天候に恵まれ展望抜群! 北霊仙山往復



6合目

北霊仙(経塚山)山頂
●場 所 滋賀県米原市・犬上郡多賀町
●標高 北霊仙山(経塚山)1040m
●山行日 2019年1月14日(月・祝日)
●多治見から
  登山口まで
JR多治見駅ーJR名古屋駅ーJR柏原駅・・・柏原コース登山口
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽、今川、白木、山崎
●コースタイム JR多治見駅
JR名古屋駅
JR柏原駅
登山口(橋)
新1合目
新2合目(二本杉)
4合目(アイゼン装着)
6合目
新8合目(谷山谷分岐)
避難小屋
北霊仙山
避難小屋(昼食)
6合目
4合目
沢(アイゼン・スパッツ洗い)
JR柏原駅

6:15発
6:56〜7:02
7:55着発
8:45〜8:50
9:07〜9:15
9:37
10:36〜10:55
11:34〜11:45
12:27〜12:30
13:04
13:15
13:24〜13:46
14:42〜14:47
15:20〜15:25
16:05〜16:15
17:07着
 周辺地図こちら  コース地図はこちら   


雪山初めての女性3人と
北霊仙山へ出かけることにした
危険な所もなく初心者にピッタリ
電車の中で、身支度もトイレも済まして
JR柏原駅着と同時に歩き始めた  7:55
振り返ると伊吹山がきれ〜いに見えた
伊吹があんなに白いなら、
霊仙山も同じくらい雪があるっていうこと
ワクワクする反面、少しドキドキ


登山届用ポストに計画書を入れ林道を歩いていると、
左上の斜面に鹿がいた
フェンスに遮られて林道へ降りれないものだから
左へ行ったり右へ行ったり右往左往していた

お尻が真っ白だったから、ニホンジカかな?
一頭だけだった



臭いのきつい養鶏所横を速足で歩いて
登山口へ(この橋の所を登山口としている)
大きな案内板がある 8:45

雪がしっかり残っている橋を渡って・・・ 
新1合目へ 9:07
ここから、いや〜なトラバースになるが
雪がそれほど凍っていないので
ノーアイゼンで行くことにする

沢の中を通って・・・

いや〜なトラバースへ
右下は、谷まで急斜面
「落っこちるとしたらここだからね」と注意喚起

所々凍ってつるっと滑るが、
一足一足慎重に足を出して・・・

新2合目(旧1合目)へ 9:37
ここからは、危険個所もないルンルン歩きになる

旧2合目からはいつものように雪が深くなった

連休の3日目とあって
踏み跡はしっかりついている
だが、今日、このコースを歩いているのは
電車利用の単独の男性と
白い車の持ち主と私たちだけ

3合目で休むつもりだったが、
陽は当たっているものの、右から吹き上げる風が冷たくて
「先に行ってるから」と風の来ない場所を探したが、適当な場所はなし

旧3合目から左側、ずっと遠くに白い山がぼんやり見えた
多治見から見慣れている御嶽の姿とそっくり
ここで御岳が見えるなんて知らなかった!
その左の白い山は、乗鞍!らしい
もっと左にある白い山は、北アルプス??

   
4合目に着いた ここから雪も深くなりそうなので、アイゼンを付けることにした  10:36
雪山に登るなら、まずチェーンアイゼンとロングスパッツを買ってね・・・と言って
買ってもらっている(買いそびれた人には6本爪アイゼン貸すことにした)
「チェーンが、少し緩い・・・」と聞いていたが、なるほど、靴底のチェーンが少したるんでいた
ぐっと引っ張り上げて履くことにして様子見とする
6本爪アイゼンは1本締めーー締め方の図を見ながら説明して装着した

右 避難小屋の左からちらっと見える伊吹山

 
さあ、出発
まだ雪は少なく、茶色の地面もあったが
凍っている場所ではアイゼンの威力発揮
滑らないので、安心して足が出せる
・・・・・・
5合目を通る夏道は、雪が多くて通行不可
尾根伝いの冬道を進んだ
冬道の出口ーー「ここは獣道です」の札がある


 
 6合目手前からは、ぐんと雪が多くなった

6合目に到着 11:34

   
尾根道を通る冬道に、
くっきりと、トレースがついている

はるか遠くの山頂(最高点)が見えた! 
 
 6合目からは、いったん下ってから登りになる
夏道にはトレースなし

 
ピークから見えた山頂  避難小屋も見える↓

避難小屋の右が、本峰  左が最高点  北霊仙山は小屋の後ろ

   
 緩いアップダウンを繰り返して
夏道を横切り、尾根にある冬道へ

だんだん、避難小屋が大きくなってくる

 
旧8合目通過 ↓

踏み跡は皆この旧8合目へ続いていて
谷山へ登る跡はなし

新8合目(谷山谷分岐) ↓ 12:27

ここで輪かんとピッケルを使っている男性に会った
輪かんもピッケルのシャフトも、木製
山道具のうんちくを聞かされた

 
いよいよ、避難小屋直下の急登になる
(旧9合目から雪も深くなり傾斜も急になる)

真っ青な空と真っ白の雪!
伊吹山も見えてきた
雲がかかってすっきりとはしていないが・・・

一歩一歩ゆっくりでも、ちゃんと前進している
尾根の左手の山

前方に避難小屋

時々、後ろも振り返ってみる

 右手に琵琶湖が見えてきた

 
避難小屋に着いた 13:04
ここで休みたいところだが、休んでしまうと山頂へ行きたくなくなる(今までの経験から)
「ここで待っています」という声もあったが、
「あと15分で行けるから」と誘い、休憩は後回しにした

 
 遠くに見える北霊仙山山頂だが、意外と近い
石灰岩のない尾根の左側にトレースもあるが、滑りやすいので避けた方がいい
実際、先行の男性が滑って前のめりなっているのを見た・・・と
いったんは、左側のトレース跡へ進みかけた二人も軌道修正して、
石灰岩の間をジグザグに進んで登り始めた
とたんに、冷たい風がびゅんびゅん吹いてきた
風が強いことは覚悟していたが、覚悟以上の冷たさと強風!

   
北霊仙山、山頂到着 13:15
吹き飛ばされそうでふらつきながらシャッターを押して・・・
 本峰方面もパチリ・・・  即下山

 
 慎重に下って・・・避難小屋へ戻る
下り始めるとともに風が弱くなってきた

 
 下りきったところで、北霊仙山山頂を振り返った

  
伊吹山の雲も取れて、どっしりとした姿になった

 避難小屋の中は風がないだけで暖かく感じられ、ほっと一息 13:24〜13:46
ポットのお湯も冷め、熱いお茶を入れてきたのに、冷たくなってしまった・・・と
ゆっくり休む余裕はなく、早々に食べ終えて出発

 
 急な下りは、一歩一歩、階段を壊さないようにしてね!と注意喚起

   
 谷山谷分岐までは下り
ここからまた登りになる

来た道と同じ道を引き返す 
  
 右手に林道を眺めながら夏道を横切り、また登りになる

 登り切ったところが、6合目上のピーク・・・
 
 ここからまた下って登り返すと・・・
  
6合目 14:42
ここからどんどん下って・・・
4合目 15:20
だんだん土の道も見え始め・・・ 快調に下って・・・
旧2合目の曲がり角へ・・・ 木の間越しに伊吹山が見えるが
なんだか白さが減ってきたみたい・・・?
そろそろアイゼンを外したいが
あのいや〜なトラバースの状態が分からないので
外せない
新2合目(二本杉)に着いた
 いや〜なトラバースは所々凍っていた

 沢に降りたところで、アイゼンとスパッツを外し
流れで泥を洗った 16:05〜16:15
足は軽くなったが、ザックが重くなった

   
 「約9時間も、よく歩いたね〜」・・・、足取りは重くもあり軽くもある・・・
  
帰りの養鶏場の臭いは、行き程強烈ではなかったので幸い
・・・・・
17:20発の電車に乗るべく、JR柏原駅を目指してひたすら歩く

あらあ〜  伊吹山が赤くなった! 17:00
日の入り前の一瞬の出来事だったようで・・
すぐ白くなってしまった! 17:03
JR柏原駅着 17:07着
電車は空いていて座ることができ、ポカポカと暖かかった!
・・・・・
スマホの記録を見ると、「歩いたキロ数 22.5km  38.395歩」だった



     


 私の記念の一枚 〈今川さんより〉
        
〜本日初めての雪山にパチリ〜
 
   
本日、チェーンアイゼンデビュー♪

 6本爪アイゼン、カッコいい!ね
☆雪道にワクワク!

   
 絶景と青空を背に
雪と青空のコントラスト最高!
 雪の結晶、凄く綺麗!
あれ?ウサギさん?

 山頂は強風で体をもっていかれそう!!でも景色は絶景、目に焼き付けようね

 
 山が、私を元気にしてくれる! 最高!霊仙岳!



 私の記念の一枚 〈山崎さんより〉
      
〜初アイゼン、初雪山登山、素晴らしかったです!〜

   
   
  
 
 
 


 私の記念の一枚 〈白木さんより〉

 
   
   
 
 
 
 
 
 



   【柏原コースで霊仙山へ(積雪期・最近の10年間)】

  2018年1月20日   2017年2月26日   2013年2月17日   2012年1月15日   2011年2月19日
                                    
  2010年1月10日   2009年1月4日

 
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