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6:00頃の朝焼け
三つの連山は三姉妹と言う名前
(スリー・シスターズ)
右側から順に長女・次女・三女だと
ホテルの庭の周りに
尾羽の長い鳥が歩いていた
マグパイ?というそうだ
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7:00から朝食、9:00出発の
ゆっくりしたスケジュールなので
散歩に出かける
広い道路は右側通行
朝早いのでまだ車の数も少ないが
歩道はないので道の脇を気をつけて歩く
んん??妙な声が聞こえてきた
始めは鳥か?と空を探したがいない
よくよく耳を澄ますと地面から!
あっちにもこっちにも
地面から体を出している
マーモットのような小動物
どれも立って前足を前で重ね
あっちとこっちで鳴き交わしているよう
よく見ると地面に穴がいくつもあいている
後で聞くと地中に住むリスだって
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約20分で登山口に着
ここからヤムナスカ・メドウへハイキング
広い駐車場の周りに
はや、見慣れない花がいくつも・・・
「どんどん写真を撮っていっても
いいですよ」のありがたいお言葉で
後ろから行くことにする
今日はアシスタントに松永さんという
若者もいて、彼が最後尾につく
こういう役目を
SWEEPER(スウイーパー)
と言って、箒で掃くように
落としこぼれのないようにするのだ・・・と
だから、今日はもっと大型の車になった
熊も出るというので最後に人がいるのは
遅れても安心できるのでありがたい
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シラカバか?と思っていたが
ポプラの木だそうである
そういえば、シラカバの
すらりとした幹ではない
遊歩道のような広い道を進む
あとから追い抜いたパーティーは
花など目もくれずに
どんどん歩いていった・・・
どこでもそうなので、日本のような
「花観察山行」なんて
しないのかもしれない
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白と茶色の木の幹
緑の草原
その中に鮮やかなオレンジ色の花
静かな道
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麓では晴れていたが
ここまで登ってくるとガスが取れていない
帰りに分かったが、このガスの中に
ヤムナスカ・マウンテンが隠れていた
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今日はここまで
麓を流れるボウ川、蛇行して流れた後に
できた湖、ハイウエーなどを
見下ろしながらサンドイッチをほうばる
乾燥して汗が出ないが
水分だけはたっぷりと取るようにと
岡部さんからの話があったので
紅茶を沸かして約1リットル、
テルモスにもお湯を入れて約500cc
を持ってきている
お湯でコーヒーやら、ホットレモンやら作る
岡部さんは植物に詳しく
花の名前を英語名で次々と
教えてくださるが
何しろ、写真を撮りながらの歩きなので
遅れていては声も聞こえない
しかし、最後尾の松永さんも
図鑑片手に歩いているので
疑問はすぐに解決できてありがたい
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だんだんガスが取れてきて、今まで
隠れていたすご〜い岩山が見えてきた
これがヤムナスカ・マウンテン
カナダでは、
アイゼンや・ロープを使わない登り方
は、すべてハイキングと称する
あの岩山はクライミングの世界で
ハイキングの世界とは別世界
日本では混然とした山登りがされているが
こちらでは厳格に分けられている・・・と
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下山は同じ道を引き返す
こんな景色だったんだ・・・と
振り返りながら歩く
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ストックをついて歩いている絵と
岩を登っている絵がある
ヤムナスカ・Mtではどちらも可能なわけ
しかし、ここの岩盤はもろくて
クライミング中に車ほどもある岩が
落ちてきたという怖い話を聞いた
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ゆっくり歩いて昼食もゆっくりとっても
3時間の行程で帰ってきた
日本では考えられないのんびりスタイル
最初計画表を見たとき
行動時間が3〜4時間とあって
あまりの少なさに参加しようか
どうしようかと考えたこともあった
しかし、「初夏の花がいっぱい!!」と
シーズン前のお値打ち値段に
誘われてきたが、かえって写真を
撮りながらの山行なら
これが最適だと思った
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キャンモアの岡部さんの家でも
熊が木の実を取りに侵入してくるという
土地柄
この箱の中にえさがあると分かれば
何度でもやってくるので
熊に開けられないよう厳重に
しなければならない・・・と考えられたのが
持ち手の工夫
手のひらを上にしないと
開けられない構造になっている
考えた人は素晴らしい!!
全国的にこのタイプのゴミ箱が
設置されていた
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今日の夕食は
バンフにある日本食レストラン
「スキヤキハウス」へ出かける
キャンモアにもお店はあるが、
バンフのほうが大きな町で
私がリクエストした本屋もあるから・・・
ということで決まり
キャンモアから車で30分はかからない
夕食の前にバンフの街を自由散策
約2時間もあるので
お店は後回しにして、ボウ川の方へ歩く
川から見えるのがランドル・Mt
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ボウ川はほとんど傾斜のないような
ゆったりとした流れだが、水量は多い
川のほとりに散歩道があったので
降りていくと、水の好きな花が・・・
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今度は町へ戻る
本屋は橋の傍
書棚を探しても場所が分からないので
「ホエヤーズ ワイルドフラワーズ
ブック?」と店員さんに尋ねる
いろいろあったが、写真が古いものや
少ないものや、文章ばかりのものは避け
写真がきれいな物を選ぶ
しかし、200余の種類では
あまりにも少ないと
あとで利用しながら思った
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バンフの町はさすが観光地
メインストリート沿いに各種の店が並び
まっすぐ進めないほど
多くの人が歩いている
勿論あちこちから日本語が聞こえてくる
横断歩道は手押し式のボタンがあり
押すとしばらくして人が歩く絵に変わる
押さないと青になっても
その人の絵は出てこない
また、手のひらマークになると
ストップの意味があって
もうすぐ赤になるので
待っていた方が安全・・・という意味
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カナダへ来て日本食か・・・と思ったが
カナダ料理というものはないらしい
そういえばニュージーでも
タイ料理や中華を食べていた・・・
寿司・天ぷら・焼き鳥・ステーキなど
好みのものを注文する
勿論、日本語を話すウエイトレスに
私は岡部さんが注文した物と同じ
寿司・天ぷらセットとビール
(そのほかにサラダと味噌汁がつく)
という普段あまり注文しないものに
してみた・・・ガイド氏お勧めかと思って
岡部さんは、注文から会計の清算
(税金・チップを加えて頭数で割る)まで
あれこれと世話をしてくださる
後日、30ドル31セントの請求があった
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