初夏の花三昧 ハイキング
カナディアン・ロッキー
          (キャンモア・サスカチュワンクロッシングを起点に)

                           
4日目 6月26日  ハイキング3日目

1日目 6月23日 2日目 6月24日(H−1) 3日目 6月25日(H−2) 4日目 6月26日(H−3)
5日目 6月27日(H−4) 6日目 6月28日(H−5) 7・8日目 6月29日・6月30日

               (H−1)・(H-2)というのは、ハイキング1日目、ハイキング2日目のことです


                         花は別のページにまとめてあります

レイク・ルイーズへの
ボートハウス

ボウ・レイクへ行く前に
有名な観光地のレイク・ルイーズへ寄る

駐車場から5分も歩けば到着する
エメラルド・グリーン色の湖と、
その後ろの氷河が売り

でも今日はあいにくガスがかかって
湖の色もイマイチ

ここで標高は1731m




Mt.ビクトリアはガスの中

ビクトリア氷河も下部しか見えていない

仕方ない
湖の周りを
観光客の間を縫って歩きながら
ガスが晴れるのを待つが無理・・・

「ビクトリア」は、ビクトリア女王の名前



お城のようなホテル

数千人を収容するいう
シャトー・レイク・ルイーズ
湖畔にあるのはこれ1軒のみ

「ルイーズ」は、ビクトリア女王の娘の名
夫はカナダ総督だった



少し見えてきた

帰るころに
氷河の見える範囲が広くなった



近くまで来る

鳩くらいの大きさの鳥
あちこち飛びかっている

観光客がえさを与えるせいか



カメラマンは
6回シャッターを押す

岡部さんは、景色のいい場所で
「写真を撮りましょうか」といってくださる

皆がそれぞれカメラを出すので
何度もとっかえひっかえ
シャッターを押さなければならない

でもそうすればあとで写真交換を
しなくてすむし
私の作業にも便利




展望台から氷河見物−1

ボウ・レイクへの途中で
大きな氷河と湖の見える
展望台で
車を止めて、カメラ休憩

すぐ近くまで押し迫っている氷河を
間近に見ることができる絶好の場所



展望台から氷河見物−2

7月になると雪は消え
氷河だけが残る風景になる・・・と

とすれば、今がちょうどいい頃というわけ



展望台から氷河見物−3

氷河は年々後退していき
雪の模様も以前とは違った形に
なってきている・・・そうである



ボウ・レイク

ボウ・レイクに到着
レイク・ルイーズといったり
ボウ・レイクといったり
レイクは、前後どちらでも
言い易いようになっている


歩き始めてすぐ
黒いものがさっと視野を横切った

てっきりカラスだと思っていたが
黒いウサギだったと聞き
もっと詳しく見ておけば良かったと後悔



湖の色が変わってくる

ちょうどお昼の時間だが(11:55)
「近い所は観光客がいてうるさいので
少し歩いて静かな所で休憩しましょう」
の提案に大賛成

湖のすぐ傍の道を歩く
1、2日目に見なかった花も
たくさん
出てきて忙しい

今日はウイーパー役の松永さんはいない

富永氏・瓜生氏と私の3人が
カメラを持って後ろから前後して歩く




Mt.クロウ・フット

湖から聳え立つのが
Mt.クロウ・フット(カラスの足)

氷河の形がカラスの足のように
3本あったので名づけられたとか

今では2本しか残っていないそうである

湖の色が
だんだん変わってくる
のが楽しい

ここには魚もいるそうである



今日も雷・・・

昼食場所から30分ほど行くと
雷がなり始めた
と思うとザーッと雨が降ってくる
いそいで
雨具の上下を着ける
カメラもザックの中へ入れる

上からはずぶぬれになった人たちが
あわてて下山してくる

でも、岡部さんは「やめる」とは言わない

樹林の中と言うわけでもない
広い河原を進んでいく

30分もすると青空がのぞき
雨も止んできた
雨具を脱いでカメラを取り出す




シマリス

昼食場所に出てきたシマリス

じっとしゃがんで動かない富永夫人の
ずいぶん近くまで
ちょこまかちょこまかと寄ってきた



地リス

これは地リスらしい

例のポーズでじっと動かない

岩と同じような色をしているので
動かなければ見つけにくい



ボウ・レイク氷河滝

この滝で行き止まり・・・といった感じ

この滝の上に出るには
もっと左側に取り付いて
登っていくそうである

岩が黒く見えるところからは
水が染み出ているのだと

そういえば
岩のあちこちに穴がある
以前はそこから
水が流れ出していたのだと



滝の上には
広大な氷河がある

下からは見えないが
滝の上には大きな氷河があるそうだ
ちょうど2枚上左の写真に写っている

氷河が溶け出して滝になっている・・・と

我々がいるところは
三方を囲まれた
カール状地帯


水がいたるところから流れ出して
ボウ川へ注がれる




水量も多い

ボウ・レイクの水源地
ここだったのである
流れ流れて大西洋に流れ込む

キャンモアの近くや
バンフの街中を流れていたのも
ボウ・レイクへと注ぐ
この滝の水なのである




来た道を振り返る

四方のうちただ一つあいているのが
ボウ川〜ボウ・レイク方面
侵食された谷

ゴーゴーと流れるボウ川
侵食され続けて
川底はずいぶん下になっている

下山中また雷が鳴り始めた
脱いで片付けておいた雨具を取り出して
再度つける
カメラを片付けてしまうと
新しい花に出会っても撮れない

しばらく降ったが、
駐車場へ着くまでには止んだ


今日の宿

今日は、サスカチュワン・クロッシング
というホテルに泊

ネイティブ・カナディアンの言葉で
「早い流れ」を意味するとか

ここは、アイスフィールド・パークウエイから
11号線が分岐する
T字路の地点

周りには何もなくて
このホテルのみが建っているだけ

このクロッシングと言う名前のホテルには
ガソリンスタンドとレストランと
土産物屋があって
お客の需要を満たしている

ぐるりに素晴らしい景観を備えた
きれいなログハウス風の建物が
いっぱい建っている




次のページへ