思い出の丘〜美ヶ原高原

       王ケ頭〜茶臼山 〜自然保護センター
                                   
 



王ケ鼻

レンゲツツジ

茶臼山山頂
●場 所 長野県松本市・上田市
●標高 思い出の丘1935m 武石峰1972.6m 王ケ頭2034.1m 王ケ鼻2008m 茶臼山2006.4m 
●山行日 2022年6月18日(土)
●コース 思い出の丘バス停・・・思い出の丘・・・武石峰・・・王ケ頭・・・王ケ鼻・・・アルプス展望コース・・・百曲り園地・・・茶臼山・・・百曲り園地・・王ケ頭・・・自然保護センター
●多治見から
  登山口まで
JR多治見駅ーJR松本駅⇒思い出の丘バス停(登山口)
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽
●コースタイム 6/17(金) 茅野で前泊
JR多治見駅
JR茅野駅

6/18(土)
JR茅野駅
JR松本駅
JR松本駅
思い出の丘バス停
思い出の丘
武石峰
自然保護センター
王ケ頭
王ケ鼻
烏帽子岩
百曲り園地
茶臼山
百曲り園地
烏帽子岩
王ケ頭
自然保護センター

6/17(金) 茅野で前泊
14:23発
16:20着

6/18(土)
7:07発に乗車
7:54着
8:15発の始発バスに乗車
9:28着〜9:32発
9:37
9:54
10:52〜11:00
11:31
11:54〜12:06
12:43〜12:45
13:02
13:48〜14:02
14:42
15:01
15:30
15:59着

周辺地図はこちら   コース図はこちら
地理院地図はこちら
  


茅野駅横にある埴輪
このすぐそばにエレベーターがあるので
いつもこの前を通ることにしている

美ヶ原直通バスは、松本駅7:54発
それに乗る為、茅野駅前にあるビジネスホテルで前夜泊
駅から徒歩4分の場所

茅野駅発7:07に乗車ーー松本駅7」54着
既に10数名のザックを担いだ人がバス停のそばにいた
「最後はどなたですか?」と聞くと、
並んでいるわけではないらしい

適当に並んでいると、
ちょっと離れた所に停まったバスの方へ
移動している人たちがいた
なんで? ここが乗り場なのに?
・・・と思いながらもそのバスの方へ行くと
どうやらこのバス(マイクロバスのように小さい)が
美ヶ原行きだと分かった

運転手さんは、「こっちですよ〜」の
呼び掛けもしないなんて変!?

既に、たくさんの乗客が座っていて
残っているのは補助席のみ

仕方ない・・・と思いながら乗り込んで
後ろから詰めて座っていった

が、
補助席を全部使っても乗り込めない人が数名
そして、美鈴湖から乗るという友達もいる・・・と

運転手さんは、
タクシーを調達?して
2台一緒に美ヶ原へ行くことになった

浅間温泉と美鈴湖から乗り込むお客も
無事全員乗ることができた

なんといっても、
1日2本しか運行しない直通バスなので
乗り残しは出来ない!
*7月11日から8月31まで毎日運行、
*6月4日から9月25日まで土・日・祝のみ運行
*1便 松本駅8:15発  2便 13:15発

 
思い出の丘」で下車する人は7〜8名
前回、ここから自然保護センターまで
歩いている人がいたことと、
レンゲツツジの中を歩けることが分かったので、
今回は、
ここをスタート地点とした

左 登山口
右 思い出の丘駐車場(奥の建物がトイレ)

車は少ない
ここへ駐車しておくと、ここまで戻ってこなければならない

バス利用なら、ここで下車・スタート
帰りは自然保護センターから乗ればいいので
バス利用が良い

9:28着〜9:32発

レンゲツツジ:ツツジ科
電柵がずっと張り巡らされていた
レンゲツツジはちょうど見頃〜

 
ツマトリソウ:、サクラソウ科
足元に可愛い花が、点々とお出迎え

バスから降りた乗客のうち、
準備を素早くしたので、先頭を歩くことができた

前には誰もいない静かな草原の中を
レンゲツツジに取り囲まれながら歩けるなんて!
期待以上〜

笹の中に咲くレンゲツツジ

ピークの上に立つ標識

多分あそこが「思い出の丘」山頂

思い出の丘頂上に着いた 9:37
バス停から、約5分

右下に、バス道
前方に次のピーク「竹石峰」へ続く細い道

 
シロバナノヘビイチゴ:バラ科
足元は、この白い花があちこちに咲いていた
今回一番多かった花


ここをクリックすると大きく見えます
後ろを振り返ると、
後ろに続く人が小さく見えた

レンゲツツジ:ツツジ科
右にも、左にも、
レンゲツツジの花・花・花・・・
まだ、つぼみも多かった


ここをクリックすると大きく見えます
うわあ〜! すご〜い!

 
 ピークに立つと、
遠くに王ケ頭にあるアンテナ群が見えた!

山頂はどこ?と見回すと
ケルンの上に、石仏が鎮座

その前に、「一等三角点」「武石峰」の石標
1972.6m  9:54

「武石峰」からは急な下り
バス道を目指す

すっきり晴れていれば、
周りの山々が見えるのだろうが
あいにく、今日は高曇り・・・
梅雨の6月で、「雨が降らないだけ良し」とするか

山の左の方のアンテナ群辺りが、「王ケ頭」
少し離れた右のアンテナ2本が「王ケ鼻」と
後で分かった

ズミ?:バラ科
つぼみが赤いのは、この花の特徴

やや花の盛りが過ぎたくらいの木を
あちこちで見かけた

ズミ?:バラ科
これもズミかな?
でも、つぼみが赤くない・・・

車道に沿って続く、登山道

周りは、
レンゲツツジがいっぱい!
レンゲツツジ:ツツジ科
ここも・・・
レンゲツツジ:ツツジ科
ここも・・・

レンゲツツジ:ツツジ科
ここも・・・ 見事!

ここで車道を横断して、反対側へ

こういう人のことを「サイクリスト」っていうらしい
グループだったり、単独だったり
何度も出会った

車道を渡った所にあった、道標

自然保護センターまで 1.8km
思い出の丘まで 同じ1.8kmの文字

レンゲツツジ:ツツジ科
まだまだ続く

 
オオヤマフスマ(ヒメタガソデソウ):ナデシコ科
直径1cmほどの小さな花

『姫誰袖草(ヒメタガソデソウ)なんて
古式ゆかしい名前だこと!
『名前の由来は不明』だって

レンゲツツジ:ツツジ科
遠くに、アンテナ群
だいぶ近づいてきた

レンゲツツジ:ツツジ科
まだまだ続く
レンゲツツジ
レンゲツツジ:ツツジ科
まだまだ続く・・・

ツマトリソウ:サクラソウ科
花びらの端がほんのりピンク色

エゾノコリンゴ?:バラ科
おや、また出会ったね
このつぼみも、ピンクじゃない・・・?

これは今までに一番花付きが良く
「枝もたわわ」状態
・・・・・・・・

入笠湿原で「
エゾノコリンゴ」という
つぼみがピンク色でない花に出会った
花はそっくり

ズミエゾのコリンゴの違いを調べていた

    葉の形  花柱 
 ズミ  濃紅色  3〜5中裂する葉がある  ふつう3個
(稀に4個や5個のことも)
 エゾノコリンゴ  白色〜淡紅色  中裂しない  ふつう5個
(稀に3個や4個のことも)

微妙な違いなので、
つぼみが白なら、エゾノコリンゴ
つぼみがピンクなら、ズミ

・・・と、覚えれば簡単なのだが、
果たしてそれが正しいかどうかは、??

王ケ頭のアンテナ群が大きく見えてきた

途中で追い越した先行者が1名、小さく見えた
もうすぐ、自然保護センター

自然保護センターに着いた 10:52

美ヶ原高原ロングトレイルガイドブックのコースタイムでは、
バス停からここまで1時間50分となっている
実際は? 1時間20分(休憩無し)
う〜ん、いい調子!
これなら、茶臼山往復ができそう〜

帰りはここからバス(16:30発)に乗る予定

前回は、館内を見学したが、
今日は、茶臼山まで足を伸ばしたいのでパス!

ロングトレイルの案内板

このトレイル(総延長約45km)を歩こうと考え、
計画書を作ったことがある
一気にスタートからゴールまで歩いてしまおう
・・・と思ったが、適当な宿が無く諦めた・・・

山道と車道歩きの両方があるが
勿論山道を選んだ

 一山越えると車道に合流

↑ 車道を少し歩いてまた山道へ
その分岐にあった道標
山道 「王ケ頭まで0.8km」
車道 「王ケ鼻まで1.5km」の文字

マイヅルソウ:キジカクシ科
咲いたばかり

 
シロバナノヘビイチゴ:バラ科
登山道の両側にびっしり

レンゲツツジ:ツツジ科
標高が高くなったせいか、
つぼみの株が多くなった
これは、花がたくさん咲いている株

   
ゴゼンタチバナ:ミズキ科
これも咲いたばかり

 
調べ中
足元の苔に花が咲いていた!
直径1cmにもならない

クネクネ柵を通り過ぎると、王ケ頭はもうすぐ

キジムシロかな?:バラ科
鮮やかな黄色!

二つめのクネクネ柵を過ぎると
広い車道に出た

王ケ頭ホテルと、
御嶽神社 美ヶ原奥の院
今年の1月に、ここを訪れている


 
 ↑ 雪が多いことが分かった!
(比較のため借りてきた)

王ケ頭山頂 2034.1m

ぼ〜んやりして、遠くの山は見えない

 
キバナコマノツメ:スミレ科
王ケ頭山頂から王ケ鼻に向けて歩いていると、
突然、この花に出会った
それもた〜くさん
王ケ頭頂上付近だけだったが・・・

小さな字で、「アルプス展望コース」と書いてある
この分岐から、百曲り園地へ行く予定 11:39

アンテナ群のうち、2つだけ離れていたすぐそばが
王ケ鼻

 
左 王ケ鼻山頂の石標  11:54
右 王ケ鼻の突端

ごつごつした岩の上に座って、
休憩&カメラのバッテリー交換をした

前回は、王ケ鼻から下ったが
今回は、「アルプス展望コース」へ行く計画

↑ 石仏や天狗さんの石像
↑ 王ケ鼻の突端から下を見下ろすと
畑や集落が見えた

町の方も、ぼ〜んやり

 
 「王ケ頭」と、これから行く「アルプス展望コース」方面
さあ引き返そう〜 12:06

 
 少し戻って、ここから右折 12:20

 
たらたら歩いて、分岐へ 12:24
↑ 左 直進すれば、「百曲り園地」へ 2.0km
↑ 右へ下ると、「少年自然の家」や「三城(さんじろ)」へ 2.9kmの文字
左へ登ると、王ケ頭ホテルへ
(帰りはここを登った)

 
レンゲツツジ:ツツジ科
右手の斜面は、笹と
レンゲツツジ:ツツジ

たらたら道は、前方の稜線へ続いていく

右手の突き出た部分が烏帽子岩

後ろを振り返ると、
王ケ頭のアンテナ群が見えた

左の先端が、王ケ鼻

烏帽子岩分岐 12:43
「これより先危険」の文字
足元に気を付けて先端まで進んだ

下の集落が見えた

ミヤマハンショウヅル:キンポウゲ科
背が低いので、つるになっているようには見えない

また元の「アルプス展望コース」に戻って
たらたら歩き

このコース、展望が良ければ、
素晴らしい山々が眺められるのだろうが
今日はサッパリ…

しかし柵に囲まれた砂利道よりはまし

もしかすると、前方右手の山が茶臼山?

分岐 13:00
「三城いこいの広場」から登ってくると
ここへ出る 

2004/9/1は、そのコースを登ってきた

すぐ、茶臼山分岐13:02
前回2020/6/20は、Walking気分で来たが
この標識から右折しても、
登山道がはっきりしてなくて
うろうろしたが、結局分からなくて引き返したことがある

2010/9/19は、茶臼山から美ヶ原へ縦走したのだが
牧場の柵の中を歩いた

そんな記憶もあって、茶臼山を諦めた

納得がいかなくて、市役所の観光課へ電話をかけた所
『フェンスに沿ってどんどん行ってください』という返事だった

それを信じて行くつもりでいたが、
丁度茶臼山方面から歩いてきた人がいたので
「ああ、登山道は本当にあるんだ」
・・・と心強く思った

なるほど〜
このフェンス沿いの道が登山道なんだね

前回は、もっと草が茂っていて、
踏み跡が分かりにくかった

どんどん進むと、木々が無くなり、
黒っぽい板状の岩の所が見えた

↑ ここが板状の岩が敷き詰められたようになっていた所

コケモモ:ツツジ科
咲き始めたばかりで、
まだ数が少なかった

やっと標識が現れた 13:23

この茶臼山へのコースは、
レンゲツツジ
はちょっぴりだけ
思い出の丘から、王ケ頭までの間に比べると
1/10程しかなかった

遠くに王ケ頭のアンテナ群が見える

茶臼山まで、あと0.6km地点

ここに「立入禁止」の古い札があったが
以前は、ここから牧場の中を通り抜けたような記憶が・・・

笹はきれいに刈られていて、歩きやすかった

茶臼山に到着〜 13:48
「百曲り園地」から、約50分
いい調子〜

三角点と、標識とベンチがあるだけの広場
ここで2回目の休憩

訪れる人も少なく、熊避け鈴を付けなくてもいいかなあ…と
心配になるほどだった

ここから扉峠へ下りられるが、
そこからのバス便が不便なので
また元の道を戻らなければならない

さあ、引き返そう〜 14:02
この調子なら、余裕を持って16:30発のバスに乗れる・・・と踏んだ

立入禁止の柵を過ぎ・・・
フェンス沿いに、どんどん歩く
前方に王ケ頭が見える
板状の岩場を過ぎ・・・
 
 分岐に戻ってきた 14:42

ここから、「塩くれ場」経由で帰ることもできるが
牛が一頭も見えない

前回はたくさんいて塩をなめていたのに??

広い砂利道より、アルプスが見えなくても
山らしい景色の見える道を歩こうと考えた

 
 「アルプス(が見えない)展望コース」を
たらたらと歩くことにした

 
 左手の山、茶臼山の形だね

 
 王ケ頭がだんだん近づいてくる

 
 ↑ あらま、牛はここにいたんだ!
 
 柵の向こう側にたくさんいた

 
 王ケ頭ホテルがだんだん大きく見えてきた
 
 後ろを振り返ると、さっき立っていた「えぼし岩」の先端に
人が2人立っているのが見えた
立っている本人は、
足元があんなに急だってことは分からないので
緊迫感は無いもの

レンゲツツジ:ツツジ科
王ケ頭に近づくと、
レンゲツツジが多くなった

分岐 15:23
ここから右の斜面を登っていく
左は、三城方面への急な下り
前回はここを登ってきた
直進は王ケ鼻や、自然保護センターへ行く林道

 キバナコマノツメ:スミレ科
この花、王ケ頭付近だけに咲いていた

 
 キジムシロ?:バラ科
王ケ頭ホテル下の黄色い花は、
殆んどがこの花だった

 
王ケ頭ホテル横に出た 15:31

 
 林道を歩いて自然保護センターへも行けるが
私は勿論山道を選ぶ! 

左後ろの山は、「武石峰」

あの山のもっと向こう
「思い出の丘」のそのまた向こうのバス停から歩いてきた!
 
 ↑ 自然保護センターの建物
あそこまで下ればバス停がある

   
 ドウダンツツジ:ツツジ科
登りは、足元ばかり見ていたので
この花が咲いていることに気づかなかった

下りだと、よ〜く見えた
大きな木だった それも数本!

 
ひと山超えて、林道に合流 15:53

ここからは、山道は止めて林道を歩いた

 
 自然保護センター 到着〜 15:59

トイレをお借りし、手と顔を洗ってさっぱり!

既にバスが待っていて
お客は、半分くらいの入り

出発前になると、補助席が必要になった
・・・・・・・・・・・

松本駅17:15着〜18:13発
茅野駅18:59着

今日もビジネスホテルで泊まって、
明日も一番のバスで車山高原(霧ヶ峰)へ行く計画


  山行記録(2011年〜現在まで)へ戻る

  トップページへ戻る