〜アルプスの名峰をイタリア側から望む〜 ツールドアオスタ 山小屋2泊付 |
6日目 7月29日(火) 地図はこちら
【ホテル:ブッカネーベ〜アルプ・プラヴューの登山口へ〜シャボー小屋2750m(泊)】
ホテル:ブッカネーベ8:40発⇒アルプ・プラヴューの登山口10:50頃着〜11:05発・・・シャボー小屋15:00着 |
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機 ⇔その他
朝の散策 |
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ベランダに出てみると、雨は降っていない 外へ出ようとしたが、表玄関は閉まっている 昨日の山小屋で「秘密のドア」の話を聞いていたので 非常口がきっとどこかにある…と思って探すと、 裏口が開いていた するりと外へ出て、モンテ・チェルビーノを見に行く |
人っ子一人いない町 |
ここをクリックすると大きく見えます |
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昨日、下山してきた山の方面へ行こうと、トンネルをくぐると きれ〜いに、モンテ・チェルビーノの全容が見えた! 6:24 あの、もっこりした所が山頂だったんだ! スイス側からの雄姿とは大きな違い 槍ヶ岳が丸くなったような感じで以外・・・ |
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モンテ・チェルビーノから左(西)側の山並み |
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モンテ・チェルビーノから右(東)側の山並み |
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モンテ・チェルビーノからずっと左(西)側の山並み これが、ホテルのベランダから見えた山々 |
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高みから望もうと、ゴルフ場の間の広い道を進んでいくと 「11コース」の標識 これに従って右折 上方にある牛舎の臭いがきつい・・・ |
鳥のさえずりが聞こえてきた 近くの大岩の上で、喉の赤っぽい鳥がさかんにさえずっていた そっと静かに通り過ぎたが、気にしない風だった |
橋を渡って「11コース」へ 朝食の7:30に間に合う時間まで登って、戻ることにする |
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キク科:ヤグルマギクの仲間 背が低い割に花が大きい |
さっきの牛舎から、車が下りてきた 朝の搾乳の缶が荷台にあった 絞ったばかりの牛乳の味は、どんなだろう・・・ |
ユキノシタ科 左 全体の様子 右 花の拡大 |
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キキョウ科 色の薄い株 |
キク科:アザミの仲間 |
アカバナ科 |
ベンケイソウ科:マンネングサの仲間 |
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朝食 1 ビュッフェで 2 昨日の山小屋とは打って変わった豪華な内容 3 「卵はどう?」とスタッフが聞きに来たので、「ベーコンエッグ」を頼んだら、こ〜んなに・・・ ビュッフェに置いてあれば、もう少し少量で十分だったのに・・・ね |
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登山口のアルプ・プラヴューへ〜シャボー小屋 |
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登山口のアルプ・プラヴューへバスで移動 8:40発 |
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途中の小さなスーパーで昼食をゲット 10:00 硬いパンは止めて、アップルパイにした |
車窓からー1 ワイン用のブドウ畑がずらり |
車窓からー2 古いお城があちこちにある |
車窓からー3 教会は町や村に1つは必ずある |
アルプ・プラヴューの登山口 11:05発 屋根もトイレも何もない場所 バスの中で雨具の上下をつけ、防水をしっかりして外へ 昨日の下山中、足を捻った女性は ご主人と一緒に、クールマイユールのホテルへ 山好きな人だから、 一緒に行けない悔しさも、人一倍だろう・・・ |
まずは樹林の中 雨は、シトシト以上の降り 花の写真を撮ることもできず 黙ってひたすら歩くのみ |
12:25 石造りの妙な建物(一番奥)で休憩 土のむきだしの土間で、ザックを置くのもためらうほど 雨を避けるには、ここ以外にないので アップルパイを少し齧り、水を飲んで出発 じっとしていると寒い 外へ出ると、雨は小降りになっていた 12:40発 これら一群の石造りの建物は、個人の所有らしく 不審者が入らないよう、他は厳重に鍵がかかっていた 薪が燃える匂いを嗅いだ時は、 暖かい部屋で休めるかと期待したが、無理だったわけ |
遠くの山がうっすらと見え始めた 山は、新雪でうっすら ここで雨なら、山の上は雪だっただろうね |
小降りになったので、カメラを出す |
イチヤクソウ科(ツツジ科):イチヤクソウの仲間 |
ゴマノハグサ科:コゴメグサの仲間 左 薄紫花 右 黄色花(黄色は初めて) |
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雨が上がりそう〜 谷を挟んだ向こう側の山並みが見えるようになった |
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フードを外して歩いても大丈夫 だが、このまま快方には向かうと期待したのは考えが甘かった・・・ |
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登るにつれ、対岸の山並みもくっきり見えるようになった |
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ツツジ科:コケモモの仲間 葉が分厚い |
ツツジ科:スノキの仲間 いわゆる、野生のブルーベリー 葉が薄い |
またガスが濃くなり、雨ではなくミゾレが降り出した! 13:54 |
草の上に、先ほど降ったミゾレが凍っていた 14:25 山の上は、雪だろうか・・・ |
アイベックス発見! それも、たくさん 14:28 食事の真っ最中 大きな角はボスかな? 短い角は、若者かな |
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リンドウ科 赤紫色で、背の低いリンドウ 背丈8cm程 |
「5コース」を歩く |
ガスの中の山は、新雪をまとっているよう やはり、山は雪になっていた・・・ |
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マメ科 おや〜、凍ったミゾレに埋もれている・・・ |
ベンケイソウ科 |
白い面積が増えてきた |
橋から、小屋が見えた! |
左の斜面の上に小屋があるなら、もうすぐ・・・ |
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ユリ科:バイケイソウの仲間 左 全体の様子 右 花の拡大 |
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途中から、ショートカットで距離を稼いだ |
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ラン科:ニグリテラ・ニグラ 雪の名残りがだんだん多くなってきた |
キキョウ科 |
キク科:ノコギリソウの仲間 |
キク科 |
小屋の手前にあるシャワー室 |
シャボー小屋に到着 15:00 |
2段ベッドと3段ベッドが入る12人部屋 男女相部屋 乾燥室でスリッパに履き替え、濡れた雨具などをロープにかけ、部屋に入る (すでに、ロープは満員状態だが、そこを押し分けて仲間入りさせた) 着替えを済ませて、ホッと一息 自分の2段ベッドの枠にロープを張り、シャツや帽子・靴下などを洗濯ばさみで吊るす(便利小道具だった) 他人のものと間違わないよう、再度、乾燥室に降りて、洗濯ばさみを使って止めなおした 靴の中には、新聞紙を丸めて突っ込み(途中で1度入れ替えた)、中敷きも干した 乾燥室は十分に暖かく、朝までに全部すっかり乾いた |
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食堂 暖かくて満員 ここの窓から、雪が降っているのを見ていた (アイベックスも来ていたらしい) |
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ディナー 1 いつもの固いパン(まず最初に出てくる)は、パス 2 パスタ (隣のテーブルの男性たちが食べている量を見て、ぎょっとしたが これは、日本人向きに少なくされていた) 3 メイン ポーク(これでも、お肉が多すぎて、少々残した) 4 デザート(缶詰のフルーツの味) |
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夕食後外へ出てみると、夕日に当たって山がきれいに見えた 20:46 グラン・パラディーソ4061mはどれだろう? 右の山かな? |
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ギザギザ山 |
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上にも、もう一つ小屋がある 下から見上げたのは、この小屋らしい その後ろにそびえているのは、3000m級の山 (翌朝、手前の稜線まで登ってみた) |
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残照が美しい・・・ |
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森下さんと一緒にパチリ |
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こちらは反対側の山 |
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21:07 夕日もなくなり、白い山に戻った・・・ |