科

まだ蕾ばかり

もう少し経つと、
山頂付近はシモツケの真っ赤なお花畑になる




 クサアジサイ?:アジサイ科

まだ皆蕾



   
ヒョウタンボクの仲間:スイカズラ科

2つの実が合着くしてぶら下がっていた

「伊吹山花紀行」のページを見ると、「ダイセンヒョウタンボク」の名になっている
確かに、『実は6〜7月に赤く熟す』とあるし・・・

でも、『実は2個並ぶが、合着はしない』・・・ともあるので、?である




   
 グンナイフウロ:フウロソウ科

東登山道から山頂駐車場へ降りた辺りに咲いていた




   
 ヒメフウロ:フウロソウ科

小さな花・・・→ 「姫フウロ」




   
 キンバイソウ:キンポウゲ科

この1株だけ咲いていた




 西登山道は、白い石が敷き詰められていた

これなら、赤土で滑ることはないだろうなあ




   
イブキシモツイケ:バラ科

殆どは花の盛りが終わり茶色になっていたが、ここだけ、まだ見ごたえのある白色だった




       
ヤブデマリかな?:スイカズラ科

カンボクに似ているが、葉は3裂しない

右  面白い形の虫がとまっていた




 
西登山道から   白い花はクサタチバナの群生

ガスがとれ、周囲が見渡せるようになってきた




   
ハナヒリノキ:ツツジ科

緑色の花  ちょうど見頃で、たくさん咲いていた




 
 山頂の避難小屋や売店も見えてきた

13:00近いというのに、まだ続々と登ってくる人(特に団体)がいる

すれ違い時に聞いてみると、「登りは歩き、下りはバスが待っている」・・・と

な〜るほど・・・




 
 カンボク:スイカズラ科

登りに見つけたが、混雑していて立ち止まって撮影できなかったので、下山時にパチリ

緑色の葉っぱに、真っ白な花(といっても白いのは装飾花)

本物の花は、中央にある小さな粒々




  
 ジグザグ道を降りていく

5合目はまだ、ガスの中




 
石造りの避難小屋が見えてきた

積雪期は、あの小屋を目指してまっすぐ下った




 
 3合目の高原ホテルが見えてきた




 
5合目から山頂を振り返る   また、ガスがかかってきた




   
キイチゴの仲間:バラ科

いつものように、5合目から左折

ピンクや赤色のキイチゴの花が咲いていた(といってもぱっと開かないで、これで精一杯)

ナワシロイチゴかな?




   
 キバナノレンリソウ:マメ科

おっ、また出会ったね!




ヒメウツギ:アジサイ科

ちょうど花盛り〜



 
   
 ハクサンフウロ:フウロソウ科





サルトリイバラ:サルトリイバラ科

蔓が、他の背の高い木にどんどん巻き付いて
実がびっしり〜

こんなにたくさんの実が生っている大株は初めて!




 
1
 
2
  
3
 
4
ノウルシ?:トウダイグサ科

トウダイグサの仲間は、実に面白い構造をしている

1  5本の枝が放射状に広がり、

2・3  その先端に『
杯状花序(はいじょうかじょ)』という独特の花の付き方をする
⇒ 『ひとつの雌花と多数の雄花が2枚の苞(総苞)に抱かれるように付くこと』だって

2・3  丸い形でイボのようなぶつぶつのあるものが、『子房

その上には先端が3裂している柱頭

このぶつぶつの丸いものが
雌花   花びらはなし

では雄花は?  子房の下にある
先端が2つに分かれたY字型のものなんだって
そのY字型の雄しべが1つだけで、
雄花なんだって   こちらも、花びらはなし

数えてみると、雄しべが1つだけの雄花は・・・4つかな

2・3・4  
黄色い腎臓のような形をしたものは、『腺体』  5つあって、これは蜜を分泌するんだって

4  中央に『腺体』だけ見えるが、これはまだ、子房や雄しべが隠れていて、
これから伸びてくるんだって

へ〜え、そうなんだ〜


そういえば2015/4/18 霊仙山で出会ったトウダイグサの仲間は、ナツトウダイだった



   
 ↑ 腺体は紫色の三日月形 (比較のため借りてきた)




   
ササユリ:ユリ科

ネットの中で保護されていた




  
3合目の高原ホテル




   
 ユウスゲ:ユリ科

朝より花の数が増えていた




 トウバナかな?:シソ科





 
 おや〜!パラグライダーが飛んでいる






   
 
1合目のパラグライダースクールの受講生らしい


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

初夏の花と、夏の花の両方を期待していたが、ちょっと当てが外れた・・・



2014/6/15 伊吹山の様子はこちら

2010/6/27はこちら

2013/8/24はこちら

2008/6/8はこちら




 
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