フランスとスペインを行ったり来たり ピレネー山脈 花とハイキングの旅 |
3日目 6月25日(水)
【ポン・デスパーニャ1400m〜ゴーブ湖1725m〜滝が見える辺りまで〜引き返し】
コトゥレのホテル「アラジン」8:10発⇒バスでLUTPUR滝で写真下車8:15頃着〜8:20頃発⇒その滝の上の水量たっぷりの滝で写真下車8:25頃着〜8:30頃発⇒ポン・デ・エスパーニャへ(ゴンドラが動いていないので歩いて出発)8:35頃着〜8:50頃発・・・スペイン橋9:00頃・・・大滝9:05頃・・・リフト駅9:40頃⇔リフトで山上駅へ10:10頃・・・ゴーブ湖10:40頃・・・ランチ場所12:00頃着〜12:25頃発・・・引き返し地点13:10頃・・・ゴーブ湖14:30頃着〜15:20頃発・・・リフト駅15:40頃⇔リフト麓駅16:00頃・・・ポン・デエスパーニャ16:15頃⇒バスでホテルへ16:30頃着 |
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機 ⇔その他
ホテルの朝食、一番乗り〜 |
クロワッサンとヨーグルトは美味しい |
雨降りの中、雨具の上下・ザックカバーを着けて出発 ポン・デ・エスパーニャへ行く途中、滝の見学のため下車 川は水量が多く、しぶきをあげてゴーゴーと流れていた |
その少し先に、滝から流れる川があった 「LUTOUR」という標識があった 昨日まで降った大雨が、山の上の雪を解かしたらしく、 「いつもの何倍もの水量」だって |
滝の傍で-1 つい、足元に目がいく シソ科のオドリコソウのような花 |
滝の傍で-2 シソ科:ウツボグサの仲間 日本のウツボグサとそっくり |
滝の傍で-3 オミナエシ科:カノコソウに似ている |
滝の傍で-4 何科の花だろう? 背が低く、横に広がっていく性質あり |
「LUTOUR」滝の数分上にある滝 ガイドのピエール氏は、 シャワーを浴びながら体を洗うジェスチャーをしてくれた 全くその通り シャワーが頭上から降り注ぎ、 滝に向かって何回もシャッターを押すのは止めた |
この滝の傍で-1 ナデシコ科:マンテマの仲間 日本にもそっくりな花があるが、 ヨーロッパ原産の花が日本に帰化したんだって これが本家だろうか? |
この滝の傍で-2 セリ科:ハクサンボウフウに似ている |
この滝の傍で-3 フウロソウ科:グンナイフウロの仲間 紫色が濃く、背が高い |
ポン・デ・エスパーニャへ行く駐車場でバスを降り チケット売り場へ ゴンドラに乗る予定だったが、動いていない・・・と 関根さんの隣が、今日のガイド:ピエール氏 |
コース説明 関根さんが通訳 |
右側へ行く道が、ポン・デ・エスパーニャ |
ハイキング開始 |
ここをクリックすると大きく見えます |
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ポン・デ・エスパーニャ(スペイン橋) ここもすごい水量の水が流れていて、壮観! |
スペイン橋から少し上がったところにある大滝 ここは川幅も広い この水がスペイン橋の下へ流れていく |
フウロソウ科:グンナイフウロの仲間 群生していた 雄しべがくるっと巻いていて可愛い |
マメ科 背が低い黄色のマメ科の花には、何度も出会った |
ハンニチバナ科 左 朝は雨に濡れてしょぼくれていた 右 帰りは晴れて日が差していたので、ぱっと開いていた スイスアルプスの花図鑑にはあるが、手持ちの日本の図鑑はこれに相当する花がない ピレネー山脈ではありふれた花のようで、いたるところに咲いていた 背が低く、蛍光色で固まって咲いているのは、たいていはこの花 |
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ゲート 電柵のような細い棒があるので 人は、右側の曲がりくねった柵を通る |
ナデシコ科の仲間かな? |
フウロソウ科 フウロソウの仲間はいろいろあった これは背が低く小型の花 |
シソ科:イブキジャコウソウ 麓でも山の上でも、普通に何度も見かけた |
ベンケイソウ科:マンネングサの仲間に似ている |
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ラン科:ハクサンチドリの仲間 最初に見つけた時は「わあ〜い」と、喜んだが、何度もどこでも見かけるようになると、 写真を撮ることもしなくなった |
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川の水量も多い 橋を渡って左折した |
キンポウゲ科:リュウキンカそっくり 小沢の縁にたくさん咲いていた |
スグリ科に似ている 仲間かな? |
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ユキノシタ科:クモマユキノシタに似ている |
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マメ科 |
アブラナ科 |
ツツジ科:アルペンローゼかと思ったが スイスにあるアルペンローゼと ピレネーにあるよく似た花とは微妙に違うんだって どこがどう違うのか、 ぱっと見には区別できない |
バラ科:シロバナノヘビイチゴにそっくり まだ花の時期で、 赤いイチゴはこのツアー中2回しか見ていない |
ゴマノハグサ科:ママコナに似ている |
シソ科:セイヨウジュウニヒトエに似ている 日本でよく見かけるセイヨウジュウニヒトエは、 ヨーロッパ原産の帰化植物だって つまり、これが?本家? |
ここからチェアリフトに乗る・・・こちらは動いているらしい |
チェアリフトに乗って、 降りてから15分歩けばゴープ湖だって |
左 チケットを購入 右 チケット売り場の上の図 テレキャビンに5分乗って(動いていなかった)少し歩くと、ここの乗り場に着く チェアリフトは12分(かなり長く感じた)かかる 15分歩けば、ゴーブ湖に着く(花を見ながら写真を撮りながら歩いたので、かなり時間がかかった) |
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横に広がり、背丈5〜6cm 銀色の花 日本では見かけない・・・ |
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キク科:アザミの仲間 葉のとげが痛い! |
2〜3人でチェアリフトに2〜3人で乗る 足元はアルペンローゼのような赤い色が多い花が 雨が止み、風もなかったので助かった! |
チェアリフトの上の駅に到着 左へ進むとゴーブ湖 右へ行くコースもある BELVEDERE(ベルベデレ?)と読むのかな? |
周りは、そびえたつ岩山がずらり 稜線はガスの中 |
マメ科:カラスノエンドウに似ている |
キンポウゲ科 |
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トウダイグサ科:ノウルシに似ている トウダイグサ科の花は〈杯状花序:はいじょうかじょ)という特異な形をしている 2・3・4 細い角のようなもので囲まれている丸いものは、子房(のちに果実になる) |
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シソ科:キバナオドリコソウ・・・といった感じの花 日本では、ピンクと白色 黄花は、園芸種にある |
マメ科 |
花が閉じているが、日本では見かけないなあ・・・ |
オミナエシ科:カノコソウに似ている |
ユキノシタ科シコタンソウに似ている |
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マメ科:イワオウギの仲間かな? |
キンポウゲ科:キンバイソウの仲間かな? |
ユリ科だとは分かるが、日本の花のどれに似ているか・・・を考えると???である 一日花で、咲いているのは今日咲いた花 下段のしぼんだ花は、昨日さいた花、上段は明日咲く花・・・だって |
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右の花とは少し趣が違っているので (茎が長い・花が垂れていないものもある) 同じ科かもしれないが、違う花かもね |
グロブラリア科だって 日本にそんな科はない・・・ 花が、「まとい(纏)」のように垂れ下がった形状で ウサギの耳のように長い根生葉が特徴らしい 雨のため垂れているのかと思った |
ゴーブ湖へ向かう 右も左も珍しい花ばかりなので、 なかなか前へ進めない |
フウロソウ科 今までのフウロソウとは違って、花色が薄い・赤い筋がある |
ユリ科 あちこちでよく見かけた 背丈10〜15cm程 |
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バラ科:ハゴロモグサの仲間かな? 7枚の葉が掌状に広がり、縁が白 花は透けるような薄黄色(花びらではなく萼らしい) 背丈20cm程 |
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ゴーブ湖に着いた 水の色が薄青 遠くに見える滝の近くまで行く予定 その滝の上に、ビニュマールが見えるらしいが、 今日はガスっていて見えない |
トイレを借りてから出発 湖を左手に実ながら進む 水の透明度はかなり高い |
ベンケイソウ科 イソギンチャクが開いたような花 |
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何だろう? ゴマノハグサ科かな? |
キンポウゲ科かな? |
マメ科 花が濃い色で大きい |
一番前の赤い服がガイドのピエール氏 |
サクラソウ科 ここのサクラソウは、上へ上へと伸びていくが これは別種なのか、これから伸びていくのか?である。 |
ゴマノハグサ科:バルトシア属 日本にはない「属」 全体に毛深く、葉も花も同じ紫色なので、区別つきにくい |
ラン科:ハクサンチドリの仲間のよう 葉に斑点がある |
キク科 すらっと伸びた茎の先に花を1つつける |
湖にそそぐ川に沿って緩く登る 右も左も、花・花・花なので、なかなか前へ進まない |
リンドウ科 背丈は、5cm程で花の長径も5cm程 |
スミレ科:日本のタチツボスミレにそっくり ひげのある所も同じ |
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タヌキモ科:ムシトリスミレの仲間 湿地や岩の湿ったところに咲くのは、日本と一緒 |
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1 |
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小さな橋を渡る 1 上流からの流れ (氷河が解けた水なので、青みがかっている) 2 湖へ下っていく流れ |
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シソ科:ジュウニヒトエの仲間 |
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ランチ場所の近く マーモットがいたそうだ |
避難小屋が見える 雨が降っていたら、あの小屋の中でランチだったらしいが とても小さくて暗いので、大勢は無理 |
広い草原状のランチ場所 |
ランチはサンドイッチ これで半分(ハム・チーズが入っていた) パンはしっかり噛みごたえのある硬さ あごの運動になった |
キク科:チチコグサの仲間 ランチ後は、「花を見ながらゆっくりではなく、さっさと歩いて『ビニュマール』の見える所まで登るので ここから帰るもよし、途中から帰るもよし・・・」となったので、 一足先に出発し、花を見ながら登り、途中から下山することにした |
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上へ伸びずに、下垂れて咲いていた 日本では見かけない花 |
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ゴマノハグサ科:シオガマの仲間かな? 背丈は5cm程 |
ユキノシタ科 |
ツツジ科:スノキの仲間 |
滝が見えてきた |
サクラソウ科 上へ伸びていく |
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木の実 葉先が丸い |
木の花 葉先がとがっている |
また、グロブラリア科が現れた |
スミレ科:キバナノコマノツメの仲間 |
スイカズラ科:ニワトコの仲間 実ができていた |
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だいぶ上がってきた 滝が間近に見える |
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一足先に出発したが、 花を撮りながらだったので後続に追いつかれた |
「14:30に湖のレストランで合流しましょう」となったので、 もっと先に進むグループは、どんどん先を急ぎ ゆっくり歩くか、ここから引き返すグループとは 別行動になった もう少し登れば、 また違った花に出会えるかと期待して進んだが だんだん岩ゴロゴロが多くなって、花がなくなってきたので 引き返すことに決めた |
同じ道の引き返しも、方向が逆になるのでまたこれもよし ツツジ科:アルペンローゼの咲く川のほとりを歩く |
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引き返しグループは、計6名 それぞれのペースで下山 1人で歩いている時、目の前30cmのところを、マーモットが左から右へ走りすぎて穴の中へ その素早いことといったら! しばらく待っていたが、顔を出す気配もないので、また歩き出した |
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マメ科:ゲンゲの仲間 |
ナデシコ科:ミミナグサの仲間 |
キンポウゲ科:シナノキンバイに似ている |
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カタバミ科:ミヤマカタバミの仲間 |
マメ科 黄色とオレンジ色が華やか |
橋の傍へ来ると、カランコロンの音 羊がた〜くさんきた! |
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ゴーブ湖が近くなった ずっと遠くにレストランが見える |
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なんだろう?日本では見かけない顔 花の先にピラピラがあるのは、ヒメハギに似ているが・・・ |
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ハンニチバナ科 |
マメ科:ミヤコグサの仲間 |
レストランに到着 14:30 予定通り! でも、後続が来ない・・・ |
フウロソウ科 |
滝の上の山が少し見えてきた・・・しかし、ビニュマールは右側に見えるそうなので、残念・・・ |
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ゴーブ湖の湖畔で後続を待ちながら花の観察 キク科:デージーそっくり |
キク科 バックは、湖の水の色 |
何科の花だろう? |
オオバコ科:ミヤマクワガタの仲間 以前は、ゴマノハグサ科になっていたが・・・ |
ラン科:黄色い花とは珍しい |
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湖の向こう側にグループが見えた |
15:20 合流して、チェアリフト駅へ |
チェアリフトに乗って下山 |
麓駅に到着 ドライバーのセドリカさん 「バスが待っているよ」と、ゴンドラに乗らずに駐車場へと案内 |
ホテルに到着〜 16:35頃 |
関根さんに貰った、扁平な桃 このまま皮をむかないで食べられるって 洗ってそのままかぶりつくと、よく熟していて美味しい!! そのお手軽さが気に入って、 スーパーで度々買って食べた 日本の桃より、日持ちがして固いのにおいしい! |