マチャメルートで 
  
 キリマンジャロ登山 5895m テント泊


 5日目 1月26日(木)   【シラキャンプ→バランコキャンプ】

シラキャンプ8:14発・・・ランチ12:30〜13:20・・・ラバタワー13:45・・・バランコキャンプ16:06着(泊)

                  キリマンジャロの地図はこちら

 シラキャンプ(3845m)・・・ラバタワー(4600m)
手前のとんがり山が、「シラ・プラトー」

奥の山並みの、右の方にあるやや平らな所が、「シラ・カセドラル(大聖堂の意味)」

同じく、左のとんがり部分が、「シラ・ピーク」だって

(ガイドのプロスパ:PROSPARに、山の絵をかきながら教えてもらった)




通常は、起床のモーニングティーが6時
洗面のお湯が、6時半ころ  朝食が7時だった

これは、洗面器にお湯を入れて配る様子

ざっと見た所、近くに水場はないので、遠くから運んでくるのだろう

有り難く使わせてもらった

時々、上山さんから「ラベンダーオイル」をポトンと入れてもらった

そのお湯の中にタオルマフラーを入れ、顔と髪を拭いた  ひと時の幸せ・・・




キッチンスタッフの
左  ニョカ  右  ムディ

朝の紅茶・洗面のお湯・食事の用意から給仕などが役割




朝の健康チェックと記入タイム

酸素濃度を測り、値が低ければ高くなるような呼吸法をする

おおよそ、80〜90の間だった

上山さんは、ダイアモックスを勧めてくれたけれど
何度もトイレへ行った経験があるので
最近はずっと使わないで済ましている

ただ、深呼吸だけはいつも意識している




スイカ!

半分に切ってから、きれいにくりぬいて
その中に小さく切ったスイカが入れてあった

重いスイカをよくまあ
こんな高い山の上まで持ってきてくれたことに感謝

それも、数回出た




ムディが、各自のお皿に取り分けてくれた

ご飯の場合、山盛りよそってくれるので
「自分でやる」と言って
大きなスプーンを手に取ろうとすると、拒否される

彼等の仕事を取ってしまうからだそうだが
押し問答して、無理やり自分でよそったこともあった

そうしないと、どうしても食べられなくて、
残してしまうことになるから

手つかずなら、彼らのおなかに入るかもしれない

残飯やごみなども、担いで下界へ下すそうだ

その後のことは???である

ただ、ムェカゲートに下りた際、
ゲート近くにゴミ袋がたくさん積んであって
それらの袋を破いて
中を調べている?ような一団がいたので、
もしかすると・・・もしかである




 
テント撤収  7:56




 ガイド達

今でこそ名前が分かるが
登山の最中は、何度も聞き返していた

左からエマニュエル(EMANUEL):チーフリーダー
エベレスト(EVAREST):花に詳しい
プロスパ(PROSPAR):トップを歩く
ヨハナ(YOHANA):後ろからサポート
エマニュエル2(EMANUEL)2:
チーフリーダーと同じ名前なので「2」を名乗っている

ガイドは5人だと思って写真を撮ったが、
実際は6人だった

後から、ジョニー(JOHN)がやってきた

どれも、名前は手帳に書いてもらった




   
 大きいテントは、ダイニングテント




 中にあった椅子やテーブルは折り畳み式



   
 さあ、出発  8:14




 気温が低かったので、葉が凍っていた



 
 シラ峰(3962m)に日があたった




 
 キリマンジャロを正面に見て登る




   
 休憩  8:55

トイレは岩陰を探すのだが、
思うことは皆同じらしく、「ここがいい!」と思える所は
紙がいっぱい落ちている・・・

用済みの紙を持ち帰るのは、日本だけらしい・・・




上山さんが、「だらだらとした登り」と形容していたが、
まさにその通りの道



 
   
 陽が当たってくると暑くなるので、衣服調整  9:25




 キク科の花



 
 シラ峰がくっきり〜



   
 大岩についている茶色のものは、
草の枯れた後のように見える




 こんな広々とした場所なので、
ポーター達は、適当に空いた場所を歩いて行く



   
 休憩  10:10




 まだまだ「だらだら登り」



   
   
エバーラスティング:キク科

上段  まだ新しい株   下段  花が終わりかけの株




   
 休憩  10:55   奇岩の集まった場所で




   
 キク科  岩陰に咲いていた

ガイドのエベレストは、エリクリシアム・ネウィと言っていた

水があると葉が大きくなる・・・と
つまり、葉に水分を蓄えることができる・・・という意味だろうか?




   
 「レモショルート」から登って来る人が見えた




 ここがその合流点

標識らしきものは無し




   
 左から、ぐるっと回り込んでいく




 後ろの稜線が、合流点のあった所

ガイド達をパチリ

前列左が、エマニュエル2  右がエベレスト

後列左がヨハナ 右がジョニー




   
 休憩  12:05

ガスってきた




 ほとんど平らな道



   
 この岩陰でランチ  12:30

だが、「おかゆ」を持っているニョカは先行していて
戻って来るまでしばらく時間がかかった

おかゆ希望者のために、
ポットに入れて持ってきているとか




 おかゆ希望者以外は、
いつものパックランチと、ポットの暖かい紅茶付き

 
 後ろにあるのが、ラバタワー

アラレが降ってきた   出発前に集合写真  13:15




   
 あの大岩を登るのかと思っていたが、違っていた

大岩の左下に峠があった(4600m)




ラバタワーキャンプ(4600m)に到着 13:45



 
ラバタワーはガスの中





さっき降ったアラレが岩のくぼみにたまっていた

以後も、雨にはならず、アラレばかり




   ラバタワー(4600m)・・・バランコキャンプ(3960m)
   
 今までのだらだら登りとは打って変わった急な下り

13:55発




 立ち止まって写真を撮ることもできない



   
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 ラバタワーはガスの中

あの2つの岩の隙間から降りてきた




 やっと一息ついてカメラ休憩  14:10



 
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 こちら側から見たラバタワーは圧巻



緩い下り



 
   
 バランコ・バレーを目指してどんどん下る

ザレに足を取られ、2回も転んでしまった・・・




 
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 ジャイアントセネシアジャイアント・グラウンドセルキク科

水が好きなので、谷川のそばに大群生地を作っている




 
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 休憩  15:20




 
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ジャイアント・セネシアのそばに、よく似ているけれど、様子の違った株があった

背丈60cmくらい  ガイドのプロスパが、
「ロベリア」だと教えてくれた

ロベリア『Lobelia』:
キキョウ科


   
 だいぶ葉が古びた背丈ほどの「ロベリア」の株があった  
ガイドのプロスタが、「花が咲いている」と言ったので葉と葉の隙間を覗いてみると
こんな紫色の花があった

どこかで見たことがある・・・と考えたら、日本のサワギキョウの花 ↓ を思い出した



な〜るほど、やっぱり
キキョウ科 だね  雌しべの格好がそっくり




 
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 ジャイアント・セネシア:キク科群生地が、ずっと続く  

左右のジャイアント・セネシアを見ながら、どんどん下ってバランコキャンプへ

花は分からなかった・・・

下段 右  幹の中は空洞・・・




 
 バランコキャンプが見えてきた  16:04




   
 バランコキャンプに到着  16:06

ここでキャンプの手続きをする




 バランコキャンプ 3900mの標識



   
 マウンテン・シスル(アザミのこと)キク科

キャンプ地の中に咲いていた




 ダイニングテント

明日は、その後ろの岩山(バランコウォール)を登る予定




  
 マイテントに到着  16:13




 
 18:40  夕焼けに染まるキボ峰

夜は満天の星続き  南十字星もばっちり
(上山さんから、南十字星の探し方のポイントを聞いていたので見つけやすかった)

ポインターと呼ばれる明るい星が2つ見える
その右隣に並ぶ4つの星が南十字星
そのうち、右側の星が、他の3つの星に比べて少し暗い

麓の街の明かりも見えた




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