東北の山:七座を登る D 秋田駒ケ岳
     
〜駒ヶ岳8合目から  国見温泉へ〜



秋田駒ケ岳山頂


ここから急下降の始まり

女岳
●場 所 秋田県・岩手県
●標高 秋田駒ケ岳 1637m 
●山行日 2020年10月18日(日)
  *10/14〜10/21間の5日目
●参加者 丹羽(西遊旅行のツアーで) 他11名・添乗員2名
●コースタイム        1日目 10/14(水) いわかがみ平〜栗駒山〜産沼〜須川温泉
2日目 10/15(木) 小田越〜早池峰山往復
3日目 10/16(金) 馬返し〜岩手山〜焼走り 
4日目 10/17(土) 
八幡平登山口〜八幡平〜源太森〜黒谷地登山口 
5日目 10/18(日) 
森山荘
シャトル便発着所
8合目(P)
片倉岳
阿弥陀池
秋田駒山頂
男岳鞍部
男岳分岐
駒池
大焼砂・横岳分岐
横長根
国見温泉

7:25発
8:13(時間待ち)
8:50〜9:05
9:38〜9:45
10:22〜10:37
10:53〜11:15
11:56
12:30〜12:44
12:45
13:10
13:50〜14:02
15:00
6日目 10/19(月)  十和田湖観光〜蔦六沼 
7日目 10/20(火)  ロープウェイ゚駅〜八甲田山〜酸ケ湯温泉 
8日目 10/21(水)  8合目〜岩木山往復 
  周辺地図こちら 


6:15
丁度朝日が昇った
ここを降りていくと、露天風呂

正面と右側が宿泊棟

朝食は食堂で


ここをクリックすると大きく見えます
黄葉・紅葉が燃えるように鮮やか〜

森山荘の食堂(左側、崖の上)
 
 ここが登山口
これから登っていく人がいた
我々は、8合目までバスで登り、
ここへ降りてくる

 
 8合目の駐車場までは
細くてくねくね道

車の行き違いが大変なので
シャトルバスの後にくっついて登るという算段

  
 8合目の駐車場に到着 8:55
正面が秋田駒らしい
(後で分かったが、見えているのは男岳)

 
 「丹羽さん」と声を掛けられた
一昨年、スペインで後半の20日間を
ファミリーのようにして一緒に歩いた男性だった
(といっても、私は肩を並べて歩けるスピードではないので
別々に歩いて宿で一緒になる・・・というスタイルだったが)
彼は単独で、車やテントで寝泊まりして
東北の山を歩きに来た・・・と

   
  トイレと体操を済ましてから出発 9:05

 
 8合目の駐車場が小さくなった

 
遠くの山も展望できるようになった

 
片倉岳 9:38着
つい懐かしさで話が弾んでしまったが
よく考えてみれば私はツアーの一員
彼は部外者になる
ここから、サブリーダーの後ろを歩いてもらうことになった

左手に見える山が、これから登頂する
男女岳(おなめだけ)
9:45発

 
 右手に見えるのは田沢湖

 
 男女岳(おなめだけ)へは、
阿弥陀池から登るので、
まずは阿弥陀池へ

 
↑ 男女岳(おなめだけ)を回り込むようにして歩く

 
右手のゴツゴツした山が男岳
 
男女岳(おなめだけ)を
登っている人影が見えるようになった

 
 阿弥陀池と避難小屋が見えてきた
水はちょっぴり

 
寒さを避けて避難小屋の陰で休憩後、
山頂を目指して出発
10:37

 
 登りの途中、後ろを振り返ると、
阿弥陀池と、その周りを囲む木道が見えた

 
 階段の多い道を登って、山頂着 10:54
1637.1m

 
 山頂からの展望-1
さっきまで休憩していた
阿弥陀池と避難小屋

 
山頂からの展望-2
正面に見える鞍部の奥は、女岳 1513m

↑ 鞍部を歩く登山者が小さく見えた

 
 さあ、下山 11:15
避難小屋でランチ休憩の予定

 
 冷たい風を避けて休憩
スペイン巡礼ファミリーの男性とは
ここでお別れ
彼は、ぐるっと回って、駐車場まで戻り
また明日から東北の旅を続ける・・・と

さあ、出発
水の少ない阿弥陀池の周りの木道を歩いて
男岳との鞍部に登った ↓
 
 ここが鞍部 11:56

↓ こちらは、反対側の横岳方面 
 
 鞍部からは急な下りで
足元は不安定・落石危険地帯なので
「カメラ禁止」のお触れが出た

 
 鞍部からここまで約20分
やっと傾斜が緩くなったので、
カメラ禁止令が解かれた

 
 上を見上げても、
さっきの緊迫感は再体験できず・・・

 
下は、平らな緑の笹原が広がっているだけ
危険地帯は終了

 
↑ 女岳の斜面で赤いものがチラチラ
火山の火口?

 
  ↑ 男岳から降りてくるパーティーがあった
ここで合流して、追い越していった

 
 たらたらの木道を歩いて・・・
   
 駒池へ 12:45

 
 後ろを振り返ると・・・

左に女岳、正面に男岳が見えた
急な下りの場所はガスの中で見えず・・・

 
「かたがり泉水」標識
この辺り、夏には高山植物が咲き乱れるとか

 
 左手の稜線を見上げると、
黒っぽい砂状の斜面

 
 
木道はどこまでも続き・・・ 
 
 両側が黒っぽい砂地になった

 
 前方右に、これから下っていく尾根と
その下は
丁度、お盆の底のように平らな草原が広がっていた

 
 この黒っぽい砂地に、コマクサが咲くらしい

 
 右手に田沢湖がぼ〜んやり

 
 
 
 ↑ ここで横岳からの道と合流
標識には、薄れた字で
コマクサやチングルマの群生があることが
書かれていた(それも漢字で)

 
 少し離れた場所の標識には
「大焼砂 横岳1.2km 国見温泉3.1km」の文字

 
たらたらの稜線をどんどん歩く

 
 右手に、女岳が大きくどっしり〜
山頂付近の白いものは、噴煙?

 
 前方には、これから進んでいく尾根(横尾根)が見える
まさに、名前通りの「横に長い尾根」

 
ここをクリックすると大きく見えます
 ツツジの紅葉に縁どられた女岳

 
 山頂のへこみがよく分かる女岳

 
ここをクリックすると大きく見えます
 リーダーより、「ブナの実のお話」を聞く
幹の細さからすると、まだ若いブナ
実も小さい
熊は、こんな小さい実をおなか一杯食べるには
どれだけ食べたらいいんだろう・・・?と思えるほど

   
 「横長根」はここで終わり、
ここから南への下りになる

休憩 13:50〜14:02

 さあ、出発
 
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 リーダーは木に詳しい
赤くなる葉っぱについてのお話を聞いた

 オオカメノキ:レンプクソウ科
葉っぱも実も赤くなる
 
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 黄葉・紅葉のトンネル〜 14:53
麓の旅館が見えてきた


ここをクリックすると大きく見えます
 
 
ここをクリックすると大きく見えます
 15時近くなると日が傾いて
鮮やかさが渋さに変わってきた

  
 登山口に到着〜 15:00
昨日泊った宿のまん前に降りてきた

体操をしていると雨がパラパラ・・・
なんてラッキー
歩いている間は、一滴も降らなかった

トイレをお借りしてバスに乗り
今日の宿「乳頭温泉郷:大釜温泉」へ

   
大釜温泉 16:10着

 
夕食 18:00
毎日、夕食前は検温と、
体調を用紙に記入することになっている


   次の日(十和田湖遊覧と蔦六散策)へ続く

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