マレーシア・タイ  バックパッカー見習い旅行
   キナバル山 & ドイ・インタノン 
       (東南アジア最高峰・4095m)      (タイ最高峰・2565m)


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9月23日 4日目

コタキナバル〜ラハダトウー〜ダナムバレー(ボルネオ・レインフォレスト・ロッジ)
    午後・・・・ジャングルトレッキング・・・・
    夜  ・・・・ナイトドライブ・・・・
キナバルを飛行機から望む

一流ホテルのリッチな朝食を
食べる暇もなく出発  5:40発

空港の食堂で簡単に
焼きたてパンとオレンジジュースで

ザックが届いたので、
「地球の歩き方」から
マレーシア語の挨拶を手帳にメモする
「テリマッカシー」・・・ありがとう
「テリマッカシ・バニャ」
・・・本当にありがとう
「スラマッパギッ」・・・おはよう
何度も使ってみた

相手は、「グッモーニン」や
「サンキュー」で答えるからおかしい

ラハ・ダトウー行きはプロペラ機!!  
6:55発

機内からキナバルが見えた
朝早いのでくっきりと

この山の形が、
サバ州の州旗のデザインになっている
・・・・と後で気づいた


雲海を下に見ながら飛んでいく

ほかからひときわ高い雲の塊り・・・

熱帯雨林が放出した水蒸気ゆえの
積乱雲か?と息子と話し合う
着陸が近づいてくると
大きく蛇行した川が見えてきた
土色の泥水

山から海までが長いので
日本のように清流にはならない
・・・・とは息子の言葉

それにしてもこれ以後見た川は
すべて泥水だった
小さなラハダトウーの飛行場

同じ便の飛行機に、
目的地が同じ日本人は
我々を含め5人

5人に、英語を話す
若いガイドが1人つく

彼の英語はレムシーより分かりやすい
小さなラハ・ダトウーの飛行場に
7:45頃着

入り口や出口の扉もなく
誰でも入れる喫茶店の横に
飛行業務をしている
・・・といったようなところ

ここから車で約2時間半山奥に入る


お迎えのバスで5分のところに事務所
ここで陸路で来るお客たちを待つために
時間があったので街の中を散歩

食べやすい1口サイズに切った
フルーツを冷やして売っていたので
買い求める
メロンとパパイア   
冷えておいしい  少々薄味




背の高い街路樹の花
道路わきの花 公共の建物らしい?ところに入り
花壇の花を観察


これも花壇の花
キナバル山にもあった
これも花壇の花
キナバル山にもあった


これも花壇の花
これも花壇の花
これも花壇の花
これも花壇の花
これも花壇の花

変わった花ばかりで喜んでみていると
息子が「痛い!!」と悲鳴

何事か?と見回すと蟻!!
早く薬をつけたほうが治りが早い
・・・と思い事務所に引き返す

バスの鍵を開けてもらうよう頼み
ザックを貰う

涼しい事務所の中で手当て

その後もう
暑い戸外へ出る元気が薄れ
ダナムバレーのビデオを見ながら
出発を待つことにする

日本人が撮影した日本語版

9:30の予定が遅れ10:00発となる


ボルネオ・レインフォレスト・ロッジへ
行く途中、バスの休憩地点で

太くて長い丸太を積んだ
大型のトラックと何台も何台も
すれ違った

あれが日本へ運ばれて、
密林がどんどん減っていく原因か?・・・
と思いながら見ている

日本の千年杉より
もっともっと背の高い木が
まっすぐ立っている

しかも下のほうには枝もない
白くまっすぐまっすぐ立っている
日本なら台風で
倒れてしまうだろうに
・・・と思いながら見ていく



休憩地点に咲いていた花 ロッジの玄関

ボルネオ・レインフォレスト・ロッジに
12:30着

ここは、教育・研究の目的で
旅行者に公開されている所
・・・だそうである

職員も研究者かお役人
・・・といった雰囲気

高床式の木造建築
ここから靴を脱いで2階へあがる

ミーティングの後、
使用注意や施設案内などを
英語で喋り捲られ
そんなこと文章に書いてあるのを
貰ったほうが間違いがないのに
・・・・と思いながら、
所々分かる単語で想像する

さすがの息子も
立て続けに話されると
分かりづらいようである


渡り廊下が暑くて暑くて
やけどしそうだ・・・と裸足の息子

私は靴下のおかげで大丈夫


渡り廊下でつながっている 廊下の両側に植えてある木のつぼみ
これが花



これが我が家

1戸建てのロッジに案内される
シャワーもトイレもベッドも清潔で綺麗
大満足

食堂まで遠い遠い  3分はかかる

雨が降ると傘を差して食堂へ


廊下の傍に咲いていた花

ここをクリックすると大きく見えます
昼食はあの泥水の川に面した
食堂でビュッフェスタイル

メモしておいたマレーシア語を使ってみる
「テリマッカシー」・・・・ありがとうの意
マレーシア料理もおいしい

日差しは暑いが日陰は心地よく
聞きなれない鳥の声も熱帯らしい

食事中、パラパラと雨の音
ひどくはならずすぐ止んだ


食堂のベランダ 食堂のベランダからは
ジャングルが見える
ヒルについての大看板
黒色ヒルと茶色ヒルがいる・・・と

午後、自然観察のビデオと
スライドを見て
予備知識を仕入れられる

ヒルについては、
時間もたくさんとって重要視
専用のヒル防御用の靴下の
宣伝もあった

そんなに脅かされては
・・・・と購入しようと思ったら
売店は店じまい

日本人カップルは
仲良くそれをはいていた
防虫スプレーを皮膚に塗り、
靴下にも・ズボンにも塗って
ジャングルへ出発


大きなサトイモ科の葉っぱ

彼がガイドのラフェル
ロッジ近くに家があると・・・



大きな木で
根元が三角になって張り出している

これを手ごろな木で
どんどんとたたくと、
救難信号になる・・・とラフェル

2km離れていても聞こえるそうである
ハニーツリー・・・と聞いたが
間違っているかも

直径3cmほどで
弦のようにたれているものは「リアナ」

大きな蟻塚もあちこちの木の根元に




夜は21:00からナイト・ドライブ
こんな雨なのに?
本当に出かけるの?
・・・と思いながらも
日中はいていたズボンをはくと
・・・チクリ!!

あっと思って脱ぐとヒル!!
ティッシュでつかんで
蚊取りマットの上に落としてやった

(カップルの若者たちにも
ヒルがくっついて帰ってきたそうである)
被害はなかった・・・と

2人で、服も靴下もザックも
全部裏表点検  OK

まだ雨が降っている
欧米人たちは、
我々日本人が身支度をして
出かけるつもりでいるのが
信じられない・・・といった顔つきで
見ている
ジャングルの中は
暗く写真も撮れないほど
そのうち雷がごろごろ
雨もポツリポツリ

「ハリーアップ」と言われ、
写真も撮れずに岐路を急ぐ

期待していたキャノピーウオークは
省略されてずぶぬれで帰宅

汗で濡れているので
私は傘がなくても平気
すぐシャワーに入ってさっぱりさせる

夕食は、
昼食と多少入れ替えがあるくらいで
基本は同じ

マレーシアはイスラムの国
飲酒は禁止されているらしいが、
ここではビールがあったので貰う

コーラの3倍ほどのお値段

一過性のスコールかと思ったが、
雷もなかなか収まらず
雨も降り止まない


ナイト・ドライブ 20:30発

ジープに乗って、
サーチライトで探してくれる
夜行性の動物たちを観察

ジープには幌がかけてあり、
雨でもドライブは可能



高い高い木の上で
サルの目が光っている・・・・とか
あの高い木の枝の下に
ムササビがいる・・・とか言われるが
私には
「そう言われてみればそうかも・・・・」
というくらいで、高くてはっきり分からず

そうそう都合よくは
出てこないわよねえ〜
後ろを振り返ると
蛍がふわりふわり・・・
これには誰も見向きもしなかったが
幻想的だった・・・

ゆっくりしたスピードで、
時々停車しながらゲ
ートまで行って引き返す

22:00着   就寝


次へ続く