雪を楽しむなら柏原コース 北霊仙往復



北霊仙(経塚山)山頂
●場 所 滋賀県米原市・犬上郡多賀町
●標高 北霊仙山(経塚山)1040m
●山行日 2018年1月20日(土)
●多治見から
  登山口まで
JR多治見駅ーJR名古屋駅ーJR柏原駅・・・柏原コース登山口
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽
●コースタイム JR多治見駅
JR名古屋駅
JR柏原駅
登山口(橋)
新1合目
4合目
6合目
旧8合目
谷山谷分岐
避難小屋
北霊仙山
避難小屋
4合目
登山口(橋)
JR柏原駅

6:15
6:56〜7:02
7:55着発
8:35
9:00〜9:10
10:30
11:20
12:02
12:00〜12:10
12:50〜12:55
13:06
13:10頃〜13:25
15:21
16:36
17:15着
 周辺地図こちら     


JR柏原駅で、大勢の山姿のグループが降りた
トイレの前も長蛇の列
巻き込まれては大変と、即、出発
幸い、車内で身支度は完了していた

このコースは、醒ヶ井養鱒場からの
榑ケ畑コースと比べると、とても長い
積雪期は、山頂まで行けないことも度々

13:30を目処に下山するつもりで
行ける所まで、どんどん歩くことにした


この橋を、登山口としている
ここまで雪は全くなし




おやまあ、倒木が道を塞いでいた
潜ったり、跨いだりして進む  雪も出てきた

新1合目
ここから谷を渡ってトラバースに入ると
凍った雪が残り、いつも冷や冷やハラハラさせられる
狭い登山道でアイゼンを着けることはできないので
今のうちに・・・と思い、チェーンアイゼンを着けた

これが、冷や冷やハラハラの場所
右は深い谷
今日は、アイゼンが必要ないほどの
雪の硬さだった

この足跡は、カモシカ?ニホンジカ?
蹄がある

今年の冬は大雪だったのだろうか、
倒木がまた現れた
蹄の跡をたどって右から回り込んだ

新2合目(旧1合目)  2本杉は、大丈夫だった
雪は少なくなったが、また尾根へ出れば深くなるだろうと、チェ―ンアイゼンを着けたまま歩いて行くと・・・

尾根は、雪なし状態!
邪魔なチェーンアイゼンを外した

旧2合目
この曲がり角から、いつものように雪が深くなった
それも、少しの間だけで・・・

まるで3月か4月の春山風
旧3合目で

4合目の避難小屋へは
雪を避けて裏から回り込んだ

4合目からも春山のような尾根歩き

ここまでノーアイゼン

傾斜がきつくなり、雪の量も増えたので、再びチェーンアイゼン装着
紐なしのゴム製なので、引っ張りながらするりと履ける

 6合目手前からは、深い雪になった
12本爪アイゼンと、ノーアイゼンの2種類の足跡が続いている  大きいので、多分男性
人が通った後なら、沈まないだろうと思ったが、そううまくはいかなかった
時々、ずぶり!と潜ってしまうので、足を引き抜くのに苦労する

 
 6合目  ここからいったん少し下ってから、登り返す

 
 登り返した地点から、6合目を振り返る

 
この辺りで、夏道は右手へと降りていくが、勿論今の時期、尾根の冬道を歩く
この頃はまだ、遠景が楽しめた

 
 この尾根伝いに進むのが冬道  11:27  駅から3時間半
積雪期は、ここを引き返し地点にすることが何回もあった
でも、まだ時間の余裕があるので前進

 
 
 ずっと向こうに見えるのが、今日の目的地北霊仙山(経塚山ともいう)
うっすらと、避難小屋も見える その後ろは北霊仙山(下の画像)

   
 尾根は、左が白、右が茶色と分かれている

緑色の苔が付いている石灰岩地帯になったら
右や正面の尾根に行かないよう、要注意

   
 「石灰岩のピークに出たら、左折」が正しいルート
「990」の数字を覚えておこう

「霊仙山へ」なんて標識は一つもない
とにかく、尾根を外さないように歩いていくと、
夏道と合流する(と思われる)場所に
こんなテープがあるだけ

   
 ここにもテープがあった

いつもなら、雪の深い旧8合目を避けて
谷山を目指して登っていくのだが、
雪が少なさそうだったので、谷へ降りることにした

ここが、旧8合目
12本爪もノーアイゼンもこのルートを選んだよう
所々にある赤テープを確認しながら
トラバース気味に歩く

 
   
 新8合目(谷山谷分岐) 12:00
避難小屋への登りに、チェーンアイゼンでは心もとないので
ここで8本爪アイゼンに履き替えた
さすが、爪が長いだけあって足取りの不安が解消できた

  
雪面には、ぼこぼこと大穴が幾つもあいている
その大穴を避けて、足を置くとしても、ズブリかセーフか予想が付かない
いっそのこと、大穴に足を入れてしまった方が安全かも・・・と思ったが、
何しろ深い穴なので、これまた降りるにしても引き上げるにしても、苦労させられた

ここを登り終えると、避難小屋は間近い
遠くに見えるのは霊仙最高点

   
避難小屋  中に人が要るらしく声が聞こえる
アイゼンを着けたままでは入れない
ザックをここに置いて、空身で登るつもり
風が強くなってきたので
雨具の上を着込んで出発  12:40〜12:50

北霊仙山頂 13:06
以前、アイゼンを履いたまま登頂した記憶があるので
そのまま登り始めると、雪は全くなし
石灰岩のゴロゴロ・ガラガラの登りなので
途中でアイゼンを外してデポ
風は強い・寒い・視界なしなので、即下山

避難小屋で休憩 他5名と
皆、榑ケ畑から登ってきたとか
「アイゼンは着けましたか?」と聞くと
「全然。どろどろの道でした」という返事

  
 先は長い  早々に出発 13:25
小屋の周りには雪がないので、雪のある所までアイゼンを手に提げて下り
綺麗な雪の上で、8本爪を着ける
これで下りも安心
またまた、ズブリズブリを繰り返しながら下る
辺りは、ますますガスってきた

   
 どんどん下って、谷山谷分岐へ

木の根元には、「根回り穴」

   
 旧8合目 2枚とも同じ場所
谷山への上り下りがないので、谷山谷分岐から10分という近さ

   
 この赤い目印が、冬道への分岐の合図
尾根を外さないように歩く
「990」に出た
ここから右折

 
   
 苔の付いた石灰岩のピークが
「尾根まちがい」をしないためのポイント

 夏道との合流  そしてまた冬道へ(右の尾根)

   
 6合目 14:42
少し前から、スノーシューなどの踏み跡が
入り乱れてきた
多分、柏原の駅で見かけた
大人数グループらしい
彼らは、6合目上で引き返したらしい

 ここで8本爪アイゼンを外し、枯葉の積もる道へ

   
 4合目  この足跡の数、20人くらいか  15:21

 新2合目  15:54
明るいうちに山から出たい・・・の思いで急ぐ

  
嫌なトラバースは雪が溶けて、ノーアイゼンで通れた
新1合目 16:17

 
 残照に照らされる伊吹山  雪が少ない・・・

 
登山口  16:36
柏原駅発、17:20の列車がある  45分あれば、急いだら間に合いそう
速足で急ぐ

 
発車5分前に着いた
プラットホームから見た伊吹山
こんな雪では、登頂意欲がわかないなあ・・・




・・・・・・・・・・・・・・・

積雪期(柏原駅から)の霊仙山   なかなか山頂へは行けない

2017/2/26 柏原駅〜醒ヶ井養鱒場まで縦走

2013/2/17 北霊仙へ

2012/1/15 会山行で6合目まで

2011/2/19 北霊仙山へ  

2010/1/10 4合目まで 

2009/1/4 6合目上まで

2008/2/11 谷山まで

2007/1/20 ぐるっと回って醒ヶ井へ下山

2006/2/25 6合目上まで

2005/1/22(公開山行下見) 6合目まで

2005/2/26 公開山行で北霊仙山へ



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