北八ヶ岳縦走 ロープウェイ山頂駅〜縞枯山〜茶臼山〜 白駒池〜ニュウ〜渋の湯 |
茶臼山山頂 茶臼山展望台のエビのしっぽ ニュウから富士山を展望 |
●場 所 | 長野県茅野市・南佐久郡佐久穂町・小海町 |
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●標高 | 縞枯山2403m 茶臼山2384m ニュウ2351.9m |
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●山行日 | 2019年1月27日(日)〜28日(月) |
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●多治見から 登山口まで |
JR多治見駅ーJR塩尻駅ーJR茅野駅⇒北横岳ロープウェイで山頂駅へ(登山口) ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 丹羽 |
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●コースタイム | 1日目 1/27 JR多治見駅 JR塩尻駅 JR茅野駅 北横岳ロープウェイ駅 ロープウェイ山頂駅 縞枯山 茶臼山展望台 中小場 麦草峠 白駒池:青苔荘(泊) 2日目 1/28 青苔荘 ニュウ分岐 しゃくなげ尾根分岐 稲子分岐 ニュウ 中山峠分岐 中山峠 黒百合ヒュッテ 唐沢温泉分岐 渋の湯 |
7:23発 8:57〜9:10 9:37〜10:20 11:23〜11:40発 11:48〜12:25 13:30 14:25〜14:35 15:10 15:42 16:38着 7:32発 7:47 8:46 9:54 10:15〜10:25 12:05 12:32 12:45〜13:30 14:13 15:30着 |
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周辺地図こちら コース地図はこちら |
1日目 | |
北八ヶ岳ロープウェイ行きのバスに乗り 町中を出ると、山の斜面に雪が現れた 八ヶ岳連峰も真っ白で、心が弾んだ! |
そのうち、道路も真っ白になった 蓼科高原別荘経由だが、バスが登れないからと 運転手さんは歩いてお客がいないかを 見に行った(いなかった) |
ロープウェイ駅改札前は、 ボーダーやスキーヤーで長蛇の列 10分間隔で出発するので少しだけの辛抱 |
ゴンドラに乗車 |
みるみる間に麓が遠くなり・・・ |
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遠くに八ヶ岳が見えてきた 約7分で山頂駅に着く |
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針葉樹に雪がどっさり (白っぽく見えるのは、カメラが映りこんだから) | |
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ゴンドラに触れんばかりの木々 |
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前方は縞枯山かな? |
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ロープウェイ山頂駅に到着 山頂売店の一角にある「山のカフェ」で、ココアを頼んで行動食を食べた これで今日の宿「青苔荘」までの約3時間は歩けるはず 外へ出ると、真っ青な空に白い雪が映える! ロングスパッツは、バスを待っている間に装着しているので アイゼンを履き、ストックを延ばし、手袋・帽子を付ければ準備OK |
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まずは、縞枯山荘を目指して出発 12:25 トレースはしっかりついている スノーシューで歩く人も多い |
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縞枯山荘前を通過 12:42 風が強い時はビュービュー吹かれるところだが、今日は穏やか |
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雨池峠から右折 12:48 緩やかなのは初めだけ すぐ急登が始まる 昨年は逆コースだったので、ここを快調に下ってきたが、 今回は、ゼーゼーハーハーと呼吸が苦しく、登っても登っても着かなかった 今回一番の難行地帯だった! こんな急坂をスノーシューで降りてくる人たちが沢山いた |
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登り切ったところが、縞枯山2403m 13:30 しばらくは呼吸を整えるのに必死で、すぐには歩き始められなかった |
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登ってしまえば、あとはルンルンの稜線歩き 展望もバッチリ! | |
エビのしっぽの大きいこと! ↓ 20〜30cmはありそう! |
遠くに見える白い山は、御嶽? ↓ |
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左 遠くに白い山並みが見えるが、なんとなくぼ〜んやり ↓ 右 エビのしっぽを拡大 20cmくらいかな? 西側から風が吹いてきて、風が吹いてくる方向にどんどん大きく長くなっていく |
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遠くに南八ヶ岳 エビのしっぽは皆同じ方向(西側)についている |
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両側から雪が覆いかぶさっている間を歩いて 茶臼山を目指す 縞枯山展望台は、今回はパス (茶臼山展望台とほぼ同じ景色だし 茶臼山展望台の方がスケールが大きいから) |
五辻への分岐 14:05 縞枯山と茶臼山の鞍部 ここまで下ってきたが、ここからまた登りになる |
登り着いたところが、茶臼山山頂2384m 14:24 ここへの登りは、縞枯山の登りに比べれば、楽々 この山頂は、樹林に囲まれた山頂で 展望なし |
展望台はすぐそばなので寄っていく |
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左 茶臼山展望台標識 14:28 右 風が強い場所なので、エビのしっぽも大きく育っている |
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↑ これも、茶臼山展望台から 南八ヶ岳がくっきり見える 40cmはありそうな大きなエビのしっぽもできている |
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茶臼山山頂まで戻って、どんどん下る 昨年は、ここの登りに苦労したが、今日は下りなので楽々 鞍部から少し登ったところが、中小場 2232.4m ↓ 中小場から振り返ってみた展望 左が茶臼山 右は縞枯山展望台 |
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↓ 左手の方には、両天狗? |
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中小場からは、また下り |
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クリスマスツリーのような木々の間を下って・・・ |
大石峠へ 15:26 ここからも五辻方面へ行ける |
大石峠からは緩い下りとなって・・・ |
出口になる 15:40 「茶水(ちゃすい)の池」の文字 |
この雪の下に、茶水の池がある 「茶水の森」の看板も立っていた |
国道299号線に出た 15:42 『冬季通行止めの期間は11/16〜4/19』だって この国道を通ってでも、白駒池へは行けるが それでは面白くないので、山道を歩くことにした |
麦草ヒュッテを通り越し・・・ |
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広い雪面を歩いて・・・ |
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後ろを振り返ると、さっきまで居た、茶臼山(後ろ)と、中小場(手前)が見えた |
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左手、遠くの白い山は、ぼんやりしているけれど、浅間山?? |
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白駒池へは左折 15:52 まっすぐ進むと丸山(去年はここから降りてきた) |
薄暗い樹林の中に入る |
国道299号線へ100mの文字があるが、 踏み跡はなし |
広い場所に出た 雪の間から遊歩道らしい木道が見えたり、 竹の棒が行く手を示したりしていた |
「白駒の奥庭」の看板 16:20 |
白駒池へは、あと600m ここから緩い登りになった |
「白駒の森」の看板 16:30 |
高見石・丸山分岐 16:33 もし、白駒池の上が渡れなければ ここまで戻って来て高見石へ行くつもり |
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右へ行くと「白駒荘」 左へ行くと「青苔荘」 左へ進む 16:34 |
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青苔荘に到着 16:38 お客は、わずか5名のみ 昨年は高見石小屋に泊まったが、食事と洗面・トイレは格段の差でここの方が良かった しかし、2階へ行く階段は急で幅が狭く、夜中、1階にあるトイレへ行くのは止めようと思った程 廊下や玄関・食堂には灯油ストーブがあったが、個室(冬は大部屋無し)には暖房はなし 電気毛布を借りたが、なければ凍えてしまいそうだった |
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2日目 | |
朝になるまで、トイレは我慢した 6:30の朝食を頼んだが、それより前にストーブのある1階に降りて温まることにした 朝食も、一生懸命食べても完食できないほどの量だった |
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小屋のおじさんに、 「池の上を通ってニュウへ行くトレースはついている」 ・・・と聞いた 北八ツには何度も来ているが 凍っている白駒池の上を歩くのは初めてなので 喜んで池を目指した 出発 7:30 |
確かに池は凍っていた 池というより、普通の雪道と同じ 最初はトレースははっきりしていたが 風が強いので消されてしまうのか だんだん分からなくなった ジオグラフィカで見ると、池はおよそ長方形 その角を目指して 突っ切って行けばいいことは分かったが 池の中央を歩くのは不安だったので 池の縁に沿って歩いて行くうちに 遠くの方に看板のようなものが見えたので きっとニュウの入り口に違いないと思って その茶色い看板を目指して歩いた |
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思惑通り、そこがニュウへの登り口だった 7:47 |
その登り口から池を振り返った 結構広い! |
確かにトレースはしっかりついていた 何人もの人が通った跡 |
「白駒湿原」の看板 8:10 スマホを見ると、平らな湿原を過ぎたら 緩い登りがしばらく続き 稲子湯へ行く分岐のあたりから 傾斜が急になる・・・と、分かった |
「にゅう・中山峠」を確認 8:27 |
「にゅうの森」の看板 8:44 「にゅう」だったり、「ニュウ」だったり、 「にう」「ニュー」だったり、表記はいろいろ |
稲子湯分岐 8:46 ここから傾斜がきつくなる |
トレースと赤テープを確認しながら歩く |
初めて、降りてくる人に出会った |
ちょっと緩やかになってきた・・・と思ったら |
稲子分岐になった 9:54 あと少しでニュウの山頂になる |
にゅうの「肩」といったところ 10:12 右折すれば中山峠へ 左折すると、ニュウの山頂へ |
先行者は、「肩」にストックもザックも置いて登っていたが、 ザックを下ろすと背中が寒いので、そのまま山頂を目指した 「肩」から一足登った所で、富士山と相対した 御嶽より白くない 雪は白い筋状に見えた |
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また一足登ると、今度は「両天狗」が見えてきた |
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また一足登ると、景色が変わり・・・ |
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すれ違った先行者を見下ろし、周りの展望を楽しんだ・・・ |
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あの白いのは、白駒池? あの上を歩いてきたんだ! ではその後ろは茶臼山? |
こちら側は、稲子岳方面? |
展望を楽しんでから岩場を下りて、 またふわふわ雪の道へ戻った 10:25 |
トレースの跡を辿って・・・ |
木々の隙間から硫黄・天狗を見て・・・ |
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中山峠分岐に出た 12:05 |
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中山峠までは下り |
シャクナゲの葉っぱは、 丸く凍ったようになっていて寒そう〜 |
見晴し台 12:28 両天狗の展望台 ↓ |
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中山峠までは風が吹きっさらし 登山道に雪も積もらないで、枯れ草が見えるほど しっかり歩いていないと、体がふらつく |
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中山峠に到着 12:32 右折して黒百合ヒュッテへ行くのだが、見事に踏み跡が消えている 何度も来ているので、勘で歩いた |
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真っ白で重く垂れさがった木の間を歩いて・・・ |
黒百合ヒュッテへ 12:45 テント場にテント無し |
面倒だけれど、アイゼンを脱いで小屋の中へ 暖かいココアを頼んで、行動食を食べるつもりだった 雪煙が吹き付ける小屋の前では とてもじゃないが休憩なんてできない 有り難いことに、石油ストーブを点けてくれたので ゆっくり温まって休憩できた |
昼食が終わって外へ出ると、雪が舞っていた 舞うなんて生易しいものじゃなく 吹き付けていた 最速でアイゼンを付け、出発 13:30 |
樹林の中に入ると、少しは風が弱まる |
細かい雪が降って、トレースは消えていたが 木々の間に道ができているので迷うことはない |
唐沢鉱泉分岐 14:13 |
八方台分岐 14:41 |
八方台分岐を過ぎると、急な下りになる |
どんどん下って、渋の湯に到着 15:30 |
【北八ヶ岳縦走・周回 (積雪期・最近の10年間)】 2018/2/25〜2/26 2017/3/11〜3/12 2013/2/23〜2/24 2011/1/9〜1/10 2008/1/13〜1/14 |