雨の多かった今年の夏・・・やっと北アルプスの山へ

         爺ケ岳 & 立山 
                                   
 

   
  4日目 9/29 (木)



別山


剱岳


真砂岳


富士ノ折立


大汝山


雄山

●場 所 立山=富山県立山町
●標高 別山 2874m 別山北峰 2880m 
真砂岳 2861m 富士ノ折立肩 2970m 
大汝山 3015m 雄山 2991.8m   
●コースタイム
1日目 9/26(月) 
柏原新道登山口
冷池山荘着(泊)

7:09~7:14
16:17

2日目 9/27(火)  
冷池山荘
種池山荘(泊)

5:54発
10:01着

3日目 9/28(水) 
種池山荘
柏原新道登山口
 扇沢駅
 室堂ターミナル
 雷鳥沢ヒュッテ

6:06発
10:04着
11:14着~11:30発
13:10着
14:35頃着

4日目 9/29 (木)
雷鳥沢ヒュッテ
劔御前小舎
別山
別山北峰
別山
真砂岳
富士ノ折立肩
大汝山休憩所
雄山
一の越山荘
室堂ターミナル
美女平
立山駅
電鉄富山
JR富山駅
JR金沢駅
JR米原駅
JR名古屋駅

JR多治見駅

6:06発
8:43~8:50
9:41~9:45
9:53
10:16
11:28
12:42
13:00~13:05
13:30
14:31
15:35~16:00
16:50~17:00
17:07~17:30
18:35着
19:15発
19:37~20:06
22:01~22:11
22:34~22:56
23:38着

  室堂周辺地図はこちら  

 地理院地図はこちら
  

                               
         

 3時頃外を見ると満天の星
稜線近くには、剱御前小屋らしい灯りも見えた

昨日の下りの石畳で2回もズデ~ンと転んで
お尻・左右の上腕・右肘・手のひらなどが
黒く内出血しているし、
さらに、滑るまいと膝に力を入れて下ってきたので
膝、特に左膝が痛くなっていたが
こんなにいい天気なんだから
痛み止めを飲んででもぐるっと歩いてこようと決心した

朝食は6時からの予定だったが、
それまでにパッキングを終えて
ザックを玄関まで下ろしてしまおうと思った

6時より早く準備ができたようで、朝食始まりは5:42
お陰で出発が早くなった

 
 ↑ 雷鳥沢ヒュッテの玄関先
ぐるっと回って、16時発の高原バスに乗りたい
そのバスに乗れば、今日中に家に帰れる
6時発として、10時間あれば、間に合うはず・・・と計算した

 
 雷鳥沢ヒュッテ 6:11発
昨日は真っ白いガスと雨の中を
室堂ターミナルから歩いてきた

このヒュッテの建物の後ろや横を見ていると
壁ははがれ、窓ガラスはあるのかないのか?

本当に営業してるのかも分からないほどの佇まいだった

よく見ると廃墟のような部屋がずら~っと並んでいた
電気がついているのを見て、廃屋ではないと分かったほど

(カメラはずぶ濡れにならないよう、ザックの中にしまい込んでいたので
証拠写真は無し・・・)

室堂ターミナルから40分かかると案内に書いてあったが
種池山荘から下りてきた身には、長~く感じられた

 
 ヒュッテのすぐ横は、「地獄谷」
噴気があちこちで上がっていた

昨日は真っ白で、なあ~んにも見えなかった場所

 
 さあ、まずはテント場を目指そう

 
  ヒュッテから、石畳のようなきれいな道(遊歩道だって)が
テント場の方へとずっと続いていた

歩きやすいように見えたが、
濡れた石が滑るので、神経を使った

 
 後ろを振り返る
左の白っぽい建物が「雷鳥沢ヒュッテ」
右がお隣の「ロッジ立山連峰」 
こちらはうんときれいな建物

そもそも、「雷鳥沢ヒュッテ」を選んだ理由は、
剱御前小舎へ登り、別山~真砂岳~富士ノ折立~大汝山~雄山を
縦走して、ゴールを室堂ターミナルにしたかったので、
昨日のうちにできるだけスタート地点近くへ
行っておきたかったから
また、22年前に利用したことのあるヒュッテに
親近感を覚えたからである

 
 あの山だけ、朝が来てる~
左は、「ロッジ立山連峰」

 
 後ろを振り返ると、
中央にある横長の建物は、「雷鳥荘」のよう
その左は?
とにかく昨日はガスで真っ白で、雨に降られ
周りを見回す余裕がなかったので、
分からない・・・

 
 テント場に着いた 6:28
左の建物は、野営場管理所

 
 テント場の中を突っ切って、ここから左折

 
 眼下に川が見えた 「称名川」  水は少ない
あの橋を渡るんだね

橋を渡ろうと足を置くと、つるっと滑った
霜が降りたらしい
怖~!!
ストックも角度によっては滑るので
1歩1歩慎重にも慎重に・・・
橋の下は水が少ないといっても川は川
水が無くても高い所から落ちれば、怪我は必至
ここで怪我はしたくない

 
 慎重に橋を渡ると、標識 6:34
左 大日岳・剱御前方面
右 一ノ越方面
左折する (そっかあ、以前は、大日からここへ下りてきたんだ)

 
 
 後ろを振り返ると、2人パ-ティーの姿が見えた

どこへ行くのだろう?
大日?剱?

 
 剱御前はここを右折 6:37
赤ペンキの大きな文字で「ゴゼン」と書いてあった

直進は、大日方面

 
 こんな石・岩ゴロゴロが登山道?

 
 ナナカマドの仲間:バラ科
赤い実と緑の葉っぱのコントラスト
思わずパチリ

 
 あの山の稜線まで登るんだね

 
 後ろを振り返ると・・・ 6:46
朝がだんだん広がっていく~

 
 前方は、まだまだ日の出前

白く見えるのは雪のようだが雪ではない
白いザレ

 
 砂利道風になってきた

前方は朝が来たようである

 
 風が吹いてきて冷たい
ベストを着、帽子もかぶることにした 7:03

その間に後ろからの2人に追い越された

 
 ↑ 右後ろを見下ろすと、
地獄谷の噴気と雷鳥沢ヒュッテが見えた ↓
 
 ↑ 雷鳥沢ヒュッテ
あそこから歩いてきた

 
 ↑ 左上の方に、室堂ターミナルも見える ↓

昨日は真っ白でなあ~んにも見えなかった
こんな景色だったんだね

天気がよければ、ゆっくり楽しめたのに・・・

 
 ジグザグに登っていく
振り返ると、大日ケ岳方面が低くなってきた

 
 中央の白い所が「地獄谷」

そしてその手前に、「雷鳥沢ヒュッテ」と「ロッジ立山連峰」
左奥に「室堂ターミナル」

さっき追い越された2人組が休んでいたので
今度は私が追い抜き~

そしてまた追い越されて、急な斜面を登ると・・・
 
 ↑ 「剱御前小舎」に着いた 2792m 8:43
この小舎の灯が見えたんだ
「雷鳥沢ヒュッテ」から、約2時間半

体力と時間があれば剱御前にも登れるが
今日はどうしても16時発のバスに乗らないと
家に帰れないので、パス

 
 「新室堂乗越の」標識

ここにはきれいなトイレがあった
小銭とペーパーを用意したが、必要なかった
洋式トイレもあり、膝の痛い私にとっては
とても有り難かった・・・

10分ほど休憩して、出発 8:54

さっきの2人組は剱沢へ下りていくようだった

以前、剱岳へ登った時は、「雷鳥沢ヒュッテ」~「一の越山荘」~
「雄山」~「富士ノ折立」~「大汝山」~「真砂岳」~「剱御前小舎」まで来て、
ここから「剱沢小屋」へ下りたと、記録に残っているが、
ガスガスで真っ白だったことしか覚えていない・・・

 
 今日は打って変わった素晴らしい天気! 
好運に感謝!

 
 すぐ分岐があった 8:55
ここから左へ行くと、「剱沢」 
ここを右へ登っていくと、別山・雄山方面
まったく記憶に残っていない・・・

 
 正面のゴツゴツ山が、「剱岳」

「剱沢」へ下りていく道も見えている

 
 少し上がると、眼下に剱御前小舎が見えた
奥の白い建物がきれいなトイレ

真っ直ぐ登っていく道は、剱御前へ

 
 稜線歩きとなった
天気が良いので、左は剱・右は室堂平がよ~く見える

尾根道は左へ回り込むようになって真砂岳へ続く

 
 正面の小さなゴツゴツはあるものの
台形型になっている所は、富士の折立・大汝山・雄山の連なりだろうか

そして、いったん下ってまた登り返したところが浄土山だろうね

 
 
 右下を見ると、白い室堂ターミナルの建物が見えた

   
 左 立山の道標はこんな感じ
山名と、小屋とトイレの図と、アルファベットと数字だけ
ちょっとこれだけじゃあね・・・

右 そのそばにもう1枚の道標
こちらは、日本語と、英語と韓国語
残雪期は、トラバースは危険の文字があるだけ

登山者も多い山なのに、もう一工夫が欲しいなあ・・・・・・

 
 別山に着いた 9:41
立派なお社があった

 
 目の前はど~んと剱岳!

 
剱岳の左に見えるのは、日本海だよね!
 
 
下を覗き込むと剱沢小屋が見える
そして、剱岳への登り道もはっきり見える

ここで私は大ポカミスをしてしまった!
お社の後ろにあった標識の1つは壊れて棒だけが立っていた 
もう一つは倒れていた ↓
   
↑左 壊れた標識と倒れていた標識
右 「左が剣御前(さっきの所)右へ行くと雄山」となったいたので
休憩後、何のためらいもなく右に見える小高い山の方へと
進んで行ってしまった ↓ 
  
 
 ↑ この山を越してどんどん行けば、
雄山へ行けると思ってしまった!

 
 「キケン通行止め」・・・この注意書き確認したが
私が進む方向ではなく、少々左に寄っていたので
真っ直ぐならいいはずと思い、急な坂を下り始めた

最初は靴跡があるので大丈夫と思ったが
主稜線にしては登山道がはっきりしない!?と思い
近くで景色を眺めていたカップルに、
「こっちは登山道ではないのですか?」と、
トンマなことを聞いてしまった(お恥ずかしい・・・)

地図を見たりスマホを見たりすれば分かることなのに
急坂だったので面倒がったこともあるし、
真っ直ぐ=OKと思い込んでいるので
まるっきり方向が違っていることに気づかなかった

そのカップルに、「雄山はあっちですよ」・・・と
さっき休んでいたお社から左へ行くようにと言われた ↓
 
 ↑ 広い稜線を緩く登って、お社まで戻ると
なんと、その横に白いロープがあった!
ずっと下に向かって張ってあることに
気が付火なかったのである

さっきは、そのすぐ横を通っていたのに、
「真っ直ぐ進む」・・・と思い込んでいたので
目に入らなかったらしい・・・

 
 ↑ こちらが、雄山方面 10:16
地図で確かめると、剱御前小舎から来る稜線と
ほぼ直角に右へ下りていかなければならなかった!

この間の時間のロス、約35分!

 
 こんな時よく事故を起こす
落ち着て落ち着いて・・・と自分に言い聞かせ、
岩ゴロゴロの急な下りを、1歩1歩下りて行った

↑ 半分ほど下りてから、別山山頂を見上げてパチリ

 
 下り着いた所に、この特徴ある標識 10:32
長い時間下っていたように思えたが
下り始めてからたったの15分だった

ここが「別山乗越」ということかな?
それとも別山乗越へ行くということかな?

 
 これから進む方向は、なだらかな稜線歩きのようで
ホッと緊張が解けた

 
 ↑ 別山山頂と、稜線を歩く人影が小さく見えた

 
 稜線の右側からは、
地獄谷と雷鳥沢ヒュッテとロッジ立山連峰と
剱御前小舎へ登ってきた登山道や室堂ターミナルが見下ろせた

 
 これから進んでいく遠くの稜線を見ていると
小さな人影が並んでいた ↓

その下には、巻き道も見える

 
 なだらかな稜線が続いている

 
 また例の標識が出てきた 11:14
斜め下は、富士の折立へ
真っ直ぐは、内蔵助山荘へ

??? どういうこと?
説明不足で分かりにくい!
地理院地図を出して調べた

斜め下は、いったん稜線から外れ、真砂岳を通らないで
富士の折立へ行く・・・という意味だと分かった

真っ直ぐは内蔵助山荘へ?
内蔵助山荘・真砂岳と書くのが正しいのではないかと思った

すぐそばに手書きの地図あるが、
実線と点線と小屋のマークだけで、他の文字が無い!
(もともとはあったかもしれないが薄れて消えてしまったのかも)

今までいろいろな山に登ってきたが、
こんなに不親切な標識は初めて

辺鄙な山でもないし、こんなに人通りが多い山なのに・・・

 
 すぐ、今度はタイプの違う標識 11:20
文字は小さいし、はっきり見えない
かろうじてわかるのは、真っ直ぐ行くと雄山へ
今まで歩いてきた方は、別山とだけは読み取れた
で、ここから直角に進むとどこへ行くか?
文字が読めない・・・!

地理院地図を見ると、
この道が内蔵助山荘へ行く道だと分かった

 
 少し登ると左下に赤い屋根が見えた 11:25
あれが内蔵助山荘だろうと見当をつけた

 
 そして、真砂岳山頂に着いた 11:28
2861m

 
 また、たらたらの稜線歩きが始まった

前方の険しい山が、富士ノ折立らしい

 
 
 右側は相変わらず室堂平
中央に見える室堂ターミナルから、
白いくねくね道が続いている
下山後、バスに乗って行く立山有料道路らしい
↑ 大きな池は、ミクリガ池かな?

 
 ↑ 右側の高い山は、手前が奥大日で、その向こうが大日岳かな?
 
 ↑ そして、雷鳥沢ヒュッテとロッジ立山連峰と
テント場が見下ろされた

 
 また例の分かりにくい道標 11:37
そして近くには、文字がない手書きの表示板 ↓
 
 ↑ なんともはや・・・

 
 また、例の標識があった 11:39
この標識のすぐそばに人がいたので
じっくり見ることができなかったため
雷鳥沢へ下りる(大走り)コース分岐を勘違いしてしまった

尾根伝いに行くはずが、緩く下っていくので
おかしい・おかしいと思いながら歩いて行くと、
上から下りてくる人がいた ↓
 
 ああ、あそこから登りになるんだと思ってホッとした

すれ違いの人を避けながら、ザレザレ道を登ると・・・
 
 ↑ またこの標識 11:56
丁度、鞍部に立っていた

稜線伝いに真砂岳へ登っていく人
大走りで雷鳥沢へ下る人がここで分かれていた

さっきの標識、人がいても遠慮しないで
しっかり確認するべきだった

 
 さあ、ここから富士ノ折立まで急登が始まる 12:00
以前の記憶が全くないので、(22年前はここを下りてきている)
初めての山に感じた

見上げると細くて急な稜線歩きに感じたが
歩いてみれば、幅もしっかりしていて
出だしは、急!というわけではなかった

 
 登りの途中、後ろを振り返ると、
稜線を歩いているグループが見えた
赤い屋根の内蔵助山荘も小さく見えた

 
 また、後ろを振り返ると、大きな雪渓が残っていた
稜線歩きと、巻き道と、どっちが楽だったんだろう・・・
などと考えながら歩いていた

 
 わあ~!上から大勢の人が下りてきた
「休んでいますから、どうぞ下りてきてください」と言うと、
「26人です」だって

その他に、この団体を追い越す人もいたので、
結局、30人以上が通過するまで待っていた

 
 最後は、急な登りが続いて、富士ノ折立の肩に到着 12:42
2999mの山頂は、急な岩登り
ザックを置いて登る人が殆んど ↓
 
 私は、バスの時間に遅れるわけにはいかないので、パス

 
 次は大汝山
この肩から、約15分で着くらしい
 
 ↑ 見上げると、大汝山休憩所が見えていた
そのすぐ上が3015mの山頂

 
 黄色い矢印に導かれ、岩ゴロゴロの道を進んで行った

 
 大汝休憩所横で休憩 13:00
約5分後に出発
休憩は、大体いつもそのくらいの時間
長く休むことは無い

 
 これはまた古い道標 13:02
でも、分かりやすい

 
 そして、山頂への道を示す赤字

16時発のバスに乗ることが最優先なので
山頂はパス
ほんの数メートルなので、登ったことにしよう

 
 大汝山から下る途中左側を見下ろすと
黒部湖が見えた

 
 大岩ゴロゴロ地帯を黄色い矢印に導かれてのアップダウン

 
 左上に、雄山神社 峰本社 3003mが見えた
ガスも出てきた

     
 峰本社が見えても、すぐには到達しない
岩ゴロゴロの急な道を登って、
やっと大きな鳥居の下に出た ↓  13:27

 
 鳥居の奥の岩の上に峰本社がある

 
 鳥居の足元には、「大汝山方面縦走路」の標識

 
 社務所前には、大勢の人が休んでいた

 
 ガスが出てきて、ぼ~んやりし始めた

 
 中央の白っぽい所は、ミクリガ池と、ミドリ池
左の方に見える白い道は、一の越山荘から続く石畳の遊歩道

 
 社務所前から、峰本社を振り仰ぐ

 
 社務所は、
「九月二十五日を以って本年のご祈祷を終了致します。
ご朱印・お守りの授与等は九月末日まで社務所にて対応致します。」だって

 
 ここが降り口
前方は、浄土山方面

 
 降り口のすぐ横に、一等三角点と ↑
その説明板 ↓
 
 ↑ 「北緯 36度34分21.2秒
    東経 137度37分02.9秒
  標高  2991.6m」

 
 さあ、下りよう 13:37
黄色は下り 赤色は登りに分けてあるようだった

 
 あの白い細い線(遊歩道)まで下りなければいけない

 
 崩れる寸前の小さいお社 13:43

 
 こんなにべたべた黄色いペンキ付けなくても・・・と思うのだが

 
 急で、ガラガラして歩きにくい道
こんなに急だった?
まったく記憶に残っていない・・・

 
 三ノ越 の文字 14:00
ホント歩きにくい道!

 
 前方で人だかり・・・
なんだろうと思ったら雷鳥の親子だった
すぐそばに人がいても、全く動じない

 
 下の方に赤い屋根が見えた
一の越山荘

あそこまでは、こんな急でガラガラの斜面歩きが続く

 
一の越山荘に着いた 14:31

さあ、ここからはらっく楽な遊歩道歩きだ・・・と喜んでいたが
大違いだった!

 
 例の道標 14:38
素っ気ない文字だけ
何キロとも、何分とも書いてない

 
 この遊歩道の石畳
今日は晴れているからまだましだが、
雨に濡れると滑りやすくなって、大いに緊張させられる

 
 ずう~っと上に、一の越山荘の建物が見える ↑ ↓
 
↑ この一の越山荘に泊ったことがある
1991/7/27、室堂ターミナルからここまで歩いてきて泊った
悪天候のため、停滞をしている登山者たちでいっぱいで
廊下に寝た記憶がある

そして、山荘出発後すぐ(40分後)に転倒した
結果、腎臓を打って
五色ヶ原までは痛みを我慢して歩いたが
救急船で黒部ダムへ
そして救急車で信濃大町の病院へ運ばれ
2週間入院することになった曰く付きの山荘である

その時お世話になった五色ヶ原山荘へ4年後再び訪れた
その時はこの山荘には泊まらなかった

 
 祓堂 14:49通過
石畳は膝にくる・・・
とうとう我慢できなくなって、痛み止めの薬を飲んだ
お陰で痛みが和らいで、バスに間に合った

 
 まだまだ続く・・・

 
 ナナカマドの仲間

 
 室堂山荘が見えた
あと少し・・・

 
 
 この女性、もうすぐ一の越山荘・・・という頃に
追い抜いたのだが、裸足だった!
「靴が壊れてしまったのですか?」と、思わず聞いたのだが
「いいえ、この方がいいのです」とケロッとしていた
そんなあ~、あんな石ゴロゴロや、岩々の道を裸足で?
・・・と、信じられなかったが、
この石畳道では、私を追い越して
すいすいと歩いて行った

 
 室堂山荘に到着~ 15:21

 
歩いてきた道を振り返って見あげてみた
左のピークに雄山
そこから下りてきた鞍部に、一の越山荘
そして、延々と続いていた石畳の遊歩道

よく歩いた~!

 
  ↑ ガスでぼんやりしているが
雄山の社務所も小さく見えている

 
 ↑ こっちは、剱御前小舎へ登って行った方面

 
 室堂ターミナルまで、もうすぐ 15:27

 
 着いた~ 15:35

 
 階段を下りてバス乗り場へ
既にたくさんのお客が並んでいた
間に合ってよかった~

きっちり16時発

 
 バスの中からパチリ

 
 美女平 16:50着
ここでケーブルカーに乗り換え

 
 ケーブルカーは、スイスと違って
座席と座席の間が狭くて窮屈~
17:00発で立山駅へ 

 
 立山からは、17:30発の富山電鉄のワンマンカーに乗って
富山駅へ 18:35着

下調べをしておいた通り、
JRに乗り換え、トントン拍子で多治見に23:38着

疲れた~


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