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ネパールトレッキング |
(カトマンズ〜ルクラ〜ナムチェ〜エヴェレスト・ビュー〜シャンボチェ) |
「6:00、ティー」のはずだが、(各テントを周ってキッチンボーイ達が 洗面用のお湯とティーを運んでくれること) テントが多いため順番がなかなか周ってこない。待ちきれず ウエットタオルで顔を拭いてしまい、手だけ洗面器で洗うことにした。 隣の女性は洗面器で足を洗っていたが、考えてみれば我々は顔を洗うのだから失礼だよね。 |
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テントをたたみ、大きな荷物は ゾッキョに積んで出発の用意 |
ティーと一緒にビスケットも持ってきてくれるが、 始めの1日は食べたが後はノーサンキュー。 朝食はおかゆ。アルパインツアーの心配りで、梅干・味噌汁・ 漬物・玄米茶などいろいろ用意してくれていたのでおいしくいただく。 卵も1人1個ちゃんとつく。 早朝の気温はー5℃と聞くがテントの中は2℃なので寒くはない。 テントをたたんで、8:00出発。 |
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白いタムセルクを見つけて 喜んでいたが、次の日は もっともっと素晴らしかった |
ゆっくり過ぎる歩きで「だんご」状態になってしまった。 ツアーリーダーにそのことを言うと、「先へ行ってください。 先頭はそれに合わせるので」と言われたので前へ出る。 やっと自分のペースで歩けるようになった。 白い山が見えてきた!!。タムセルクだという。 嬉しくて記念写真を撮ってもらったが、「明日になれば もっとよく見える」とシェルパ。 |
木が凍っている風景や、滝が凍っている風景を見ながらのんびり歩く。 細い笹・ネギ?・ヘチマ・マリーゴールド?などが目に付く。 10:20、モンジョに着。ここで昼食。日向で8℃。すごい青空になった。 |
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シェルパのペイマさんとニマさん 富山県で1年間研修をしたとか 日本語が通じる |
キッチンスタッフ達は、我々が到着するより早く着いて、 食事の準備。 地面に強いた青いシートの上がテーブル代わり。 ティー・茹でジャガイモ・キャベツとソーセージのカレー味炒め物・ 食パンの耳を切り取ったようなものなどを1枚のお皿に盛り付けて食べる。 大きなかごに白いものが干してあったので???と思ったら キャベツの保存らしい。 13:05発。 |
左側の青いシートが食事の場 右側の建物の外で、 キッチンスタッフが作る |
すぐ、サガルマータ国立公園の入り口となった。 このエヴェレスト街道沿いには、何軒ものロッジ (ゲストハウス・ホテル・バッティなどといわれる建物)が建ち並び、 これで採算が取れるのかと心配になるほど。 新しい所は、白と青・白とグリーンというように窓も 大きくよく目立つ色調となっている。 |
途中、シェルパの籠に背負われた日本人女性とすれ違った。 足の捻挫らしい。それにしても軽々と背負われていた。 なんと言ってもシェルパは60kg背負うことができるというからすごい。 長い吊り橋を何度も渡る。その度に経文が書かれている布がはたはたと はためいているのに出会う。 |
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吊橋から布がはためいている お経が書かれていて、風に乗って 空へ上がるといわれている |
人もゾッキョも馬も通れるようになっているので頑丈である。 見上げるような吊り橋まではたらたらの緩い登りだったが、 ここからは傾斜が急になった。 その急坂をシェルパ2人が駆け上がっていった!!。 先に行ってテントを張るんだとか。 |
ナムチェの集落 |
登りきった所は、3000mを越える地点。そこからはたらたらの道を 通って行くと、山の上にナムチェが見えた。今日の目的地。 門を潜るとチベット仏教の僧院がある大きな集落。 少し登った1軒の門を潜った所が今日のテント場。15:30着。 既にテントが張ってある。が、荷物とシュラフが届いていないので、 ロッジの中に入って休憩する。 |
ロッジの2階(食事場所) 真ん中にストーブ ぐるりに椅子とテーブル |
いつものミルクティーの他に日本から持ってきてもらった おまんじゅうやせんべいまで出された。アルパインツアーの心遣い。 ありがたい。 「SAARC(南アジア地域協力連合の首脳会議)」・・・1月4日から始まる ・・・開催のため、警戒が厳しくなっているので6:00以降は外出禁止。 ヘッドランプも使用禁止と伝えられる。 トイレは?と質問が出たが「満月だから大丈夫でしょう」の返事。 |
ツアーリーダーから高山病予防薬の「ダイアモックス」を勧められる。
なってからよりはなる前にと。
副作用としては、頻尿と指先の痺れらしい。私は断る。
トイレは右と左と両方に階段を上がる入り口があって、
薄い板?で間仕切りがしてある所が女性用。
足置き場が小さく凍ると不安定になる。
男性用はトイレテント2つ。地面に穴を掘っただけだが
下を見なければこちらの方が快適そう。
夜中、月光にコンデ・リが白々と空に浮かび上がっていた。