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ボウ・レイクへ行く前に
有名な観光地のレイク・ルイーズへ寄る
駐車場から5分も歩けば到着する
エメラルド・グリーン色の湖と、
その後ろの氷河が売り
でも今日はあいにくガスがかかって
湖の色もイマイチ
ここで標高は1731m
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ビクトリア氷河も下部しか見えていない
仕方ない
湖の周りを
観光客の間を縫って歩きながら
ガスが晴れるのを待つが無理・・・
「ビクトリア」は、ビクトリア女王の名前
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数千人を収容するいう
シャトー・レイク・ルイーズ
湖畔にあるのはこれ1軒のみ
「ルイーズ」は、ビクトリア女王の娘の名
夫はカナダ総督だった
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帰るころに
氷河の見える範囲が広くなった
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鳩くらいの大きさの鳥
あちこち飛びかっている
観光客がえさを与えるせいか
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岡部さんは、景色のいい場所で
「写真を撮りましょうか」といってくださる
皆がそれぞれカメラを出すので
何度もとっかえひっかえ
シャッターを押さなければならない
でもそうすればあとで写真交換を
しなくてすむし
私の作業にも便利
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ボウ・レイクへの途中で
大きな氷河と湖の見える展望台で
車を止めて、カメラ休憩
すぐ近くまで押し迫っている氷河を
間近に見ることができる絶好の場所
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7月になると雪は消え
氷河だけが残る風景になる・・・と
とすれば、今がちょうどいい頃というわけ
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氷河は年々後退していき
雪の模様も以前とは違った形に
なってきている・・・そうである
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ボウ・レイクに到着
レイク・ルイーズといったり
ボウ・レイクといったり
レイクは、前後どちらでも
言い易いようになっている
歩き始めてすぐ
黒いものがさっと視野を横切った
てっきりカラスだと思っていたが
黒いウサギだったと聞き
もっと詳しく見ておけば良かったと後悔
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ちょうどお昼の時間だが(11:55)
「近い所は観光客がいてうるさいので
少し歩いて静かな所で休憩しましょう」
の提案に大賛成
湖のすぐ傍の道を歩く
1、2日目に見なかった花も
たくさん出てきて忙しい
今日はウイーパー役の松永さんはいない
富永氏・瓜生氏と私の3人が
カメラを持って後ろから前後して歩く
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湖から聳え立つのが
Mt.クロウ・フット(カラスの足)
氷河の形がカラスの足のように
3本あったので名づけられたとか
今では2本しか残っていないそうである
湖の色が
だんだん変わってくるのが楽しい
ここには魚もいるそうである
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昼食場所から30分ほど行くと
雷がなり始めた
と思うとザーッと雨が降ってくる
いそいで雨具の上下を着ける
カメラもザックの中へ入れる
上からはずぶぬれになった人たちが
あわてて下山してくる
でも、岡部さんは「やめる」とは言わない
樹林の中と言うわけでもない
広い河原を進んでいく
30分もすると青空がのぞき
雨も止んできた
雨具を脱いでカメラを取り出す
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昼食場所に出てきたシマリス
じっとしゃがんで動かない富永夫人の
ずいぶん近くまで
ちょこまかちょこまかと寄ってきた
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これは地リスらしい
例のポーズでじっと動かない
岩と同じような色をしているので
動かなければ見つけにくい
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この滝で行き止まり・・・といった感じ
この滝の上に出るには
もっと左側に取り付いて
登っていくそうである
岩が黒く見えるところからは
水が染み出ているのだと
そういえば岩のあちこちに穴がある
以前はそこから
水が流れ出していたのだと
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下からは見えないが
滝の上には大きな氷河があるそうだ
ちょうど2枚上左の写真に写っている
氷河が溶け出して滝になっている・・・と
我々がいるところは三方を囲まれた
カール状地帯
水がいたるところから流れ出して
ボウ川へ注がれる
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ボウ・レイクの水源地は
ここだったのである
流れ流れて大西洋に流れ込む
キャンモアの近くや
バンフの街中を流れていたのも
ボウ・レイクへと注ぐ
この滝の水なのである
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四方のうちただ一つあいているのが
ボウ川〜ボウ・レイク方面 |
ゴーゴーと流れるボウ川
侵食され続けて
川底はずいぶん下になっている
下山中、また雷が鳴り始めた
脱いで片付けておいた雨具を取り出して
再度つける
カメラを片付けてしまうと
新しい花に出会っても撮れない
しばらく降ったが、
駐車場へ着くまでには止んだ
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今日は、サスカチュワン・クロッシング
というホテルに泊
ネイティブ・カナディアンの言葉で
「早い流れ」を意味するとか
ここは、アイスフィールド・パークウエイから
11号線が分岐するT字路の地点
周りには何もなくて
このホテルのみが建っているだけ
このクロッシングと言う名前のホテルには
ガソリンスタンドとレストランと
土産物屋があって
お客の需要を満たしている
ぐるりに素晴らしい景観を備えた
きれいなログハウス風の建物が
いっぱい建っている
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