ヒル地帯を抜けると、そこは見渡す限りのお花畑!
  

         カヤールレイク・トレッキング


  7日目 7月19日(月)  トレッキング5日目 
    
    【コプラ3660m→カヤール・カルカ4200mへ】

 
    ヒレ村からカヤールレイクまでの地図は、こちら (緑色の線) 
    コプラ〜カヤールレイク(氷河湖)間の地図はこちら

コプラ7:40発・・・カヤール・カルカ12:30頃着(テント泊)

全行程 1日目 7/13 出国〜タイ:バンコク経由でカトマンズへ
2日目 7/14 ポカラ経由でヒレ村へ 3日目 7/15 トレッキング@ ナンゲタンティへ
4日目 7/16  トレッキングA スワンタへ 5日目 7/17  トレッキングB システブンへ
6日目 7/18  トレッキングC コプラへ 7日目 7/19 トレッキングD カヤール・カルカへ
8日目 7/20  トレッキングE カヤール・レイク往復 9日目 7/21 トレッキングF スワンタへ
10日目 7/22 トレッキングG バンタンティへ 11日目 7/23 トレッキングH ヒレ村へ下山  車でポカラへ
 12日目 7/24 ツーリストバスでカトマンズへ 13:14日目 7/25:7/26 帰国 


夜中雨が降ったが、朝は止んでいた

近くの山はうっすら見えるが、
アンナプルナ・サウスは雲の中




出発の用意

今日の行程を聞くと、
「岩場を緩く登っていって、
左に曲がりながら歩いて
登ったところが今日の宿泊地のカルカ」・・・だって

予定では、3時間の行程になっている

(そのつもりで歩いたが、
歩けども歩けども着かなかった・・・)

おかゆとパンという不思議な組み合わせだが、もう慣れた


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ロッジの裏も、ポピーのお花畑


遠く、雲の間から
3日前に通った「ゴレパニ」の町が見えた!

  
 出発  7:40

彼らの足なら2時間で行けるだろう

隣の家は、建築中

石垣を乗り越えて進む

 
   
イチリンソウの仲間:キンポウゲ科

上  花びらの根元が紫色の花は珍しい

下  これはよく見かける花


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ツメクサの仲間:ナデシコ科

昨日散策中に見た花に、また出会った

振り返ってロッジを見下ろすと、もうガスに包まれそう



   
 レッドポピーの仲間:ケシ科

また出会ったね!

アカバナの仲間:アカバナ科

今回、皆つぼみだった
 
   
 リュウキンカの仲間:キンポウゲ科



 バラ科

この羽状複葉の黄色い花は、とても多い

   
 ヤマハハコの仲間:キク科

右  今まで見てきたのは、こんなとがったつぼみ状態だった (7/18撮影)

左  花が咲くと、こんな感じになる  カリカリしたような花びら

   
 ランの仲間:ラン科

黄緑色の花

 タデ科

濃いピンク色が、目を惹いた

   
ずっと遠くにいるうちから、
ワンワン・キャンキャンと犬の声が聞こえた

こんな山の上に人家があるのか?・・・と
不思議に思っていたら、牧羊犬だった

黒くて大きな犬が、5〜6頭!!
すぐ近くまで来て私の周りをぐるぐる回っている

犬が苦手な私は、目を合わせないよう、
平静さを装って、いつものペースで歩き通したが
内心は、怖くて怖くて・・・

浅原さんが待っていてくれたので、
いざとなれば追い払ってもらえるだろうと、少し安心できた

羊のたむろしている真ん中を歩いても、
羊は動こうともしない

危害を加えないと分かっているようで、
犬よりよっぽど賢いのではないかと思ってしまった

羊の間を通り抜けても、
まだワンワン・キャンキャン吠えていた

 
竹で外郭を作り、ブルーシートをかければ、
家の出来上がり〜

こんな家が、あちこちにあった

羊を放牧している持ち主も、こんな家に住んでいた

   
   
ウメバチソウの仲間:ユキノシタ科

今まで見てきたウメバチソウ↓とは違っていた  花びらの周りがギザギザになって毛深い


 7/18撮影  こちらは、花びらの周りはつるっとしている

   
   
調べ中

これも今までにない新しい花  中心がえんじ色

   
 マメ科

また出会ったね!

 レッドポピーの仲間:ケシ科

また出会ったね!

   
シオガマの仲間かな?:ハマウツボ科

鮮やかなピンクと白が目を惹く

   
タデ科

群生はしないで、ぱらぱら咲いている

   
 霧の中から、カランコロンと音が聞こえてきた
近づいていくと、馬だった

そっと遠回りして通り過ぎた

 ツリフネソウの仲間:ツリフネソウ科

おやまた出会ったね!


   
突然、車でも通れるほどの広い道に出た

分かりにくい場所には、いつも浅原さんが待っていて
「こっちだよ」という指示がある

後続者にもそれを伝えるため、交代して待っていると、
テンバさんがジュースを持ってやってきた

どうも我々が遅くなるだろうと予想しての、
水分補給らしい

1つずつ貰って、
もう1つは後続者へ届けに戻って行った

 
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 左右、黄色い花が群生している間を進む

晴れていたら、カメラの出番なのだが
しとしと降る雨で、レンズが曇ってしまったので
しばらくお休み

 こんな石が積み重なった場所に、
よく「ナキウサギ」が現れる

浅原さんがここで待っていて
「静かにしているとナキウサギが出てくる」・・・と

   
   
 カメラを構えて静かに待っていると、
出てきた!出てきた!

石垣を出たり入ったりしながら、
人間が近くにいることをあまり気にしていない様子だった

  
   
 セリ科

白い小さな花と黒い雄しべ

   
ブルーポピーの仲間:ケシ科

浅原さんから、「ブルーポピーが咲いていますよ〜」と
遠くから声がかかった

右手の山の斜面、草むらの中に数輪咲いていた

「こんな高度の低いところで咲くのは珍しい」・・・と

ランタンで見たブルーポピーは、
葉っぱがとげとげでサボテンみたいだったが
このブルーポピーは、柔らかそうな葉っぱで、大違い

後続者にも、
ブルーポピーのありかを知らせてから、前進

   
キク科

今まで出会ったことのない、
うつむいて咲く背の高いキク科の花

ここから急に増えてきた

   
 バラ科

大群生は、この羽状複葉のバラ科の花

   
沢を何度も渡る

飛び石沿いに渡れる所もあるし、
靴が半分水浸しになる箇所もある




 所々に、重い荷物持つを置いて休む
休憩場所がある

標識はネパール語だけ

外国人はほとんど来ないのだろう

   
 ベンケイソウ科




 途中ですれ違った地元の男性から
ブルーポピーを貰った

えっ、そんなありふれたものなの?と、驚いた

   
   
ブルーポピーの仲間:ケシ科

イエローポピーやレッドポピーと違って、
ブルーポピーは背丈10〜15cmほど

大きな岩の陰に、かたまって咲いていた

葉っぱは皆、柔らかい種類

   
 イワベンケイの仲間:ベンケイソ科

   
サクラソウの仲間:サクラソウ科

学名はプリムラ

大型で白色  背丈20〜30cmほど  強い匂いがある

   
 ハナイカリの仲間かな・:リンドウ科

 リュウキンカの仲間:キンポウゲ科

・・・・・・・・・・・

「岩場を緩く登っていって、左に曲がりながら歩いて、
登ったところが今日の宿泊地のカルカ」・・・と聞いていたが、
正しくは、
「ロッジ前から続く緩い丘を左に巻くようにして登っていく
しばらくすると、ぬかるんだ道になる

その後、石の階段が続く急な登りが始まる

登り詰めると、また次の稜線が見え、
それを登り詰めるとまた次の稜線・・・というように
いくつもの稜線を登っていくと、今度は下りになり、
広い河原に出る

その広い河原を石伝いに横切って、
少し登った所が、カヤールカルカ(今日の宿泊地)である

・・・・・・・・・・

周りはガスで真っ白  雨はしとしと降っている

歩いても、登っても、テントらしいものは見えない

だんだん心細くなってきたころ、
前方に大きな黄色いテントが見えた
(スタッフのテントではなく、カルカの持ち主のテントだった)

スタッフの姿も見えた!  
後続者に「テントが見えたよ〜」と大声で伝えた

カヤールカルカに到着 12:30頃   
約5時間の行程となった

   
テントは、石積みの小屋の中に張ってあった

な〜るほど!!  
雨に濡れないし、雨漏りもしないし、収納・運搬も軽くて済む

持ち主に断ることはできないので、無断借用かな

「欧米人3人用」の大きくて背の高いテントに1人ずつ
 着替えをするにも快適

まずは全身ぐっしょり濡れた服を
全部着替えてさっぱりさせた

が、干す手立てがない・・・

テント内のロープに掛けてみたが、
乾くあてはない

左  カメラを濡らさないよう、傘をさして宿泊場所の小屋をパチリ

小屋の前の小さなテントは、トイレテント

右  キッチン小屋とスタッフ達

白い花は、サクラソウの群落

 
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18時を過ぎた頃、今までガスで真っ白だった山が見渡せるようになった

「山の斜面が真っ黄色〜!」が、第一感想の声

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