低山ハイキングの下見に
     
  城山(じょうやま) 
           (別名) 児野山(ちごのやま)

           2022年4月25日  (長野県木曽町)   


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です
      周辺地図はこちら  コース図はこちら  
      地理院地図はこちら
  「城山史跡の森倶楽部」作製の地図はこちら

    (電車の中から)
天気は晴れの予報
5月のハイキングの下見に出かけた
新緑がきれ〜い

田立駅辺りの山

 
 十二兼駅の辺りの山

 
 野尻駅の辺りの山 ↑ ↓
 
 左側の席から見える山々にうっとり・・・
木曽福島駅までの間、楽しませてもらった


    (木曽福島駅〜権現滝)
 
木曽福島駅 7:42着
身支度をして出発 7:50

昨年の秋(9/29)に、一度訪れているが
春の様子を調べたかった
20年以上前の春に訪れているが
記憶が定かでないので、再訪することにした

 
 駅前の横断歩道を渡って右折

平日の早朝とあって観光客は少ない

 
 川のそばを歩く歩道へ降りた
前方の橋(行人橋)を渡る

 
 「行人橋(ぎょうにんばし)」の信号で左折
後で分かったが、歩行者用の行人橋も、
もっと先にあった

 
 ここが、「城山(じょうやま)自然遊歩道」の入口 8:02
赤い提灯がある祠は、「大悲観音」で
たくさんの石仏が祭られていた

 
ここをクリックすると大きく見えます
 自然遊歩道の入口にあった
「城山史跡の森」地図
とても分かりやすく描かれている

 
 キランソウの仲間:シソ科
入口のすぐそばに咲いていた

 
 道標 『権現滝まで0.9km
福島城址まで2.9km』 の文字
両側から笹が迫っている細い道となった
黄色い
ヤマブキも真っ盛り
その下を潜って歩いて行くと・・・
   
 タチツボスミレの仲間:スミレ科
民家の庭に、このスミレが植わっていた
園芸種なのか?
山で貰ってきたスミレを庭に植えたのか?
花が大きめのスミレだった

側弁にヒゲがあった

 
 山に入る手前で、熊避け鈴を付けた
その間に後続の男性に追い越されたが
今日出会ったたった1人のハイカー

そして、あっという間に姿が見えなくなった

周りは葉が広がり始めたばかりの
初々しい新緑〜

 
 ジュウニヒトエ:シソ科
登山道に入ると、すぐこの花に出会った
ラッキーと喜んだが
以後、いくつもいくつもこの白い花に出会った
ポピュラーな花なんだと分かった

 
 道標 『権現滝まで0.7km
福島城址まで2.7km』

さっきの入口から200m歩いてきたってこと

 
 足元はふわふわの土

両側を見ながら歩いて行くと・・・
 
フイリフモトスミレ:スミレ科
葉脈に沿って白くなっていることを「斑入り」と称した
この斑は、かなり太い

 
 古びた橋を渡ると、次々に花が現れた

   
   
 エイザンスミレかな?:スミレ科-1
ピンク花と白花があった
この後も、たくさんのこの花に出会った

よく似た花があるので調べてみた ↓
  葉の様子  好む場所
エイザンスミレ  葉が細く切れて5小葉に見える
山地の日当りがよく乾燥した場所
ヒゴスミレ 葉が細く糸状でコスモスの葉のよう
半日陰
↓   ↓
暗い樹林の中に咲いていたが
葉の様子が糸状とは思えないので、
エイザンスミレだろうか?

   
 ワチガイソウの仲間:ナデシコ科-1
花びら 6枚
『ワチガイソウの花びらは常に5枚(まれに6枚)』・・・だそうだが?

よく似た花があるので調べてみた ↓
  花びら  花びらの特徴など
ワチガイソウ  花びらは5枚(まれに6枚) 先はくぼまない
ヒゲネワチガイソウ 花びらは5〜7枚 葉も花びらも幅が狭い
先はくぼまない
 ワダソウ 花びらは5枚 先がくぼむ
ヒナワチガイソウ 花びらは5枚 先はくぼまない
雄しべが長く花びらと同じくらい 
↓   ↓
花びらは6枚だが、葉は狭くないし、
雄しべは花びらより短いので
ワチガイソウと思われるが、迷う

   
 タチツボスミレの仲間:スミレ科
花が大きめ

 
 フタバアオイ:ウマノスズクサ科-1
たくさん群生していた
   
 フタバアオイ:ウマノスズクサ科-2
葉が2枚付いているその間から花が1個出ていた
   
フタバアオイ:ウマノスズクサ科-3
『花は、初めは球形をしているが、(左の画像のことだろうか?)
上半分が3裂し強く反り返り、
最後に下半分に密着してお碗型になる』・・・と
(右の画像のことだろうか?)

 
 左側は沢

 
 チゴユリ:イヌサフラン科
見つけたのは、これ1株のみ

   
エイザンスミレかな?:スミレ科-2
次々と現れる
葉が糸状ではないので
エイザンスミレかな?

   
 タチツボスミレの仲間:スミレ科
やっぱり花が大きく感じられる

   
   
 ネコノメソウの仲間:ユキノシタ科
ニッコウネコノメかな?

雄しべの葯が赤っぽくて、
可愛いアクセントになっている

  
 
 ミヤマキケマン:ケシ科
黄色い花が良く目立った

 
道標 『権現滝まで500m
福島城址まで2.5km』 の文字
入口から400mの所

   
 タチツボスミレの仲間:スミレ科
白いタチツボスミレか?と思って
画像を拡大したら、「距(きょ)」に、毛がいっぱい! 右

 
 ルイヨウボタン:メギ科
舟伏山で会えなかったが、ここで会えた

 
 ヒトリシズカ:センリョウ科
最盛期が過ぎたころ・・・といった感じ

   
 ラショウモンカズラ:シソ科-1
咲き始めたばかり
花は皆同じ方向を向いて咲いている

『渡辺綱(わたなべのつな)が羅生門で切り落としたとされる
鬼の腕に見立て』て、こんな名前がついたとか

 
 
ラショクモンカズラ:シソ科-2
花を拡大してみると
髭もじゃの「あご」に見える

上の方にある白い玉のような部分は
雄しべの葯で、『長短2本づつ』ある・・・と

   
 ハシリドコロ:ナス科
大きな葉が特徴の
ハシリドコロの株が群生していた
紫色の花はないか・・・と探したが、
萼しか残っていなかった
(もう少し高度が上がると、
花をつけている株が多くなった)

 
 
 ニッコウネコノメかな?:ユキノシタ科
さっき見た花とそっくり
あちこちに群生していた

 
 
 ヤマネコノメ:ユキノシタ科
この花は、多治見周辺に大変多い

 
調べ中
地面にいっぱい落ちていた
何の花だろう?

 
   
 
 ジュウニヒトエ:シソ科
この白い花は、あちこちで花を咲かしていた

 
 ヤマエンゴサク:ケシ科
いろいろな色の花があるが、
これは薄桃色

 
 カツラ:カツラ科
秋に来た時、い〜い匂いがしていた
『カツラの木の落ち葉から香るい〜い匂いは、
焼き立てパンの匂い」と思っている
カツラの葉には、
マルトールという成分が含まれていて
新鮮な葉からは出さず、
乾燥した葉から出される』・・・と

秋、歩いていてい〜い匂いがしてきたら、
辺りを見回すことにしている

 
 木橋を渡る
ますます緑がきれいになってきた

 
ヤマシャクヤク:ボタン科
大きなつぼみだった

   
   
フタバアオイ:ウマノスズクサ科-4
また群生があった
落ち葉に接するような所に花が咲いていた

 
 権現滝から流れる沢にかかっている橋から、パチリ

昨日雨が降ったが、水量は増えていなかった 9:15

 
橋を渡った所に、あずまや

   
 ↑ あずまやの手前に、根本が空洞になった
(人が入れるほどの大きな空洞だった)
大きな木があった

左 空洞になった様子
右 全体像をカメラに収めようとしたが出来なかった

 
  ↑ その木の横にトチノキの説明板

 
ここをクリックすると大きく見えます
 
 この権現滝から流れる沢を「黒木ケ沢」と呼ぶらしい

 
ここをクリックすると大きく見えます
こちらは、「城山史跡の森遊歩道」の地図

左隅には、ニホンカモシカの絵

前回、この地図を見て分かったことがある
・点線ルートは険しい道、要注意
・コースによって、遊歩道の色が変えてある


今日の
下見の課題は、3つ
@児野山三角点からの帰り、
同じ道を戻らなくてもいい尾根道(点線ルート)が
どのくらい険しいかの見極め
A紅葉ヶ丘から林道を歩かなくても行ける
福島小学校へ降りる道の偵察
B紅葉ヶ丘から権現滝へ通じる道の偵察

 
あずまやの横に
道標『福島城址2km 紅葉ヶ丘1.2km』と
不動明王の像

 
不動明王から少し登った所に
権現滝の滝つぼ

 
 滝つぼから、山肌に取り付くように曲がると
権現滝の説明板
ざっと読むと、
『・滝の高さ25m
・木曽義仲が挙兵する時、沐浴して祈願した場所』・・・と

 
そして、すぐ分岐
『右へ行くと紅葉ヶ丘まで1.1km
左へ行くと福島城址へ1.9km
そこ経由で紅葉ヶ丘へ行くとすれば2.8km』

左折

   
 タチキランソウかな?:シソ科-1
花の上唇が大きく2裂する』のが、タチキランソウの特徴だとか
右 花の拡大 この↑画像では、確かに長い


   
 
 フイリフモトスミレ:スミレ科
葉脈の白い筋が、可愛い模様になっている

 
ここで、鋭角に曲がる 9:31

福島城址まで1.7km 
三角点(山の名前が書いてない・・・?)1.5km
さっきのニホンカモシカの絵がついていた
「城山史跡の森遊歩道」には、
児野山三角点」と書いてあった
地理院地図には城山」とある

 
すぐ、古びた橋、通過

 
橋の次は、トラロープ

   
 
 ハシリドコロ:ナス科-1
あ〜!花が咲いている!
さっきは、花が終わった後の萼だけだったのに!
それも群生していた!
下  花の中を覗いてみた
黄色いものは雄しべ(5本)
 細く長いものが雌しべ(1本)

有毒植物で、全草に毒があり、
根茎と根が特に毒性が強い。
中毒症状は、嘔吐、下痢、血便、瞳孔散大、めまい、幻覚、
異常興奮などを起こし、最悪の場合には死に至る。
』・・・と

  
 マムシグサの仲間:サトイモ科
この花は少なかった

 
   
   
 ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ):シュロソウ科
この花も群生していた
こんなにたくさんの花に出会ったのは、久しぶり〜

『発芽してから花が咲くまでに10年ほどかかり、
15年以上の寿命があるのでこんな名前(延齢草)がついた』とか
本当かしら?
「延齢」という言葉とは裏腹に、「有毒植物」だって

   
 マムシグサの仲間:サトイモ科
さっきは紫色だったが、
これは緑色
中を覗くと、「付属体」は
まっすぐな棒
多治見近辺にある「
スルガテンナンショウ」は
外見はそっくりだが、中にある「付属体」は
先端が丸く前に傾いているのが特徴 ↓


↑ 多治見市で撮影(2021/4/6) 比較のため借りてきた

 
 三角点を目指しているが、
大きな「くの字」で緩やかに登っていくので
なかなか標高が稼げない

   
 ワチガイソウの仲間:ナデシコ科-2
左 花びらが細い
右 花びらの幅が広い
違うといえば違うが、個体差ということもあるし・・・
判断に迷う

 
赤い印のある杭 9:45
「トチノキ」の文字

ここから小沢の流れる湿っぽい地帯になった ↓
 
 
   
  
 ネコノメソウの仲間:ユキノシタ科
今まで出会ったネコノメソウとは違い
細い・なよなよしている・萼が黄色くて箱のようになっている
キバナハナネコノメかな?

 
小沢を渡った 9:48
橋の両側は
、ハシリドコロの群生


ここをクリックすると大きく見えます
城山史跡の森遊歩道」の看板
今度は、ホオノキの花の絵 9:49
現在地を見ると、三角点はまだまだ遠い・・・

 
 
 ハシリドコロ:ナス科-2
またまた、群生地
・・・というか、登山道の両側に、
点々と群がって咲いていて、
沢沿いにはずら〜っと群生していた

 
 T字の分岐に出た9:57
左は三角点まで1.1km(山の名前は書いてない)
右は福島城址まで1.2km

左折

 
 ほとんどたらたらの道が
大きなくの字になって、緩く登っていくので
なかなか稜線に出られない

   
タチキランソウかな?:シソ科-2
花の上唇が大きく2裂する』のが、特徴
右 花の拡大 上唇が長い

 
 登山口で、1人に追い越されただけで、
前にも後ろにも人はなし
熊避け鈴を派手に鳴らしながら歩いた

 
 タチツボスミレ:スミレ科
このスミレ、分布範囲が広〜い

 
 ヒゴスミレかな?:スミレ科
「細く裂け、
コスモスのような葉」に
似ているような気がするが・・・

 
 沢に沿って、ゆるやかに登って・・・

 
 フイリフモトスミレ:スミレ科
葉が長めの
スミレ

 
 大きな木の根元に穴
人が通り抜けられるくらいの大きさだった

 
 新緑が始まったばかり・・・の感

   
 ネコノメソウの仲間:ユキノシタ科
おや、今度は、萼が黄色くない
ネコノメソウ
箱のような部分は、やや開き気味
マルバネコノメソウかな?

   
 
 ハシリドコロ:ナス科
どの株にも花がある・・・状態になってきた

   
 セリバオウレン:キンポウゲ科
あらあ〜 種になってしまってる・・・
もう少し登れば、
一つ二つくらいは花が残っているかも・・・
と期待していたが、
み〜んな種になっていた

やっと尾根に出た 10:31

 
 尾根道のブナ大樹分岐 10:36
今日は、この分岐から左折する予定
児野山三角点まで50m
御嶽山展望地点まで100m』の文字

 
 三角点に到着〜 10:40
ベンチが2つあるのみの小広場
山名に書いてある表示板も無し

           
 大きな木の幹に赤いテープと
城山」と手書きされた小さな表示板のみ
御嶽展望地点は、前回足を伸ばしたが、
はっきり見えなかったので今日はパス
多治見の展望地からの方が、
よほど大きくはっきり見える

 
 ベンチに座って休憩
出発してから初めての「座って休憩」
前回より、多少木が切られて隙間が多くなっていたが
これで精いっぱい

 
ふと上を見上げると
黄色い花?ではなかった
新芽が開きだしたばかりの葉だった
多分、カエデの仲間

    (城山・児野山〜木曽福島駅)
 
 
出発 10:50
元の分岐に戻って、左折
足元は
セリバオウレンの種がずら〜
花を探したが、1つも無し・・・

 
 尾根道になった
最初は、広くてたらたら道

 
 すぐ、急で足場の悪いヤセ尾根になり・・・
 
 所々にある赤テープに誘われるまま
下りていった

 
 ゴヨウオウレン:キンポウゲ科
途中たった1株だけ、花が残っていた
葉っぱは5枚に分かれた「五葉」だった

 
 道標『児野山三角点から450m』 地点 11:12

 
道標『児野山三角点から500m
 ブナ大樹500m』 地点 11:15
すぐそばに 青色の杭 ↓ No.3
 
  『ブナ大樹550m』とあったが、
結局、どれが『ブナ大樹』か、分からなかった・・・
 
 また、青色の杭 番号は読めなかった 11:29
 
 道標『児野山三角点から1.0km
福島城址まで550m』
青い杭の番号は読み取れず

 
 ブナの説明板 11:35
これが大樹とは思えない
尾根道だが展望は木が茂って良くない
花は皆無
初めのころはかなりの急な下りで、
ハイキングには使えない・・・が、結論

   
 ウスギヨウラク:ツツジ科
咲き始めたばかりの花が、数える程あっただけ

 
 この大きな木の下を潜ってきた 11:42
振り返ってパチリ

 
 やっと前回通った広い道に合流 11:51
道標『児野山三角点まで1.4km』の文字
それを1時間かかって歩いてきた

赤線の方から降りて来て、福島城址へ行き
またここまで戻って、
今度は青色線のように歩いた
『権現滝まで1.8km』の文字

 
 道標『福島城址まで150m』 11:52
この辺り、カタクリ保護のためにロープが張ってあった
咲いていたのは、1株だけ

 
 道標『福島城址(本丸)まで50m』 赤線

青色点線は、紅葉ヶ丘・郷土館方面へ
こちらは前回通ったので、
赤線のように急坂を上ると・・・
 
 
 福島城址(本丸跡)に着いた 11:56
城址といっても、説明板とお社?とベンチだけの広場

 
 
ここから先には、
二の丸・三の丸・空堀などがある

紅葉ヶ丘から下る道もあるが
そのコースは前回通っているので
今日は、権現滝経由で駅まで歩こうと考えた

 
 赤線はさっき登ってきた所だし、これから下る所でもある
下山開始 12:03発

 
 さっき、児野山からここへ下りてきた道(赤点線) 12:03

これから権現滝まで1.8kmを歩く
前回、児野山から下りる際
登りと同じ道を下って、福島城址まて歩いてきた

 
 広くて安全で花も時々咲いていて
のんびり歩ける道

   
 フイリフモトスミレ:スミレ科
色はいろいろある

      
 タチツボスミレ:スミレ科
あちこちで咲いていた(稜線コースにはなかった)

 
 ミツバツチグリかな?バラ科
黄色い花はこの時期少ないので
良く目立った

 
道標『権現滝まで1.3km』の文字 12:18

 
 あれ?また同じ距離数の書いてある道標がすぐそばに 
権現滝まで1.3km』の文字 12:19

ここからもブナ大樹へ行ける・・・と
でも、「城山史跡の森遊歩道」地図にはない・・・?

 
 ここから権現滝へ降りられる(赤線)分岐 12:31
点線は、さっき通った三角点へ行く道
左折してどんどん下る

 
 木の橋を渡って・・・ 12:33

 
 もう一つ橋を渡って・・・12:35

 
赤い印のある杭 12:36
「トチノキ」の表示板の所を通って・・・

 
 ミヤマエンレイソウ:シュロソウ科
群生地を過ぎ・・・

 
 紅葉ヶ丘分岐まで降りた 12:48
このスピードなら14:00発の電車に乗れる
・・・と思ったが、まだ歩いていないコースがあるので
1台遅らせてでも、偵察してこようと考え直した

右へ行け権現滝だが、
直進して紅葉ヶ丘へ行こうと考えた(赤線)
 『紅葉ヶ丘まで1.1km』の文字

赤の点線は、権現滝から三角点を目指して登ったコース

 
 まさに遊歩道〜
手すり付きの・・・

 
遊歩道から権現滝を見下ろす

 
 まだ手すりが続いている

左は崖、右ははるか下に流れる沢(黒木ケ沢)

 
 タチキランソウかな?:シソ科
こちらのコース(権現滝コース)にもたくさん咲いていた

   
 タチツボスミレ:スミレ科
この花も多かった
色も微妙に違っていた

 
 屏風岩↑と、その下に立っている道標↓ 12:52
 
 『紅葉ヶ丘まで1km』の文字

 
 手づくりの机とベンチ 12:55

   
ハウチワカエデかな?:ムクロジ科
真っ赤な花がぶら下がっていた
雄花と両性花が混じって咲いていた

 
   
 ネコノメソウの仲間:ユキノシタ科
ニッコウネコノメソウ
かな?
黄色いカーペットのように、ずらり〜と広がっていた

   
 エイザンスミレかな?:スミレ科
側弁に長い毛があった

 
 権現滝分岐から紅葉ヶ丘まで
ずっと広くて平坦な楽々道

左側の斜面から落ちてきたらしい岩が
あちこちに転がっていたので要注意

   
 フデリンドウ:リンドウ科
おやこんな所で会えるとは・・・

 
 広いたらたら道

 
フイリフモトスミレ:スミレ科
こんな所にも咲いていた

 
 ここから福島城址へ行けるって 13:07

 
 
   
 ミツバツツジの仲間:ツツジ科
「ミツバ」のツツジだが中を覗くと、雌しべの根元に
「白いブツブツ」がいっぱいついていた 下右
雄しべは8〜9本

トウゴクミツバツツジには、
雌しべの根元に毛があることは知っているが
この「ブツブツ」を「毛」と称するには、少々抵抗がある・・・

図鑑で調べると、
雌しべの花柱には下半分に白い毛が密に生え
・・・とあるので、やっぱりこれは「毛」になるのだろう

トウゴクミツバツツジとした
↓ これらも雌しべに毛があるツツジ (参考のため借りてきた)
   
↑  2020/4/16撮影 ↑  2018/5/4撮影
  
↑ 雌しべに毛のないコバノミツバツツジ
2020/4/16撮影

 
 ↑ 紅葉ヶ丘に着いた 13:21
権現滝分岐から約30分

木の間越しの展望 ↓中央アルプス
 
 前回は、林道をくねくねと歩いて
町へ下りたが
今日は、そのとき気になっていた分岐から
降りてみようと考えた

↓ この古びた道標から駅まで歩こうという計画
 
 古びた道標には、古びた道かな
・・・と覚悟をしたが
すぐ、新しい道標に出あった ↓

『山村代官屋敷まで500m
木曽福島駅まで2.5km』の文字
 
 の引用
 
 細い道になり、右斜面は急傾斜
右へは落ちたくない

 
 ジュウニヒトエ:シソ科
こんな所にも咲いているとは驚いた

 
 この斜面下には、福島小学校がある

 
 フェンスが張られた堰堤の上を歩く

 
 ユキザサ:ユリ科
まだつぼみ

 
 ワイヤーで落石を止めるらしい

 
   
 ヤマエンゴサク:ケシ科
以外と花が多い道

登山道が狭いので、カメラで撮るのは大変・・・

   
 ハシリドコロ:ナス科
何だか色が薄い・・・

 
 ヒトリシズカ:センリョウ科
枯葉の間から顔を出していた

登りにも株はたくさんあったが、
花の終わりか、ひょろひょろでだったので
撮影対象にもならなかったが、
ここはなかなか元気だったのでパチリ

 
 道標 直進すれば『興善寺まで700m』 13:54
右折すれば『山村代官屋敷まで400m』

右折した

 
 遊歩道道標 
左折すれば『山村代官屋敷へ』
『木曽福島小学校へ』

 
 
 『正一位 山村稲荷神社』 13:57

 
 前方に、白い花がパラパラ咲いているのが見えた
もしかして、
ニリンソウ
   
   
 ニリンソウ:キンポウゲ科-1
どこかに咲いているはず・・・の思いで歩いていたが
こんな町近くに群生があるとは驚いた

   
 分岐があり、道標が立っていた
左 下から登ってくる人用の案内
右 地面に置いてあった手書きの案内
私のように紅葉ヶ丘から降りてきた人用の案内
矢印のように右折すると 、
『山村代官屋敷』『木曽福島小学校』へ行けるという意味

 
 エイザンスミレかな?:スミレ科-3
スギ林に入っても咲いていた

 
 ニリンソウ:キンポウゲ科-2
小学校の裏山に当たる場所で咲いていた

 
 マムシグサの仲間:サトイモ科
これは数が少なかった

 
 
 ニリンソウ:キンポウゲ科-3
人家のすぐ裏に当たる場所に
大群生していた

   
 ルイヨウボタン:メギ科
こんな所で会えるとは、嬉しいな!

 
遊歩道が大事にされているよう

小学校や人家のすぐ裏にある

 
 福島小学校の横へ出た 14:12

 
 尚も歩いて行くと車の通る大通りに出た 
すぐ横が、代官屋敷 ↓
 
  立派な門構えの「山村代官屋敷」
この前にある歩道を歩いて、
木曽川沿いに駅まで行くことにした

 
 木曽川を挟んだ向こう側の奥に見える白い山
中央アルプスの「麦草岳」らしい

 
 木曽川を中央に置いて、パチリ

 
  おや、行人橋の歩行者用の橋があったんだ・・・

 
 「城山自然遊歩道」の入口にある「大悲観音」に着いた 14:27
木曽福島駅は、もうすぐ

 
 木曽福島駅 14:45頃着

次の列車は16:00発

駅前のお店で缶ビールを買い、
プラットホームで風に吹かれながら
「1人宴会兼ご苦労様会」を開いた

多治見に18:15着
(1本前の14:00発に乗れば、15:59着となる

**********************
       ・行動時間 約7時間
       ・下見したかったコースは、全部歩くことができた。
       ・花が多くて、写真を撮っていると前へ進めないほどだった。
       ・歩いた距離=ジオグラフィカでは、9km
              ヘルスケアでは、15.1km(こんなに数値が違うのはおかしい?)
       ・歩数  2万5000歩








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